コブラ「KING LTDx LSドライバー」(写真は10.5度)


驚きだ!形状で言うと、コブラの「LTDx」ドライバーは、シリーズの真ん中に位置する。「SPEEDZONE」の形状も彷彿とさせるが、後部は「LTDX MAX」ほど低くはない。


コブラ「LTDx LS」ドライバーは、9度と10.5度がラインナップしている。

「秀逸」なのか「悪くはない」になるのかはともかく、これはコブラに必要だったことであることは間違いない。だから、音がかなり主観的な要素であることを加味した上で、合格にしたいと思う。

というわけで、「LTDx」の「打音」は素晴らしいのか?繰り返しになるが、それは皆さん次第。私が言えるのは、このドライバーの音は、「KING LTD」以降のコブラドライバーの音と同じように良いということだ。

コブラ「LTDx」ドライバーシリーズの価格は499ドル(ジュニアモデルは399ドル)。

そして、コブラ「LTDx」ドライバーは、“ユニコーン”と形容される今シーズン2つめのドライバーとなっている。

市場のことで言えば、「LTDx LS」は「EPIC MAX LS」にやや近い存在になるかも知れない。コブラがたくさんのゴルファーに合うと予測しているようなドライバーではないが、MyGolfSpyユーザーの過半数にとっては、最高のドライバーになる可能性があるのだ。

コブラゴルフ/KING/LTDx LS ドライバーの口コミ評価

コブラの「LTDx」ドライバー(末尾に文字なし)は、ほぼ全ての面で「LTDx LS」と「LTDx MAX」の間に位置する。「LS」のように、前方の『PWR-CORE』のウェイトは19g。バックウェイトは5gで、これは「MAX」と同じだ。

コブラ「LTDx MAX」ドライバーは、10.5度と12度がラインナップしている。レディースモデルは、ピンク系のエルダーベリーのカラーリングで10.5度と12度がある。

KING LTDx LS Gold/Black|コブラ|ドライバー

コブラでは、最適な重心位置(低く深い位置)をキープしながら、ある程度スライスも抑制しつつ、見た目が悪くない形状も維持したいとしている。

ヒール側に10gのウェイトを配置することで、コブラの「LTDx MAX」は、事実上「LTDx MAX」“ドローモデル”に。MOIは数百下がり、重心もほんの少し低くなり、そしてかなりスライスしない弾道が手に入る。


コブラCOBRA LTDX LS BLACK LIMITED EDITIONのサムネイル

お伝えした通り、「LTDx LS」は「LTDx」3モデルの中で最も「空力特性」に優れており、トレーリングエッジが一番高く(最も「SPEEDBACK」に似ていないところ)、最もシャローフェースになっている。

コブラ「LTDx」ドライバーに驚いた! 球が強くてミスにも強い!!

そして10gのウェイトをヒール側に配置することで、「LTDx LS」は中弾道を実現。トゥ側にウェイトをシフトすれば、やや(ほんの少し)フェードバイアスになる。

コブラ『LTDx LS ツアーレングス』ドライバー トラックマン試打

270ヤードオーバーの平均キャリーを記録したので飛距離は最高です。飛びますかなりハードな仕上がりになっていて手に負えないかと思っていましたが、割と普通に打てて安心しました全体的にLTDxとでは飛距離も捕まり具合もそれほど大きな差はないという結果で、どちらも飛距離性能を高めながら安定させられるということで完成度が高いですヘッド形状の好みで選んでも良いのではないだろうか、ということなんですけど、あとはウェイトによる捕まりの調整ができるかどうかが選択の分かれ目カスタマイズの自由度はLSの方が高いと思うので、ウェイトも色々といじりたいならがおすすめいつもどおりコブラはちょっと重たいのでおすすめ度はこんな感じにしておきますおすすめ度

コブラ KING LTDx LS ドライバー [Diamana PD 60 フレックス:S ロフト: ..

フェースを15分割し、それぞれ厚みを調整しているらしく、広い範囲で反発を維持する構造だそうです打点ブレにも強くなっている印象があるので効果はありそう打音は以下のとおり。LTDxと一緒です硬さもなくなり打感は中々良いです

コブラLTDxドライバーの打音 — まさ@ゴルフブログ&YouTube (@masa_golf05)

コブラ LTD x LS 9.0 ドライバー ; お届け日 · 01月16日〜指定可 ; 商品説明

そしてLTDx LSはさらに外部ウェイトで合計13gもの重量をフェース寄りに配置。浅重心化することでバックスピン量が抑えられています

COBRA コブラ KING LTD X LS 9.0° ヘッド

そして新テクノロジーでもあるのが「パワーコア・テクノロジー」ヘッドの内部前方にウェイトを配置することで、低スピン化とボールスピードアップを狙っているのが特徴ですそしてLTDx LSはさらに外部ウェイトで合計13gもの重量をフェース寄りに配置。浅重心化することでバックスピン量が抑えられています

コブラ『DARKSPEED LS』ドライバー トラックマン試打

数字については各モデルの話をするときにカバーするが、基本的に「LTDx LS」は重たい『PWR-CORE』によりウェイトが前になり、より初速がアップし低スピンになるし、「LTDx MAX」は軽めの『PWR-CORE』により、ウェイトが後方に配置され「慣性モーメント(MOI)」が向上する。

コブラ LTD-X LS ドライバー 10.5°ヘッドのみ No.35 クラブ

コブラによれば、「LTDx LS」のMOIは4,300程度。これはピンの「G425 MAX」の類には遠く及ばないが、前重心、低スピンということを考えれば、ひどいとは言えない。普通は仕方ないことだし、正真正銘の低スピン部門においては「寛容性」は犠牲となるのだ。

コブラ LTD-X LS ドライバー 10.5°ヘッドのみ No.35 クラブ ; 終了まで

LTDxシリーズはソールのウェイトを脱着できます。そしてLSは重さの異なる2つのウェイトがついていますから、フェースアングルだけでなく重心位置の調整も可能

コブラ LTDx LS ドライバー10.5度 ヘッドカバー、スリーブ付き ゴルフ

【中村のLTDx LSの試打結果】
HS47.3m/s キャリー271Y トータル298Y 打ち出し角13.4度 ボール初速68.3m/s スピン量1735rpm

コブラLTDx LS(コブラゴルフ)のヘッド性能設計を検証する

『PWR-CORE』は、前作の『RAD(ラディアル)』ウェイトの進化形ともいえる。「回転半径」という言葉を持ち出したコブラには感謝したいと思う。

コブラltd x ls ドライバー 9度(日本仕様) クラブ

では、コブラ「LTDx」ドライバーシリーズを構成する3モデルについて説明する前に、全モデルに共通する主要テクノロジーについて紹介する。

コブラltd x ls ドライバー 9度(日本仕様) クラブ ..

これはちょっと型にハマった言い方だが、キャリーとトータル飛距離、そして「LTDx」ドライバーシリーズの寛容性の向上によるさらなる飛距離を計算に入れれば、コブラは、このドライバーが2022年の市場にある他のドライバーよりも最も飛ぶと考えているのだ。

コブラ『AEROJET LS 50th Anniversary

LTDXスタンダードの9°を最初に購入しましたが私には合わず次にMAXの10.5°を購入しました。MAXは優しく球も上がりやすくミスヒット時の曲り幅も少なくコースでのOBがほどんど無くなりました。ただF9、SZ、RADSPからするとLTDXのMAXは飛距離が伸びず物足りなさを感じてLSをダメ元で購入しました。
球が上がるか心配でしたが、全く問題なく
凄くいい球が打てました。
めちゃくちゃ飛びます。
直進性も高く打感もソフトで凄く気持ちいいです。
凄く良いドライバーです。
こんな事なら初めから恐れず購入するべきでした。

コブラ『AEROJET LS 50th Anniversary - Limited Edition』ドライバー トラックマン試打 ..

当然、宇宙の部分については適当なことを言っているわけだが、重心のことについては正に本当のこと(のぞき窓と落書きもそれなりに)。重心について良くわからないという方のために多くの文献もあるが、簡単に言うと、コブラは「KING LTD」でスイートスポットをクラブフェースの中心に持ってくることができたということだ。