[イソトレチノイン 10mg]イソトロイン、トレティバ 30日分(30錠)
イソトレチノイン内服中は、光感受性が高まるため、レーザーや光治療などを受けると色素沈着のリスクが高まります。ニキビを治してきれいな肌を取り戻すため、イソトレチノイン内服中のレーザー照射は避けるようにしてください。
イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。
最近の研究では長期に内服を行うことで再発リスクを低下できる可能性が報告されており28、当院では中~高用量のイソトレチノインでニキビが改善した後に、イソトレチノインを低用量で維持する治療も行っています。
イソトレチノインの副作用が怖い方は、これらの注意点をよく守るようにしましょう。現在服用中の薬についてなど、気になることがあるときには医師までご相談ください。
イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。
イソトレチノインの副作用は多岐にわたりますが、
ほとんどの方に認められるのは肌の乾燥、
口、鼻、眼の乾燥です。
Q. これまでレーザー治療を受けていましたが、イソトレチノイン内服中も続けて大丈夫でしょうか?
そんなイソトレチノインの効果に関する悩みを当記事では解決します。
イソトレチノインは、ニキビ治療に用いられるビタミンA誘導体「レチノイド」に分類される内服薬です。
CUREA CLINICでは、オンラインで診療を受けてイソトレチノインの処方までしてもらうことができ、すべてオンラインで完結します。
イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。
イソトレチノインを内服する上でのリスク (副作用)で最も覚えておいていただきたいのが、やはり女性の妊娠です。妊娠に気づかず飲んでしまうと 催奇形性といって赤ちゃんが奇形になってしまう可能性が高まります。そのため妊娠中・妊活中の方はとにかく注意してください。
イソトレチノインの治療期間は累積投与量によっても変わってきます。0.5mg/kgで開始し、その量で維持された場合、かかります。
イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。
レチノールやハイドロキノン、高濃度ビタミンCやアルコールを含むスキンケアアイテムは避けてください。これらの成分は、施術後の敏感な肌に刺激を与え、炎症や乾燥を引き起こす可能性があります。施術後は保湿力の高い低刺激のアイテムを使用し、肌のバリア機能をしっかりと整えることが重要です。特に唇と目の乾燥が強くなる為、リップクリームと目薬はお勧めです。
スキンケアのお勧めのアイテムはスタッフにお尋ねください。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
一方でイソトレチノインは皮脂腺を退縮させる作用があるため、再発を抑えることができ、かつ再発しても症状は軽度で済みます。ただし、再発率は文献によってかなりのばらつきがあるためあまり参考になりません(そもそも再発をどのように定義すべきかという問題があります。定義が変われば再発率も変わります)。再発率はイソトレチノインの投与量、投与期間、併用薬の有無、重症度、年齢、性別など様々な要素が関与するため一概には言えませんが、おおむね30%程度と考えておけば良いでしょう。Quéreuxらは再発率が高くなる患者背景として、年齢が若いこと、家族歴があること、胸や背中にもニキビがあることを挙げています(文献1)。これらに該当する場合には投与量を多くすることが望まれます。なお、最新のメタアナリシスによれば再発率を下げるにはイソトレチノインは低用量ではなく、通常量が推奨されています(文献2)。
イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。
その間、ニキビの再発が軽度であれば、
イソトレチノインによる治療は一旦終了です。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
肌の乾燥や敏感状態が悪化し、赤みや腫れが生じることがあります。
保湿を十分に行っていただき、改善が見られない場合は内服を中止することもあります。
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
海外では中等度~重度のニキビに対するイソトレチノインは第一選択として位置づけられおり、世界のスタンダードなのです。すでにお気づきのように日本のニキビ治療は海外に比べて大きく遅れています。当院でイソトレチノインを希望される患者さんの重症度はそれほど高くはない印象です。むしろ中等度で再発率の低い治療を希望される方が多いようです。難治性ニキビはもちろん、治療満足度が低い場合にも有力な選択肢です。当院ではマニュアル通りに処方するのではなく、イソトレチノインの最適な内服量や使用法を提示します。また副作用を軽減させるための対策も説明します。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインの作用を増強したり、副作用を悪化させる可能性のあるものがいくつかあります。
イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。
前院を含めると16年以上、延べ1万5000人以上の患者にイソトレチノイン治療を行っています。肌のクリニックは、皮膚科で改善しない重症ニキビ患者さんを中心に、古くから多くの症例を経験しているニキビ治療専門の皮膚科ですので、安心してご相談ください。
これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
イソトレチノイン治療の流れがわかり、少しは不安が解消できたのではないでしょうか?
イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。
症状が軽度であれば外用薬などでコントロールが可能ですが、症状が比較的重度である場合はイソトレチノインの内服をもう1クール行うことも。
イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。
イソトレチノインを服用中に他の医薬品を併用する際は、特に注意が必要です。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
今回の記事では、イソトレチノインの効果が現れるまでの期間や治療の流れ、効果を高めるための工夫を解説しました。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
イソトレチノインの効果は服用をやめた後も一定期間持続する場合が多いですが、長期的な効果の持続には個人差があります。再発リスクもあるので、治療後もスキンケアや生活習慣の改善が大切です。
イソトレチノインが配合された薬の商品名には、ロアキュタンやアキュテインなどが。
イソトレチノインを使用中は、これらの医薬品やサプリメントの摂取を控えるようにしましょう。
イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。
イソトレチノインには飲み合わせの悪い薬があり、併用によっては副作用が出やすくなるなどの危険性があります。以下の薬を服用中の方は、事前に医師までご相談ください。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノインの適切な服用量と使用法を患者に指示せず、副作用も適切に管理していないクリニックがあります。そういった場合、有効率が低くなり、再発率も高くなります。適切な用量と治療期間を守ることが大切です。