大阪AGA加藤クリニック専門医が発毛に関する情報をお届けします


AGAや薄毛治療の専門病院では、専門医師の診察や検査によって一人ひとりに合った治療法を提案してくれます。また、治療薬は少なからず副作用のリスクを伴うため、異常が起きた時にすぐ相談できる専門医師がいることも安心できる材料となるはずです。


AGA治療薬のメインはデュタステリドとフィナステリドという薬剤です。

「プロペシア錠」や後発のジェネリック錠に含まれているのがフィナステリド、「ザガーロ錠」等に含まれているのがデュタステリドです。

フィナステリドとデュタステリドは抜け毛の原因となる脱毛ホルモンを抑制することで、薄毛の進行を抑制するタイプのAGA治療薬です。

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ザガーロを女性が使用することはできません。薄毛といえば、男性特有の悩みというイメージが持たれがちです。しかし、薄毛や抜け毛といった悩みを抱えている女性も決して少なくありません。上記の通り、男性のAGAに対して、ザガーロは高い効果を期待することができますが、そもそも女性の薄毛については効果がありません。
男性胎児の成長に深刻な悪影響を及ぼす恐れがありますので妊娠中の女性や授乳婦にとってザガーロは禁忌薬です。

しかし、AGA治療薬は体質や症状に合わせて適切な処方を受けることが最も重要です。効果が高いからといって、自分の体質に合っているとは限りません。

発毛効果がプロペシアの1.6倍! ザガーロ(デュタステリド)処方

効かなくなったと感じる方がいるのは事実ですが、実際の効果がなくなるわけではありません

ザガーロは、医師の診察と処方が必要な薬です。しかし、個人輸入の通販では、安い値段でザガーロを購入できる場合があります。費用を抑えてAGA治療ができるからと、個人輸入の通販サイトでザガーロを購入される方もいらっしゃいますが、偽物が含まれている危険性があるため、おすすめできません。個人輸入の通販サイトの場合、商品を届ける責任はありますが、本物か偽物かには責任を負わないのです。そのため、AGA治療をする場合には、必ず医師の診察のもと、病院で処方されるザガーロを服用しましょう。
なお、日本国内で処方された薬であれば、「医薬品副作用被害救済制度」と呼ばれる制度が適用され、副作用が生じても治療費が補助される場合があります。個人輸入だと、この制度が利用できず、重篤な副作用が生じたとしても、全て自己責任になってしまうのです。安心・安全な治療を進めるためにも、AGAは必ず医師の診断の上で、正しい治療薬を用いて行いましょう。

デュタステリドとフィナステリドの違いについては、以下のコラムをご参照ください。

週1回服用を検討する際は効果と安全性のバランスを慎重に評価し、適切なモニタリングを行うことが求められ、今後の研究によってデュタステリドの週1回服用の有効性と安全性がさらに明らかになることが期待されるでしょう。

発生頻度1%未満ではありますが、デュタステリド(ザガーロ)の副作用として、乳房障害(圧痛・肥大)も報告されています。


AGAの治療のメインとなる薬剤はフィナステリドやデュタステリドです。

また男性機能に関する副作用があることから、子作りを考えている場合は服用の一時休止を検討することがあります。治療薬の精液移行性はないとされていますが、男性機能低下などが不妊につながる可能性もあるため、子作りを希望されている場合は医師へ相談しましょう。

ただ、効果が強いからザガーロを選択するべきということではなく、ことが大切です。

ミノキシジルは毛母細胞を活性化させ、ヘアサイクルを早めて発毛させるのに対し、フィナステリドの場合は5αリダクターゼという還元酵素の活動を阻害し、抜け毛の原因となるジヒドロテストステロンを抑制するため、抜け毛を減らすという作用機序になります。

デュタステリドを服用する際には、次のようなことに注意しましょう。

女性以外でも、未成年の方やザガーロの成分や5αリダクターゼ阻害薬に対する過敏症をお持ちの方、既往歴がある方も使用できません。過去に薬を服用した際に過敏症を引き起こしたことのある方は当てはまる成分が含まれていないか十分に確認し、必ず医師に相談するようにしましょう。
また、ザガーロは肝臓で代謝されることから、重度の肝機能障害のある方も服用できません。十分に代謝されずに血中のデュタステリドの濃度が上昇しすぎてしまう恐れがあるためです。ただ、肝機能障害のある方に投与した場合の薬物動態については、現時点ではまだ明らかにはなっておらず、やはり専門の医師にしっかりと相談した上で指示に従うようにしてください。(参照※3

デュタステリド服用時の注意点として、主に次の4つが挙げられます。

日本皮膚科学会が公表している「」でもデュタステリドは推奨度A(行うよう強く勧める)に分類されているため、AGAの治療に効果的な薬だといえるでしょう。

作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。

AGA治療薬のなかでリビドー減退が起こりうるものとしてフィナステリドとデュタステリドが挙げられます。

これらのAGA治療薬は効果がそれぞれ異なるため併用が可能です。

1%未満の副作用として女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感などの乳房障害が報告されています。発現率は低いものの、もし異常を感じた場合はすぐに医師へ相談しましょう。

デュタステリド(ザガーロ)は、AGAで薄くなった髪の毛の本数を増やします。

早いと3ヶ月ほどで効果を感じられる方もいるのですが、発毛効果が得られたからといってすぐに服用をやめると、再び薄毛が進行しますので、患者様ご自身で勝手に服用を中止することはおやめください。

デュタステリドの重大な副作用には、以下のような症状が見られます。

決して頻度が多いわけではありませんが、AGAの治療中に副作用が起きている可能性がありますから鑑別すべき内容となります。

厚労省お墨付きのデュタステリドでさえ効果がでない方・・・、おられます。

デュタステリドは、フィナステリドと同様にAGA治療薬として用いられていますが、強力に作用する一方で、いくつかの副作用も知られています。

薄毛・AGA治療を検討されている方は、あわせて以下の記事をご覧ください。

この3つのパターンの組み合わせや進行度合いによって9パターンに分類する考え方もあります。頭頂部と髪の生え際が、男性型脱毛症の主な脱毛部位です。

デュタステリド(ザガーロ)を服用すると、生え際から頭頂部にかけて発毛できます。

デュタステリド(ザガーロ)にはAGA治療の効果がある一方、以下のような注意点も存在します。

これらの副作用が見られた人は1%未満であり、危険性は低いとされています。

フィナステリドやデュタステリドは、AGAの原因に繋がる5αリダクターゼ(5α還元酵素)を阻害する薬です。

薄毛・AGA治療を検討中の方は、下記のページもあわせてご覧下さい。

上記の通り、ザガーロはAGAによる薄毛に対して高い効果を期待することのできる治療薬です。しかし、多くの方が使用するにあたって、体への悪影響に不安を抱いているでしょう。まず、数値で考えるとザガーロを服用することによってDHT値は下がります。DHTが薄毛症状の悪化に関与していることからDHT値の低下は薄毛の改善においてポジティブな効果であると考えられるでしょう。
この他には5αリダクターゼの働きが阻害されることによって、勃起不全(ED)やリビドー減退(性欲減退)、精液量減少といった性機能障害といった副作用が引き起こされるケースも報告されています。これは5αリダクターゼは頭部以外にも前立腺や陰茎にも存在しており、勃起などの性機能に関わる働きをしているためです。国際共同第Ⅱ/Ⅲ相試験(2010~2012)によると、ザガーロの服用による副作用の発現率は17.1%となっています。そして、その大部分が性機能障害でした。
とはいえ、試験中止に至るような重大な副作用は認められておらず、正しい容量・用法を守れば安全に使用することのできる治療薬といえるでしょう。また、性機能障害の副作用が出たとしても、ザガーロには併用禁忌薬がないことからED治療薬を使用することで対策は可能です。
上記の通り、ザガーロによって引き起こされる副作用の多くは性機能障害ですが、発現率1%未満の割合で、蕁麻疹やアレルギー反応、発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害、腹部不快感などが発生したという報告もあります。また、重篤な副作用としては肝機能障害や黄疸などが引き起こされたというケースもあります。これらの発現頻度は不明で、非常に稀なケースですが、重篤な副作用についてはASTやALT、ビリルビンの上昇を伴うことから、血液検査によってチェックすることができます。専門クリニックで処方を受ければ、万が一副作用が発生した場合もすぐに相談し、対処することができます。なので、個人輸入などに頼るのではなく、専門の医師の処方の上で使用することが推奨されます。(参照※5

髪の毛が薄毛になる原因には、ヘアサイクルの乱れが大きく関わっています。

ザガーロの服用によって効果を実感できるまでの期間は平均して6か月から1年ほどです。すでにご紹介した通り、ザガーロによる発毛効果はヘアサイクルの正常化によるものです。一般的に、正常なヘアサイクルの期間は成長期が約2~6年、退行期が約2週間、そして休止期が約3~4か月です。長いサイクルで人間の髪は成長していきますので、ザガーロによってヘアサイクルが正常化されたとしても、十分な栄養を蓄えた髪の毛が成長するまでにはある程度の時間を要するのです。そのため、最低でも6か月から1年ほどは継続して服用しなければ、治療による効果を実感することはできません。
ザガーロを用いた治療をはじめたばかりの場合、抜け毛が増えるというケースもあります。これは「初期脱毛」と呼ばれる症状ですので心配する必要はありません。休止期の髪が抜け落ちて、新しく健康な髪が発毛するための準備期間にあたり、ヘアサイクルを正常化するための過程のひとつです。すべての人に初期脱毛が起こるわけではありませんが、この時点で体質に合わないと自己判断し、服用を中断しないよう注意が必要です。あまりに初期脱毛の量が多かったり、期間が長かったりといった場合は、専門の医師に相談してみましょう。

・デュタステリド カプセル ZA 0.5㎎「東和薬品」(ザガーロの後発品・ジェネリック)

また、デュタステリドは、FDA(アメリカ食品医薬品局)に承認された薬であり、安全性と有効性が確認されています。しかし、すべての人に効果があるわけではなく、副作用が出る可能性もあります。