レナデックス錠4mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)


デキサメタゾンの主な副作用としては、感染症の増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、緑内障、血栓塞栓症などが報告されています。服用中止後に、発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、ショック等の離脱症状があらわれる場合もあるので、注意が必要です。


デキサメタゾンの薬価と添付文書; デキサメタゾンを服用する患者さまへの ..

また、添付文書やなどの情報は、以下より確認してください。無包装および粉砕物の安定性試験や、経管投与などのデータについても見ておきましょう。

そうか、セレスタミン配合錠には 5mgのプレドニン錠の3分の1相当のステロイドが含まれているんだなぁ、となります。ところが、セレスタミン配合錠の添付文書に目を通すと、次のような記載があります。

[PDF] ゾコーバ錠 125mg 第 1 部 1.8 添付文書 (案)

この記事では、デキサメタゾンの効果や副作用、薬価などについて解説していきました。現在では、2020年5月にレムデシビル(商品名:ベクルリー®点滴静注液)が特例承認され、ファビピラビル(商品名:アビガン®錠)などの適応外使用も認められるなど、新型コロナウイルス感染症に対して用いることのできる薬剤の選択肢は増えつつあります。

※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。

詳しく知りたい方は、医療関係者向けの「添付文書」を、 こちら からご覧ください。 用法・用量(この薬の使い方)

さて、セレスタミンにはどんな種類のステロイドが含まれているのかというと、「ベタメタゾン(betamethasone)」です。このベタメタゾンは、ステロイドの中でどのような立ち位置にいるでしょうか。私たち医業者は、ステロイドの強さや効き目の目安(ステロイドの力価)として「プレドニゾロン(プレドニン)換算」ということをやります。プレドニゾロン(プレドニン®)は、生物学的半減期が12~36時間の中間作用型のステロイドであり、その適度な作用時間から用量調整がしやすく、外来診療では最も多く処方されるステロイドです。したがって、他の種類のステロイドがどれくらいの力価を持つのか?を知りたいときには、このプレドニゾロン換算というのをやるとイメージがつきやすいのです。下表()によると力価はプレドニゾロン:ベタメタゾン = 4 : 25~30 ですので、一般的なプレドニン錠5mgは、べタメタゾンだと0.75mgに相当します(海外の正書や論文等では、4:25という比率の記載が多く、プレドニン錠5mgは、5 × 4/25 ~ 0.8mgのべタメタゾンと同程度の力価となります)。逆に言えば、セレスタミン配合錠に含まれるべタメタゾンの量は添付文書によると0.25mgですので、これは、プレドニゾロン換算だと、ちょうど0.75mgの3分の1なので、プレドニン錠5mgの3分の1相当ということになります(5 × 1/3 ~ 1.7mgのプレドニン)。

軽症から中等症、重症まで治療は各段階で異なる


——新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の検査で陽性の場合、重症度によって、どのような薬が有効なのでしょうか。

基本的にはコロナの陽性者であっても、症状が軽い人に関しては薬を飲まなくても治る人がほとんどです。症状によっては、咳止めや解熱剤などの対症療法の市販薬を使っていただくことも一つです。注意点としては、もともと治療している病気がある人は飲み合わせの問題があるので、市販薬であっても医師や薬剤師に相談をしてください。
ただし、軽症者のなかにも次のような重症化リスクのある人たちもいます。
高齢者╱持病がある(糖尿病など)╱免疫不全を引き起こす薬を服用している╱肥満╱妊婦——などです。こうしたリスクのある人たちには中和抗体薬が適用されます。中和抗体薬は、発症から時間が経っていない軽症例であればウイルスの減少や重症化を防ぐ効果が期待されています。


——中等症から重症と言われるのは、どの程度の症状がある人たちを指すのでしょうか。

中等症以上のコロナの重症度は、中等症Ⅰ、中等症Ⅱ、重症に分類されます。
中等症Ⅰは、呼吸困難、肺炎がある人で、酸素投与を行う程度までには至らない人などを指します。
中等症Ⅱは、いわゆる肺炎でも酸素投与が必要な人です。もともと病気で酸素を吸っている人は、症状が出たり陽性になったらすぐに中等症Ⅱになるのではなく、通常使っている酸素の量よりもさらに必要になると中等症Ⅱになります。
重症は、いわゆる人工呼吸器や集中治療室に入るような人を指します。

添付文書などによりますと、ワクチンの効果が不十分と考えられる人などおよそ5200 ..

妊婦に関しては、添付文書に記載はないが、特に妊娠後期はCOVID-19重症化のリスク因子である。これまでのモノクローナル抗体の研究において妊婦に関する情報はないが、一般にIgG製剤は妊婦にも安全に使用されることから、NIHのガイドライン[2]では使用は考慮されるべきであると記載している。筆者の勤務する病院では、本人の承諾があれば投与を行っている。

デキサメタゾンは副腎皮質ホルモン製剤であるため、効果・効能は多岐にわたります。具体例としては、慢性副腎皮質機能不全、関節リウマチ、エリテマトーデス、うっ血性心不全、気管支喘息、悪性リンパ腫、重症感染症などがあげられます。詳細については、添付文書を確認するようにしてください。


添付文書(妊婦の使用), 動物実験, 人での使用経験報告, 総合的評価

新型コロナウイルス感染症の重症患者では、肺障害および多臓器不全をもたらす全身性炎症反応を発現することが確認されています。ステロイドは抗炎症作用を有するため、デキサメタゾンにはこれらの有害な炎症反応を予防または抑制する可能性が示唆されており、前述の試験によって効果が裏付けられました。

21年1月には添付文書が改訂され、中等症の患者にも投与できるようになり ..

本邦においては、ACTT-1試験の中間解析の結果等をもとに、2020年5月7日に特例承認された。また、承認条件に基づき提出されたACTT-1試験、GS-US-540-5773/5774試験の最終報告書の試験成績をもとに、2021年1月7日、添付文書が改訂され、「原則として、酸素飽和度94%(室内気)以下、又は酸素吸入を要する、又は体外式膜型人工肺(ECMO)導入、又は侵襲的人工呼吸器管理を要する重症患者」に限定されていた投与対象が、「SARS-CoV-2による肺炎を有する患者」と拡大され、推奨投与期間も、ECMO装着の有無にかかわらず原則5日間(症状の改善が認められない場合は10日目まで投与可)に統一された。ただし、薬剤供給が限られるため、本剤投与時には医療機関から厚生労働省に依頼し、薬剤提供を受けることとなっており、現時点では改訂前の添付文書に記載の重症患者に薬剤提供が限定されている状況である。

詳しく知りたい方は、医療関係者向けの「添付文書」を、 こちら からご覧ください。

1年前との大きな違いは治療や治療薬があること


——どのような薬が、コロナの治療で使用されていますか。

軽症から中等症Ⅰの人で、重症化リスクのある人は、7月に特例承認された中和抗体薬ロナプリーブの適応となります。この薬剤は1回の点滴投与を行う薬剤で、発症早期に使用することが望ましいとされています。中等症Ⅰであれば、昨年5月に特例承認された抗ウイルス薬レムデシビルも適応となります。レムデシビルは点滴で1日1回で5日から10日間投与します。
中等症Ⅱや重症になると、中和抗体薬は適応からはずれます。レムデシビルは適応であり、さらに免疫を抑える薬であるデキサメタゾンといったステロイド薬や、関節リウマチで使用されているオルミエントも適応になります。デキサメタゾンは飲み薬も点滴もありますし、オルミエントは飲み薬になります。
中等症Ⅱや重症では、酸素投与が必要な状態ですので、酸素投与や重症度によってはネーザルハイフローといった高流量酸素投与や人工呼吸器による管理を行うとともに、レムデシビルや免疫を抑制するステロイドやバリシチニブを併用することもあります。


——コロナが流行しているなかで、治療薬も徐々に増えてきていますが、安全性や有効性はいかがでしょうか。

現在使用されているいずれの薬剤も、コロナが発生した当時は存在しなかった、または有効性がわからなかったもの。1年数カ月が経過するなかで、世界的に十分に治験が行われ、有効性が示されたものが出てきているというのは、非常に重要なことです。ワクチンもあり、治療という面での対応ができるようになってきているのは、1年前との大きな違いだと思います。
最初は、既存のほかの病気のためにつくられた薬がコロナにも有効ではないかという視点で開発が進められていきました。同時に、コロナのための治療薬の開発も進められてきました。さらに、治験で統計的に優劣をつけたうえで薬事承認されています。
これだけの治療薬が短い期間で有効性を示し承認されているのは、製薬会社や協力してくれている医療機関の方々、参加された患者さんの支援があったからこそです。
現在、ほかにも治療薬の開発が進められています。有効性が治験で示され、いずれ承認されて使用できるようになれば、治療の選択肢もさらに増えていくことが期待されます。

(使用にあたっては各薬品の最新の添付文書にて詳細の確認をお願いします。) ..

国内初となったのが、昨年5月に特例承認された抗ウイルス薬レムデシビル(商品名ベクルリー)。向けに開発されたもので、対象は当初、重症者を原則としていたが、今年1月に添付文書が改訂され、コロナ肺炎の患者全般へと対象が広がった。ただ、海外のの結果からは、が必要になるなどの重症者には効果が期待できない可能性が高いことがわかってきている。

一方、イベルメクチンについて製薬会社が添付している文書によりますと、副作用 ..

レムデシビルは、エボラ出血熱の治療薬として開発された抗ウイルス薬です。新型コロナウイルスをはじめとした一本鎖RNAウイルスに抗ウイルス活性を示します。日本では2020年5月、厚生労働省が重症患者さまを対象として特例で承認しました。なお、2021年1月の添付文書改訂で、中等症の患者さまにも投与可能となっています。

添付文書の記載は、薬剤開発時~20世紀半ばでの知見に基づいている ..

デキソナは、有効成分デキサメタゾンが含まれているステロイド内服薬です。
強力な抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用があり、炎症やアレルギーなど様々な症状を改善します。

薬機法の改正により、2021 年8 月より、電子化された添付文書での閲覧が基本となりました。

以下のうち、添付文書上でも「併用禁忌」に指定されている組合せはどれか

3) 本剤の発症抑制における投与対象は,添付文書においては,新型コロナワクチンの接種が推 ..

バリシチニブはイーライリリー社の開発したJAK阻害薬です。JAKは「ヤヌスキナーゼ(Janus kinase)」の略称で、体内で炎症を引き起こす要因となる物質、サイトカインによる刺激を細胞内に伝える際に必要となる酵素です。

体外診断用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について [PDFファイル/18KB] ..

バリシチニブ錠(オルミエント®錠4mg/2mg)の添付文書によれば、同薬剤は既存の治療で効果が不十分な新型コロナウイルス感染症による肺炎に効能または効果を発揮するとされています。ただし対象は、酸素吸入、人工呼吸管理またはECMOを要する患者さまです。そのほか、関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)やアトピー性皮膚炎(最適使用推進ガイドライン対象)などを適応症として認められています。

[PDF] Ampdirect 2019-nCoV検出キット 添付文書 (2024年3月作成 (第9版))

組換えタンパクワクチンの開発は、米ノババックスが先行。21年6月には、米国などで行った3万人規模のP3試験で90%の発症予防効果が示されたと発表しました。欧州などですでに承認を取得しており、日本では製造と供給を担う武田薬品工業が21年12月に承認申請。仏サノフィと英GSKも共同で組換えタンパクワクチンを開発中で、日本でも21年7月からP3試験が行われています。

日本の添付文書では、外来もしくは宿泊療養施設での投与が認められている ..

これら以外にも悪心や腹痛、上気道感染、単純ヘルペス、尿路感染、頭痛、ざ瘡、発疹、顔面腫脹、蕁麻疹、LDLコレステロール上昇、ALT上昇、AST上昇、血小板増加症、トリグリセリド上昇、CK上昇、体重増加といった副作用の可能性もあります。添付文書をよく確認しておきましょう。