コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは? | ぽちたま薬局スタッフブログ


出生前にデキサメタゾンを投与された小児の言語記憶への長期的影響が小規模臨床試験で見出されたが、患者数が少ないので信頼性の高い結果だとは見做されない。出生前のデキサメタゾン投与はCAHの臨床的診断に先立って実施されるので、しばしばを巡る論争のテーマとされて来ている。


デキサメタゾン製剤(デキサメタゾンセイザイ)とは? 意味や使い方


新薬として開発された薬は、開発されてから20年を超えると特許が解消されます。
そうして別の薬剤会社からも、同じ有効成分と含有量をベースとした、同等の効果を期待できる薬を開発する事が可能となります。
すでに開発された薬をベースにするため、開発料が安く済むので、販売価格も安く設定する事ができます。これがジェネリック薬です。
デキサメタゾンにもジェネリック薬が存在します。

グリメサゾンと同成分の市販薬は販売されていません。
ただし、グリメサゾンに配合されているデキサメタゾンを主成分とする市販薬はあります。また、グリメサゾンと同じミディアムクラスのステロイド外用薬も販売されています。
しかし、市販薬はグリメサゾンと成分も適応も異なるため、まったく同じように使うことはできません。万が一、市販薬を5~6日ほど使用しても症状が良くならない場合、あるいはかえって症状が悪化した場合は、すぐに使用をやめて早めに診察を受けてください。

酢酸デキサメタゾンとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

デキサメタゾンは副腎皮質ホルモン製剤であるため、効果・効能は多岐にわたります。具体例としては、慢性副腎皮質機能不全、関節リウマチ、エリテマトーデス、うっ血性心不全、気管支喘息、悪性リンパ腫、重症感染症などがあげられます。詳細については、添付文書を確認するようにしてください。

(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2.次の薬剤を使用中の患者:ジスルフィラム使用中、シアナミド使用中、デスモプレシン酢酸塩水和物使用中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>、リルピビリン使用中、RPV・TAF・FTC使用中(リルピビリン塩酸塩・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン)、リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム使用中〔10.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1.〈効能共通〉本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
8.1.1.〈効能共通〉投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しないこと。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行うこと。
8.1.2.〈効能共通〉投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行うこと。
8.1.3.〈効能共通〉連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと(離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与又は増量すること)。
8.2.〈効能共通〉本剤の長期あるいは大量投与中の患者、又は投与中止後6ヵ月以内の患者では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので、これらの患者には生ワクチンを接種しないこと〔11.1.1参照〕。
8.3.〈効能共通〉特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である〔11.1.1参照〕。
8.3.1.〈効能共通〉本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
8.3.2.〈効能共通〉水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
8.3.3.〈効能共通〉水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
8.4.〈効能共通〉連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい〔9.1.1、11.1.6参照〕。
8.5.〈効能共通〉褐色細胞腫の合併を認識していなかった状態でデキサメタゾン製剤(経口剤及び注射剤)を投与した際に褐色細胞腫クリーゼを発現したとの報告がある(本剤投与後に著明な血圧上昇、頭痛、動悸等が認められた場合は、褐色細胞腫クリーゼの発現を考慮した上で適切な処置を行うこと)〔5.効能又は効果に関連する注意の項、9.1.10参照〕。
8.6.〈効能共通〉リンパ系腫瘍を有する患者に投与した場合に腫瘍崩壊症候群があらわれることがあるので、血清中電解質濃度及び腎機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること〔11.1.8参照〕。
8.7.〈強皮症〉強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は、副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告があるので、本剤を強皮症患者に投与する場合は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意すること。また、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.次の患者には治療上やむを得ないと判断される場合を除き投与しないこと。
(1).有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者:免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある〔11.1.1参照〕。
(2).消化性潰瘍の患者:粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪するおそれがある〔11.1.3参照〕。
(3).精神病の患者:中枢神経系に影響し、精神病が増悪するおそれがある〔11.1.4参照〕。
(4).結核性疾患の患者:免疫抑制作用により、結核性疾患が増悪するおそれがある〔11.1.1参照〕。
(5).単純疱疹性角膜炎の患者:免疫抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪するおそれがある〔11.1.1参照〕。
(6).後嚢白内障の患者:水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪するおそれがある〔8.4、11.1.6参照〕。
(7).緑内障の患者:眼圧が上昇し、緑内障が増悪するおそれがある〔8.4、11.1.6参照〕。
(8).高血圧症の患者:ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪するおそれがある。
(9).電解質異常のある患者:ナトリウム・水貯留作用により、電解質異常が増悪するおそれがある。
(10).血栓症の患者:血液凝固能が亢進し、血栓症が増悪するおそれがある〔11.1.7参照〕。
(11).最近行った内臓の手術創のある患者:創傷治癒を遅延するおそれがある。
(12).急性心筋梗塞を起こした患者:心破裂を起こしたとの報告がある。
(13).コントロール不良の糖尿病の患者:糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。
9.1.2.感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身の真菌症を除く>の患者:免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある〔11.1.1参照〕。
9.1.3.糖尿病の患者:糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある〔11.1.2参照〕。
9.1.4.骨粗鬆症の患者:骨形成抑制作用及びカルシウム代謝の障害を起こすことにより、骨粗鬆症が増悪するおそれがある〔11.1.5参照〕。
9.1.5.甲状腺機能低下のある患者:血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい。
9.1.6.脂肪肝の患者:脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪するおそれがある。
9.1.7.脂肪塞栓症の患者:脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪するおそれがある。
9.1.8.重症筋無力症の患者:使用当初、一時症状が増悪することがある。
9.1.9.B型肝炎ウイルスキャリアの患者:B型肝炎ウイルス増殖による肝炎があらわれることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている〔11.1.1参照〕。
9.1.10.褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者及びその疑いのある患者:褐色細胞腫クリーゼがあらわれることがある〔5.効能又は効果に関連する注意の項、8.5参照〕。
(腎機能障害患者)
9.2.1.腎不全の患者:症状が増悪するおそれがある。
(肝機能障害患者)
9.3.1.肝硬変の患者:慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験で催奇形作用が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある)。
デキサメタゾン0.8mgをマウスの妊娠8日から14日までの各日にそれぞれ1回投与した試験、及び0.08mgを妊娠9日から13日の各日を投与初日としそれぞれ4日間連続投与した試験において、口蓋裂の発生が認められている。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
9.7.1.観察を十分に行うこと。小児等の発育抑制があらわれることがある。
9.7.2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状があらわれることがある。
9.7.3.低出生体重児で、脳性麻痺、一過性肥大型心筋症が起こることが報告されている。
(高齢者)
長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用があらわれやすい。
(相互作用)
本剤は、主に肝代謝酵素チトクロームP4503A4(CYP3A4)により代謝される。また、CYP3A4の誘導作用をもつ。
10.1.併用禁忌:
1).ジスルフィラム<ノックビン>、シアナミド<シアナマイド>〔2.2参照〕[急性ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応(顔面潮紅、血圧降下、胸部圧迫感、心悸亢進、頻脈、悪心、嘔吐、頭痛、失神、めまい、痙攣、呼吸困難、視力低下等)があらわれることがある(本剤はエタノールを含有しているため、ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応を起こすことがある)]。
2).デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿><ミニリンメルト>〔2.2参照〕[低ナトリウム血症が発現するおそれがある(機序不明)]。
3).リルピビリン<エジュラント、リカムビス>、RPV・TAF・FTC(リルピビリン塩酸塩・テノホビルアラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン)<オデフシィ>、リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム<ジャルカ>〔2.2参照〕[これらの薬剤の血中濃度を低下させ作用を減弱させるおそれがある(本剤のCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある)]。
10.2.併用注意:
1).主にCYP3A4で代謝される薬剤(イマチニブ、エプレレノン、エレトリプタン、ドネペジル等)[これらの薬剤の血中濃度を低下させ作用を減弱させるおそれがある(本剤のCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある)]。
2).カスポファンギン[カスポファンギンの血中濃度が低下するおそれがある(本剤がカスポファンギンの取り込み輸送過程に影響し、カスポファンギンのクリアランス誘導が起きると考えられる)]。
3).CYP3A4を誘導する薬剤(バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)、リファンピシン、カルバマゼピン等)[本剤の作用が減弱することが報告されている(これらの薬剤はチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
4).フェニトイン[本剤の作用が減弱することが報告されている(フェニトインがチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)。併用により、フェニトインの血中濃度が上昇又は低下するとの報告がある(機序不明)]。
5).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル)[本剤のAUCの上昇あるいはこれらの薬剤のAUCが低下するおそれがある(チトクロームP450に対して競合する可能性があり、また、本剤がチトクロームP450を誘導することより、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある)]。
6).アプレピタント[本剤の作用が増強されるおそれがある(アプレピタントの用量依存的なCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される)]。
7).エンシトレルビルフマル酸[本剤の作用が増強されるおそれがある(エンシトレルビルのCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される)]。
8).マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン)、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール)[副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある(本剤の代謝が阻害されるおそれがある)]。
9).メフロキン[併用により本剤又はメフロキンの血中濃度が変動するおそれがある(メフロキンはCYP3Aにより代謝されることが示唆されており、相互に影響を受ける可能性が考えられる)]。
10).シクロスポリン[副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある(シクロスポリンの代謝を阻害する)]。
11).サリチル酸誘導体(アスピリン)[併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒を起こすことが報告されている(本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する)]。
12).抗凝血剤(ワルファリンカリウム)[抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は血液凝固促進作用がある)]。
13).糖尿病用薬(ビグアナイド系薬剤、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤)、インスリン製剤等[これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する)]。
14).血圧降下剤[これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがある(機序不明)]。
15).利尿剤[これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがある(機序不明)]。
16).利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く>(トリクロルメチアジド、フロセミド)[併用により、低カリウム血症があらわれることがある(本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
17).カルシウム受容体作動薬(エボカルセト、エテルカルセチド、シナカルセト)[血清カルシウム濃度が低下するおそれがある(これらの薬剤の血中カルシウム低下作用が増強される可能性がある)]。
18).エフェドリン[副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下するとの報告がある(機序不明)]。
19).サリドマイド:
①.サリドマイド[血栓症と血栓塞栓症のリスクを高める危険性がある(相互に作用を増強するおそれがある)]。
②.サリドマイド[海外において、多発性骨髄腫における本剤との併用により、中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)が発現したとの報告がある(機序不明)]。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
12.1.インドメタシン投与中の患者にデキサメタゾン抑制試験を実施すると試験結果が偽陰性になるとの報告がある。
12.2.副腎皮質ホルモン剤は、細菌感染症に対するニトロブルー・テトラゾリウム試験に影響を及ぼし、試験結果が偽陰性を示すことがある。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチンを接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
20.1.開封後は密栓して保管すること。
(保管上の注意)
室温保存。

新型コロナ、重傷者の治療薬として話題の「デキサメタゾン」とは?

多施設共同非盲検比較非劣性試験で,症候性慢性硬膜下血腫患者を,デキサメタゾンを 19 日間漸減投与する群と,穿頭ドレナージを行う群に 1:1 の割合で無作為に割り付けた.主要エンドポイントは無作為化後 3 ヵ月の時点での機能転帰とし,修正ランキンスケールスコア(0 [症状なし]~6 [死亡])で評価した.非劣性は,デキサメタゾン群の機能転帰が,手術群よりも良好であることのオッズ比の 95%信頼区間下限が 0.9 以上であることと定義した.副次的エンドポイントは,慢性硬膜下血腫の症状の重症度に関するマークウォルダー評価尺度(MGS)スコア,拡張グラスゴー転帰尺度(GOSE)スコアなどとした.

メサデルムには、軟膏・クリーム・ローションの3つの剤型があり、疾患の種類や皮疹の状態、部位、季節に応じた使い分けが可能です。
軟膏は皮膚への刺激が少なく、湿潤型・苔癬化型のいずれにも使用できます。
クリームはW/O型(油性型)ですが、べたつきが少なく使用感に優れています。また、皮膚への浸透性に優れ水にも強いのが特徴です。
ローションはのびが良くさらっとした使用感で、有毛部や広範囲への塗布に適しています。
なお、軟膏とローションには、添加物として肌なじみの良いスクワランが配合されています。

[PDF] 副腎皮質ホルモン剤 デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液

デキサメタゾン(商品名:デカドロン/レナデックス)とは人工的に合成された糖質コルチコイドホルモンで、ステロイド系抗炎症薬の一つです。炎症やアレルギー症状を改善する作用や、免疫反応を抑える作用など様々な働きがあります。

ステロイドは副作用が多いのではないか?他のステロイドとは何が違うのか?など疑問をもたれる方も少なくありません。
このページではデキサメタゾンについて主な作用など詳しくご紹介しますので、参考にしていただければと思います。


以上の結果から、デキサメタゾンは抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐に対して標準的治 療として確立された治療法であると考えられる。

デキサメタゾンとは、ステロイドの一種であり、手術後の痛みや組織損傷に対する炎症反応(熱、痛み、発赤、腫れ)を軽減する可能性がある。神経ブロックを受ける人に対して、末梢神経ブロックによる痛みの軽減効果を長く保つために神経周囲または静脈内に局所麻酔剤とともにデキサメタゾンを投与することがある。