左腕に仕込まれた“サイコガン”を武器にもつ宇宙海賊の活躍を描いた、寺沢武一の人気漫画『COBRA-コブラ ..
こうした性格の主人公は、特に当時の少年漫画ではかなり珍しい部類でした。しかもコブラの場合、容姿との兼ね合いもまた特徴的です。こうしたキャラクターの場合、二枚目やイケメンでもおかしくありませんが、コブラの見た目だけを語るならばずばり「三枚目」。たれ目で団子鼻という見た目は愛嬌こそ感じますが、ハンサムとは言い難い容姿です。
漫画『コブラ』を原作に、名匠・出﨑統がアニメ化した劇場版。TVシリーズ『スペースコブラ ..
皆様今日は、Kyrilです。今週は職場が何かと大荒れの上、おまけに金曜の午後になって緊急案件が飛び込んできたので今週は久々にお仕事お持ち帰り(汗)。そんな訳であまり、涼しいだけ楽かも…。この週末は何とかエアコンつけずに済みました。
といいつつも、仕事の合間に先週末に突然思い立って大人買いしてしまったを楽しく読んでおりました。きっかけはWOWOWで先日放映していたを見たからなんですが、いやあ格好良かったです! 最近のアニメは絵も背景も綺麗なのはもちろん、造りが何というか豪華ですね。旧作TVアニメ「スペースコブラ」も見ていた記憶が薄ぼんやりと残っているのですが、新作アニメのできばえは原作コミックに迫る勢いで食い入るように見ておりました。それで無性に原作が読みたくなったというわけです。
貿易会社に勤める平凡なサラリーマンのジョンソンは、退屈な日々の気分転換に、自分の願望を疑似体験できる「トリップ・ムービー」を見ようとT.M.株式会社に出かける。そこで見た夢は、トリップ・ムービーのライブラリーにはない、一匹狼の正統派宇宙海賊“コブラ”が登場する冒険活劇だった。
著者 寺沢武一、Marv Wolfman; 出版社 Viz Comics; 刊行年 1990年; 冊数 12冊
また、「BLACK KNIGHT バット」、「鴉天狗カブト」、「ゴクウ」、「武 TAKERU」、「GUNDRAGON」など様々な作品を生み出しながら、代表作とも言える「コブラ」の執筆も定期的に続け、2019年には「COBRA OVER THE RAINBOW」の連載を開始。長き生涯にわたり、熱意と意欲を持って漫画執筆を続けた作家でした。
『コブラ』は現在、新作のOVAシリーズがリリースされているが、今回話題にするのは1982年前後のパイロットフィルム、劇場版、TVシリーズだ。原作は寺沢武一が「週刊少年ジャンプ」に連載していたマンガ(後に何度か掲載誌が変わる)で、アメコミタッチのSFヒーローものだ。制作は東京ムービー新社で『ルパン三世』『CAT'S EYE』『名探偵コナン』の系譜に連なる、同社のクライムアニメのひとつでもある。
パイロットフィルムは当時未公開(現在は、劇場版のDVDに映像特典として収録)だが、制作されたのは1981年であるようだ。劇場版『SPACE ADVENTURE コブラ』の公開が1982年7月3日、その直後の10月7日からTVシリーズ『スペースコブラ』がスタートしている。いずれも出崎統が監督を務めており、TVシリーズのみが竹内啓雄と連名。出崎監督はTVシリーズは途中で抜けて、翌1983年5月公開の『ゴルゴ13』の制作に参加しているそうだ。
前回も触れたように、僕は『コブラ』のパイロットフィルムは、裏ビデオで観た。最近、自分の記憶が当てにならない事を痛感しているのだが、劇場版の後にパイロット版を観たような気がする。劇場版公開から、TVシリーズ開始までわずか3ヶ月しかない。記憶が正しければ、僕は3ヶ月の間に劇場版、パイロット、TVシリーズ1話を立て続けに観たわけだ。
劇場版はジェーン、キャサリン、ドミニクの三姉妹をめぐる物語で、コブラの宿敵であるクリスタルボーイも登場。どこかセンチメンタルなところがあり、初見時には、コブラと三姉妹のドラマに感情移入して観た記憶がある。アクションも派手だし、退屈しないで観た。決してつまらなくはなかったが、前後の出崎監督作品に比べると、ドラマに関して物足りなさを感じた。中盤のアクションで、コブラが高いところから落ちても平気だったり(痛いという描写はあるが)、敵兵士が撃ったビームをヒョイヒョイと避けてしまうようなスーパーマンぶりを発揮。あまりにもスーパー過ぎて驚いた。そういった部分も含めて、どこか軽やかさのあるフィルムだった。
また、劇場版『SPACE ADVENTURE コブラ』はよく動く作品でもあった。コブラが身体を張ったアクションが多い。パイロットフィルムやTVシリーズも同様なのだが、遊びのある動きが多く、それが楽しかった。演出に関してはお馴染みのハーモニーは一切ない。止め絵を多用し、メリハリをつけていく出崎作品としては、やや異色の作りだ。当時のあんなぷるには、森本晃司をはじめ「動かしたい!」という意欲をもったアニメーターが大勢いたはずで、彼らに思いっきり描かせてやりたいという意図もあったのだろう。
その前後にパイロットフィルムを観た。海外輸出を狙ったものと思われ、セリフは英語で、字幕もなかった、原作を読んでいたので、内容は大体分かった。記憶を失ってサラリーマンとして暮らしていたコブラが、事件に巻き込まれて、自分が誰なのかを思い出すまでの話だ。30分足らずの短いものだったが、劇場版よりもこちらの方が好みだった。パイロット版を面白いと思ったのは、まず、コブラ自身についての話だという事と、犯罪ものらしい暗い雰囲気があったためだろう。アメコミタッチのキャラクターや作品世界が、英語のセリフと合っていたというのもある。思い入れや、初見のインパクトも込みで、いまだに一番好きなアニメ『コブラ』はパイロット版だ。
TVシリーズは、あまり構えないで気楽に観た。魔王が出てくる話や、コブラがラグボールというスポーツで活躍する話などがあり、アクションものにしては、バラエティに富んだシリーズだった。作画に関して贅沢なところがあり、ビジュアル面での見どころは多かった。一番好きだったのは「第4話 脱走!!シド刑務所」だ。当時はビデオテープが高額で、僕は友達と手分けしてアニメを録画していた。『スペースコブラ』は友達が毎週録画していたので、僕は録っていなかったのだが、「脱走!!シド刑務所」を含めた何本かは、オンエア後に「ああ、録っておけばよかった」と思った。
劇場版でコブラを演じたのは、歌手であり、俳優としても活躍していた松崎しげるだった。アニメ声優的な巧さはないのだが、荒削りな感じが魅力的だった。それがTVシリーズでは、野沢那智になった。野沢那智のコブラ役はハマリ役で、今では、彼以外のコブラは考えられないくらいだ。ただ、僕はコブラの声は山田康雄になるだろうと思っていたので、その配役がちょっと意外だった。山田康雄は、コブラに似た軽妙かつダーティなヒーローであるルパン三世を演じていたし、コブラのモデルになったジャン=ポール・ベルモンドの吹き替えもやっていた。山田康雄は1990年代のPCエンジンのゲームでコブラを演じるのだが、僕の記憶が正しければ(さっきも言ったように、自分の記憶が当てにならない事を痛感しているところだけど)、彼は『スペースコブラ』放送中にも、CMでコブラを演っている。それを聞いた時には「あ、やっぱり山田康雄のコブラも、ありだったかも」と思った。
COBRA OVER THE RAINBOW|カドコミ (コミックウォーカー)
漫画「コブラ」の連載は、1978年に「週刊少年ジャンプ」で始まりました。当時の週刊少年ジャンプは、「キン肉マン」や「ドーベルマン刑事」などの人気漫画が活躍。また後続で「Dr.スランプ」「キャプテン翼」「キャッツ・アイ」なども登場し、大きな盛り上がりを見せます。
バトル漫画の多くは、正義や倫理を重んじて、悪側の敵と戦う作品がほとんど。そんな時代の中、漫画「コブラ」は宇宙海賊を主人公に据え、法律を歯牙にもかけないアウトローを描くSFアドベンチャーとして発進しました。
コブラ スペースパイレート Blu-ray BOX Trailer THE ..
ドミニク・ロイヤルから重要な話があると電話を貰ったコブラ。何でもここひと月ほど、得体の知れないものからの視線を感じるのだという…。そこで急いでドミニクの元へと向かうことにしたコブラであったが、ドミニクの元に怪しい影が迫っていて…!?
いわゆる「正義の人」からはほど遠く、強いて言えば劇画系漫画に近い主人公像と言えるでしょう。そんなコブラを、敢えて少年漫画の主人公に据えた寺沢氏の先見の明は、コミックの発行部数5,000万部超え(全世界累計)という大成功をもって正しく証明されました。
Cobra The Illumination 寺沢武一 コブラ40周年記念展図録
もっとも、私は「コブラ」の原作コミックが週刊少年ジャンプで連載されていた当時、リアルタイムで読んでいて単行本も全巻持っていたのですが、四散したのか処分したのか記憶に無く(そして異次元空間と化した押し入れや納屋を捜索する気力も無かったので;)、を注文することにしました。B6サイズでちょっと大きめ、連載当時のカラーページ再現&原稿の傷みを修復したという版です。でも、5巻と最終12巻が品切れらしく何処を探しても売っていない…(涙)。特に5巻は「コブラ」の中でもかなり盛りあがる「」編の結末が入っているというのに~。中古市場でも割と高めの値段が付いているようなので、何とか重版してもらえないでしょうか。
それにしても超久々に読み返して思ったのは、このように、の一言に尽きます。連載開始が1978年なのですが今読んでも全然古くないどころかめっぽう面白い。コブラやレディーのメインキャラはもちろん、というある意味男性のドリーム世界?な漫画ですが、健全なお色気なのでご家族揃って安心して読んだり観たり出来ます。あるいは連載当時は世間の受け止め方も色々あったのかも知れませんが、アメコミ風な絵柄なのでスルーされたのかも。もっとも、グラマーでゴージャスな女性キャラでもコブラに蹴り入れたり暗殺しようとするんですが(笑)。
原作コミックで特に好きだったのが冒険活劇モードの「」と「」なんですが、着想といい画面構成やテンポといい、洋画とアメコミとマンガのいいとこばかり取ったようなエピでもう最高でした。SFでしかもスペースオペラマンガはお話を考えるだけでも大変そうですが、出てくる大型メカやガジェット類もレトロな雰囲気ながらも独創的でコマの隅々を見るだけでも楽しいです。シリアス編では「」「」「」も良かったです。「」や」…などと列挙していると結局エピ全部になってしまうんですが。
最近の作品では、整形前のコブラと人間だった頃のレディーの出会いを描いた」も良かったです。これ、アニメ版をうっかり録画するのを忘れてしまって大失態。WOWOWさんまた再放送してださいお願いします。最近の作品はで正にアメコミなんですが、私は白黒マンガ時代の作品の方が絵柄的にはどちらかというと好みです。ちなみに、コブラといえば真っ赤なコスチュームだとばかり思い込んでいましたが、薄青系バージョンもあったんですね。
そして、「コブラ」がだそうな。実現すれば2013年公開予定とのことですが、このテストイメージ、やたらとカッコいいんですけど(嬉)、整形前だからですか? 整形後のいつものコブラ(笑)はどんな風になるのかとても楽しみです。この企画はホント実現して欲しいです。
「コブラ・サイコガン」アニメ版OP。歌詞がレトロSF風なのもよいです。
「タイムドライブ」アニメ版OP。これ観たら本編がますます見たくなってしまいました。それにしても整形前の二枚目ロン毛コブラって、何となく嘘っぽい…(笑)。
同EDタイトル。「コブラ」ソングといえば松崎しげるさんですが、この曲は特にしんみりしていてとても気に入りました。この曲のフルバージョンはこちら。↓
後半の盛り上がりにはぞくぞくしました。
COBRA(コブラ)は、著者:寺沢武一のSFアクション漫画の全般。 ..
【兵庫】「コブラ」で知られる漫画家・(ぶいち)さんの直筆原稿などを集めた企画展「デジタルマンガの先駆者 寺沢武一展~元・のアシスタント~」が、町の市立手塚治虫記念館で開かれている。来年2月19日まで。
【中古】【非常に良い】コブラ デラックス版 コミック 全10巻完結セット (ジャンプコミックスデラックス) 9jupf8b ..
左腕のサイコガンとメガトン級の度胸で天空を駆け巡る宇宙海賊コブラの活躍を、日本の漫画とは思えないアメリカ・アメコミ風のタッチで描く伝説の漫画『コブラ』。1980年代中旬のテレビ版や、1982年の映画、OVAなどで何度かアニメ化されているが、印象的な主題歌や挿入歌ばかり13曲を収録した1枚。けっこうカッコいい作品。全51分収録。
「COBRA story and art by Buichi Terasawa」のアイデア 28 件
バロン島付近で海底に眠る宝探しをしているはずの、コブラの知己・ジョニーの船が、三日前から消息を絶った。地元の漁師たちの反応もおかしい。聞けば、バロン島近海は「さまよえる美女」の伝説があり、海底をさまよう美女の亡霊たちに呪われているというが…。その他短編収録。
「コブラ」手塚が称賛したデジタル漫画の先駆け 寺沢武一展が開催中
寺沢さんは、浪人時代に投稿した漫画が入賞したことをきっかけに漫画界入り。1976年に上京して手塚治虫さんに師事し、手塚プロダクション・漫画部スタッフとして所属中に『大地よ、蒼くなれ』が、手塚賞佳作に入選。1978年に『週刊少年ジャンプ』で、デビュー作『コブラ』を発表、同年11月に連載を開始しました。
さらに、1980年代初めからPCでの創作に着目し、1992年『武 -タケル-』で世界初となる全編フルCG漫画を発表した寺沢さん。『デジタルマンガ』という名称を生み出し、以降『コブラ』『ブラックナイト・バット』のフルCG漫画、主人公のみ実写による『GUNDRAGONシグマ』などのデジタル創作作品を続々公開し、コンピューターを取り入れた漫画制作の先駆者として活躍しました。寺沢プロダクションによると、十数か国で翻訳出版されたコミックスの総発行部数は5500万部を超えるということです。
Cobra : space adventure コブラ フルカラー 1-11巻
寺沢さんの訃報に、SNSでは「漫画の制作にいち早くデジタルを持ち込んだ先進性など…余りにも早く逝ってしまわれた事が残念でなりません」といった声や、「ベテラン漫画家でありながら真っ先にデジタルに移行し挑戦、何もかもが圧倒的でした」との声が上がりました。
また、代表作である『コブラ』について、「コブラは男の憧れとロマン、冒険心を詰め込んだ理想像そのもの」という声や、「セリフが独特でセンス良くて最高にかっこよかった」「コブラみたいなセリフが言える大人になりたかった」など主人公・コブラのセリフに憧れた、との声が。SNS上では、コブラの名セリフを懐かしむ声が多数上がっていました。
Cobra : space adventure コブラ フルカラー 1-11巻 - 青年漫画
を舞台としたSF漫画「コブラ」で知られる漫画家の(てらさわ・ぶいち、本名・武一=たけいち)さんが8日、(こうそく)で死去した。68歳だった。葬儀は家族で営む。
コブラ』とは寺沢武一先生のメイン漫画作品「コブラ」の主人公(メインキャラクター) ..
)ごめんなさい。お金が無いので出来る限り安く済ませています。えっと、それで見つけたのが、コンビニコミックのでした!コンビニコミックは、マンガ本を何冊かまとまっているのを1つにした感じで売っています。総集編とかのものも有りますが、通常の物は2~4巻をまとめて1冊になっていたりしていますね。お得です。そんなをちょっとレビューの方も書きますね(;'∀')/コンビニコミックのは全8巻です。わたしは、で100円+税で揃えました・・・中古かよΣ(゚Д゚)もう見て分かるように、ページ数が半端ないです!!1巻でもう608ページなので厚さが有ります!ちなみに最終巻の8巻は、752ページΣ(゚Д゚)値段も550円+税って破格ですね!あ!わたしは、の100円コーナ―ですが・・・すみません。とにかく読み応えは有ります。ちなみに話の内容は、アニメ版とほとんど同じです。なので、まずはアニメを見てみるのも良いと思いますね。ただ、のの方は主人公や相棒のレディの声が違うのでガッカリしますね。。。は最初のアニメ(テレビ版)の方をお勧めします。えっと、ザッといいますと宇宙を舞台に不死身と言われる男が、色々な所に冒険に行く感じのお話です。何と言うか、宇宙版のみたいな感じです。まぁ、お宝探すのも有りますが、昔の因縁の相手とのバトルが多いですね。最初の部分(1巻)からイレズミの三姉妹の話が入ってきてけっこう後ろの(巻数)まで三姉妹の1人が出て来ますが・・・(;
COBRA コブラ・ザ・サイコガン(前編) (Kindle版)
北海道出身。上京後、手塚治虫のアシスタントを経て、1978年から「週刊少年ジャンプ」で代表作「コブラ」を連載。一匹の宇宙海賊が星々を飛び回る痛快なストーリー、アメリカンコミックを意識したリアルで迫力ある描写が人気を博し、アニメ映画化、テレビアニメ化された。