トレチノイン+ハイドロキノンクリーム10g 4000円(税込み)
ハイドロキノンの治療初期には、皮膚に赤みが生じたり、ヒリヒリとした違和感を覚えたりすることがあります。
◎ハイドロキノンクリームを使用する方は次のことを遵守して下さい。
また、トレチノインは、レーザー治療ができないシミ(=肝斑:かんぱん)や、ニキビや虫刺されやかぶれなどによって炎症が起きた後にシミになって色素沈着する「炎症後色素沈着」にも使用することができます。
またトレチノインはニキビ跡の赤身の改善にも有効なお薬の1つ。ただしニキビに対しては保険診療の薬も多くあるので、これらの治療法と比較しながら肌の状況を見て医師が判断いたします。興味がある方はぜひ気軽に相談していただけますと幸いです。
この記事では、ハイドロキノン・トレチノインの毛穴への効果について解説します。
通常1日2回、トレチノインを配合した外用薬(塗り薬)を治療したい箇所に塗布します。
ハイドロキノン※と併用することが多く、トレチノインクリームでメラニンを排出させ、ハイドロキノンで新しいメラニンの産生を抑えるという方法を取ることが多いようです。
使い始めて数日~2週間ほどで、皮膚のカサカサした感じや赤みが出てきます。使い始めて2週間程度で様子を見て、不安なようであれば皮膚科へ相談しましょう。
過去にハイドロキノン外用剤で過敏性症状、脱色素斑、オクロノーシスがあらわれたことがある方は使えません。
トレチノインが充分に乾いてからハイドロキノンを指で広めに塗ります。
しかし、市販で売られているレチノール含有の化粧水等は、医療機関で処方できるトレチノインの約100分の1の生理作用しかありません。そのため、市販品は保湿クリーム+α という位置づけとなっています。
ハイドロキノンとは、新たなメラニンが作られないように働くお薬です。ターンオーバーを促進するトレチノインと組み合わせてお使いいただくと、よりシミを薄くする効果が高まるため、併用されることが多い薬剤です。
当院では、ハイドロキノン・トレチノインのセット割引もご用意しております。詳しくはを参照ください。
市販で買えるおすすめハイドロキノンクリームも合わせて紹介します。
「トレチノイン」がターンオーバーにより、できてしまった肌内部のシミを排出し、「ハイドロキノン」がシミを作り出す酵素を抑制し、今あるシミを押さえ、これからのシミを作らないようにすることで、 両方の作用から効果的にシミを抑えることができます。
ハイドロキノンと併用の場合は、最初にトレチノインをシミからはみ出さないように塗り、乾いてからハイドロキノンを少し広めに塗ってください。
④トレチノインが乾いてから、ハイドロキノンを気になるところに塗布
1日2回、朝夜の洗顔後、化粧水・乳液等でお肌を整えた後、お手入れの一番最後にトレチノインを使用します。使用の際は、顔全体には塗らず、シミ・シワ・毛穴など気になる部分に少量を塗ります。
その後お化粧をする場合は、日焼け止めを塗った後にご使用ください。
ハイドロキノンと併用する場合は、トレチノインを先に塗ります。ターンオーバーを促進するトレチノインを先に塗ることで、ハイドロキノンがより浸透し、併用の効果が高まるとされています。また、トレチノインはより広範囲に塗ることがあるためです。トレチノインの刺激が強い場合は、逆の順番で塗り、トレチノインを塗り広げないようにします。
また、ハイドロキノンとトレチノインを使用する際には、必ず休薬期間を設けます。
シミや毛穴などの患部に、トレチノインを少量薄く塗ります。3分ほどおいて馴染ませた後、シミの部分より一回り大きめに、ハイドロキノンを重ね塗りします。その後、乾かしてください。
ハイドロキノンとトレチノインは、効果が高い一方、副作用が出やすい薬です。
「今あるシミを薄くして、将来のシミまで予防したい」という願いを、スキンケア感覚の塗り薬で叶えます。レーザー治療では改善が難しいとされている肝斑にも高い効果を発揮。また、火傷後の色素沈着や、乳輪などの黒ずみにも利用できます。
この塗り薬による治療では、ピーリング&肌再生効果のあるビタミンA誘導体『トレチノイン』と、強力な漂白作用のある『ハイドロキノン』を併用。トレチノインが表皮の深いところにあるメラニン色素をスムーズに排出し、同時にハイドロキノンがメラニン色素を生成する酵素の働きを抑制。今あるシミをケアするとともに、シミができにくい肌環境にします。また、ピーリング&肌再生効果によって肌表面の余分なものを取り除くので、ニキビ改善にも有効です。手軽なホームケアで、高い効果を実感できます。
反対に、ハイドロキノンが適応とならないタイプの色素斑もあります。
トレチノインとよく比較されるのが、化粧品などにも配合されている「レチノール」です。
レチノールとはビタミンAのことで、皮膚や粘膜の健康維持や抵抗力強化に役立つ成分です。レチノールが体内で代謝されると、中間体のレチナールを経てトレチノインになります。
レチノールはトレチノインに比べると皮膚に対する作用がマイルドで、医薬部外品として化粧品などに配合されていることもあります。一方、トレチノインは医薬品に分類されるため、医師の処方がなければ入手できません。なお、レチノールとトレチノインを外用した場合の生理活性は10~100倍ほど違うといわれています。
使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。
治療を続けると肌に耐性ができ、数週間を過ぎた頃から症状が徐々に引くケースもありますが、赤みや痛みが強い場合は使用を中止し、様子を見て、症状が何日も引かないようであれば、アレルギー反応を起こしている可能性が高いですので、クリニックにご連絡ください。
3.ハイドロキノンを、できるだけ広い範囲に伸ばして塗りましょう。
トレチノインを使用すると皮膚のターンオーバーが早まりますので、数日後から赤みが出たり、角質が垢のようにボロボロ剥がれ、ヒリヒリした感じが現れますが、トレチノインが正常に作用している反応(レチノイド反応)になります。
多くの場合一時的な反応ですので、多くの場合は日が経つと落ち着きます。
塗り始めてから1日~3日で反応が現れ、1~2週間ほどで反応のピークとなります。
その後は徐々に落ち着いてきます。
次に、ハイドロキノンの一般的な治療期間について解説していきます。
濃いシミにはトレチノイン・ハイドロキノン療法の効果は高くありません。レーザーによるシミ治療をおすすめします。
トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。
また、長期間、漫然と使用すると、副作用の「脱色素斑」や「オクロノーシス」ができてしまったり、効果がでにくくなってしまう可能性があります。3か月以上使っても効果がない場合は中止して、レーザー治療などを検討した方がいいでしょう。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
トレチノインと併用する場合は、先にトレチノインを塗ります。トレチノインはより広範囲に塗ることと、ハイドロキノンがより浸透しやすくなり併用の効果が高まるとされているからです。逆の順番で塗っても、問題はありません。
市販品のハイドロキノンクリーム選びで抑えておきたい3つのポイントを紹介します。
ハイドロキノンの主成分であるヒドロキノンは、ます。また、をもあるといわれています。こうした働きから、ハイドロキノンを「肌の漂白剤」という方もいますね。
市販品のハイドロキノンクリームの使い方には、いくつか注意点があります。
トレチノインクリームですでに作られているメラニンの排出を促進し、ハイドロキノンで新たなメラニンの産生を抑制することが治療の柱となります。
そのため、ハイドロキノンクリームは以下の保管方法を心がけましょう。
ハイドロキノンを顔全体に使う前に、部分的に試し塗りしたり、目立たない部分でアレルギー反応が起きないかパッチテストを行うとよいです。
ハイドロキノントレチノイン療法は、ハイドロキノンという漂白作用のある外用剤と、トレチノイン ..
ハイドロキノンは濃度が高くなればなるほど効果が高くなる一方で副作用も強く出ます。そのため、市販のクリームや化粧品ではハイドロキノンの濃度は制限されており、処方薬の100分の1程度となっています。
処方されたトレチノインを朝晩1日2回、または夜1回 洗顔・保湿後に外用します。初めは少量から始めます。
1日1回、夜に洗顔して化粧水や乳液などのケアをした後、一番最後にハイドロキノン外用剤を使います。塗るのは顔全体ではなく、シミのある部位だけです。