レクサプロはこの働きの邪魔をして、セロトニンの働きを強めます。
セロトニン症候群※1、悪性症候群※2、精神運動性激越、賦活症候群(アクチベーション・シンドローム)、健忘、錯乱、幻覚、攻撃性、せん妄、痙攣(けいれん)、関節の痛み、抗利尿ホルモン適合分泌症候群※3、重篤な肝障害(肝機能障害)※4、横紋筋融解症※5、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)※6、排尿障害(尿が出にくい)、皮膚粘膜眼症候群、倦怠感、起立性低血圧、傾眠、眩暈(めまい)、立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛、味覚異常、あくび、吐き気、血圧上昇、皮下出血、口渇、鼻血、便秘、腹痛、性機能障害、ほてり、疲労感、発汗、寝汗など
この作用をと言いますが、これによってレクサプロの効果がより安定します。
※1 不安感・手の震え・焦燥・興奮・錯乱・幻覚・反射亢進・ミオクロヌス・発汗・戦慄・頻脈・振戦等があらわれる。
※2 無動緘黙・強度の筋強剛・嚥下困難・頻脈・血圧の変動・発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる。
※3 痙攣・意識の低下・頭痛(頻度不明、海外での頻度:0.01%未満)
※4 肝臓の重い症状:だるい・食欲不振・吐き気・発熱・発疹・かゆみ・皮膚や白目が黄色くなる・尿が茶褐色。
※5 筋肉痛・脱力感・CK(CPK)上昇・血中及び尿中ミオグロピン上昇があらわれる。
※6 主に高齢者において、低ナトリウム血症、痙攣等があらわれることが報告されています。
レクサプロは1日1回服用を続けることで、少しずつ効果が期待できるお薬です。
に分けてみていきましょう。レクサプロ以外の抗うつ剤との比較も行っていきます。
当院でも処方される代表的な漢方薬について御説明します。詳しくは受診時に相談ください。
●三環系
アナフラニール/ノリトレン/トリプタノール/アモキサン/トフラニール/スルモンチール/アンプリット/プロチアデン
●四環系
テトラミド/ルジオミール/テシプール
●その他
レスリン/スルピリド
※服用においては、大前提として新規抗うつ薬より副作用が多い事は理解しておくこと。
※薬理作用は三環系抗うつ剤はSNRIと同様の作用であり、四環系抗うつ剤テトラミドはα2受容体遮断作用はNaSSA(ミルタザピン)と同じである。つまり薬理作用においては、新規抗うつ剤とかわらないと考えてもいいのかのもしれません。
※新規抗うつ剤で症状が改善しない場合は、三環系抗うつ剤が効果がある場合がある。
筆者はアナフラニールを使用するが、循環器系消化器系の副作用に注意する。便秘症状に対しては、服用早期に下剤の投与が必要な場合のあります。
テトラミドとレスリンは睡眠効果があり、不眠を伴ううつ病に使用される。スルピリドは、消化潰瘍剤として内科領域で使用されており、食欲低下を伴ううつ症状に有効な事もある。
レクサプロの特徴としては、効果と副作用のバランスが良いことがあげられます。
レクサプロは食事の影響は少ないお薬ですので、寝る前などに服用を変更することもあります。
2.併用療法:
「併用療法」とは、抗うつ薬を併用する事。
相加効果、相乗効果や副作用の相殺が期待できる組み合わせを選択。
(1)相加効果が期待できる組み合わせの例:
SSRI+ボルチオキセチンまたはミルナシプラン
(2)相乗効果が期待できる組み合わせの例:
SNRI+NaSSA=カリフォルニアロケット燃料(Stephen M.Stahl)
(3)副作用の相殺が期待できる組み合わせの例:
SSRI+スルピリド→SSRIによる嘔気を軽減し、効果発現を早める。 SSRI+トラゾドン→SSRIによる睡眠障害、性機能障害、賦活症候群を軽減。 SSRI+NaSSA→SSRIによる睡眠障害、性機能障害、嘔気を軽減。
ですからレクサプロの血中濃度は、安定するまでに5日~1週間ほどかかります。
海外で実施した7~18歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照試験において有効性が確認できなかったとの報告、また、自殺に関するリスクが増加するとの報告もあるので、本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討してください。また、7~18歳の大うつ病性障害、強迫性障害、社会不安障害患者を対象とした臨床試験を集計した結果、2%以上かつプラセボ群の2倍以上の頻度で報告された有害事象は以下のとおりです。
本剤投与中: 食欲減退、振戦、発汗、運動過多、敵意、激越、情動不安定(泣き、気分変動、自傷、自殺念慮、自殺企図等)なお、自殺念慮、自殺企図は主に12~18歳の大うつ病性障害患者で、また、敵意(攻撃性、敵対的行為、怒り等)は主に強迫性障害又は12歳未満の患者で観察されました。
本剤減量中又 は中止後:神経過敏、めまい、嘔気、情動不安定(涙ぐむ、気分変動、自殺念慮、自殺企図等)、腹痛
1日1回夕食後に10mgを服用してください。食事の影響は受けませんが、アルコールの影響は受ける可能性があるため、レクサプロ・ジェネリックの服用中は飲酒を避けることを推奨しています。
※レクサプロの副作用について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。
夜になると不安になるので眠れなくなっていたのですが、レクサプロは不安な気持ちを落ち着けてくれるので気持ち穏やかに眠れることが出来ます。
エスシタデップ(レクサプロ・ジェネリック) を使った感想を書いてみませんか?
夜になると不安になるので眠れなくなっていたのですが、レクサプロは不安な気持ちを落ち着けてくれるので気持ち穏やかに眠れることが出来ます。
レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
ピモジド、MOA,阻害薬投与中あるいは投与中止後2週間以内
(セロトニン症候群と心臓血管系の副作用があらわれる恐れがあります。)
・通常、成人は1回1錠(エスシタロプラムとして10mg)を1日1回夕食後に服用します。
治療期間は、個人差もございますが、1ヶ月半~6ヶ月で副作用もほとんどなく、リラックスして受けられる治療です。うつ病で苦しんでいた方が短期間で改善する可能性が高い治療で、品川メンタルクリニックでは、約8割の人が軽症化している実績があります。「抗うつ薬が効かない」「薬の副作用がつらい」「薬の離脱症状が不安」といった人に最適な治療法です。また、磁気刺激治療(TMS)は、現在服用中の薬と併用して行うことで、減薬や断薬を可能にします。
レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意
1日の最大量は20mgです。ただし、普段10mgから20mgに増量する場合は1週間以上の間隔をあけて行う必要があります。増量する場合は医師に相談の上、適切に行ってください。
1日1回10mgを夕食後に服用。年齢・症状により適宜増減,1日最大20mg。 識別コード 解説
通常なら半錠くらいでそこまでの強い眠気は現れないそうで、どうやら副作用が強く出てしまっているとのこと。あっさりと「レクサプロはやめましょう」と言われました。
脳内のセロトニンの濃度を増やして、抗うつ効果や抗不安効果をもたらします。 レクサプロ
※空腹時又は食後に単回経口投与した時の薬物動態学的パラメータに差は認められず、食事の影響はないと考えられます。
本剤の用法用量は『通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する。
・直射日光・高温多湿を避けて常温(15~25℃)で保管してください。
・乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。
誤って服用する可能性は避けましょう。
脳内のセロトニンの濃度を増やして、抗うつ効果や抗不安効果をもたらします。 ○ レクサプロ、エスシタロプラム
・トリプタン系薬剤(スマトリプタンコハク酸塩)
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬
・L-トリプトファンを含有する製剤(セロトニン前駆物質含有製剤又は食品等)
・トラマドール塩酸塩
・リネゾリド
・炭酸リチウム
・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
・メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)
セロトニン作用が増強され、セロトニン症候群があらわれるおそれがあります。
用法・用量は10mgを1日1回夕食後に経口投与する。増量は1週間以上の間隔を空けて行い、1日最高用量は20mgを超えないこととする。
※SSRIは夕食後の服用だけではなく、寝る前に変更することもあります。また、不眠の原因になることがあり、服用が朝食後になる場合もあります。服用時間の変更は医師の指示に必ず従ってください。
1か月後、薬をレクサプロにしたいと言われましたが、抗うつ剤が怖くて ..
頻繁に病院に行くのは難しいしってことで一気に1ヶ月分処方してもらったレクサプロでしたが、私のように強い眠気などの副作用が出るばかりで効果がなくて無駄に飲み続けてしまうなんてこともあるので、まずは2週間分程度で様子を見るのがいいのではないかな、と思います。
通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に
服用後の変化などをまとめた紙を先生に渡すと少し意外そうな様子を見せながらじっくりと読んでくれました。そして「レクサプロはあまり合っていないようですね」と。エッ!合ってなかったん??
不安障害で昨晩からレクサプロ錠10mg(SSRI)の服用を始めました。 服用は夕食後となっていま…
SSRI・SNRIと違う機序(α2受容体の阻害作用とα1受容体の刺激作用)でセロトニン・ノルアドレナリンを増やしていく。鎮静作用が強く、睡眠効果が期待される事から夕食後OR寝る前に処方されるいろいろな受容体に作用する為に、若干副作用は多い。特に代謝系の副作用による体重増加に注意が必要である。
通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する。 ..
次の人は、この薬を使用することはできません。
・シタロプラムの成分に対し過敏症の既往歴のある患者の方
・MAO阻害薬(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者の方
・ピモジドを投与中の患者の方
・QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)の方
上記に該当する人が、使用することにより副作用が強く出る場合があります。
夕食後に経口投与する。 なお、年齢・症状により適宜増減するが、増量は1週間以上 ..
お薬としての適応はありませんが、外傷後ストレス障害(PTSD)にも効果は期待できます。
通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する
通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて行い、1日最高用量は20mgを超えないこととする。