今津 邦智 · 古田 裕幸 · 菅原 賢 · 中田 恭子 · 胡田 正彦 · 高岡 正宣
血液毒性(Grade4注)の血小板減少、リンパ球減少、貧血又はGrade3注)以上の好中球減少)又はGrade3注)以上の非血液毒性(脱毛症又はGrade3注)の悪心・嘔吐、下痢及び疲労を除く)に該当する副作用が発現した場合には、回復するまで本剤を休薬してください。休薬後に投与を再開する場合には、本剤による有益性と 危険性を慎重に検討した上で下表を目安として減量等を考慮してください。なお、再び副作用が発現し、休薬後に投与を再開する場合には、下表を目安として本剤を減量又は投与中止してください。
注)NCI-CTCAE v4.0
○この薬には併用してはいけない薬[ジスルフィラム(ノックビン)、シアナミド
メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。
高度催吐性リスクに対しては、上記に示したように投与初日には、デキサメタゾン12mg (注射薬9.9mg) にする。また、遅発期の悪心・嘔吐に対して、2~4日目にデキサメタゾン8mgを経口投与する (図3A)。
中等度催吐性リスクに対しては、アプレピタント併用例でデキサメタゾン6mg (注射薬4.95mg) を投与し、遅発期の悪心・嘔吐に対して、2~4日目にデキサメタゾン4mgを経口投与する。なお、アプレピタント非投与例では、デキサメタゾンを12mg (注射薬9.9mg) とし、2~4日目にデキサメタゾン8mgを経口投与する (図3B)。
そこで、ホスアプレピタント併用時の 3 日目のデキサメタゾンの至適用量を
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。
国内で実施されたメサデルムの一般臨床試験では、ステロイド外用剤が適応となる皮膚疾患に対して有効率が85.4%であったことが報告されています。また、再審査終了時におけるメサデルムの副作用発現率は1.1%で、その多くは塗布した部位に局在したものでした。
デキサメタゾン併用療法とポマリドミド/低用量デキサメタゾン併用療法の臨床試験
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。
この医療関係者向け情報は、国内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師等)を対象に、医療用医薬品を適正に使用いただくために、DI情報やがん関連情報、泌尿器関連情報、アレルギー関連情報など、豊富なコンテンツを用意しております。 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承下さい。 またご使用にあたっては、をよくお読み下さい。
DBd(ダラザレックス+ベルケイド+デキサメタゾン)併用療法 患者プロトコール
ちなみに、忙しくて帯状疱疹の受診時間が取れない方には、オンライン診療をおすすめします。
おうち病院「オンラインヘルペス外来」は、ヘルペスだけでなく帯状疱疹にも対応しているため、ぜひご利用ください。
がん薬物療法を行う医療者のstate-of-the-art は,最適な治療方針のもとに適切な薬物療法を選択し,安全に,苦痛と後遺症を最小限にしながら,治療強度を維持して最大限の効果を導くことである。各がん種における治療ガイドラインが整備され,Cancer Board も充実してきたことで,適切な薬物療法の選択が容易になされるようになった。さらに各施設内では薬物療法のレジメンを登録制にして管理するようになり,電子カルテの普及による自動計算も導入され,処方に至るまでは一般化され安全性も担保されてきている。しかし,投与後の反応には個体差があり,副作用として出現する苦痛に対してはさらに個別の対応になるため,各種支持療法は熟知しておく必要がある。がん薬物療法によって発現する悪心・嘔吐(chemotherapy-induced nausea and vomiting; CINV)は,催吐の機序が解明され,そこに作用する薬剤が開発された現状においても,患者が苦痛と感じる代表的な副作用であるため,これを適切に制御することは重要な意味をもつ。わが国では,海外のガイドラインを参考に,現状に即したガイドラインを作成し,評価も行なってきた, 。の登場や新たな制吐に関するエビデンスの新出があり,これらを含めた制吐薬適正使用ガイドライン2015 年10 月(第2 版)一部改訂版(ver.2.2)の公開に至った。
よくある質問(FAQ)18 ベルケイドとデキサメタゾンの併用療法にPanobinostatをプラスした治験について教えてください ..
今回は、帯状疱疹の塗り薬はどのような症状で使うのか、帯状疱疹の塗り薬の種類や効果・副作用について解説します。
ガスクロマトグラフィー-負イオン化学イオン化質量分析法)を併用した血漿、滑液及び組織中のデキサメタゾン
グリメサゾン(一般名:デキサメタゾン・脱脂大豆乾留タール)は、ステロイドであるグリメサゾンと、消炎作用・止痒作用・乾燥作用を有するグリテール(脱脂大豆乾留タール)の配合剤です。抗炎症作用や血管透過性亢進抑制作用によって、湿疹や皮膚炎のかゆみ・腫れなどの症状をおさえます。
レムデシビル単剤とレムデシビル,バリシチニブ(bar- icitinib)併用の治療を比較したACTT-2試験が行われ,
アプレピタントは、薬物代謝酵素であるcytochrome P450 isoenzyme 3A4 (CYP 3A4) を軽度から中等度に阻害するため、デキサメタゾンの代謝消失を阻害することが知られており、デキサメタゾンのAUC (濃度時間曲線下面積) が増加することが知られている。そのため、アプレピタントとデキサメタゾン併用時には、デキサメタゾンの減量調整が必要となる。
高度催吐性リスクに対して、従来の5-HT3受容体拮抗薬およびデキサメタゾンの2剤併用療法のおけるデキサメタゾンの推奨用量は、16~20mg (注射薬13.2~16.5mg) とされてきたが、アプレピタントとの併用例では、12mg (注射薬9.9mg) へ減量する。ただし、コルチコステロイドを抗癌剤として使用するCHOP療法などでは減量はしない。アプレピタントの投与期間は通常3日間であるが、効果不十分の場合には5日間までの追加投与が可能である。
形質細胞性白血病に対するボルテゾミブ、ドキソルビシン、デキサメタゾン併用療法
メサデルムの適応疾患は、・、、、薬疹・中毒疹、、、紅斑症、特発性色素性紫斑、肥厚性瘢痕・ケロイド、肉芽腫症、悪性リンパ腫、天疱瘡群、などです。
通常は、1日1~数回、適量を患部に塗布します。
ただし、皮膚感染をともなう湿疹や皮膚炎には原則として使用しません。やむを得ず使用する場合は、あらかじめ適切な抗菌剤や抗真菌剤による治療を行うか、これらとの併用を考慮します。
No.1 医学電子出版物配信サイトへ!医書.jpは医学専門書籍・雑誌の幅広い医学情報を共通プラットフォームより配信します.
は強さにより5段階に分けられますが、グリメサゾンは下から2番目のミディアムクラスに分類されます。同じ強さのステロイド外用薬としては、アルメタ(アルクロメタゾンプロピオン酸エステル)、、リドメックス(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)、レダコート(トリアムシノロンアセトニド)、などがあります。
比較的作用がマイルドなので、顔や陰部などの皮膚の薄い部分の治療にも使われることがあります。また、赤ちゃんなど幼いお子さまに処方されることもあります。
なお、タール剤とステロイドを配合した外用薬は、日本においてはグリメサゾンのみです。グリメサゾンは、デキサメタゾンのみを主成分とする外用剤と比較して症状が再発するまでの期間が長く、再燃性を低減させる作用が期待できます。
カルフィゾミブ(カイプロリス)療法(デキサメタゾン併用)(週1回投与)
研究者らは、「前治療歴のない骨髄腫患者に対する導入療法として、レナリドミド+デキサメタゾン併用療法へのボルテゾミブ追加投与は統計学的に有意な結果を示し、全生存期間だけではなく無増悪生存期間においても臨床的に意義のある改善を示した。ボルテゾミブ+レナリドミド+デキサメタゾン併用療法は神経障害を伴うリスクが高まるが、安全性および忍容性プロファイルは許容可能であり、新たな標準療法となる可能性がある」と述べた。
COVID-19中等症Ⅱへのレムデシビル,デキサメタゾン,バリシチニブの併用療法 ..
イキサゾミブは初めての経口プロテアソーム阻害薬であり,レナリドミド,デキサメタゾンと併用したIRd療法として,再発・難治性多発性骨髄腫に保険承認されている薬剤である。IRd療法はすべて経口薬であるため,利便性に優れるが,皮膚障害,消化管障害,血小板減少症などの有害事象に注意を要する。本稿では,IRd療法を行った3症例を取り上げて,当院で実際に行っているIRd療法の投与方法,有害事象管理について報告する。
象としたポマリドミドとボルテゾミブ及び低用量デキサメタゾン併用療法とボルテゾミブ及び低用量デキサメタ
グリメサゾンは、湿疹や皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、、、の治療に使用されます。
使用回数は通常1日1~数回で、直接患部に塗布するか無菌ガーゼなどに塗り伸ばして貼付します。ただし、使用量は症状によって適宜増減します。
なお、グリメサゾンは原則として皮膚感染をともなう湿疹や皮膚炎には使用しません。やむを得ず使用する場合は、あらかじめ適切な抗菌剤や抗真菌剤による治療を行うか、これらとの併用を考慮します。
【薬剤師向け】「デキサメタゾン」とは?効果や副作用、薬価などを解説
・無増悪生存期間(PFS)の中央値は、レナリドミド+デキサメタゾン併用療法群で31カ月であったのに対して、レナリドミド+デキサメタゾン併用療法へのボルテゾミブ追加投与群では43カ月であった。
・全生存期間(OS)の中央値は、レナリドミド+デキサメタゾン併用療法で63カ月であったのに対して、レナリドミド+デキサメタゾン併用療法へのボルテゾミブ追加投与群ではデータ集積時点ではまだ中央値に達していなかった。
・ボルテゾミブ追加投与群では神経障害が多かったことを除いて、副作用は両群とも類似していた。
多発性骨髄腫に対するイサツキシマブ,ボルテゾミブ,レナリドミド
一度、重度の嘔吐を経験してしまうと、抗癌剤レジメン治療変更後も嘔吐性事象で苦しむケースが散見されるため、嘔吐が発症する前 (抗癌剤投与前) より、しっかり制吐剤を使用していくことが重要である。
悪心に対しては、CINV (chemotherapy-induced nausea and vomiting) であるのか、消化管粘膜障害であるのかの見極めが重要になる。後者の可能性が高ければ、プロトンポンプ阻害薬、H2ブロッカー等の制酸薬の効果が、制吐剤よりも期待できることがある。
また、味覚障害、嗅覚障害が食欲不振につながるケースもみられるが、ここでは栄養士による栄養指導が効果的な場合もある。ケースに応じて様々な職種による患者サポートを行うことが非常に効果的であり、推奨される。
法とを比較評価した最初の無作為化臨床試験です。今回のデータは、エロツズマブをポマリドミド
悪心は嘔吐しそうな不快感であり,延髄嘔吐中枢の求心性刺激の認識を表す。また,嘔吐は胃内容物を強制的に排出させる運動で,幽門部が閉ざされ胃底部や下部食道括約筋の弛緩と横隔膜や腹筋の収縮によって胃の内容物が排出され引き起こされる。嘔吐中枢に影響を及ぼす病態に反応して起こり,入力経路としては,大脳皮質(頭蓋内圧亢進,腫瘍,血管病変,精神・感情など),化学受容体(代謝物,ホルモン,薬物,毒素など),前庭器(姿勢,回転運動,前庭病変など),末梢(咽頭~消化管・心臓・腹部臓器などの機械受容体,消化管など化学受容体など)がある。
(シアナマイド)、デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)(男性におけ
近年、研究者らは新規に診断された多発性骨髄腫に対するボルテゾミブの有効性を検討する臨床試験を実施した。その臨床試験では48施設からの患者525人を治療対象として、レナリドミド+デキサメタゾン併用へのボルテゾミブ追加、レナリドミド+デキサメタゾン併用のみの2群に分け、直接比較した。本臨床試験に参加した患者は、試験後に幹細胞移植を受ける意向がない患者であった。