プレドニゾロンやデキサメタゾン等による治療は、内因性のグルココルチコイドの産


ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ):20 mg
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :5 mg
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :4mg
デキサメタゾン(デカドロン) :0.5-0.7 mg
ベタメタゾン(リンデロン) :0.5-0.7 mg


に必要なメチルプレドニゾロン、プレドニリデン、デキサメタゾン、プレドニゾロン又

(1) プレドニゾロン・メチルプレドニゾロンが第1選択薬
(2) ヒドロコルチゾンは塩類蓄積作用があるため、通常用いられないが、即効性があり、ショックの治療に最適
(3) デキサメタゾン、ベタメタゾンは局所投与が基本

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1.2-1.5 h
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :2.5-3.3 h
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :2.8-3.3 h
デキサメタゾン(デカドロン) :3.5-5.0 h
ベタメタゾン(リンデロン) :3.3-5.0 h

メチルプレドニゾロンコハク酸エステル (JP18) ; D05001

(→日内リズムによる)
(2) 離脱症候群はプレドニゾロン換算で総量1000mgを越えたときに起こる可能性がある
(3) 漸減:短期投与→速やかに 長期投与→緩徐に

──経口投与 プレドニゾロン5日間投与と比較し,非劣勢が示されている3)。エリキシル製剤では量が多いので,デカドロン錠®0.5mgを粉砕し,シロップを付けて救急外来で内服してもらう。中発作なら投与を前提として行動する:吸入の指示をしつつ全身性ステロイドの処方を行うぐらいでよい。52 ■(喘息急性増悪と診断すれば)喘息として対応投与例・酸素投与:前記のとおり。・ ・ 気管支拡張薬吸入:ベネトリン®0.3mL+生食1mL。救急外来では効全身性ステロイド・即効性はない。静脈投与と経口投与では効果に差はない2)(表3)。中発作以輸液・経口摂取ができていれば必ずしも必要ではないが,呼吸苦が続き脱水になる果を判定し,改善不十分であれば30分毎に3回反復する。上で投与。こともよく経験する。その場合は輸液を考慮する。・大発作以上では静脈路を確保し血液ガス測定,各種薬剤投与ルートとして使用する。表3 全身性ステロイド薬の投与方法経静脈投与薬 剤ヒドロコルチゾンプレドニゾロンorメチルプレドニゾロン0.5〜1mg/kg薬 剤プレドニゾロンデキサメタゾン0.3mg/kg(単回)初回投与量5mg/kg定期投与量5mg/kg,6-8時間ごと0.5〜1mg/kg,6-12時間ごと初回投与量定期投与量1-2mg/kg(分1-3)デキサメタゾン単回投与0.3mg/kgについて

デキサメタゾン製剤(経口剤及び注射剤)、プレドニゾロン製剤(経口剤、

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :0.8
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :0.5
デキサメタゾン(デカドロン) :0
ベタメタゾン(リンデロン) :0

現在のCOVID-19に対するステロイド療法は、大規模なランダム化比較試験であるRECOVERY試験の結果に基づいています(N Engl J Med. 2021 Feb 25;384(8):693-704.)。つまり、酸素を必要とするCOVID-19患者に、デキサメサゾン6mg/dayを7~10日間投与するというものです(酸素を必要としない患者へのステロイド投与は、予後を悪化させる可能性が示されています)。しかし、SARS-CoV-2による肺炎は、発症7~10日目に悪化しやすい特徴があります。そのため、発症早期に酸素化が悪化しステロイドを投与した例では、発症7~10日またはそれ以前に投与を終了すると再増悪することを経験します。したがって、ステロイドの投与期間は7~10日間と限定せずに、投与開始日と病態のピークを勘案しながら、長期投与および状況に応じて漸減することを検討する必要があります。一方で、発症7~10日目以降にステロイド投与を開始した場合は、短期間で終了することも考えられます。
ステロイドパルス療法の効果については、ステロイドを使用しない群を対照にしたランダム化比較試験は、小規模ながら報告があります(Eur Respir J. 2020 Dec 24;56(6):2002808.)。この研究では、酸素を必要とする患者にメチルプレドニゾロン125mgを3日間投与することで、非投与群に比較し有意に死亡率が低下しています。デキサメサゾン6mg/dayとステロイドパルス療法を直接比較した介入試験は、現在のところ報告されていません。コロンビアの一施設において、デキサメサゾン6mg/dayの7~10日間投与(111例)を行って時期と、メチルプレドニゾロン250-500mgを3日間投与した後に、デキサメサゾン6mg/dayを11日間投与する治療法(105例)に変更した時期を比較したヒストリカルコホート研究が報告されています(PLoS One. 2021;16(5):e0252057.)。後者の方が回復までの期間が短縮し、ICUへの移送が減少したことが示されています。ただし、この結果には治療法が変更になった以外にも、他の医療水準が改善したことが影響している可能性があります。
パルス療法ではありませんが、メチルプレドニゾロン2mg/kgを1回投与後1mg/kgで5日間投与する群(44例)と、デキサメサゾン6mg/dayの10日間投与する群(42例)を用いたランダム化比較試験では、前者の方で改善が早く、人工呼吸器への移行も少なかった(18.2% vs 38.1%, p=0.040)ことが示されています(BMC Infect Dis. 2021;21(1):337.)。メチルプレドニゾロン群で良好な結果が示された理由は、ステロイドの種類というより力価としてデキサメサゾン6mg/dayより高用量であることが影響しているように思われます。
RECOVERY試験で示されたデキサメサゾン6mg/dayでは、治療量として不足する患者が一定数存在する印象を持ちます。デキサメサゾン6mg/dayにて改善が乏しい場合、もしくは当初からでも、より重症、増悪速度が著しい、肥満がある場合等は、ステロイドパルス療法を検討する必要があると考えます。

注射剤及び注腸剤)、メチルプレドニゾロン製剤(経口剤及び注射剤)、.

COVID-19に対するステロイド療法は、2020年7月にオンライン上で公表されたRECOVERY試験の結果に基づいて推奨されているのが現状です(N Engl J Med. 2021 Feb 25;384(8):693-704.)。この試験では、デキサメサゾン6mg/dayを7-10日間投与する群と投与しない群にランダムに割り付けて28日以内の死亡を比較しています。この試験結果が発表されて以降、多くのCOVID-19に対するステロイドの効果を検証する前向き介入試験が相次いで中止になり、同年9月2日にはThe WHO Rapid Evidence Appraisal for COVID-19 Therapies (REACT) Working Groupによって、複数のランダム化比較試験(RCT)を用いたメタ・アナリシスの結果が発表され(JAMA. 2020;324(13):1330-1341.)、同時にWHOからCorticosteroids for COVID-19 Living guidanceが公開されました。その内容は、人工呼吸器使用例や酸素投与のみ使用例には、デキサメサゾン6mg/dayの7-10日間投与を推奨し、酸素投与を必要としない例には投与しないことを推奨しています。
以下、各項目に分けてお答えします。

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :4
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :6
デキサメタゾン(デカドロン) :30
ベタメタゾン(リンデロン) :30


MS の急性増悪期には高用量の CS 薬,とりわけメチルプレドニゾロン(methylprednisolone: ..

○デキサメタゾン:デカドロン
プレドニゾロンの約10倍の抗炎症作用
血中半減期が300分前後であり、ステロイド薬の中では最長
→局所投与でよく用いられる、長期投与で副腎萎縮

ソル・メドロール静注用1000mg(メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム注射用) ..

RECOVERY試験以外に大規模なランダム化比較試験結果が示されていない現状では、デキサメサゾンがエビデンスレベルとしては高いことになります。ステロイドの種類を比較したRCTの報告は限られています。35名のデキサメサゾン8mg/dayと65名のメチルプレドニゾロン1mg/kg/dayの5日間投与を比較した試験がありますが、投与後の酸素化や炎症反応の改善に有意差がなかったことを報告しています(Ann Med Surg. 2020;60:413-416.)。

善がメチルプレドニゾロンでより感じられたと回答したのは 77%,プラセボと回答 ..

RECOVERY試験の結果公表後に中止となったRCTでは、ハイドロコルチゾンやメチルプレドニゾロンを使用しているものがあります。サンプル数が少なく十分なエビデンスとは言えませんが、おおよそ同力価であればデキサメサゾンと似た結果になる可能性が推測されます。

(注)デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(注射剤)、プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム及びメチルプレドニゾロン酢酸

○コハク酸メチルプレドニゾロンNa:ソル・メドロール
血中半減期が180分前後であり、使用しやすい
ヒドロコルチゾンに比べ、塩類蓄積作用が弱い
プレドニゾロンの約1.2倍の抗炎症作用

(1)注射用メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウムの後発医薬品である。 ..

COVID-19は、発症後の時間経過で悪化することが分かっています。軽症と診断される時期に早期にステロイドを投与すると、その予後を悪化させることが推測されます。通常、感染から7日間はウイルスが増殖する期間であり、この後に異常免疫、すなわちサイトカインストームによって重症化すると考えられています。そのため、ステロイドは感染7日以降に投与することが望ましいとする考え方がありますが、WHO REACT Working Groupによるサブ解析ではその有意差は見られなかったとされています。現状では、少なくとも酸素投与を必要としない症例には投与すべきでなく、人工呼吸器や酸素投与が必要となった症例では、感染7日目以内であっても投与を検討することが妥当と考えられます。悪化の速度は一律ではないため、慎重に経過を観察しながら投与のタイミングを逃さないようにすることが肝要です。

3.ステロイド薬として、デキサメタゾン製剤だけでなく、プレドニゾロン系製剤

既述のようにRECOVERY試験のデザインに準じて、デキサメサゾンの6mg/dayが最もエビデンスレベルが高いことになります。酸素を必要とするCOVID-19患者に対して、メチルプレドニゾロン125mgの3日間投与を行った群と行わなかった群に、ランダムに割り付けた試験が報告されています(Eur Respir J. 2020;56(6).)。サンプル数は各群34名と限られていますが、死亡率はメチルプレドニゾロン群が5.9%に対し、プラセボ群が42.9%と比較的大きな有意差が示されています。

(プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン)などの使用についても考慮していた

【11.1.1】ショック(0.08%)〔呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等のアナフィラキシーを伴うことがある。投与中止。血圧の維持,体液の補充管理,気道の確保等を行う〕【11.1.2】心停止,循環性虚脱,不整脈〔本剤の高用量を急速静注することにより,心停止,循環性虚脱,不整脈等が現れたとの報告。本剤の高用量を使用する場合には緩徐に投与。[8.1参照]〕【11.1.3】感染症(2.54%)〔ウイルス,細菌,真菌,原虫,寄生虫等による感染症の誘発又は徴候の隠蔽,感染症の悪化等が発現。これらの感染症の発現頻度は,副腎皮質ホルモン剤を増量すると高くなるとの報告がある。抗菌剤等による適切な処置を行う。[9.1.1,9.1.4-9.1.6,9.1.20参照]〕【11.1.4】続発性副腎皮質機能不全〔直ちに再投与又は増量〕【11.1.5】骨粗鬆症,骨頭無菌性壊死(0.36%)〔脊椎圧迫骨折,病的骨折を起こすことがある。また,大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死が現れることがある。疼痛等の症状の観察を十分に行う。異常が認められた場合にはMRI等の検査を実施。投与中止。[9.1.7参照]〕【11.1.6】胃腸穿孔(0.02%),消化管出血(0.8%),消化性潰瘍(0.02%)〔便潜血のチェック等の観察を十分に行う。[9.1.2参照]〕【11.1.7】ミオパチー〔連用によりミオパチーが発現。また,非脱分極性筋弛緩剤との併用又は重症筋無力症等の神経筋接合部位障害のある患者において短期間でミオパチーが現れ,四肢麻痺に至ったことが報告。筋力低下,CKの上昇等の観察を十分に行う〕【11.1.8】血栓症〔心筋梗塞,腸間膜動脈血栓症等の血栓症が発現。また,血液凝固能亢進に伴って血小板減少が生じることがある。[9.1.15参照]〕【11.1.9】頭蓋内圧亢進,痙攣【11.1.10】精神変調(0.06%),うつ状態(0.02%)〔[9.1.8参照]〕【11.1.11】糖尿病(3.95%)〔[9.1.3参照]〕【11.1.12】緑内障,後嚢白内障(0.09%),中心性漿液性脈絡網膜症,多発性後極部網膜色素上皮症〔連用により眼圧上昇,緑内障,後嚢白内障(症状:眼のかすみ),中心性漿液性脈絡網膜症・多発性後極部網膜色素上皮症(症状:視力の低下,ものがゆがんで見えたり小さく見えたり,視野の中心がゆがんで見えにくくなる。中心性漿液性脈絡網膜症では限局性の網膜剥離がみられ,進行すると広範な網膜剥離を生じる多発性後極部網膜色素上皮症となる)を来すことがある。[8.4,9.1.9,9.1.10参照]〕【11.1.13】気管支喘息〔喘息発作の誘発又は悪化が発現。[9.1.17参照]〕【11.1.14】心破裂〔急性心筋梗塞を起こした患者で,心破裂が現れたとの報告。[9.1.1参照]〕【11.1.15】膵炎(0.03%)〔出血性膵炎等の膵炎が発現。投与中止。輸液等を行う〕【11.1.16】うっ血性心不全(0.02%)〔異常が認められた場合には心電図等の検査を実施。投与中止。[9.1.11参照]〕【11.1.17】食道炎【11.1.18】カポジ肉腫【11.1.19】腱断裂〔アキレス腱等の腱断裂が現れたとの報告〕【11.1.20】肝機能障害(1.21%),黄疸〔AST,ALT,ALPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.21】腫瘍崩壊症候群〔リンパ系腫瘍を有する患者に投与した場合,腫瘍崩壊症候群が発現。適切な処置(生理食塩液,高尿酸血症治療剤等の投与,透析等)を行う。[8.5参照]〕

プレドニゾロン, 4. メチルプレドニゾロン, 5. 長時間作用型. デキサメタゾン, 25. ベタメタゾン, 25.

- ステロイドであるメチルプレドニゾロンが、治療後28日間のあらゆる原因による死亡数をデキサメタゾンと比較して減少させるかどうかは分かっていない。
- メチルプレドニゾロンがデキサメタゾンに比べて症状を悪化させるかどうかは、治療後28日間に人工呼吸器が必要だったかという点で判定すると、わかっていないという状況である。
- この研究からは、このレビューで関心のあったその他の情報は得られなかった。

プレドニン)、メチルプレドニゾロン(商品名:メドロール)、③⻑時間型:ベタメタゾン(商品名:リンデ

エビデンスレベルに準じると、デキサメサゾンの6mg/dayを選択することになりますが、上記の高用量のメチルプレドニゾロンを用いた試験を考慮すると、デキサメサゾン6mgではステロイドの力価として不足する症例の存在を考えます。病態に応じて、ステロイドの増量またはパルス療法を検討します。ステロイドパルス療法を行った後の後療法については、病勢をみながら漸減することを考慮します。

合、④パルス療法(メチルプレドニゾロン 500〜1000mg/日):急速進行型の ..

【11.1.1】ショック(0.08%)〔呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等のアナフィラキシーを伴うことがある。投与中止。血圧の維持,体液の補充管理,気道の確保等を行う〕【11.1.2】心停止,循環性虚脱,不整脈〔本剤の高用量を急速静注することにより,心停止,循環性虚脱,不整脈等が現れたとの報告。本剤の高用量を使用する場合には緩徐に投与。[8.1参照]〕【11.1.3】感染症(2.54%)〔ウイルス,細菌,真菌,原虫,寄生虫等による感染症の誘発又は徴候の隠蔽,感染症の悪化等が発現。これらの感染症の発現頻度は,副腎皮質ホルモン剤を増量すると高くなるとの報告がある。抗菌剤等による適切な処置を行う。[9.1.1,9.1.4-9.1.6,9.1.20参照]〕【11.1.4】続発性副腎皮質機能不全〔直ちに再投与又は増量〕【11.1.5】骨粗鬆症,骨頭無菌性壊死(0.36%)〔脊椎圧迫骨折,病的骨折を起こすことがある。また,大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死が現れることがある。疼痛等の症状の観察を十分に行う。異常が認められた場合にはMRI等の検査を実施。投与中止。[9.1.7参照]〕【11.1.6】胃腸穿孔(0.02%),消化管出血(0.8%),消化性潰瘍(0.02%)〔便潜血のチェック等の観察を十分に行う。[9.1.2参照]〕【11.1.7】ミオパチー〔連用によりミオパチーが発現。また,非脱分極性筋弛緩剤との併用又は重症筋無力症等の神経筋接合部位障害のある患者において短期間でミオパチーが現れ,四肢麻痺に至ったことが報告。筋力低下,CKの上昇等の観察を十分に行う〕【11.1.8】血栓症〔心筋梗塞,腸間膜動脈血栓症等の血栓症が発現。また,血液凝固能亢進に伴って血小板減少が生じることがある。[9.1.15参照]〕【11.1.9】頭蓋内圧亢進,痙攣【11.1.10】精神変調(0.06%),うつ状態(0.02%)〔[9.1.8参照]〕【11.1.11】糖尿病(3.95%)〔[9.1.3参照]〕【11.1.12】緑内障,後嚢白内障(0.09%),中心性漿液性脈絡網膜症,多発性後極部網膜色素上皮症〔連用により眼圧上昇,緑内障,後嚢白内障(症状:眼のかすみ),中心性漿液性脈絡網膜症・多発性後極部網膜色素上皮症(症状:視力の低下,ものがゆがんで見えたり小さく見えたり,視野の中心がゆがんで見えにくくなる。中心性漿液性脈絡網膜症では限局性の網膜剥離がみられ,進行すると広範な網膜剥離を生じる多発性後極部網膜色素上皮症となる)を来すことがある。[8.4,9.1.9,9.1.10参照]〕【11.1.13】気管支喘息〔喘息発作の誘発又は悪化が発現。[9.1.17参照]〕【11.1.14】心破裂〔急性心筋梗塞を起こした患者で,心破裂が現れたとの報告。[9.1.1参照]〕【11.1.15】膵炎(0.03%)〔出血性膵炎等の膵炎が発現。投与中止。輸液等を行う〕【11.1.16】うっ血性心不全(0.02%)〔異常が認められた場合には心電図等の検査を実施。投与中止。[9.1.11参照]〕【11.1.17】食道炎【11.1.18】カポジ肉腫【11.1.19】腱断裂〔アキレス腱等の腱断裂が現れたとの報告〕【11.1.20】肝機能障害(1.21%),黄疸〔AST,ALT,ALPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.21】腫瘍崩壊症候群〔リンパ系腫瘍を有する患者に投与した場合,腫瘍崩壊症候群が発現。適切な処置(生理食塩液,高尿酸血症治療剤等の投与,透析等)を行う。[8.5参照]〕

<症例報告事例>3)【メチルプレドニゾロン、デキサメタゾンによるワルファリンの作用増強】

・消化性潰瘍[1、2ヶ月〜]
胃酸の分泌を亢進させ、消化器に潰瘍ができたり以前あった潰瘍が再発したりすることがあります。
暴飲暴食を避け、喫煙をしないことが大切です。