一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg


使用上の注意点
抗てんかん剤のフェニトインや止血剤トラネキサム酸、ビタミンA剤などは、相互作用によって重大な副作用を引き起こすことがあります。


一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg

トレチノインに続く2つ目のレチノイドとして2005年に承認を受けた抗がん剤で、白血病の中でも特殊な急性前骨髄球性白血病(APL)の治療に用いられます。
急性前骨髄球性白血病は、キメラ遺伝子と呼ばれる遺伝子によって、前骨髄球の分化を促がし、がん化した前骨髄球を減少させます。タミバロテンは、に反応しなくなった症例に対しても効果があるとの報告があります。

適応となるがん
再発または難治性の急性前骨髄球性白血病。トレチノインによる治療後に再発した場合にも、高い効果を発揮します。

一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg

主な副作用
トレチノインと似た副作用が現れます。唇や皮膚の乾燥、口内炎、頭痛、発疹、血中のコレステロール増加などが生じます。また、発熱や呼吸困難、間質性肺炎、低血圧などが起こるレチノイド症候群を引き起こす恐れがありますが、ステロイドの大量投与によって多くの場合は回復します。

使用上の注意点
ビタミンAやフィブラート系薬剤(高脂血症治療薬)、フェニトインなどの抗てんかん剤、副腎皮質ホルモン剤、セイヨウオトギリソウ、グレープフルーツなどは、相互作用を起こして副作用を増強したり、タミバロテンの作用を弱めたりすることがあります。

これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。

「医療機関でニキビを治療しても治らない」「何度もニキビが炎症を起こしている」というお悩みがある方は、イソトレチノインで改善する可能性があります。

イソトレチノインは重症のニキビなどに処方される薬として、欧米では広く知られています。
今回は、イソトレチノインの作用や期待できる効果、使用上の注意点などについてご説明します。

ニキビの治療では、1クール(約6ヶ月間)で98%以上の患者さんが治癒、または改善するとされており、現存する全世界で処方されているニキビの治療薬として、最も強力な薬剤と考えられています。
ただ、下記のような副作用も多く報告されており、ある一定の条件を満たした場合のみ処方となります。

イソトレチノインの治療に関して気になっている方はぜひ最後までお読みくださいね。

イソトレチノインは、ニキビの治療のための飲み薬です。 ビタミンA誘導体の「レチノイド」に属するお薬です。

ゼオスキンヘルスは当院スタッフが自信をもっておすすめする医療機関でしか扱えないホームケア商品です。
ディフェリンゲルやベピオゲルなど使っているが効果がはっきりしないと思われる方は是非お試しください。
しみの治療としても良い結果を得られるゼオスキンヘルスですが、難治性のにきびにもよく効きます。
特にミラミンやミラミックスはハイドロキノンをベースにしている商品で、これにお好みの量のトレチノインを加えることでにきびが治るだけでなく、柔らかく透明感のある肌に生まれ変わります。
しみの治療にも使われるハイドロキノンをベースにつくられているのでにきび跡のくすみや黒ずみにもよく効きます。


イソトレチノインの他、「ロアキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などと呼ばれます。

欧米のニキビ治療ガイドラインで強く推奨されている薬剤であり、ほかの治療では改善がみられない重症のニキビにも効果が期待できますが、日本では未承認のため自費治療となります。

イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

レチノイドに属する薬で、皮脂分泌や細胞の角化を抑えて毛穴のつまりを改善に導きます。
またニキビの原因のひとつとされるアクネ菌に対する抗炎症作用もあり、重症のニキビを減少させ、新たなニキビが生じにくい肌環境を作ります。

欧米ではロアキュタン、アキュテイン、アクネトレントなどの商品名で販売されています。
日本では認可されていませんが、海外では重症ニキビに対して有効とされ、国際的なガイドラインでは第一選択薬として知られています。

イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。

イソトレチノインは、先発医薬品が「アキュテイン」という製品名です。イソトレチノインの製品名は、アキュテインの他に、「ロアキュテイン(ロアキュタン)」、「イソトロイン」、「ソトレット」、「クララビス」、「アクネトレント」などがあります。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

この副作用は代表的なもので、ほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。それに伴い、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です。顔だけでなく体全体が乾燥しますので、保湿剤をしっかり使用していただきます。保湿対策を十分行うことによって、治療に耐えられないというほどの乾燥は起きません。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

スピロノラクトンは元々、高血圧の治療薬として長い間使われてきた薬剤ですが、欧米ではにきび治療に用いられます。
男性ホルモン(アンドロゲン)の働きを抑えて女性の大人にきびを改善します。
保険治療で効果を得られない重症の方に限り処方します。
効果が非常に高く中止後もリバウンドを起こしにくいといわれています。
生理が止まることがありますので低用量ピル(マーベロン28)と併用して使用します。

イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。

イソトレチノインは皮脂腺を縮小させるはたらきがあります。
ニキビの原因とされる皮脂分泌を抑制することにより、アクネ菌などを減少させ、炎症の進行を防ぎます。

また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。

ニキビは医学用語で尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれる皮膚の疾患で、90%以上の男女が経験すると言われています。毛穴が詰まってニキビ菌が増殖することで炎症を起こします。皮脂の分泌が増加する思春期からでき始めますが、20代、30代、40代以降でも生じることがあります。顔以外にも、背部、前胸部、頭部など皮脂の分泌が多い部位に好発します。

そんなトレチノインは、米国ではシワやニキビの治療薬としてFDAに認可されています。

ニキビ跡に悩んでおり、イソトレチノインでの治療が可能かどうか知りたい人もいるのではないでしょうか。また、ニキビ跡とともにニキビを改善したい人もいますよね。

イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。

当記事では、イソトレチノインの効果に関して解説します。イソトレチノインの副作用についても言及するので、ぜひ参考にしてください。

イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。

アクネ菌の増殖による免疫反応により、炎症が生じます。免疫反応が過剰にはたらくことでニキビの炎症がひどくなっていることがあります。
イソトレチノインは免疫反応を正常化し、ニキビを改善に導きます。

イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。

イソトレチノインが日本で未認可なのは、ニキビは身体的に不調をきたす病気ではないことから、「疾病の治療目的」というよりは「美容目的」と解されることも多く、特にイソトレチノインのような催奇形性等の重篤な副作用がある薬は、認可されにくくなっていることがその理由です。

上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。

イソトレチノインの効果は長期間持続しますが、内服を終了してから数か月で再発することもあります。症状に応じて2クール目のイソトレチノイン内服を検討します。

ただし、レチノールは副作用が少ないものの、効果も出づらいと考えられています。

時々できる1、2個程度のニキビであれば、生活習慣の見直しや、市販薬など個人のできる範囲で対応するのも良いと思いますが、繰り返すニキビや中等症以上のニキビの場合は医療機関を受診しましょう。

イソトレチノインは、特に副作用に注意しながら服用する必要があります。

イソトレチノインの服用により、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、毛穴の黒ずみ、赤ら顔など、幅広い肌トラブルに効果が期待できます。

日本国内のクリニックで処方されているイソトレチノインの費用相場は、

当院の患者に対するイソトレチノイン治療の成績は、改善率は98%以上、再発率*は30%以下です。

イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。

イソトレチノインは難治性のニキビ、重度のニキビに対して欧米では広く使用されているお薬で、1982年にアメリカFDAにより先発医薬品はアキュテイン(Accutane)が経口カプセル剤として承認され1、その後ロアキュテイン、イソトロインなどの同成分のジェネリック医薬品が登場しました。欧米を含めて多数の国で承認されていますが、日本では未承認薬です。