クラリチンとデザレックスの併用は成分が重複するのでしないようにしましょう。


また、アレロック、アレグラ、ジルテックなどは後発品があるため、費用負担が下がります。一方で、ザイザル、ビラノア、デザレックス、ルパフィンなどは後発品が存在しないため、費用負担が大きいです。費用面や効果、眠気を踏まえて、薬剤選択するのが良いと思います。


効き目が強い抗ヒスタミン薬をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

16年11月には、杏林製薬が「デザレックス」(デスロラタジン、製造販売元はMSD)を、大鵬薬品工業とMeijiSeikaファルマが「ビラノア」(ビラスチン、製造販売元は大鵬薬品)を発売。17年11月には田辺三菱製薬が「ルパフィン」(ルパタジン、製造販売元は帝國製薬)を発売し、18年4月には抗ヒスタミン薬としては世界初の貼付剤となる「アレサガテープ」(エメダスチン)を久光製薬が発売しました。

ルパフィン(ルパタジン) 抗アレルギー薬は薬局やドラッグストアで購入できる市販薬も多数存在しており、「OTC医薬品」として知られています。また、医療用医薬品の中で、副作用が少なく安全性の高いものを市販薬(OTC医薬品)に転用(スイッチ)したものを「スイッチOTC医薬品」と呼びます。例えば、OTC医薬品のアレグラFXは、医療用医薬品である「アレグラ錠」をOTC医薬品に転用したスイッチOTCです。当院を受診する患者の中には、「OTC医薬品」または「スイッチOTC医薬品」が効果不十分であると感じる方が多くいます。そのため、新しい抗アレルギー薬を積極的に処方することで、患者のニーズに応えています。最適な薬丁寧にアレルギー症状でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。▼【来院】のご予約はこちら▼▼【オンライン診療】のご予約はこちら▼ ※自動車運転等に関する注意事項自動車運転能力を評価した試験では運転能力の低下は認められませんでした。このため車の運転を含めた機械の操作など眠気に関する制限事項がなくデザレックスを服用していても自動車の運転が可能です。
同様に国土交通省航空局の「航空機乗組員の使用する医薬品の取扱いに関する指針」では鎮静作用(眠気)のない抗ヒスタミン薬と指定されています。参考記事■■■■記事作成:天野 方一(イーヘルスクリニック新宿院 院長)
埼玉医科大学卒業後、都内の大学附属病院で研修を修了。東京慈恵会医科大学附属病院、足利赤十字病院、神奈川県立汐見台病院などに勤務、研鑽を積む。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard T.H.

デザレックス(デスロラタジン)、アレグラ(フェキソフェナジン)、クラリチン ..

しかし、この代謝酵素の働きには人によって差があるため、薬の効き目にも個人差が生じてしまうことがあります。

『デザレックス』は、元から活性体「デスロラタジン」の形をしているため、代謝酵素による活性化の必要がありません2)。そのため、どんな人でも安定した効果を発揮することができます。
実際、『デザレックス』は「CYP3A4」や「CYP2D6」の阻害剤と併用しても血中濃度に影響しないことが確認されています2)。

特にステロイド剤と抗ヒスタミン成分の配合剤であるセレスタミンは、
強い効果がある反面副作用のリスクも伴うため、短期間の使用に向いています。

先発品ではいずれの診療科でもビラノア、デザレックス、ルパフィンの順で ..

まだまだ拡大傾向。現在のシェアの状況からまだ採用の余地があるルパフィンとデザレックスは開始の検討が増える傾向にある。今回は全体での数字を掲載したが、診療科別や病床数、施設の規模などでも分析できる。ご興味があれば、お問い合わせいただきたい。
そもそもドクターエンゲージメントが上がると処方は増えるのだろうか。薬の世界では、製品力があれば処方も増え、ある程度、量も予想ができるだろう。一方、ドクターエンゲージメントが上がると、他社より早く使ってもらえたり、相談や提案の機会をもらえたりする確度は高くなると思われ、採用や処方についてドクターの背中を押す一歩となると考えられる。製品の力+αで売り上げの最大化を図る、そのポイントにドクターエンゲージメントを測定してみることも必要ではないか。

→眠気が問題ないならアレロック(オロパタジン)やルパフィンを、眠くなるのを避けたい人はビラノアが推奨されます。また、眠くなる、眠くならないというのは、個人の感じ方によるところも大きいため、飲み慣れている薬を継続していくのが一番安全です。そのため、「例年は〜を内服しています」という形で教えていただけると助かります。(僕自身はジルテックが体に合うと思っています。ジルテックの改良版であるザイザルは眠気を感じてしまいます。人によって感じ方が違います。)

デザレックス錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

デザレックスは、ロラタジン(製品名・クラリチン)の代謝活性物質。ロラタジンは肝臓で代謝されてデスロラタジンになり、効果を発揮しますが、デザレックスははじめから代謝活性物質なので、その分、効果が速やかに現れると期待されます。

第一世代の抗ヒスタミン薬で、効果が強いことが特徴です。
副作用の眠気、口の渇きなども感じやすいとされています。


【2025年最新版】抗ヒスタミン薬の強さランキング一覧 | 健康コラム

商品名(成分名) 用量 用法 小児用量(1日量)
・クラリチン(ロラタジン) 10mg 1T 分1 寝る前
7歳以上の小児は10mg(1g)、3歳以上7歳未満5mg(0.5g) 分1
・アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩) 60mg 2T 分2 朝夕食後
12歳以上120mg(2.4g)、2歳以上12歳未満60mg(1.2g)、6ヵ月以上2歳未満30mg(0.6g) 分2
・エバステル(エバスチン) 10mg 1T 分1 寝る前
小児用量は「適宜増減」のみの記載。
・アレジオン(エピナスチン塩酸塩) 20mg 1T 分1 寝る前
7歳以上20mg(2g)、3歳以上7歳未満10mg(1g) 分1
・タリオン(ベポタスチンベシル酸塩) 10mg 2T 分2 朝夕食後
7歳以上20mg
・アレロック(オロパタジン塩酸塩) 5mg 2T 分2 朝夕食後
7歳以上10mg(2g)、2歳以上7歳未満5mg(1g) 分2
・ジルテック(セチリジン塩酸塩) 10mg 1T 分1 寝る前
7歳以上15歳未満10mg(0.8g)、2歳以上7歳未満5mg(0.4g) 分2 朝夕食後
成人には分1だが、小児には分2なので注意!
・ザイザル(レボセチリジン塩酸塩) 5mg 1T 分1 寝る前
7歳以上15歳未満5mg(10ml)、1歳以上7歳未満2.5mg(5ml) 分2 朝夕食後
6ヵ月以上1歳未満1.25mg(2.5ml) 分1 寝る前
成人には分1だが、7歳から15歳までは分2、1歳未満では分1なので注意!
ザイザルはジルテックの光学異性体で、眠気を少なく改良したもの。
・ザジテン(ケトチフェン) 1mg 2T 分2 朝夕食後
7歳以上2mg(2g)、3歳以上7歳未満1.2mg(1.2g)、6カ月以上3歳未満0.8mg(0.8g) 分2 朝夕食後
・レミカット(エメダスチンフマル酸塩) 2mg 2T 分2 朝夕食後
小児適応なし
・セルテクト(オキサトミド) 30mg 2T 分2 朝夕食後
1mg/kg(0.05g/kg) 分2 朝夕食後
・ビラノア(ビラスチン) 20mg 1T 分1 寝る前または起床時(食前1時間前、食後2時間後以降に内服する)
2016年11月発売。2017年11月から長期処方可能へ。
薬の血液中の濃度が1時間でピークになり、効き目が速くあらわれる。
効果は強めでジルテックやザイザルと同程度。
現在使われている抗ヒスタミン薬のなかで、眠気がもっとも起こりにくい。アレグラやクラリチンと同程度。
食事の影響で40%程度効果が減弱するため、空腹時に内服する必要がある。
・デザレックス(デスロタラジン) 5mg 1T 分1 寝る前
2016年11月発売。2017年11月から長期処方可能へ。
クラリチン(ロラタジン)は肝臓で代謝され、デスロラタジンとなって作用する。薬物代謝酵素の影響を受けず、クラリチンよりも早く効き、効果も高い。
眠気が少ない。
・ルパフィン(ルパタジン) 10mg 1T 分1 寝る前
2017年11月発売。2018年11月長期処方可能へ。
抗ヒスタミン作用に加えて、抗PAF(血小板活性化因子)作用を持つため、効果が強い。眠気は多い。
・ディレグラ配合錠(フェキソフェナジン塩酸塩+塩酸プソイドエフェドリン) 4T 分2
アレグラと同成分のフェキソフェナジンにα交感神経刺激薬のプソイドエフェドリンを加えた配合薬。鼻閉がひどい場合。
鼻閉症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、鼻閉症状の緩解がみられた場合には、速やかに抗ヒスタミン剤単独療法等への切り替えを考慮する。
高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、緑内障、甲状腺機能亢進症、前立腺肥大、腎機能障害には注意!

古くからある抗ヒスタミン薬であるクラリチンは体内で代謝されて薬効を発揮しますが、この代謝活性物質を薬にしたのがデザレックスです。 ..

眠くなりにくい”第二世代(非鎮静性)”の抗ヒスタミン薬は、どれも効果に大きな違いはなく、ガイドライン等でもひとまとめで扱われています。しかし、その中でも「レボセチリジン」の効果はやや強め1,2)とされています。

デザレックス5mg(効果普通 ジェネリックなし)1日1回1錠 (倍量投与 ..

眠気が一番の特徴ですので、夜、就寝前に内服するようにお願いをしています。夜間の代謝により、朝にはデザレックスと同様のデスロラタジンとなって効果が1日持続する形になります。より強い効果を希望される患者様に処方をおこなっています。

花粉症(抗ヒスタミン薬)の違い ビラノア、デザレックス、アレグラ

抗ヒスタミン薬は飲み薬だけでなく塗り薬や貼付剤、点眼薬、点鼻薬などがあります。皮膚科では全身の症状がある場合には飲み薬が使われますが、皮膚の局所のかゆみや湿疹などでは塗り薬が使われることもあります。飲み薬には口腔内崩壊錠(OD錠)や散剤(粉薬)やシロップもあります。口腔内崩壊錠は口の中で速やかに唾液で溶ける錠剤で、水なしまたはわずかな飲水のみで服用しやすい薬剤です。

【薬剤師の勉強】抗アレルギー薬➂デザレックス/ルパフィン/ビラノア[最先端抗ヒスタミン徹底比較!!] · Comments13.

抗ヒスタミン薬には、外用ステロイド薬のような強さのランク分けはありません。
そもそも、複数の抗ヒスタミン薬の効果を比較した臨床試験はほとんどなく、また、試験ごとに効果の指標(例:鼻症状の改善率、効果発現までの期間、くしゃみの回数など)が異なるため、抗ヒスタミン薬の効果を単純に比較することは難しいのが現状です。
なお、薬の効き方には個人差があるため、「効きの良い薬」は人によって変わります。
薬を処方する際には、過去に使用した薬の効き具合や副作用の発現状況なども考慮しますので、診察時にご相談ください。

【花粉症の薬】強さや眠気を比較!2024年おすすめの抗ヒスタミン薬

下記を参考にランキングを作成しました。
※ビラノア・デザレックス・アレロック・ザイザル・ルパフィンは、市販薬は発売されていません。

下記を参考にランキングを作成しました。 ※ビラノア・デザレックス・アレロック・ザイザル・ルパフィンは、市販薬は発売されていません。

鼻づまりの症状が強い人に使います。単剤で使うこともありますが、抗ヒスタミン薬で効果がイマイチな場合に併用することもあります。

【花粉症】 デザレックスとビラノアとルパフィンの違い 【蕁麻疹】

デザレックス(成分名:デスロラタジン)は、クラリチン(成分名:ロラタジン)の代謝活性物質です。
ロラタジンは肝臓で代謝されてデスロラタジンになって効果を発現します。
デザレックスははじめから代謝された状態なので、その分、効果がでるまで時間がかからないと考えられています。

花粉症にも効果があるデザレックスとビラノアの比較、市販薬ある?

これ見ると効果も眠気のなかなかという感じ。ちなみにこの資料だとビラノアとデザレックスだとデザレックスの方が効果高いですね。。。早速上の表と矛盾が。。。