クロライド系抗生物質のクラリスロマイシンではスタチン系高脂血症薬や
本ツールにて、「ゾコーバ錠125mg」の電子化されたに記載の相互作用(併用禁忌・併用注意)を検索できます。
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マクロライド・スタチン併用と横紋筋融解症リスク(豪州)(Update)
スタチン系高脂血症治療薬(以下、スタチン)を服用中の患者にマクロライド系抗菌薬(以下、マクロライド)を投与したい。スタチンの多くはCYP3A4で代謝されるため、マクロライドの投与には注意が必要と考えられるが、もっとも回避した方が良いと思われる薬の組み合わせはどれか。
①PPARαの標的遺伝子の発現を選択的に調節することにより作用を示す高脂血症治療剤です。
・SPPARMα(選択的PPARαモジュレーター)として脂質代謝に関わる遺伝子の発現を調節しました。(in vitro、ラット)
・PPARαに対する高い選択性を示しました。(in vitro)
詳しくはをご確認ください。
②優れたトリグリセライド(TG)低下作用を有し、HDL-コレステロール(HDL-C)増加作用を示しました。
該当する治験データはをご確認ください。
③承認時までに実施された臨床試験において、1,418例中206例(14.5%)に副作用が認められました。
重大な副作用として横紋筋融解症、肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。
主な副作用は胆石症20例(1.4%)、糖尿病20例(1.4%)、CK(CPK)上昇12例(0.8%)等でした。(承認時)
該当する治験データはをご確認ください。
【参考文献】
Fruchart JC. Cardiovasc Diabetol. 2013;12:82.
Sahebkar A, et al. Expert Opin Pharmacother. 2014;15(4):493-503.
Pawlak M, et al. J Hepatol. 2015;62(3):720-33.
スタチン製剤の有害反応を比較するために、135のランダム化比較試験246955例 ..
リピトール(一般名:アトルバスタチンカルシウム)は、HMG-CoA還元酵素阻害薬と呼ばれる系統の薬剤です。リピトールは、コレステロール合成に欠かせない肝臓のHMG-CoA還元酵素を阻害し、リピトールと同程度の活性を有する代謝物とともに肝臓におけるコレステロール合成を抑制します。結果として血中脂質量を低下させ、高コレステロール血症にともなう動脈硬化の発症をおさえます。
なお、「リピトール」という名称は「Lipid(脂質)」に由来します。
筋肉障害により筋肉の成分(ミオグロビン)か血液中に流れ出る副作用です。スタチン系の副作用でよく服薬指導していますね。
クラリスロマイシン(CAM)と相互作用を起こしうる薬剤を併用していないCAM処方.
パルモディアは、優れたトリグリセリド(中性脂肪)低下作用とHDL-コレステロール(善玉コレステロール)増加作用をあわせ持つ薬剤です。この効果は2型糖尿病を合併した脂質異常症の方においても認められています。また、同系統のほかの薬剤がおもに腎臓から排泄されるのに対してパルモディアはおもに肝臓で代謝されるため、スタチン系薬剤を併用した場合の副作用(横紋筋融解症)発現リスクを低減させる可能性があると考えられています。
また、リピトールの副作用として高血糖があらわれることがあるため、糖尿病の方も服用に注意が必要とされています。
その他、腎機能障害のある方、禁忌には該当しないものの肝機能障害のある方、ご高齢の方も、リピトールの服用には注意が必要です。(参照:特定の患者様への使用に関して)。
機序:クラリスロマイシンのCYP3A4に対する阻害作用が考えられている。 ..
①選択的PPARαモジュレーター(SPPARMα)として脂質代謝に関わる遺伝子の発現を調節することにより作用を示す高脂血症治療剤であり、1日1回投与の徐放性製剤です。
②空腹時血清TGのベースラインからの変化率(12週投与時)で、ペマフィブラート錠(即放性製剤)0.2mg/日に対し、パルモディアXR錠0.2mg/日及び0.4mg/日が非劣性であることが検証され、パルモディアXR錠0.4mg/日がパルモディアXR錠0.2mg/日の点推定値を下回っていることが確認されました。
該当する治験データはをご確認ください。
③空腹時血清TGのベースラインからの変化率の平均値(52週投与時)で、統計学的に有意な低下が認められました(p※;1標本t検定)。また、効果不十分例に対してパルモディアXR錠の開始用量0.2mg/日から治療期12週以降0.4mg/日に増量した結果、増量前と比較し、増量後に空腹時血清TGの有意な低下を認めました(p※;1標本t検定)。
該当する治験データはをご確認ください。
④承認時までに実施された臨床試験において、358例中33例(9.2%)に副作用が認められました。
重大な副作用として横紋筋融解症、肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。
主な副作用はALT上昇、CK上昇、筋肉痛、発疹、糖尿病(悪化を含む)等でした。(承認時)
該当する治験データはをご確認ください。
おもな副作用として、そう痒、手指のしびれ、不眠、胃の不快感、下痢、胸やけ、便秘、頭痛、全身倦怠感などが報告されています。
また、重大な副作用として、横紋筋融解症や肝炎、過敏症状、糖尿病などが報告されています。重大な副作用が起きる頻度は明らかになっていませんが、下記のような症状があらわれた場合はすぐに受診して、適切な治療を受けてください。
スタチン薬併用時の横紋筋融解症発現リスク低減の可能性があるものの、注意喚起は ..
リピトールは、グレカプレビル・ピブレンタスビル(C型肝炎の治療薬)との併用が禁忌とされています。グレカプレビル・ピブレンタスビルと併用すると、リピトールの肝臓への取り込みが阻害され、リピトールの血中濃度が上昇するおそれがあるためです。
その他、併用に注意が必要とされている薬剤は以下のとおりです。他の医療機関で該当する薬剤を処方されている場合は、診察時にご相談ください。
クラリスロマイアトルバスタチンの血漿中 機序: クラリスロマイシン
ストロングスタチン
LDLを約40%下げる効果が期待できます。現在、3成分の薬剤が発売されていますが、効果の差はほとんどありません。
ロスバスタチン錠2.5mg「DSEP」との飲み合わせ情報[併用 ..
グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン」という種類の成分が、薬を分解する「CYP3A4」という小腸の代謝酵素を阻害します。それにより、薬の代謝や分解が遅くなり、薬の血中濃度が上がるので、薬の効果が強く長く出てしまう可能性があります。
グレープフルーツ単体では薬のような作用はありません。
スタチンにおいて、AUC については対数値の平均値の差の90%信
該当するスタチンは、 CYP3A4で代謝されるで、また該当するマクロライドはCYP3A4阻害薬のです。CYP3A4に関与しない他のスタチンやマクロライドは問題ないとしています。
[PDF] HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン系薬)フォーミュラリー
パルモディアとの併用が禁忌とされているのは、シクロスポリン(免疫抑制薬)とリファンピシン(結核などの治療薬)です。パルモディアとこれらの薬剤を併用すると、パルモディアの血漿中濃度が上昇して副作用の発現リスクが高くなるため、他の医療機関で処方されている場合は必ず診察時にご相談ください。
そのほか、禁忌ではないものの併用に注意が必要な薬剤は以下のとおりです。
という理由で、禁忌の項に「CYP3A4を強く阻害する薬剤(クラリスロマ
『クレストール(一般名:ロスバスタチン)』、『リピトール(一般名:アトルバスタチン)』、『リバロ(一般名:ピタバスタチン)』は、いずれもLDL-コレステロール(LDL-C)値を下げる「HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)」です。
イシン)を投与中の患者」及び併用禁忌に「クラリスロマイシン」の記載があります。この
パルモディア錠(即放性製剤)の第Ⅲ相試験にてスタチン併用試験を行い、安全性と有効性を検討しました。
治療期24週時LOCF(Last observation carried forward)の空腹時血清TGのベースラインからの変化率は、プラセボ群-0.8%、パルモディア錠(即放性製剤)0.2mg/日群-46.8%、パルモディア錠(即放性製剤)0.2(0.4)mg/日群※-50.8%と有意に低下し、プラセボ群との差は有意でした。(主要評価項目)
また、副作用発現率はプラセボ群15.7%(17/108例)、パルモディア錠(即放性製剤)0.2mg/日群19.3%(29/150例)、パルモディア錠(即放性製剤)0.2(0.4)mg/日群19.4%(32/165例)でした。
※0.2(0.4)mg/日群:8週時に空腹時血清TGが150mg/dL以上の場合、12週時より0.2mg/日から0.4mg/日に増量。
該当する治験時のデータはをご確認ください。
『クラリス(一般名:クラリスロマイシン)』・・・Cmax2.42倍、AUC2.09倍(併用注意)
高度腎機能障害がある方については、パルモディアの服用で横紋筋融解症があらわれるおそれがあるため、投与の適否を慎重に判断します。また、投与する場合には低用量からスタートし、症状に応じて減量または投与間隔の延長なども検討します。
なお、重篤でない場合であっても、腎機能検査値異常がある場合にパルモディアとスタチン系薬剤を併用すると急激な腎機能悪化をともなう横紋筋融解症があらわれやすいため、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ併用を検討します。
薬剤師:スタチン系薬剤の中で、シクロスポリンとの併用による筋症や
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コレステロールは、1日約0.3gが食餌から吸収され、約1.5~2gが体内(主に、)で合成される。
肝臓では、炭水化物(御飯など)、蛋白質(肉類、魚など)、脂質が代謝され、酢酸(アセチル-CoA)が生成され、の作用で、コレステロールが合成される。肝臓で合成されたコレステロールは、リポ蛋白(、)として、血液中を、末梢組織に輸送される。
人間は、1日当たり、約0.3gのコレステロールを食事(食物)から摂取し、1.5~2gのコレステロールを体内(肝臓など)で合成する()。
コレステロールは、などで、アセチル-CoAから、などの作用で、合成される。コレステロール合成の原料となるアセチル-CoAは、炭水化物(御飯など)に含まれる糖(グルコースなど)や、蛋白質(肉類・魚類など)に含まれるアミノ酸(糖原性アミノ酸とケト原性アミノ酸)や、脂質に含まれる脂肪酸から、生成される。生体内のコレステロール合成は、ヒトでは、が50%、小腸が15%、皮膚が35%を分担していると言われる。コレステロールを多く含む食餌を摂取すると、で合成される内因性コレステロール量は減少するが、完全に抑制されることはない。は、小腸内でのを抑制する。
コレステロール合成は、摂食時には肝臓と(小)腸で行われ、空腹時には肝臓で行われる。
人間は、1日約0.2~0.3gのコレステロールを食事(食物)から摂取する。
また、1日約2gのコレステロールを中から腸管内へ排泄するが、この腸管内に排泄されたコレステロールは、大部分は、再び、腸粘膜から吸収される(腸肝循環)ので、実際には、1日0.4gのコレステロールが、体外に排泄されると言われる。
人間は、本来、草食性動物なので、コレステロールは、栄養素として、摂取する必要がないと言われる。
フィブラート系薬剤(商品名:べザトールなど)は、腎臓排泄率が高い(主に腎臓から尿中に排泄される)ので、横紋筋融解症の副作用に注意が必要。。
は、体内では、で、から、生合成される。
CoQ10の生合成の経路は、コレステロールと途中まで同じ経路なので、を阻害する。
阻害剤の。
は、(HMG-COA reductase:肝臓におけるコレステロール生成の律速酵素)を活性化させ、を促進させる。
患者は、脳にアミロイドβ蛋白(Aβ)が蓄積し、神経細胞が変性し、神経細胞内にタウが蓄積し、神経細胞が脱落し、痴呆になると考えられている。
高コレステロール血症になり、脳の神経細胞膜内コレステロール量が増加すると、アミロイドβ蛋白(Aβ)が脳内で重合(凝集)し易くなり、脳内に蓄積し、アルツハイマー病(認知症)を発症させ易くなると考えられる。
スタチン系薬剤を投与し、高コレステロール血症を改善すると、アルツハイマー病の発症率が低下する(60~73%)。
・
・スタチンは、肝障害や腎障害のある患者には、慎重に投与する。
肝障害患者、アルコール中毒患者は、横紋筋融解症が現れ易い。
腎障害患者や、腎障害の既往のある患者は、横紋筋融解症が現れ易い。
・スタチンは、肝臓で薬物代謝酵素3A4により代謝されるので、薬剤との併用に気を付ける。
マクロライド系抗生剤のエリスロマイシン(EM)や、クラリスロマイシン(CAM)は、スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害剤)と、代謝や中への排泄が競合し、スタチンの血漿中濃度を上昇させ、スタチンの副作用(横紋筋融解症など)を増加させるおそれがある。
・横紋筋融解症では、、、CPK上昇(CK上昇)、血中や尿中のミオグロビン上昇が見られる。急性腎不全などの腎障害が現れることもある。
・劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸が現れることがある。
血液検査(肝機能検査)を定期的に行い、異常値が見られたら、投与を中止する。
γ-GTP、ALT(GPT)、AST(GOT)、CPK(CK)上昇や、テストステロン低下に注意する。
肝機能検査(γ-GTP、ALT、ASTなどの測定)は、スタチン系薬剤(HMG-CoA酵素阻害剤)の投与・増量開始12週間後は、月1回行う。それ以降も定期的(半年に1回など)に、肝機能検査を行う。
・血小板減少性紫斑病、高血糖・糖尿病が現れることもある。
・スタチン系薬剤(HMG-CoA酵素阻害剤)のロスバスタチンカルシウム(商品名:クレストール錠)は、肝臓では、主に、能動輸送体(能動輸送系)を介して、肝細胞内に、能動的に取り込まれる。
スタチン系薬剤(ロスバスタチンカルシウム)は、脂質親和性が低いので、能動輸送体を有しない他の臓器の細胞には、取り込まれにくい。
スタチン系薬剤(ロスバスタチンカルシウム)は、肝臓でチトクロームP450(:シップ)によっては、殆ど代謝されない(未変化体として糞便中に排泄される)。投与されたロスバスタチンカルシウムは、90.2%が糞便中から、10.4%が尿中から排泄される。チトクロームP450(:シップ)による代謝を受けない。
・スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)は、血清中コレステロールを低下させ、心筋梗塞の発症を抑制する。
スタチンにより、血清コレステロールが低下すると、脳血管障害の発症も抑制される。
・ゼチーア(Zetia:エゼチミブ錠)は、小腸コレステロールトランスポーター阻害剤(小腸の絨網先端に存在するコレステロール輸送タンパクのNiemann-Pick C1 Like 1を阻害)。
ゼチーアは、1日1回10mg以下を食後内服する(腸から吸収された後、肝臓でグルクロン酸抱合され腸肝循環するので時間はいつでも良い)。
ゼチーアは、CYP(シップ)が代謝に関与しないので、CYPが代謝に関与する薬剤の血中濃度を変化させない。
ゼチーアは、スタチン、フィブラートと併用可能。
ゼチーアは、胆汁酸の吸収に影響しない。
・コレステロールは、主に、肝細胞の小胞体や細胞質で合成される。コレステロールは、肝臓の他、小腸、副腎皮質、皮膚、大動脈、精巣においても合成される。
・(HMG-CoAシンターゼ:HMG-CoA synthase、HMG-CoA縮合酵素:HMGS)は、肝臓のミトコンドリア内で、チオラーゼと共に、アセチル-CoAからを生成する反応に関与する。HMG-CoA合成酵素は、肝細胞にのみ存在する。HMG-CoA合成酵素の細胞質ゾルアイソザイムは、コレステロール合成に関与する。
HMG-CoA解烈酵素(HMG-CoAリアーゼ:HMG-CoA lyase)は、ミトコンドリア内で、HMG-CoAを分解し、アセト酢酸(ケトン体)とアセチル-CoAとが生成される。HMG-CoAリアーゼは、細胞質ゾルには、存在しない(細胞質ゾルでは、HMG-CoAからケトン体が生成されず、HMG-CoA還元酵素により、コレステロールが生成される。
HMG-CoA還元酵素(HMG-CoAレダクターゼ:HMG-CoA reductase)は、小胞体表面に存在に、細胞質ゾルに活性部位を突き出して、HMG-CoAをメバロン酸に変換する反応を触媒する。
・心血管イベント(心筋梗塞、不安定狭心症)の発症を予防するには、冠動脈プラークの進展を抑制したり、退縮させることが重要。
LDL/HDL比(LDL-C/HDL-C比)を低下させる(LDL-C/HDL-C比<1.5)ことで、プラークは、退縮する。
クレストール(ロスバスタチンカルシム錠)は、2.5mg内服では、LDL-Cを40.0%低下させ、HDL-Cを5.6%増加させる。5mg内服では、LDL-Cを46.5%低下させ、HDL-Cを10.7%増加させる。
クレストールは、2.5mg内服では、LDL-C/HDL-C比を41.4%低下させる(LDL-C/HDL-C比が、投与前3.1±1.1だったのを、投与後1.7±0.7に低下させる)。クレストールは、5mg内服では、LDL-C/HDL-C比を51.3%低下させる(LDL-C/HDL-C比が、投与前3.2±1.2だったのを、投与後1.5±0.6に低下させる)。
:スタチン系の薬剤を夕食後に飲ませるのは、肝臓でのコレステロール合成が、夜間に亢進するからだと言われる。
スタチン系の薬剤は、投与する時間によって、体内動態(血中濃度の変化)が影響されないと言われる。
スタチン系の薬剤のロスバスタチン(商品名:クレストール錠)を、午前7時に内服させた場合と、午後6時に内服させた場合とで、投与後の血中ロスバスタチン濃度の推移は、変わらない。
スタチン系の薬剤のロスバスタチンを、高コレステロール血症患者に、2.5~20mg1日1回6週間投与したデータによると、日本人は、白人に比して、血漿中のロスバスタチン濃度が、定常状態で、約2倍、高い。
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・田川邦夫:からだの働きからみる代謝の栄養学 タカラバイオ株式会社(2003年).
・後藤田貴也:血清脂質コントロール 高脂血症合併糖尿病患者での抗高脂血症薬の選択と使い方 日本医師会雑誌 特別号 糖尿病診療マニュアル Vol.130, No.8, S198-S201, 2003年.
・小田原雅人:糖尿病における脳血管合併症予防、日本医事新報、No.4290(2006年7月15日)、89頁.
DIクイズ5:(A)スタチンとマクロライド系薬の相互作用:日経DI
一方、『リピディル』はこれら代謝酵素などの影響を受けないため、「スタチン」以外に併用禁忌とされている薬はありません2)。
DIクイズ5:(Q)スタチンとマクロライド系薬の相互作用:日経DI
このことから、『リピトール』は他の薬と併用した場合の有効性や安全性も多く報告され、特に高血圧の治療薬「Ca拮抗薬」との配合剤『カデュエット(一般名:アムロジピン + アトルバスタチン)』も登場しています。