フィナステリドは短いのですが、デュタステリドは長く作用することが出来るのです。


デュタステリドの方がⅠ型・Ⅱ型両方の5αリダクターゼの働きを阻害することから、AGA治療薬として優れてると言われています。とはいえ、デュタステリドを絶対に選ぶべきとは断言できせん。


まずフィナステリドとデュタステリドに共通する副作用について説明します。

また,フィナステリド,デュタステリドを服用している患者さんでは,2型糖尿病発症のリスクが高いとの報告も出ています(Incidence of type 2 diabetes mellitus in men receiving steroid 5α-reductase inhibitors: population based cohort study. BMJ 2019; 365:1204).
男性型脱毛(AGA)の治療のためにフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ,アボルブ)を服用されているかたは,お子さんがお生まれになるまでは中止してください.喫煙と違って,ずっと止めてくださいとお願いしているわけではありません.お子さんを授かられるまでです.幸いなことに,薬は中止すれば,副作用は消失しますので,子作りをすでに始めていても,これからでも,これらの薬を服用しておられるなら,まずは精液検査で精子の状態を確認するべきです.

AGA患者を対象とした、デュタステリド0.02mg、0.1mg、0.5mgとフィナステリド1mgを24週間投与した、試験結果です。
※頭頂部円内(直径2.54cm)のベースラインからの毛髪変化量での比較です。

フィナステリドとデュタステリドの服用に関する注意点は、以下の5点です。

そこで、AGA治療薬として有名なフィナステリドとの違いや、デュタステリドの正しい服用方法を紹介します。

フィナステリドがAGAの進行を抑える薬であるのに対し、デュタステリドは、AGAを治療する薬です。微妙にも思える違いですが、ここまでにご紹介してきたとおり、デュタステリドのほうが、より優れた抗AGA効果を持っているといっていいでしょう。

続いては、AGA治療薬デュタステリドについて、よくある疑問にお答えしていきます。

追:男性型脱毛(AGA)の発毛促進のためにフィナステリド,デュタステリドに加えてミノキシジルが処方されていることがありますが,不妊への影響はないようです.ミノキシジルは血圧を下げる薬(降圧薬)として開発されましたが,副作用として体毛の増加があり,そちらが注目されることになった薬剤です(バイアグラも降圧薬として開発されたものの,副作用で勃起があり,EDの治療に使われるようになったのでよく似ています).ただ内服すると血圧がかなり激しく下がることがあり,男性型脱毛には塗り薬(リアップですね)として使用され,内服薬は日本では未承認です.子作り中はフィナステリド,デュタステリドは中止しなければなりませんが,どうしても脱毛が気になるなら,ミノキシジルの外用薬をお使いください.ミノキシジルの内服は,副作用が心配ですので,おすすめしません.

①献血については、血中から薬剤が消失する期間が参考にされます。
フィナステリド(プロペシア錠®)の場合は1ヶ月、デュタステリド(ザガーロカプセル®)の場合は6ヶ月、献血をすることができません。

フィナステリドよりも 強力にAGA進行を抑制することができる デュタステリド。

仮に前頭部・頭頂部に著しい脱毛が認められた場合、原因はⅡ型の5αリダクターゼである可能性が高まります。また、副作用の観点からも、デュタステリドではなく、まずはフィナステリドオススメする場合も少なくありません。

フィナステリドとデュタステリドはAGAに対する効果性が似ているため、副作用にも共通点が多いです。代表的なものが性機能不全で、デュタステリドに関していうと、重度の肝機能障害を引き起こす可能性もございます。特に、もともと肝機能に障害がある方の服用は注意が必要です。


作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。

それでは本題の抜け毛予防の薬剤、デュタステリドとフィナステリドにはどんな違いがあるのか説明致します。

デュタステリドはフィナステリドと比較して約1.6倍増毛します。

デュタステリドはその2年後の1994年に、AGAではなく前立腺肥大症の治療薬として臨床開発が始まりました。

▼フィナステリドとデュタステリドの比較についてはこちらの記事もご覧ください「」

AGA患者にフィナステリドとデュタステリドを投与し、24週間後の結果を比較した試験では、フィナステリド1mgと比べ、デュタステリド0.1mg、0.5mgの方が毛髪数が多いという結果となりました。

これはフィナステリドの副作用としては有名でよく話題になりました。

デュタステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられる治療薬です。有効成分デュタステリドが、脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えることにより、髪の成長を促し、薄毛の進行を遅らせます。AGAは、男性ホルモンの作用によって起こる髪の薄毛や抜け毛であり、放置すると徐々に目立ってきます。

AGAの治療のメインとなる薬剤はフィナステリドやデュタステリドです。

テストステロン(男性ホルモン)は5α還元酵素によりジヒドロテストステロン(DHT)に変化することで,より強い男性ホルモン作用を発揮します.男性型脱毛(AGA)治療薬のフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ,アボルブ)は5α還元酵素を阻害することでDHTを減らし,脱毛を抑えようという薬です.

デュタステリドは、フィナステリドと同様にポピュラーなAGA治療薬だといえます。

このページではAGA治療に一般的に使用されている「プロペシア(フィナステリド)」「デュタステリド」「ミノキシジル外用薬」「ミノキシジル内服薬」の4種類の治療薬の副作用を解説します。

デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)治療に用いられる内服薬です。

ユニティクリニックでも、AGA治療薬としてジェネリックのデュタステリドを処方しています。

デュタステリドの値段(価格)は、以下の通りです。

デュタステリドの重大な副作用には、以下のような症状が見られます。

デュタステリドは5α還元酵素のⅠ型とⅡ型のどちらにも作用し、広範囲の部位の薄毛に効果的であることから、

フィナステリドの副作用というより純粋にEDを発症しただけなのかもしれません。

AGA治療薬として優秀なデュタステリドですが、残念ながら服用できない人もいます。
デュタステリドの処方禁忌・併用禁忌は、以下の通りです。

フィナステリド(プロペシア)デュタステリド(ザガーロ)のリスク副作用について

デュタステリドはその後、AGA治療薬として2009年に韓国で、2015年に日本で認可されました。

デュタステリドやフィナステリドの副作用に性的欲求の減少やEDがあるのです。

そのため生え際や頭頂部の薄毛が気になる方、フィナステリドで効果を感じなかった方でもデュタステリドで効果を得られる可能性があるのです。

このような場合はデュタステリドでのAGA治療は適さないでしょう。

最近ではデュタステリドの信頼性が高まり、フィナステリドからの切替が進んできています。

デュタステリドを過剰摂取すると副作用のリスクを高める可能性があります。

デュタステリドはよくフィナステリド(プロペシア)と比較されるAGA治療薬です。
本記事では当院の医師がデュタステリドの効果や副作用、服用方法について解説いたします。

以下に、デュタステリドの副作用とリスクについて詳しく解説します。

男性型脱毛症に悩む方にとって、フィナステリドとデュタステリドは有効な治療薬として知られています。しかし、どちらの薬を選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

フィナステリドとデュタステリドは生殖器系の副作用に違いがあります。

デュタステリド(ザガーロ)は男性型脱毛症(AGA)に効果的な治療薬とされていますが、思ったように効かない主な原因は以下の通りです。

デュタステリドはフィナステリドより生殖器系の副作用が多くなります。

それを踏まえて、フィナステリドとデュタステリドに共通する効果や違いについて説明していきましょう。

フィナステリドとデュタステリドに料金の違いを比較していきます。

デュタステリドはグラクソ・ウェルカム社(現グラクソ・スミスクライン社)が開発したフィナステリドの次の世代の薬剤です。

フィナステリドとデュタステリドの違いについてご理解いただけましたでしょうか。

5αリダクターゼ阻害薬であるフィナステリドとデュタステリドはどちらも5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの生成を抑える働きがあります。