以下では、太陽の光を浴びないとおこるデメリットについて解説します。
陽光LED照明「明王Myo-Ou」の光は太陽光を97%再現。体内時計と自律神経を整えてセロトニンとメラトニンを生成。
左下の赤線はメラトニン分泌量を示していて、夜間、増えています。
光は、生体リズムの同調因子としてもっとも強力なものである。ヒトの眼は強力な調節機構が備わっているため室内の電球や蛍光灯などの光でもかなり明るく感じるが、実際には晴れた日の野外(約1万ルクス)の20分の1から10分の1の光量しかない。体内時計を同調させるためには野外の太陽光がもっとも効果的である。入眠直前の強い光は生体リズムを遅らせる作用があり、起床直後の強い光は生体リズムを早める作用がある。
長い休暇で夜更かしをして遅くまで寝ている習慣がつくと、仕事を再開するとき朝なかなか目が覚めず、つらく感じる。これを我慢すると、通常は2~3日のうちに早くに寝つけるようになり、必要とされる時刻に起きられるようになるが、睡眠相後退型にはそれができない。患者は1)日中の行動や心理状態とかかわりなく朝方まで入眠できない、2)いったん入眠すると比較的安定した睡眠が得られ、遅い時刻まで起きられないが目覚めた際に不快感はない、3)長期間にわたり睡眠改善の努力をしてもうまくいかない、の3つの特徴がある。努力して無理に起床しても、午前中はぼんやりとした状態が続き、1~2日でもとの夜更かし・朝寝坊の生活に戻ってしまう。睡眠時間帯の遅れのために定刻に出勤・登校することが困難なため、社会生活に大きな支障を来たす。
思春期から青年期に発症することが多く、夏休みなどの長い休暇中の昼夜逆転生活、受験勉強などが発症の誘因となる。臨床的にみても、睡眠相後退とともに、最低体温出現時刻やメラトニン分泌リズムが健常人に比べて遅れていることがわかっている。
他に睡眠時間帯が毎日およそ1時間ずつ遅れていく自由継続型、睡眠時間帯が通常より極端に早まり修正できず、20時ごろには起きていることが困難となる睡眠相前進型、高齢者に多く、睡眠と覚醒の出現が昼夜を問わず不規則になる不規則睡眠・覚醒型がある。不規則睡眠・覚醒型については後で詳述する。
太陽の光に当たらないと、うつのリスクを高めてしまう可能性があります。
笑いが大切といわれても、そう簡単には笑えないかもしれません。しかし、実際に笑わなくても「笑いまね」で顔の表情を作る(顔面筋を収縮させる)だけでもセロトニン分泌効果があります。いつもニコニコとしていれば、本当に幸福感を味わうことができます。
ここからはメラトニンの主なはたらきである生体リズムの調整機能、催眠作用、抗酸化作用について解説していきます。
15分~30分程度、外の太陽光を浴びるだけで、十分リセットできます。
このメラトニンとセロトニンは拮抗関係にあり、日中にセロトニンが多く分泌される間はメラトニンの分泌量は低下しています。それに対し、夕方以降はセロトニンの分泌が抑制されるため、反対にメラトニンの分泌が活性化します。
したがって、日本の関東地方に近いところであれば1日に必要な太陽光を浴びる時間は、最低でも夏であれば7分間、冬であれば90分間だと考えられます。
セロトニンは夜になると松果体でメラトニンの原料へと変化します。
分泌量に関しては拮抗関係にあるにも関わらず、メラトニンはセロトニンを原料として作られているホルモンであるため、昼間のセロトニンの分泌量が多ければ多いほど夜間のメラトニンの分泌量も多くなります。
晴れた日の午前の太陽光は、2万~10万ルクスある。曇り空でも1万ルクス以上、雨の日でさえも5000ルクス以上ある。一般的な家庭のリビングで使われる照明の照度が150~500ルクス程度だというから、日中の太陽光がいかに強力かが分かるだろう。「この強烈な光を浴びると体内時計がリセットされてズレが修正される。また、引きずっていた眠気も取れて、しっかりと覚醒します」と古賀教授。
朝起きてすぐに太陽の光が目に入ると、光の刺激が目から脳に信号が伝わり ..
そこで今回は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で推奨されている8.5㎍という値を用いて考えて、「(必要な日照時間)× 8.5 ÷ 5.5 」という式を当てはめてみます。
曇の日も雨の日も太陽の光は届いているから、カーテンを開けて窓際に行けばいいん ..
朝の太陽光を浴びて約14~16時間が経過すると、脳の松果体と呼ばれる部分から体内時計の中枢がある視交叉上核にメラトニンが分泌されます。
睡眠の質向上. 日光を浴びるとセロトニンが増えると言いましたが、このセロトニンは夜になるとメラトニンという物質に変化します。
さて、本題である。「めざましカーテンmornin’」は、Bluetooth low energy チップを搭載したスマート家電。カーテンレールに装着する。あわせて、専用アプリをダウンロードし、そのアプリ内で、時間を設定すると、翌朝、その時間に自動で、カーテンレールに装着した同商品が、カーテンが開けてくれ、太陽の光が差し込み、快適に目覚めるというものなのだ。
指原莉乃さんは、会見の中で「自分でも、目覚めには自信があったが、この商品を実際に使ってみて、初めて本当に目覚めているうちには入っていなかったなと思った。太陽の光を得ることで、ここまですっきり目覚めができるのか、と驚いています」と話した。
同商品は、今日の発表を持って、発売を開始するが、現時点での販売は「Amazon」とのことだ。朝活の重要性が叫ばれる中、それも起きなければ、何も始まらない。起きていても、寝ぼけまなこでやっていっても仕方がない。生活するその一瞬一瞬を大事にしていくために、「めざましカーテンmornin’」の働きに期待したい。素敵な人生への幕開けは、ここから。
太古より人間は朝太陽の光で目覚め、夜暗くなると眠るという生活を続けてきました ..
また、目から入った光は、睡眠にかかわるホルモンの分泌にも影響を与える。体内時計の中枢である視交叉上核に入った光の信号は、神経を通して「松果体」(しょうかたい)へ到達する。この松果体では、眠気を促すメラトニンというホルモンが作られているが、光の信号を感知すると、その分泌に抑制がかかる。つまり、眠気が減って、体が覚醒するわけだ(1ページの図参照)。
睡眠に影響するホルモンはメラトニンといいます。これは、朝起きてから日中に、太陽光を目から取り込むことで生成されるホルモンです。 ..
ほかにも多くの役割があります。メラトニンは、健康を維持するうえで重要なホルモンなのです。
【夏の睡眠美容の必須知識】光の調整でメラトニンを味方につける!
そこで、「めざましカーテンmornin’」が快適な目覚めへと誘う。ポイントは太陽の光。実は、人間の眠気は、脳内のメラトニンの量によって左右されるという。眠い状態というのは、つまり、メラトニンが多いということなのである。しかも、一般的な起床時間の朝の7時は、メラトニンの量が特に多い時間と言われている。
それで言えば、電気をつければいいのかと思われがちだが、実は、電灯の光は、300ルクス程度。実は、照度2500ルクス以上の光を浴びないと、メラニンの分泌が抑制されないのである。でも、太陽の光は、曇りの日であっても、10,000ルクス以上の照度があることから、太陽の光を浴びることが、すっきりとした目覚めを演出できるということなのである。
朝日を浴びる6つの効果!睡眠の質を最大限に高める日光浴のポイント
朝、30~60分ほど散歩しながら太陽の光に当たると、メラトニンの分泌が抑えられます。これにより、日中の分泌が低下し、夜間の分泌が増すので、メリハリの利いた一日となります。
明るい寝室で眠ると太りやすい⁉光と健康の関係 | サワイ健康推進課
家を出るころは、もう日が昇っているだろう。通勤時には、できるだけ太陽光を浴びるようにしたい。外を歩くときはもちろん、乗り物の窓越しにでも構わない。「目覚めてからトータルで20分ほど光を浴びると、職場に着いたころにはしっかり活動モードに切り替わり、スムーズに仕事に入っていけます」(古賀教授)。
太陽光に含まれるほか、近年普及しているLED照明やパソコン、テレビ ..
また、セロトニンはメラトニンと呼ばれるホルモンとも深い関係があります。メラトニンとは脳の一部である松果体と呼ばれる部分から分泌され、分泌されると人は眠くなる、いわゆる睡眠ホルモンです。
そのため、寝る前にはメラトニン分泌を抑える光の調節が必要です。 ..
一般的に起立性調節障害では自律神経のバランスが乱れることに起因して、ノルアドレナリンやアドレナリン、セロトニンなどの分泌異常が起きると言われているため、ひいてはメラトニンの分泌にも異常が生じてしまうのです。
メンタル面の安定には、朝日とリズム運動でセロトニンの分泌を促進
ううーん、まだ寝ていたい・・・
筆者もまた、朝が苦手なタイプだが、そんな人に朗報だ。太陽の光で自然に、目覚めへと導く、世界初の商品の登場なのだ。
株式会社ロビット(以下、ロビット)は、世界初スマホ連動型カーテン自動開閉式「めざましカーテンmornin’」の発売を、本日開始した。それを受け、先ほど、徳井 義実さん、指原莉乃さんを交えて、記者会見を行った。
この記者会見の中でも話題になったのが、眠気による悩み。目覚まし時計をつけても、起きられず、二度寝してしまう人。起きることができても、眠気が抜けない人。めざまし音が恐怖になっている人。誰しもが当てはまることではないかと思う。
視覚障がいと日内リズム | ひきち眼科 | 北海道札幌駅徒歩3分
時差のある地域にジェット機で短時間に移動すると、到着後に睡眠・覚醒障害、頭痛、消化器の不調、めまいなど心身の不調が出現する。これが時差ぼけあるいは時差症候型と呼ばれる状態である。原因として、かつては機内の閉鎖的環境による心理的影響や、空気の乾燥、長時間の座位、不規則な居眠りなどの影響が重視された。しかし、時差のない南北飛行ではこうした症状が起こらず、東向きと西向きでは症状の起こり方が異なることなどから、出発地の時刻に合っていた生物時計と到着地における睡眠・覚醒スケジュールがずれることにより起こることがわかってきた。
実際にジェット機で時差帯域を飛行し現地に到着すると、われわれは到着地の時刻に合わせて生活しようとする。しかし、生物時計が作り出す概日リズムは、容易には変化しないため、しばらくは飛行前の日本のリズムを刻み続ける。このため、到着地の夜には、概日リズムの機能によりまだ身体が活動に適した状態にあり、睡眠をとろうと試みてもぐっすり眠れない。一方、到着地の昼は、日本から持ち越した概日リズムにより、身体が休息状態にあるため、活動中に眠気や疲労感が生じやすい。たとえば、ニューヨークと日本のように地球の表裏の位置関係にある地域への移動である場合、到着地の生活リズムに適応するのに10日~2週間はかかると言われている。
交代勤務に関連した睡眠障害も同様の機序で生じると考えられている。
「朝日を浴びるといい」のはなぜ?知っておきたい睡眠のメカニズム
この冬は新型コロナウイルス感染拡大による在宅勤務などで、こもりがちな日々が続いています。人との直接的なつながりも薄れてしまいがち。しかし、孤独は不安や抑うつ気分を悪化させます。ただでさえウインター・ブルーに陥りやすい人にとっては例年以上に厳しい冬です。
そんなときに重要なのが、大切な誰かとつながりを持つこと。「社会的なつながりや支援があるという感覚が、抑うつ気分を改善させる第一歩といわれます。直接会えなくてもZoomなどのオンラインサービスの活用は有効です。もちろん、電話やSNS、手紙など、あらゆる手段を用いて、繋がっていることが大切です。
また、ネガティブな情報を絶えず目にしていると、心を休めることは難しくなり、ポジティブな気分を生むことはできないでしょう。例えばニュースをチェックするのは1日に2-3回と決めるのもひとつです。さらに、テレワークが増えた人や出かける機会が減った人は、少しでも屋外に出る機会を作りましょう。人混みや密を避けながら、1日に1回外に出て、20分程度歩くだけで、驚くほど効果があります。日光を浴びることに加え、からだを動かすことでホルモンや自律神経のバランスが整ってきます。
ウインター・ブルーはどんな人でも陥る可能性があります。特にコロナ禍の冬、リスクを少しでも減らすよう、できることから始めましょう。
よい眠りのために | お薬のはなし | 静岡県立こころの医療センター
「夜はご自愛タイム。朝と昼間に作ったセロトニンがメラトニンに変わっても、夜、明るい環境にいるとメラトニンは減少してしまいます。夜は早めに照明の明るさをコントロールしましょう。メラトニンは100ルクスの照明の光を浴びただけで減るとも言われていますが、一般的なご家庭の夜の灯りは200〜500ルクスほどというのが実情。ワット数の低い電球を使う、間接照明にするなど、できるだけ早い時間から薄暗くして、入眠の準備を」