・ヒドロコルチゾン酪酸エステル(ロコイド ®) ・デキサメタゾン(グリメサゾン ®,オイラゾン ®)


ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :4
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :6
デキサメタゾン(デカドロン) :30
ベタメタゾン(リンデロン) :30


通常, ヒドロコルチゾンの抗炎症力価をとした時に, プレドニゾロンが倍, メチルプレドニゾロン

○デキサメタゾン:デカドロン
プレドニゾロンの約10倍の抗炎症作用
血中半減期が300分前後であり、ステロイド薬の中では最長
→局所投与でよく用いられる、長期投与で副腎萎縮

対象となる患者は、いくつかの治療群に無作為に割り当てられました。デキサメタゾンは、そのうちの1つの治療群に、経口(液剤または錠剤)または静脈内注射で1日1回6mgが10日間投与されました。

【石川専門委員】 和名で書くのであれば、ヒドロコルチゾンの方がわかりやすいと思います。 5

妊娠中または授乳中の女性患者は、プレドニゾロン(作用がより弱いコルチステロイド)40mgの経口投与に、無作為に割り当てられました。

ヒドロコルチゾン、プレドニゾロンはががありますが、半減期が短いため内服で主として使われます。ベタメタゾン、デキサメタゾンは電解質代謝の副作用がない上に、糖質コルチコイド作用が強いため好んで使われますが、その作用の強さゆえに副作用も出やすくなります。

ヒドロコルチゾン酪酸エステル)などがあります。 比較的作用がマイルド ..

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :0.8
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :0.5
デキサメタゾン(デカドロン) :0
ベタメタゾン(リンデロン) :0

体内で作られるステロイドの量は5㎎/日。ステロイドの最高投与量は60㎎/日。セレスタミン1錠はプレドニン換算で2.5㎎。

図には示していないが、4位以下は次の通り。 ・ヒドロコルチゾン(コートリル、2.6%) ・ ..

(訳註:以下、プレドニゾンは国内未承認薬です。プレドニゾロンとプレドニゾンは非常に似た薬ですが、エビデンスの厳密性のため、プレドニゾンでの記載を行っています)

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1.2-1.5 h
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :2.5-3.3 h
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :2.8-3.3 h
デキサメタゾン(デカドロン) :3.5-5.0 h
ベタメタゾン(リンデロン) :3.3-5.0 h


ヒドロコルチゾンは、細胞内に存在する受容体と複合体を形成し、標的遺伝子に結合することで遺伝子発現を変化させる。 デキサメタゾン ..

○コハク酸メチルプレドニゾロンNa:ソル・メドロール
血中半減期が180分前後であり、使用しやすい
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い
プレドニゾロンの約1.2倍の抗炎症作用

ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、クロベタゾン、デキサメタゾン、トリアムシノロン、ベタ.

組 成:1錠中 プレドニゾロン 5mg 含有
作用機序:抗炎症反応、抗アレルギー作用を示す他、生体における諸種の代謝反応、生体免疫反応への作用をあらわす.
用法用量:1日5-60mg、1日1-4回
禁 忌:本剤過敏症
原則禁忌:有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身真菌症、消化性潰瘍、精神病、結核性疾患、単純疱疹性角膜炎、後嚢白内障、緑内障、高血圧症、電解質異常、血栓症、内蔵手術創のある患者、急性心筋梗塞の既往
慎重投与:感染症、糖尿病、骨粗鬆症、腎不全、甲状腺機能低下、肝硬変、脂肪肝、脂肪塞栓症、重症筋無力症、高齢者
併用注意:
(本剤↓)バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシン
(併用薬↓)抗凝固剤、経口糖尿病用剤
(両薬剤↑)利尿剤
副作用:
(重大)誘発感染症・感染症の増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、骨頭無菌性壊死、ミオパチー、緑内障、後嚢白内障、血栓症
*(その他)副腎不全、ざそう様発疹、多毛症、興奮、満月様顔貌、体重増加、多尿、白血球減少、月経異常、成長障害(小児)、創傷治癒遅延、ステロイド筋症、皮膚線条、紫斑、皮膚萎縮、高血圧、不眠、高脂血症 etc
特記事項:連用後、急に投与中止すると離脱症状(発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等)が現れることがある。副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチンを接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。

ピオン酸ヒドロコルチゾンとの比較:34 例)患者を対象とし,本剤

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ):20 mg
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :5 mg
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :4mg
デキサメタゾン(デカドロン) :0.5-0.7 mg
ベタメタゾン(リンデロン) :0.5-0.7 mg

デキサメタゾン, 酢酸デキサメゾン, プレドニゾロン, 酢酸プレドニゾロン, 酪酸クロベタゾン

1日の投与量はデキサメタゾンで6mgとし、ヒドロコルチゾンでは160mg、(投与例としては8時間ごとに50mgまたは12時間ごとに100mg)、プレドニゾン40mg、メチルプレドニゾロン32mg(6時間ごとに8mg)とします。

ヒトのグルココルチコイド受容体結合親和性を比較した試験5)においてブデソニドはデキサメタゾンよ ..

(1) プレドニゾロン・メチルプレドニゾロンが第1選択薬
(2) ヒドロコルチゾンは塩類蓄積作用があるため、通常用いられないが、即効性があり、ショックの治療に最適
(3) デキサメタゾン、ベタメタゾンは局所投与が基本

したヒスタミン遊離試験においてヒドロコルチゾン、デキサメタゾン、プレドニゾロンをアレルギー反 ..

表1に、臨床で全身投与に用いられる主なステロイド薬を示した。
各ステロイドの主な違いは①力価、②副作用の軽減(グルココルチコイドとは受容体の異なるミネラルコルチコイド作用(電解質作用)の分離)である。各ステロイドの1錠中には基本的にヒトの1日の分泌量であるヒドロコルチゾン20mgに相当する量が含まれる。

コハク酸エステルナトリウム及びデキサメタゾンの静脈内投与並びにデキサメタゾン及びヒド.

は強さにより5段階に分けられますが、グリメサゾンは下から2番目のミディアムクラスに分類されます。同じ強さのステロイド外用薬としては、アルメタ(アルクロメタゾンプロピオン酸エステル)、、リドメックス(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)、レダコート(トリアムシノロンアセトニド)、などがあります。
比較的作用がマイルドなので、顔や陰部などの皮膚の薄い部分の治療にも使われることがあります。また、赤ちゃんなど幼いお子さまに処方されることもあります。
なお、タール剤とステロイドを配合した外用薬は、日本においてはグリメサゾンのみです。グリメサゾンは、デキサメタゾンのみを主成分とする外用剤と比較して症状が再発するまでの期間が長く、再燃性を低減させる作用が期待できます。

副作用軽減のためにヒドロコルチゾン、メチルプレドニゾロン、非ステロイド ..

妊娠中または授乳中の女性には、デキサメタゾンの代わりにプレドニゾロン40mgの経口投与(またはヒドロコルチゾン80mgを1日2回静脈内投与)を行いました。

デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、ベタメタゾン、等の ..

○プレドニゾロン:プレドニゾロン,プレドニン
血中半減期が150分前後であり、使用しやすい
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い

通常、内服または注射の製剤は、このヒドロコルチゾンの強さと比較します。 ..

メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。

臨床で繁用されている副腎皮質ステロイド剤(内服薬)の効力比は表1のとおりで,ヒドロコルチゾン

パンデル(一般名:酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン)は、血管収縮作用と局所抗炎症作用を併せ持つステロイド外用薬です。通常は、皮膚の赤みや腫れ、かゆみなどの症状改善に用いられます。
ステロイド外用薬は強さにより5段階に分類されますが、パンデルの強さは上から2番目のベリーストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、(ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル)、(フルオシノニド)、(吉草酸ジフルコルトロン)、(モメタゾンフランカルボン酸エステル)、(ジフルプレドナート)などがあります。
なお、「パンデル」という名称は、「Pan(「汎、すべての」という意味)」と「Derma(「皮膚」を意味する英語)」に由来します。

[PDF] DIニュース2020年12月2号 当院採用の副腎皮質ステロイド注射薬一覧

ステロイド内服薬は多数ありますが、主な違いは効果持続時間です。
また各薬物によって糖質コルチコイド作用と鉱質コルチコイド作用の強さが異なります。
臨床で期待される抗炎症、免疫抑制などの効果は糖質コルチコイド作用の強さに依存しています。
鉱質コルチコイド作用はナトリウムの再吸収亢進とカリウムの排泄亢進があり、高血圧や電解質異常等の副作用として現れることがあります。
下の表に、当院採用薬の生物学的半減期、糖質コルチコイド作用の等価用量、糖質コルチコイド作用と鉱質コルチコイド作用の効力比(ヒドロコルチゾンを1とした場合)をまとめました。
等価用量とは、同等の効果を発現させるのに必要な用量(mg)のことです。

[PDF] 細胞質受容体へ結合し生理作用発現 ×:鉱質コルチコイド→球状層

小児や高齢者にも使用できます。妊婦の場合、RECOVERY 臨床試験ではデキサメタゾンの代わりにプレドニゾロンの経口投与やヒドロコルチゾンの点滴静注が行われました。ステロイドは幅広い地域で使用されています。