10.5°でも中高弾道なので、ロフト選びは背伸びしない方がいいでしょう。


メンズモデルのカラーリングは、ゴールドフュージョン(ブラック、マットサテン・ブラッククラウン)とピーコートブルー/ホワイト(レッドのアクセントとグロスしたクラウン)。レディースモデルは、グロスブラッククラウンのエルダーベリーだ。


レディースドライバーも試打してみたかったのですが、試打クラブがありませんでした。

割と重たいとはいえ、初代LTDドライバーよりは4g〜5g軽くなっているので振りやすくなりました。ここは一安心です

コブラ「LTDx」ドライバーシリーズの純正シャフトは、軽量のUST「Helium Nanocore(高打ち出し、高スピン)」、「HZRDUS Smoke iM10(中打ち出し、中スピン)」、「HXRDUS Smoke RDX Blue(低・中打ち出し、低スピン)」、そして三菱「Tensei AVI RAW White(低打ち出し、低スピン)」となっている。

今回マークダウンということで、値下がりしてようやく購入しました。

結論を言うと、他の2モデルを試さずにコブラの「LTDx」の1モデルに合うと決めつけないこと。いずれにしても全部を試さずに試打会を後にするのは愚かなことなのだ。

そして驚いたことに、私に合うのは「LTDx LS」よりも「LTDx」だった。スピン量が数百rpm増え、「LTDx」でミスヒットした時に危険なほど低すぎたスピン量も、全てで適正の範囲に収まった。

コブラLTDxはマークダウンしてから爆売れだそうで、何とか探して購入できました。

市場のことで言えば、「LTDx LS」は「EPIC MAX LS」にやや近い存在になるかも知れない。コブラがたくさんのゴルファーに合うと予測しているようなドライバーではないが、MyGolfSpyユーザーの過半数にとっては、最高のドライバーになる可能性があるのだ。

よくバランスが取れたデザインの範囲内に収まり、超低重心で低スピンから中程度のスピンであることが理解されれば、「LTDx」は市場の中でもトップであることが証明されるだろう。

今使っているローグスターよりも重たく、打感は硬い感じがしました。

MyGolfSpyに新鮮で革新的なコンテンツをもたらす編集担当。編集以外でもMyGolfSpyのデータを駆使したテスト方法を開発する上で重要な役割を果たし、データを精査してゴルファーのプレー改善に役立つ方法を考案した。ポリシーは「ゴルファーは、何が真実で何が真実でないかを知る必要がある」。これはMyGolfSpyがメーカーによって作られた事実を超えて、真実を語る責任があることを意味する。ミッションは「誇大広告にとらわれず本当の性能を読者に伝え、ゴルファーに力を与えること」。

単品パーツや限定カラーのヘッドはスーパースポーツゼビオ、ヴィクトリアゴルフでの店頭、もしくはオンラインストアで購入できます。個人的にもコブラのLTDXシリーズは上記店舗で購入するのがおすすめです!


コブラ「LTDxMAX」ドライバー フレックスA(SPEEDER NX for Cobra)

本当のことを言おうか。「F7」以降のモデルの音には不満が残るが、振り返ってみれば、単にもう一度「LTD」が欲しかったということなのだろう。きっと多くの人もそうだったはずだ。

構えると若干オープンフェースなので(ホント少~しだけ)ひっかけたくないゴルファーにはおすすめ。

「SPEEDBACK」、「SPEEDZONE」、そして「RADSPEED」と続き、コブラがあらゆる面で革新的だったのにも関わらず、どれも手にしなかった。

両方とも数球打ちましたが、良くデータが取れたものをご紹介します。

ヘッドスピードを高めていくと、前に飛ぶライナー性の弾道は変わらず。正直9°は私にはオーバースペックでしたね。スピンがとても少なく、10.5°ぐらいがちょうどよいでしょう。

今回、コブラ「LTDx」ドライバー(10.5度、フレックスR)を試打しました。

face』の文字があり、特別な工夫がされているのだと知ることができました。

文字でいろいろな技術や工夫を表現しているクラブは多いですが、このように『文字が無くても(ある無しに関わらず)』その工夫が見られるクラブは珍しいです。

毎年、たくさんのゴルフクラブが発表されますが、その多くがフェース面にはあまり工夫をしていません。

クラブにとって一番デリケートな部分でもあり、ルールにも厳しく規制されているということもあると思うのですが、クラブのなかで『唯一のボールとの接点』なので、もっと工夫があってもいいな・・・。とずっと思っていました。

弾きを良くするために、ルールギリギリまで薄くすることはどのメーカーもやっていますが、少しでも違反すれば回収するはめになりますし、強度の問題もあります。

球を打ったらヘッドが凹んだり、割れてしまったドライバーはたくさんありました。

なので、フェース面の『薄さ=反発力』で勝負する時代はとっくに終わっていて、これからはこのような特殊な工夫が見られるようになるのかもしれません。

指で触ってみたときに、結構ザラザラしているので、これからはウェッジやアイアンだけでなく、ドライバーもミーリングが主流になるのかな?と思いました。

昨日試打したjbeamのドライバーにもミーリングはありましたが、触感は全く違います。

どちらがいいというものではないですが、このドライバーは明らかに異質な感じがしました。

それは低品質ということではなく、『過去に例を見ない』という意味です。




トゥ側には『cnc milled』という文字があり、おそらくフェース面のミーリングのことを指しているのだと思います。




ネックの長さは標準的です。



試打するのは、この『std』のポジションで、スタンダードという意味なのは想像に難くありません。




かなりのシャローです。

今はシャロー全盛時代ですが、シャローのはしりといえば、やはりコブラではないでしょうか?

コブラが、『円盤』といえるような『超シャロー』を発表してから、他のメーカーも一気にシャロー化が進んだような記憶があります。

あの頃はかなり違和感がありましたが、今ではすっかり見慣れました。




顔はかなり変わっています。

といいますか、奇妙といったほうがいいかもしれません。

これも、ある種の『トライアングルヘッド』といえるでしょうか?

ヘッド後方が、かなり伸びていて、まるでハンマーみたいだな・・・。と思いました。

ハンマーで釘を打ち付ける光景が浮かんだからです。

ルール上、ヘッドのフェース面からバックフェースまでの長さは、フェース面の長さ(トゥからヒールまでの長さ)よりも長くなってはいけないということになっています。

つまり、横が縦よりも長くなってはいけないということです。

そういったルールがあるので、このドライバーは横の方が長く見えますが、厳密に計測してみると問題ないのではないでしょうか?

いつも私はルール不適合のクラブがあってもいいと書かせていただいていますが、それはヘッドの大きさや反発係数であったり、アイアンやウェッジでいえば角溝であったりします。

当然、このヘッドの『縦と横の長さ』という点でも、ルールに適合しないモデルがあってもいいと思っています。

反発係数だけをルール度外視に作るのではなく、あらゆる面でルールを無視したドライバーが登場してもいいのではないでしょうか?

ただしそれらの全てにおいて、安全性がしっかりと確保されているということが最低条件になりますが・・・。

r&aやusgaが決めたルールに全て従うのではなく、ゴルフ場にもローカルルールがあるように、日本独自の、日本国内でしか通用しないローカルルールがクラブにおいてあってもいいのではないか?と思っています。

競技ゴルフが全てではありません。

むしろ、競技に出場しないゴルファーのほうが多いというのが現実です。

大切なのはゴルフ人口を増やし、ゴルフがより身近で老若男女誰もが楽しめるスポーツにすることではないでしょうか?

最近は黒いクラウンが多かったのですが、このドライバーは紺色で、これもいいものです。

写真では見えづらいですが、カーボンの模様のようなものが見えたので、おそらくカーボンコンポジットだと思います。

そしてクラウンには二本の小さな『フィン』のようなものがあり、これはおそらく『空気力学』によるものではないでしょうか?

これで空気抵抗を減らし、ヘッドの挙動が安定するのかもしれません。




素振りをしてみると、かなりしっかりしていて、タイミングが合わせやすいです。

最近は『ソフトスペック』のクラブを試打することが多いので、久しぶりに気持ちよく振っていけたような気がします。

振っていっても暴れること無く、穏やかな印象のシャフトです。

かといって『粘る』タイプといよりは、やや走り感のあるシャフトで、今のニーズに合っているような気がします。




ボールを前にして構えてみると、やはり違和感があり、構えづらいです。

私の好みから、かなり離れた顔をしています。

ヘッド後方の伸びもありますし、フェースも被っているように見えました。

フッカーの私には構えづらいですが、スライサーの方で、高い直進性をイメージしたい方には、かなり頼もしい顔といえるかもしれません。

フックフェースで、ヘッド後方が伸びているので、左に向かって『やり投げ』をしているようなイメージが浮かんできました。

ただ、先ほども書きましたが『ハンマー』で打ち付けるイメージが浮かんできたのは久しぶりでしたし、いいことのように感じられました。

昔から、ドライバーはハンマーで打ち付けるイメージが求められてきましたし、それには腕を大きく振るというよりは、コックを正しく使って効率よく飛ばしていけるイメージが出せます。

いくら腕を速く振ろうが、コックを全く使っていなければ飛ばすことは難しいですが、逆に腕の動きを少し抑えても正しくコックが使えていれば、ヘッドの運動量が増加し、それが飛距離につながるのは多くの人が知るところです。




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コブラ社純正のスピーダーNXのRフレックスでもヘッドスピード40msはほしいところ。

安心して構えられる大きめのクラウン。空気抵抗対策の突起があり、それがフェースセンターで構えやすい造形になっています。外形がきれいな丸形でスクエアに構えやすい。

それでは詳しいデータを見ながらコブラLTDx MAXドライバーについてレビューしていきます

(古い名称を新製品で再利用する)“昔の名前で出ています”は、ゴルフ業界では必ずしも新しくない。多くのメーカーでやっていることだ(まだ「Jetspeed II」とか「Jetspeed的」なものを待っているのだが)。これは、コブラも経験済み。「KING」と「バフラー」はともに再び蘇ったもので、そこに問題は全くないと思う。

それでは、ここからはコブラ「LTDx」ドライバーシリーズの3モデルをチェックしていこう。

反対に、ミスへの強さは見た目通りです。かなりヒールやトゥ寄りでヒットしても極端に曲がる弾道にはならず、飛距離のロスも少なめ。この強弾道とミスへの強さの両立には、結構驚かされました。

飛距離も高弾道、低スピンでしっかりキャリーで飛ばせる感じです♪

私の考えだが、素晴らしい続編にする鍵は、前作の優れた部分を全て受け継ぎ、それを発展させることで次作をさらに人を惹きつけるものにすることだ。

シャフト次第ではヘッドスピード37msくらいでも大丈夫そうですよ♪

Cobra(コブラ)
KING LTDx MAXドライバー
/2022年3月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト/価格】
・SPEEDER NX for Cobra (S)(SR)(R)中調子 45.5″/¥75,900(税込)