SGLT2阻害薬(フォシーガ、カナグル、ジャディアンス、スーグラ等)
実施医療機関の研究責任医師は、その旨を実施医療機関の管理者に文章で報告するとともに、速やかに研究を中止し、研究対象者への連絡等適切な措置を講ずるものとする。
研究計画書からの逸脱:
研究責任医師または研究分担医師は、研究対象者の緊急の危険を回避するため、その他医療上やむを得ない理由により本研究計画書から逸脱あるいは変更をした場合は、その理由をCRFに記載する。なお、研究計画書から逸脱した場合であっても、可能な限り観察を継続する。当該データの取り扱いは盲検下にて、データ取り扱い委員会で決定する。
[PDF] フォシーガ錠を服用される 1型糖尿病の方・ご家族の方へ
低血糖を起こさない: 単独で使用する場合は低血糖はおこさないと思います SU薬やインスリンとの併用時にはもちろん気を付ける必要があります。
SGLT(ナトリウムイオン・ブドウ糖共役輸送担体)とは、腎臓でブドウ糖を体に再吸収する役割を持っている糖輸送担体(糖の運び屋。ブドウ糖が細胞に適切に取り込まれるために働く分子)です。腎臓の働きは血液中の老廃物をろ過し尿として体の外に毒素や老廃物を捨てる役割がありますが、実は血液中のブドウ糖は、尿が作られるときに一緒にろ過されます。その量は1日180gと言われています。しかしブドウ糖だけはそのまま尿として捨てられるのではなく、そのほとんどが腎臓の尿細管でもう一度血液中に戻されます。この尿細管でのブドウ糖の再吸収を行っているのがSGLTです。 健康な状態では尿中にブドウ糖は検出されません。ところが、血糖値が高くなるとこのSGLTの再吸収する量が追いつかなくなり、尿中にブドウ糖が出てきます。糖尿病という名称は、尿にブドウ糖が検出されることに由来しています。 SGLT2阻害薬は
◇SGLT2阻害薬(フォシーガ、ジャディアンス、スーグラなど)
食事を食べた時だけ、血糖値が高いときだけ、インスリンが出やすくなるので単独で使用する場合は低血糖が少ないのが特徴ですが、SU薬やインスリンとの併用ではやはり低血糖に注意が必要です。 発売当初、SU薬との併用で重症の低血糖が報告され、糖尿病学会から、SU薬と併用するときはSU薬の量を減量することを考え低血糖の出現に注意を払うことといった適正使用の勧告がだされました。その後は重症低血糖の報告も減少しています。海外では膵炎が起こしやすいという報告もありましたが、未だ因果関係は明らかではなく、日本では今のころ大きな副作用は報告されていません。 もちろん新しい薬であり、長期にわたる副作用などについては今後のデータの積み重ねが必要です。
どの薬剤もほぼ血糖を下げる効果は同じようなもので単独で使用した場合、他の糖尿病薬に追加した場合ともに平均でHbA1cは1%弱 改善します。 ただ良くなったと食事療法を怠り体重が増えると半年ぐらいでまた血糖が上がってきますので要注意です。油断大敵です
今回は、糖尿病とシックデイについて、糖尿病チームより詳しく説明いたします。 ..
インクレチンとは静脈に直接ブドウ糖を投与するより、おなじブドウ糖の量でも経口的に負荷(つまり飲んだとき)したときにインスリン分泌が多いという現象は昔から知られていました。これは腸内に栄養(ブドウ糖など)が入ってくると小腸からインクレチンというホルモンが(GLP−1、GIP)分泌されすい臓のインスリン分泌細胞(B細胞)を刺激することが明らかになりました。 腸管に糖が入ってきた時点でインスリンを出やすくするホルモンの信号が膵臓に届き、実際に食べることにより血液中に入ってくる糖の刺激に加えてインスリン分泌を増強するわけです。 通常はこのインクレチンホルモンは血液中に存在するDPP4という酵素により速やかに(2分程度)分解されてしまいます。 糖尿病患者さんではこのインクレチン効果が低下していることが知られています。 特にGLP−1の分泌が低下しています。またGLP−1は血糖値を上昇されるすい臓から分泌されるグルカゴンというホルモンの分泌も抑える作用があり、糖尿病ではこのグルカゴンが相対的に増えていることも血糖値があがるひとつの要因です。DPP4阻害薬はGLP-1を分解を阻止することによりGLP-1の効果を増強し、食後インスリン分泌を増強、グルカゴン分泌を抑制することで血糖の上昇を抑えます。
収縮期血圧を 下げれば、糖尿病発症リスクが 下がる!
血圧を下げて、糖尿病も予防しましょう。
シックデイ(病気の日)とは? 糖尿病治療中に発熱、下痢、嘔吐などをおこして ..
逆に処方しないほうが良い患者さん やせ型の高齢者糖尿病でしょう 脱水になりかかっても口渇など出にくいこともあり特に夏場は熱中症も最近多くなっているので要注意です
例)50代男性、2型糖尿病
処方例:ルムジェブⓇ 朝前6単位、昼前8単位、夕前12単位
→ シックデイだが、50%程度食べられそう…
朝前 血糖 350 → 6+2 = 8 単位
昼前 血糖 250 → 8+1 = 9 単位
夕前 血糖 420 → 12+3 = 15 単位
シックデイ(病日)とは? 糖尿病の患者さんがほかの病気になった ..
1型糖尿病について良く理解しており、糖尿病性ケトアシドーシス(症状やケトン体測定器の使い方)を認識することができる患者
5.
中止により血糖が上昇してしまう時には受診をします。 SGLT2阻害薬(ジャデアンス、フォシーガ、カナグル、スーグラ)
本研究の実施医療機関に外来通院しており、同意取得時より6か月以上前に1型糖尿病と診断された患者
2.
フォシーガ錠5mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用
一般名:ピオグリタゾン
ブドウ糖は血流に乗って全身に送られ、インスリンの作用により筋肉などに取り込まれてエネルギーとして利用されます。この薬は、筋肉細胞でインスリンの効果を高め、効率よくブドウ糖が細胞内に取り込まれるようにします。
また、脂肪細胞に働いて、インスリン抵抗性を改善するホルモンのアデポネクチンを増やします。主に内臓脂肪がたくさんたまった肥満糖尿病の人に用います。
インスリンの分泌は刺激しないので低血糖は起こしません。また中性脂肪を下げ、脂肪肝も改善するという作用もありますが、食生活の乱れがあると肥満が増強、血糖は下がったが太ってしまったということも多いので、この点には注意が必要です。通常朝1日1回の処方です。また塩分をよくとる人では浮腫(ふしゅ)がでることが多いようです。
*:この薬はインスリン抵抗性がない人、やせ型の糖尿病の方にはあまり効果がないと考えられます。 インスリン抵抗性の有無を調べる手軽な方法としては、空腹時インスリン値があります。空腹時で10U/ml以上であればインスリン抵抗性がある可能性が高いと思われます。またHOMA−Rという指数 空腹時インスリン値x空腹時血糖÷405>2.5以上でも抵抗性があると判断できます。 また、肥満している人(BMI>25)、腹囲が大きい人(男性>85cm、女性>90cm)は総じてインスリン抵抗性であることが多いと思われます。 もちろんこの薬でも食事療法、運動療法ほ必要性は変わりません。
最近、男性でこのお薬を飲んでいる人で、膀胱ガンの発生率がすこし高くなる可能性があることが報告され、注意喚起がなされました。
服用の方法:
食後に服用します。単独では空腹時に服用しても問題ありません。
商品名:アクトス
(表)フォシーガ5mg、フォシーガ、5、(裏)forxiga5mg、フォシーガ、5、1 ..
適正なエネルギー量の範囲内で、バランスのよい食事をとるために参考になるのが、「糖尿病食事療法のための食品交換表」です。食品交換表では、私たちが日常食べている食品を、多く含まれている栄養素によって、6つの食品グループ(6つの表)と調味料に分けて、80kcal(1単位)のエネルギーを含む食品の重量を掲載しています。食品交換表を活用することで、日々の献立づくりの幅が広がります。
(糖尿病の方へ)シックデイ・低血糖時も慌てずに対応しましょう。
インスリン抵抗性を改善(インスリンの働きをよくする)薬で昔から使われてきましたが、肥満糖尿病患者さんが増加しているため再び注目を集めている薬です
インスリン感受性を良くする作用は以下のメカニズムによります
1 肝・筋肉での糖の分解を促進
2 肝での糖の新生を抑える
3 腸管からの糖の吸収を抑制
肝臓は、血液中で運ばれてきたブドウ糖を蓄えたり、血液中に放出したりして血糖値を調節する大切な臓器です。そこに作用するのがこの薬で、主に肝臓が血液中にブドウ糖を放出するのを抑え、筋肉での糖の利用も促進することでインスリンの働きを高めることで血糖値を改善させます。
この薬も古く40年以上使われています。肥満糖尿病に使われますが、やせ型の人でも効果があることがよくあります。体重増加の副作用はなく、低血糖も起こしません。1日朝夕2回、または朝昼夕3回の処方です。
最近、ビグアナイド薬を長く服用している人ではがんの発生が少ないという疫学調査が出ました。
腎不全や肝硬変など、腎臓や肝臓の働きが悪くなっている場合、検査で造影剤を使う場合、手術前後などでは乳酸アシドーシスという重篤な副作用が出るケースがあるので使用はできません。そういう場合をのぞけば安全で使いやすい薬です
主な薬品の商品名 メルビン、メトグルコ
SGLT2阻害薬とは2014年から新しく使われるようになったお薬です。当院ではフォシーガ ..
一般名:ボグリボース、アカルボース、ミグリトール
腸管におけるデンプン、蔗糖などの多糖類から単糖類へと分解をするグルコシダーゼという酵素の働きを抑制することにより糖の吸収を遅延させる薬。
商品名:グルコバイ、ベイスン、セイブル
*:おなかがはったり、とにかくおならが良く出ます。決して糖の吸収を阻害する薬ではありません、吸収のスピードを遅くするだけです。ジュースなど始めからブドウ糖などの単糖類を多く含む食品を摂取したときは効果はありません。また、本剤を服用している際に、低血糖が出現した場合は、ブドウ糖を摂取しないと低血糖が遷延する可能性があります。
服用の方法:
各食事の直前に服用します。食後しばらくして服用してもあまり効果はありません。
SGLT2阻害薬には、フォシーガ(ダパグリフロジン)・ジャディアンス ..
適正な摂取エネルギー量は、身長、体重、年齢、身体活動量などを考慮して決定します。
糖尿病の飲み薬(経口血糖降下薬) | 茅ヶ崎市の糖尿病専門医が解説
シックデイとは、糖尿病治療中のかたが、かぜや胃腸炎、脱水などで体調を壊すことを期間のことを言います。
図1はSGLT2阻害薬ダパグリフロジン(商品名フォシーガ)の腎保護効果 ..
1錠あたりの血糖降下作用はトルブタミド<グリクラジド<グリベンクラミドの順に強力になります。
(注)”×”のついた薬は使われなくなりました。
服用の方法:
基本的には食前30分前に服用します。軽症では朝食前に半錠位から始めます。その後、血糖値を診ながら、朝夕食前の2回にそれぞれ1錠または2錠と増やして行きます。糖尿病専門医の場合は患者さんの血糖値のパターンにより、その患者さんにあった変則的な処方となることもあります
服用の方法:
基本的には食前30分前に服用します。1日1回または2回です。
①スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、デベルザ、カナグル、ジェディアンス
糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行うことが前提ではありますが、既存の糖尿病治療薬の単独使用において目標値まであと少しという患者さんに対して、イメグリミンは効果的な役割を担うと考えられるでしょう。
フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)
主に膵臓のインスリン分泌細胞に働きインスリン分泌を刺激する薬です。
以前は糖尿病の薬といえばこれでした。 現在、よく使われているのは商品名でオイグルコン、ダオニール、グリミクロン、古いところでラスチノン、ジメリンなどがあります。
副作用は少ないですが、医師からの処方量をこえて服用したり、薬をのんだものの食事をとらなかったり、またいつもより食事量がすくなかったり、運動量が多かった場合は、血糖値が下がりすぎ、いわゆる低血糖症状が出現することがあります。
*:食事療法ができていないのに薬を使うと肥満してしまいます。また、お年寄りにはおもわぬ低血糖が出現することがあります。
4)高齢者糖尿病は発熱、下痢、嘔吐、食欲不振などのシックデイに陥る頻度が高い。 ..
イメグリミンは、2型糖尿病患者を対象に3種類の国内第Ⅲ相試験で評価されており(イメグリミン単独、他の血糖降下薬1剤との併用、インスリンとの併用)、単剤投与・他剤併用時ともに臨床効果を示しました。中でも特にDPP-4阻害薬との併用で−0.92%と最も大きな変化量を示しました(表)。