COBRA(コブラ)AEROJET LS(エアロジェットLS)ドライバー を試打しました。


実際に打ってみました。

何球か打ってみて感じたのは、芯の広さです。

フェースのどこに当たっても、ナイスショットの5%落ちくらいは飛んでくれます。つまり、ナイスショットが240ヤードだとして、「あ、ちょっといま先っぽだったな」と思っても230ヤードくらいは飛んでくれています。

以前からコブラは「フェースのどこに当たっても初速が落ちない(超訳)」という性能を標榜していますが、その伝統はしっかりとこのモデルにも継承されていました。

打感は、少し硬めに感じました。「くっつく」と「弾く」の中間くらいのイメージです。

この「MAX」は、3タイプの中では一番つかまるタイプとのことですが、そこまでつかまり過ぎる感じはありません。また、右にすっぽ抜ける感じはほとんどありませんでした。

一方、球はかなり上がりやすいと思いました。めちゃくちゃ低スピンということではなく、バックスピン量は2500~2800回転くらいでした。どこに当たってもだいたい真っすぐ飛んでくれるのは、このスピン性能のおかげかもしれません。安定感は抜群です。

なので、球を上げられる&つかまえられるという人なら、ロフトを立てて使うとさらに低スピン化して飛距離アップするでしょう(もちろん、ノーマルのエアロジェットという選択肢もアリです)。

余談ですが、いわゆる“カチャカチャ”系のドライバーは、一般的にロフトを立てるとフェースが開きます。

ロフトを立てるとバックスピン量が減るので、球が上がり過ぎている場合はロフトを立てることで飛距離がアップします。その代わり、少しつかまりにくくなります。

私の場合、ロフトを1度立てたセッティングにすると、バックスピン量が2500回転以下になり、最も飛ぶようになりました。

実際にコースで9ホール使用してみましたが、ほとんどフェアウェイか、曲がってもファーストカットくらいまでで、曲がっていないということもあり7回のティーショットの平均で約230ヤードほど飛んでいました。

大満足です。


コブラより新作ドライバーであるエアロジェットシリーズが発売されました。

●エアロジェットMAX:つかまり性能を高めた仕様。ソールウェイトは後方とヒール側に1個ずつ、計2個。高弾道でドロー傾向

今回取り上げる(2)「エアロジェット LS」は、ツアープロからボールをある程度つかまえられる技術があるゴルファーといったところをターゲットにした、かなり尖ったモデルです。

この記事ではエアロジェットドライバーの評価や特徴、スペックをまとめています。

●エアロジェット::シリーズの標準的仕様。ソールウェイトは後方に1個のみ。中弾道でストレート傾向

「エアロジェット」シリーズのドライバーは合計3モデルがラインアップされています。今回取り上げるのはスタンダード仕様の「エアロジェット ドライバー」。そのほかに、つかまり性能を高めた「エアロジェット MAX」と、低スピンでつかまり性能を抑えた「エアロジェット LS」があります。

・コブラ「AEROJET(エアロジェット)」ドライバーから3つのモデルが登場

「エアロジェット LS」ドライバーは、非常に低スピンでオートマチックに強弾道が打てます。とても飛距離性能が高いのですが、かなりつかまりが抑えられており、性能を生かすにはそれなりのヘッドスピードとボールをつかまえる技術が必要です。

このモデルの最大の特徴は、多少芯を外してもスピンが増えすぎないこと。フェースは厚みがあり、打点が上下左右にズレても曲がりが少なく、安定した弾道が期待できます。打点がばらつくゴルファーでも安定したティショットが打てるでしょう。

ですが、右方向へのミスを軽減したいと考えるゴルファーにはあまりおすすめできませんね。それくらい、つかまりは抑えられています。

「エアロジェット LS」ドライバーは、パワーヒッターで弾道が安定しない、左右どちらにも曲がるといったゴルファーにおすすめのモデルです。さすがにスライスのミスに悩むゴルファーには難しいですが、フェードぐらいのゴルファーであれば左へのミスをかなり軽減できるので、右方向一辺倒の弾道でティショットを安定させることができるでしょう。

スピンが少ないので、スライス系の弾道でも飛距離ロスは少なめです。また突然出るフック系のミスにお悩みのゴルファーにもいいと思います。よほど力んだインパクトにならない限り、このモデルでフックを打つのは難しいですからね。いわゆるチーピンボールをかなり軽減してくれます。

かなり打ち手を選びますが、ハマるゴルファーの手に渡ったらなかなか買い替えができなくなる呪い(?)のような、頼もしい装備になってくれるはずです!

スピンが少なすぎた場合はエアロジェットMAXの方を検討しましょう。

アメリカではもちろん、日本でもじわじわと話題になっているコブラの白いヘッド「エアロ ジェット」シリーズ。空力にこだわったボディシェイプにAIが設計したミスに強いフェースなど、ミスに負けず安定して飛ばせると高い評価を得ています。

ドライバーは3モデルをラインアップ。

●エアロジェットLS:低スピン性能を磨いた仕様。ソールウェイトはフェース側に上下1個ずつ、計2個。低弾道でフェード傾向


「エアロジェットLS」のロフト角は、9度と10.5度がラインナップ。

まずは簡単にエアロジェット ドライバーをご紹介。

こちらのシリーズ、ノーマルの「エアロジェット」に加え、ロースピンモデルとなる「エアロジェット LS」、つかまりやすくて上がりやすい「エアロジェット MAX」の3タイプで構成されています。

つかまりやすい、上がりやすいを“やさしさ”の指標とすると、「LS」が一番難しく(つかまりにくい、上がりにくい)、「MAX」が一番やさしいということになります。

私が今回試したのは、「MAX」です。

スペックは、以下の通り(計測:スタジオCGA)。

コブラ エアロジェット MAX ドライバー(10.5度)
シャフト:オリジナル SPEEDER NX for COBRA(S)
リアルロフト:10.2度
ライ角:59度
長さ:45.5インチ
クラブ重量:300.6グラム
バランス:D3.5
振動数:236cpm

スペック的には、ヘッドスピード40~42メートル/秒(m/s)にドンピシャという感じでしょうか。

構えてみると、ヘッド後方にだいぶストレッチバックしていることがわかります。最も“やさしい”モデルということもあり、投影面積が大きく、安心感がかなりあります。

打つ前から期待が高まります。

「エアロジェット」のオリジナルシャフトには以下のオプションが揃う。

さて、4月に発売されたSBウェッジ。SBは“SNAKE BITE(スネークバイト)”の略で、文字通り「蛇のように噛む」ということでしょうか。

この「スネークバイト」と名付けられた超精密CNCミルドグルーブによるスピン性能がこのウェッジのオススメポイントのようですが、私が注目したのはソール形状とシャフト重量です。

特にオススメしたいのが、48度~52度の、いわゆるアプローチウェッジ(AW)付近のロフトのモデルです。

アイアンセットの別売りAWや、他のこの付近のロフトの単品ウェッジでは、ヒールを落としているモデルはあまり見たことがありません。

しかし、こちらのSBウェッジは、AW近辺のロフトのモデルでもヒールを少し落としてくれています。

つまり、AWでもフェースが開きやすいのです。

これが役に立つのが、最も難しいシチュエーションと言われている30~50ヤードくらいの中途半端な距離のバンカーショット。

クリーンに打つのは難しいし、AWやピッチングウェッジを開いてエクスプロージョンするのも難しい、ゴルフで最も難しいショットの一つですよね。

この高難度シチュエーションを少しやさしくしてくれるのが、SBウェッジのAWだと思いました。

そしてもう一つのおすすめポイントが、シャフト重量。

純正では、ダイナミックゴールドEXツアーイシューと、ダイナミックゴールド105から選べますが、この“105”というのがミソ。

ヘッドスピード40~42m/s近辺のプレイヤーのほとんどは、アイアンシャフトが90グラム前後の軽量スチールだと思います。

アイアンのフルショットは90グラム台でもいいけど、フルショットだけではなく、ランニングアプローチやピッチ&ランでも使うというAWには、少し重さが欲しいところです。

しかし、たいていの単品ウェッジのシャフトラインアップは、120グラム台の重量級シャフトと90グラム台の軽量級シャフトの2択になっていると思います。

つまり、アイアンセットが90グラム台のシャフトのゴルファーにとっては、90グラム台のアプローチウェッジは軽過ぎて、120グラム台のシャフトは重過ぎるのです。

なので、アイアンセットが90グラム台の軽量スチールシャフトを使っている人には、AWでこのダイナミックゴールド105はドンピシャの重さになるので、ものすごく個人的にオススメしたいです。

特に、ヘッドスピード40~42m/sくらいのゴルファーだと、50度のフルショットが95~100ヤードになるので、大変使いやすいと思います。

というわけで、MSD42的にヘッドスピード40~42m/sのゴルファーに大変おすすめしたい、コブラのエアロジェット MAX ドライバーとSBウェッジをセットでご紹介しました。

みなさまぜひお試しください。

の3種類でエアロジェットとエアロジェットLSでストック在庫ありのスペックになっています。

―前作『LTDx LS』と比べて飛距離性能は?
「実際に強い球を打つなら『LTDx LS』のほうが上ですが、『エアロジェット LS』のヘッドが軽く感じる特性は、飛距離を伸ばすことに関してかなり大きなメリットです。例えるなら、ドラコン専用クラブに似た特色に変化したイメージ。現時点での評価はさておき、これからどのようにカスタムを重ねるか、どのように飛距離アップにつなげるか。そういう意味では、ポテンシャルは『エアロジェット LS』のほうが上。軽さと速さが十分に備わっている分、あとは力強さを加えるというシンプルな思考ができ、すごく可能性を感じられます」

おすすめポイントに当てはまる方は是非エアロジェットLSドライバーの検討を!

「エアロジェット MAX」ドライバーは、ヘッドスピードがそれほど高くなくても安定して強弾道を打たせてくれるモデルです。しかもミスに強く、適度な高さも出しやすい。それでいてちょっとだけつかまるといった絶妙な味付けで、シャフト次第でどんなゴルファーにも対応できる懐の深さがあります。

もし「エアロジェット」シリーズに興味をお持ちなら、まずこのMAXから試すようにしてください。このMAXで満足できないのであればスタンダード、LSと試していくのがおすすめです。

個人的には、シリーズの中で最もまとまったモデルだと思いますし、他のメーカーと比べても総合力はトップクラスだと感じました。

コブラゴルフ AEROJET エアロジェット LS ドライバー

クラブフィッターでクラフトマンのゴルフライターの小倉勇人(通称:おぐさん)が、巷で話題の最新モデルや人気クラブを試打レポートします。今回レポートするのは、パワー自慢ほど試して欲しい白いヘッド「コブラ エアロジェット LS」ドライバーです。

写真/ゴルフサプリ編集部

【クチコミ・評価】エアロジェット LS ドライバー(コブラゴルフ)

そして、今年に新しく登場したエアロジェットシリーズもユーザーからの評価がかなり高いです。

AEROJET LS ドライバー(コブラ)の評価を見る・評価する

Cobra(コブラ)
AEROJET LS (エアロジェット LS) フェアウェイウッド
/2023年3月発売モデル
【番手/ロフト】
・3W/14.5°
・5W/17.5°
【シャフト/価格】
・TOUR AD for Cobra (S)中調子 /¥51,700(税込)

エアロジェットシリーズはシンプルで癖のない形と味付けが高評価 ..

Cobra(コブラ)
AEROJET(エアロジェット) LSドライバー
/2023年3月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト/価格】
・TOUR AD for Cobra (S)中調子 45.25″/¥86,900(税込)

『AEROJET LS』50周年記念ドライバー紹介【COBRA】【エアロジェット】.

こんにちは、最近平均飛距離が落ちてきているのが悩みのじゅんやあくです。

そんな私ですが、3月にコブラより発売されたエアロジェット MAX ドライバーを試打する機会をいただいたので、早速試してみました。

併せて、4月に発売されたSB ウェッジも試してみたので、そちらもご紹介します。