この記事では、ハイドロキノン・トレチノインの毛穴への効果について解説します。
なおハイドロキノンによる皮膚症状がみられたときは、使用間隔を長くしたりすることもあります(1日1回、2日に1回など)。皮膚科の美白治療では5~10%の濃度のハイドロキノンを使用することもありますが、用法用量を守ることで、リスクを抑えながらシミ治療を行います。
有効成分:トレチノイン 0.025%/0.05%/0.1%ハイドロキノン 4%
トレチノインはビタミンAの誘導体で米国ではニキビやシワの治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されている医薬品です。
トレチノインは分解しやすく不安定なため、月に1回新しいものに変え、冷暗所保存が必要となります。トレチノインには強力な作用があるため、皮膚が赤くなったり、ポロポロ角質が剥がれやすくなる為、使用する目的や生活に合わせて使い方を考える必要があります。当院では、東大病院と同じ方法でトレチノイン・ハイドロキノンを用いた肌の治療を行っています。
シミ取り&ニキビ跡改善セット(ハイドロキノン+トレチノイン)をシェア
このように、「シミ」といっても数多くの種類があり、トレチノイン療法を希望される方は、まずはトレチノインが有効かどうかを判断させていただきたいので、
ローションは、乳液のようなテクスチャーで伸びがよいため、広範囲に塗るのに適しています。べたつきにくいため、夏にも使用しやすいことが特徴です。また、頭皮など毛が生えている部位にも使用しやすい形状となっています。
トレチノインをダラダラと使い続けると耐性が出てきてしまいますので、
A ハイドロキノンにアレルギーがある人がいます。真っ赤にアレルギー反応が出る場合もありますが稀で、ほとんどは緩やかにモヤモヤと黒くなります。赤く反応したとしてもトレチノインの反応と区別しにくいですが、モヤモヤと黒くなったものは拡大してみるとハイドロキノンによるものか判断できます。ハイドロキノンに合わない場合は、N10セラムに変更するか、エンビロンシリーズに変更していただくことになります。過去、ハイドロキノンに合わなくなったのでエンビロンに変えていただいて黒いモヤモヤが消えていった事が何度かあります。
最近、女性雑誌などで、毛穴や小じわの改善にもトレチノインが有効との記事が多くみられます。しみ治療に使っているトレチノインはしわ治療に用いられているより数倍濃い濃度で、新鮮なものです。しみ治療を行ったかたは副反応としてしわや毛穴も改善したとおっしゃいます。
しみがなくてしわのみの改善のためにトレチノインを使いたい方はそのようにお申し出下さい。適宜、使い方を指導致します。
実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。
シミの気になる部分に、広めにハイドロキノンクリームを指や綿棒で塗ってください。トレチノインと併用する場合は、先にトレチノインをシミに塗って、その後ハイドロキノンをシミよりやや広い範囲に塗るようにしましょう。
トレチノインを塗った部分の肌は、普段より紫外線の影響を受けやすくなっています。外出時には必ず日焼け止め(SPF20以上、PA+以上)を塗りましょう。室内や車内でも忘れずに塗っておきましょう。
トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)
濃密なピュアレチノールを配合しているため、肌が敏感になっている時には、赤みや皮むけなどの反応が生じる場合がございます。そのため、敏感肌の方にはおすすめしておりません。
トレチノインが充分に乾いてからハイドロキノンを指で広めに塗ります。
トレチノインがこれだけ多くの効果を持っているのに、扱うクリニックが限られているのはことが一因として挙げられます。もっとも多い副反応として「レチノイド反応」があげられ、非常に高い確率で以下の症状が出ます。
. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。
(トレチノインを上手にお使いいただくために、ビタミンA配合化粧品を併せてご購入いただく必要があります。)
*医師の診断によっては、ご希望のお薬を処方できないことがあります。
これは、トレチノインの作用で肌のターンオーバーが早くなり、肌の古い角質が剥がれ落ちるための正常な反応です。多くの場合一過性で、(継続的に使用していても)日にちが立つと症状が落ち着くのがほとんどです。
④トレチノインが乾いてから、ハイドロキノンを気になるところに塗布
バリア機能が壊れていたりして皮膚が敏感になっている方は、使い始めて数日後からトレチノインの反応(ヒリヒリ感や赤み)が強く出ることがあります。そのような反応が出てきた時はしばらく塗るのをお休みしながら続けていくと、ビタミンAの効果によって皮膚が健康になり、肌がより綺麗になっていきます。
また、ハイドロキノンとトレチノインを使用する際には、必ず休薬期間を設けます。
医師・薬剤師の指示にしたがって服用しください。
※ゼオスキンヘルスのセラピューティックコースでご使用の場合、1日1回夜に、ミラミックス1プッシュに対してトレチノイン1/2~1/3の割合で、手の平で混ぜ合わせてから顔に塗布します。初めての方は0.05%からのご使用をおすすめしています。
ハイドロキノンとトレチノインは、効果が高い一方、副作用が出やすい薬です。
この写真は長年トレチノインを使用しているトレチノインマニアの当院スタッフの写真です。今回低刺激トレチノインを日頃使用し、時折濃い濃度のトレチノインで強化治療をおこなっていますが、日頃からこのような肌。しわの非常に少ない、年齢を見まごうような結果です。昔はにきびに悩まされ、ニキビ跡も少なからずあるとのことですが、今では見とれるような輝くお肌です。
トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。
トレチノインはとてもよく効いて、少量でも反応が強く出ることがありますので、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールと併用しています。
当院でトレチノインを初めてお使いになる場合、ビタミンAに慣れていただくために、ビタミンA配合化粧品を1週間お使いいただいてから、トレチノインを処方します。これによってトラブルを起こすことなくケアできるようになりましたが、毎日丁寧にケアする方にはとても優れた美肌効果が得られます。
ダメージを受けた皮膚の修復正常化がすすむと、肌にハリが出て、またシミやくすみが薄くなって血色が良くなり、中にはエラスチンの増量に因ると思われるリフティング効果の出る方もおられます。
ここでは、トレチノインとハイドロキノンの使用方法について解説していきます。
トレチノインとは、ビタミンA誘導体こと。
米国ではFDA認可を受けており、ニキビやしわの治療薬として使用されています。
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しかし、まれに刺激を感じる方もいるため、初めて使用する際は狭い範囲に塗り刺激を感じないか確かめてから使用しましょう。ヒルドイドローションで刺激を感じた場合は、ソフト軟膏やクリームの使用に切り替えた方がよいかもしれません。
2.で塗ったトレチノインが乾いたら、ハイドロキノンを同じ部分に塗ってください。
赤みや剥離、ヒリツキはでなくなりましたが、まず肌のなめらかさ、ツヤが周りからも褒められるほど!毛穴も小さくなり化粧ノリも抜群です(^^♪低濃度でも短期間で、毛穴や小ジワ、くすみなどここまで肌質の改善が見られ、ほんとに感激です。ただ濃いシミに関しては、やはり低濃度だと長い目で見ていかないと結果が出ないということ。シミを積極的に改善したい方には、副反応はでてしまいますが、ピンポイントで高濃度トレチノインを使用したり、この低刺激トレチノインを重ね塗りしたり、またハイドロキノンも併用することをおススメします!
トレチノインの副作用による症状は、下記のような症状があります。
フォームはスプレー缶に入っており、キメの細かい泡が出てきます。泡を伸ばすと化粧水のような質感に変化し、さらっとした軽い塗り心地です。広範囲に塗る場合や、頭皮に使用するのに適しています。
ハイドロキノン・トレチノインの使用後はいつもより肌が敏感になっているので、
シワ治療に使用するトレチノインは別途容易していますので、御相談下さい。
9日目、昨晩は3日ぶりにトレチノイン塗りました!メイクも軽く出来るほどに!
トレチノインを綿棒に取って塗ります。なるべく薄く、しみが出来ている部分だけに塗るのがポイントです。その後は、普段お使いの乳液やクリーム等でしっかりと保湿を行いましょう。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
これまで皆さん朝晩化粧水に乳液に美容クリームと、毎日毎日、何年も塗ってきたのに、シミが薄くなることも小ジワが消えることもハリを感じることもなかったわけです。
はじめての方は、まずはWeb受付から診察予約をお願いいたします。
トレチノインは古くからアメリカでニキビ治療の薬として扱われてきました。トレチノインを塗布することで、皮脂腺の働きを抑えることで皮脂の分泌を抑えたり、角質をはがしたりします。