12最後次へ · KING RADSPEED XD 10.5°(イエロー)
Designed to straighten out a slice, the Cobra KING RADSPEED XD driver also provides strong, consistent performance. Eye catching look and satisfying sound.
コブラ KING RAD SPEED XDドライバー試打評価レビュー
コブラゴルフからKING RADSPEED XD WOMEN’S シリーズが登場。発売日は2021年4月9日(金)。
コブラゴルフのKING RADSPEED XD WOMEN’S シリーズが登場。メンズクラブに搭載されたRADIAL WEIGHTINGやアイアンの3Dプリント技術などのコブラゴルフの最新テクノロジーはもちろん、全アイテムにオリジナルの日本人女性ゴルファー専用のシャフトを採用。最大限に引き上げられたボール初速と最大飛距離を女性ゴルファーにも体験してほしい。
KING RADSPEED XD Black/Yellow|コブラ|ドライバー
より速く直進的な弾道とミスヒットに強い、高い安定性を実現した「キング ラッドスピードシリーズ」。低スピンモデルの「ラッドスピード」、低深重心モデルの「ラッドスピード XB」はすでに当連載で紹介済み。3兄弟モデルのトリを飾るのが、この「ラッドスピード XD」だ。
ほかの2機種との違いは、ヒールに配置した10gのウェート。ヒール寄り重心にすることで、ヘッドが返りやすくなっている。スライサーやアベレージゴルファーに向けた1本といっていいだろう。
さて、クラブ計測の結果に移ろう。数値はすべて実測値になる。クラブ長さは45.0インチと標準的で、クラブ重量も300.3gと標準的なので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ全体の慣性モーメントが288万g・㎠に抑えられ、この数値だとドライバーのヘッドスピードが43㎧くらいのゴルファーにとって、タイミング良く振れる設計といえる。しかし、試打クラブの純正シャフト「オリジナルスピーダーEVO for ラッドスピード」のSフレックス仕様だと、シャフトが軟らかめの設計なので、これならヘッドスピードが40㎧くらいのゴルファーでも十分扱えそうだ。
では、ヘッドを見ていこう。コブラらしいやや三角形型の輪郭形状で、スタンダードモデルといえる「ラッドスピード」よりもヘッドの横幅が広い。これは「ラッドスピード XB」と同じイメージで、また投影面積も大きくなっている。そして、一般の米国モデル(1.5度オープンがほとんど)とは違い、強いオープンフェースではないので素直に構えやすくなっており、また、フェース面はバルジ(フェースの丸み)が少ない平らなフェースで、球をつかまえるイメージも出ている。
実際に試打してみたが、やはりアドレスでは投影面積が大きいので、いかにも打ちやすそうな感じがして、やさしいイメージがある。また、コブラらしい三角形型のヘッドでシャープに振り抜ける感じがしてスピードを感じられるのもいい。
純正シャフトは45.0インチと長すぎないのが良く、ミート率も高くなり、アベレージゴルファーでもしっかり振り切ることが可能だ。
他メーカー同様、基本的には大きなヘッド慣性モーメントを狙ったヘッドで、ネック軸周りの慣性モーメントも非常に大きく、ダウンスウィングでのヘッドの返りは緩やかだ。ただし、「XB」に比べ、ヒール寄りにウェートがあるぶん、「XB」よりも重心距離が短めなので、球をつかまえやすく、よりストレート系の中弾道を打ちやすくなっている。
KING RADSPEED XD ドライバーのオークション検索結果
The Cobra RADSPEED XD offered an interesting dichotomy with a relatively soft feel at impact yet a deep pitched, fairly loud sound. Even though the sound and feel seemed at odds, they combined in a very satisfying way that had me thinking “boom” without feeling the need to swing hard. Feedback to my ears and hands was minimal unless my strikes were far from reasonable.
シリーズ中、もっともつかまりが良いという「キング RADSPEED XD ドライバー」をGDO編集部ミヤGとゴルフライターのツルさんが試打。マイクラブと比較しながら、その性能を検証していきます。
コブラ キング RADSPEED XD ドライバー【試打ガチ比較】
「ラジアルウエイティング」はヘッドの重心から遠く低い位置にウエイトを搭載して最大限の効果を発揮させるコブラ独自の技術です。
『RAD SPEED XDドライバー』はヒール、ソール後方、前方の3箇所にウエイトを配置。10グラムのヒールウエイトにはヘッドを返りやすくしてドロー回転がかかりやすくする効果があります。ソール後方の14グラムのウエイトは高い慣性モーメントを実現。左右どちらのミスにも寛容なドライバーとなっています。
ブラック仕上げは、ドライバーモデルによって異なる。標準「RADSPEED」ドライバーはマットブラック、「RADXB」と「RADXD」はグロスブラックだ。
キングコブラ/コブラ ラッドスピード XD ドライバーのクチコミ評価
コブラによると、他のすべての条件が同じであれば、「RADSPEED」は「SpeedZone」よりも300rpmスピンが少ないという。