No.34 AH-1コブラ AH-64アパッチ<世界の傑作機


1.5km先までソ連の戦車が来るのを待ち受け、塹壕から頭を出したまま有線誘導。64式が効かないか外れた場合には、次は150m先にソ連戦車が来るのを待ち、バズーカ砲で撃つ。
まさに"対戦車特攻自衛隊"である。


AH-1コブラ,AH-64アパッチ 世界の傑作機No.34 中古本・書籍

「1980年代後半に対戦車ヘリのコブラが入って来ました。コブラ1機が撃墜されるのに、ソ連軍戦車20台を破壊できるくらいの撃破率です。侵攻するロシア軍機甲部隊をオーバーキルになるくらいの攻撃力のため、普通科隊員たちはこれで防衛作戦ができると実感しました」(二見氏)

ヘリコプターには兵員を輸送する輸送ヘリや様々な要素に使う汎用ヘリなどもありますが、やはり軍用機の花形が戦闘機であるように、ヘリの花形はなんといっても攻撃ヘリです。
映画『地獄の黙示録』を引き合いに出すまでもなく、攻撃ヘリの一群が空を埋め尽くして襲いかかる様は圧巻です。

オックスフォード コブラ戦闘団 アパッチ 攻撃ヘリコプター CJ36519

しかし、ヘリコプターにはどうしても「装甲が弱い」という欠点があります。
装甲が弱い汎用ヘリコプターでは、着陸地点周辺に小火器で待ち伏せされただけでも任務に支障が出る可能性があり大きな脅威となりました。

自衛隊ではAH-1Sコブラの後継機として、平成14年度予算で2機の調達が認められ、平成18年度に最初の1機が導入されました。

攻撃ヘリ コブラとアパッチ 写真素材 [ 1978544 ]

機体構造として、操縦席は前後に段差をつけて設置されたタンデム式。後席に操縦手(パイロット)、前席に射撃手(ガンナー)が搭乗します。前席のガンナーは副操縦手も兼ねており後席のパイロットが操縦ができなくなっても対処できます。
この操縦席の配置は後に開発される攻撃ヘリコプターのスタンダードになっていて、陸上自衛隊に配備されている純国産のも同じ配置となっています。

ちなみに自衛隊での装備名称は「戦闘ヘリコプター」となっています。
(攻撃という言葉を嫌う、いわゆる自衛隊用語)

対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラ|C-NITE|陸上自衛隊装備品

このように、ある程度の制空権を確保された環境で有れば良いのですが、それ以外の環境になると極端に活躍出来る場所がなくなるのが戦闘ヘリです。

ちなみに、陸上自衛隊のAH-64Dはロングボウ・レーダーを搭載していることから「アパッチ・ロングボウ」や「ロングボウ・アパッチ」などとも呼ばれています。一見すると「皿」や「まんじゅう」のような見た目ですが、実は重要な役割をもった陸自「アパッチ」のキモといえるパーツなのです。


平成26年第一空挺団降下訓練始めでの攻撃ヘリアパッチとコブラのシーンです。JGSDF習志野演習場内で所狭しと展開していました。

ただ、2018年2月に発生したAH-64D墜落事故を受けて、陸上自衛隊は整備性と安全性を追求するため、一時的にロングボウ・レーダーを外して運用しています。また理由は不明なものの、今年の総火演にAH-64Dは不参加でした。

[Qoo10] oxford オックスフォード コブラ戦闘団 アパッチ

そこまでです。これ以外の状況になると戦闘ヘリは非常に脆弱になります。

AH-64Dアパッチ・AH-1Sコブラ他帰投 第1空挺団降下訓練始め

英軍のAH-64Dは独自仕様が多い。ロールス・ロイス社製のエンジンなど自国製のコンポーネントが多く使用され、内製化されたパーツも多かった。その分、コストは高いはずだ。対して我が国のAH-64Dはコンポーネントの多くが輸入でありライセンスによる国産というよりも実質、組み立て生産に近いものだった。

戦闘ヘリ コブラとアパッチ 写真素材 [ 1973354 ]

AH-1Sコブラは米国ベル社製の対地攻撃用ヘリコプターです。富士重工でライセンス生産され、陸上自衛隊に配備されました。今から20年ほど前、北海道 帯広第5師団にAH-1Sが配備され、当時高校生だった私は、学校の窓からよく飛来するAH-1Sを見ることが出来ました。

コブラやアパッチ参加 韓国軍が「2022護国訓練」を公開[2022/10/20 09:54] ..

アメリカは汎用ヘリであるUH-1を改良し、ここに世界初の攻撃ヘリコプター「AH-1 コブラ」が誕生しました。

戦闘ヘリコプターAH-64Dアパッチ・ロングボウ|陸上自衛隊装備品

湾岸戦争のイメージで、山もない平坦な砂漠に敵がいる…ようなケースで有れば、地上の対空兵器というのは容易に探し出すことができ、脅威となる前に排除することができます。敵も隠れる場所がないからです。山であっても低木の人が隠れることができないような岩山で有れば、地上の脅威というのは、センサーですぐに探知できるため、容易に脅威を排除できます。

第4対戦車ヘリコプター隊のAH-1Sコブラ。 (写真:習志野演習場/撮影 ..

1977年にはエンジン、トランスミッションを強化して対戦車戦闘能力を付与したS型のAH-1Sを開発。陸上自衛隊はこれをベースとした機体を輸入して1978年~1980年の試験運用を経て導入することになります。

習志野駐屯地「降下訓練始め」…アパッチ・ロングボウやコブラなど

ちなみに戦闘機の複座は前が操縦士で後ろがオペレーターですが、コブラの場合は操縦士が後ろ、前は火器管制を担当するガンナーと、戦闘機とは逆になります。

アメリカは汎用ヘリであるUH-1を改良し、ここに世界初の攻撃ヘリコプター「AH-1 コブラ」が誕生しました。

この得意分野は逆に弱点となります。ジェット機に対して速度が遅いため、低速での飛行、ホバリングというのは地上の敵から見れば格好のマトとなり得ます。スティンガーミサイルに代表される、歩兵が肩にかけて打ち上げることができる携帯型対空ミサイルが開発されて、これは戦闘ヘリにとって脅威となりました。

陸上自衛隊 AH-64Dアパッチ&AH 1コブラの違い 2017

戦闘ヘリが圧倒的に有力な戦場は?
ヘリコプターは低速で飛んだり空中でホバリングすることができますので、ジェット機のように動き続けていなければならない、もしくは目標に対して対峙する時間が限られている飛行機にはできない任務に使用されます。例えば、レーダーに反応しない山の谷間を(例えば同量の武装をしたジェット機では難しい高度を)這うように飛び(匍匐飛行し)目標に近づく、もしくは空中でホバリングし監視や待ち伏せ攻撃ができる、長時間一定の空域にとどまり対地攻撃なり地上支援を行うという任務です。

2017年に某駐屯地祭で撮った AH-64DアパッチとAH-1コブラです、両者の違いをご覧あれ.

結局、教育部隊を除くと、西部方面の第3対戦車ヘリコプター隊の第2飛行隊のみがAH-64Dを装備して、他の対戦車ヘリコプター隊はコブラをそのまま使用するという、非常に歪な状態となってしまっています。

導入開始から30年近く経過するため老朽化に伴う更新として戦闘ヘリコプターAH-64D(通称、アパッチ・ロングボウ)の導入が始まった。

また、OH6観測ヘリを導入したのもよかったのですが、米陸軍のように攻撃能力は持たさず、その後継機OH1も観測にこだわりすぎたので、汎用性も拡張性もない、実に使い勝手の悪い観測ヘリになってしまいました」

本当に大丈夫なのだろうか...? 米陸軍兵士としてアフガニスタンで実戦を経験し、ストライカー旅団戦闘団で作戦立案を担当する情報将校だった、元米陸軍大尉の飯柴智亮氏はこう語る。

ヘルハウンド #ヒューイコブラ #アパッチ陸自攻撃ヘリ三種。ヘルハウンド(架空)、ヒューイコブラ、アパッチです。

陸上自衛隊に配備されたAH-64Dはすべてこのロングボウ・レーダーが搭載されたタイプですが、その前のタイプ、初期型であるAH-64Aにはこのロングボウ・レーダーが搭載されていませんでした。

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装備を扱っている我々からすれば『コブラの更新として計画的に導入ができていない』という話です。年間導入機数が1~2機では遅々として機種の更新が進まず、売り手も困るでしょう。GDPの1%前後の防衛予算の枠での防衛力整備では、新しい装備の価格が2倍以上に跳ね上がることにより、数を揃えることはできません。このような構造的な問題もありました」(二見氏)

アパッチ ヘリ · 攻撃ヘリコプター · アメリカ陸軍 · コブラ.

やなどの航空学校以外で実践部隊配備されているのは、西部方面隊の第3対戦車ヘリコプター隊()のみです。
13機での配備ではコブラの後継には難しく、新たなる機種の選定が急がれています。

ハセガワ 1/72 AH-1S コブラ チョッパー “陸上自衛隊”

(商品説明)
・MILITARYBLOCKのミリタリーシリーズに、 EU生まれのCOBIからシリーズ登場!
・ミリタリーヒストリーシリーズがさらに充実のラインアップ!コレクターズアイテム満載!
・子ども向けのおもちゃにとどまらず、青年から大人にまで新しい想像力を与えてくれます。
・レゴや他社ブロックとの併用が可能です。

(歴史的背景)
基本から攻撃ヘリコプターとして開発され、1975年に初飛行。AH-1コブラの後継機として1983年生産開始。30mmチェーイガンとミサイル (最大16発) により攻撃力はコブラを上回る。1989年パナマ侵攻の実戦から現在まで主力攻撃ヘリとして配置。最大離陸重量:10433kg、全長:17.86mm、主回転翼直径:14.94mm、胴体幅:3.78m、エンジン:ターボシャフトエンジン1690~1890hp x 2、最高速度:293km/h、戦闘行動半径: 480km、乗員:2名、装備:30mm M230チェーイガンx1、ヘルファイアミサイル x 8, 2.75inch ロケットランチャー、生産台数:2,400機

(製品情報)
部品数: 510
ミニフィギュア: 2
全長 (cm): 30.5
幅 (cm): 37.0
高さ (cm): 10.5
重量 (gram): --

【素材】 ABS/30℃〜40℃の温水洗い可能
【対象年齢】 8歳以上
【生産国】 EU
【安全基準】 EN71
【取扱上の注意】 本製品の対象年齢は8歳以上です。
●小さい部品があるため、飲み込まないように注意してください。特に3歳以下のお子様は危険です。
●掲載商品の写真の色、質感はご利用のモニターの関係で現物と異なる場合があります。
●掲載商品のデザイン仕様は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。