リベルサス最大3ヶ月分、マンジャロ最大8本までご購入いただけます。


糖尿病の治療法は日進月歩であり、インスリン注射にはじまり、DPP-4阻害薬(ジャヌビアなど)、SGLT2阻害薬(スーグラなど)と次々と新しい薬剤が開発されてきました。近年では、GLP-1受容体作動薬が注目を集めており、リベルサス(内服薬)、オゼンピック(注射薬)、ビクトーザ(注射薬)などの薬剤がそれに該当します。マンジャロ(自己注射薬・田辺三菱製薬/日本イーライリリー)は、2023年4月発売の最新世代のGLP-1受容体作動薬であり、GLP-1のみならず、GIPというインスリン分泌を促すホルモンにも作動することで、より高い治療効果を実現しており、世界的に急速に主流となりつつある治療薬です。


いままで説明したように、マンジャロは様々な効果をもっています。

マンジャロは臨床試験のトップラインデータ発表から注目度を高めてきました。プラセボと比較した国際共同臨床第3相(P3)「SURPASS-1」試験では、最高用量(15㎎)を40週間投与した時点でHbA1cがベースラインから最大2.07%低下。体重は9.5㎏減少しました。同じくP3の「SURPASS-2」試験ではGLP-1受容体作動薬セマグルチド(ノボノルディスクの「オゼンピック」)との直接比較で優越性が示されました。

リベルサスを使用してダイエットを行う際は、必ず内科医の指導を受けてください。
内科医の指導により、個々の健康状態に合わせた正しい服用方法や、副作用・不適切な使用によるリスクを最小限に抑えることができます。
適切な検査をせず、薬だけもらってダイエットを成功する方もいらっしゃいますが、しっかりと薬の効果を理解し、生活習慣を見直さないと期待した効果が得られない方もいらっしゃいます。そのため、内科医と安全を考慮しながら取り組んでいく必要があります。

⇨ リベルサスは胃で吸収されるため、有効性が弱まる可能性がある

リベルサス(一般名:セマグルチド (遺伝子組換え))は2型糖尿病の治療薬として承認されているGLP-1受容体作動薬という種類の薬剤です。GLP-1(Glucagon-like peptide-1)とは、食後に血糖値が上がったときに小腸下部(L細胞)から分泌されるインクレチンと呼ばれるホルモンのひとつで食欲抑制作用を有します。従来、オゼンピック®(セマグルチド)をはじめとしたGLP-1受容体作動薬は注射製剤しかありませんでした。しかし、製薬メーカーの研究の結果、吸収促進剤であるSNAC(サルカプロザートナトリウム)300mgを含有することで、胃でのタンパク質分解酵素からセマグルチドを保護し、吸収を促進して、経口投与が実現、世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬 リベルサスが誕生しました。

マンジャロの特筆すべき特徴は既存のGLP-1受容体作動薬薬剤(オゼンピック)以上の体重減少効果です。

※「リベルサス」と「マンジャロ」でそれぞれ専門ページが違いますので注意が必要です。

マンジャロの特筆すべき特徴は既存のGLP-1受容体作動薬薬剤(オゼンピック)以上の体重減少効果です。

マンジャロには強力なHbA1c低下効果と体重減少効果があることが報告されています。図は2型糖尿病患者を対象とした海外での研究データですが、これまでに日本で販売されていた糖尿病治療薬の中で最も体重減少効果が強いとされていたオゼンピックと比較しても、非常に強いHbA1c低下効果、体重減少効果があることが示されております。

リベルサスと併用の方は、一緒に飲まずカナグルは朝食後にしてください。

以上、ウゴービとオゼンピックは投与量の違いが減量効果の違いと思われます。

マンジャロは糖尿病治療薬であり、体重減少の効果が認められていますが、全ての人に安全に使用できるわけではありません。医師は、患者様の既往歴や現在の健康状態を確認し、マンジャロがダイエット目的で適しているかどうかを判断します。特に糖尿病の既往歴や心血管疾患、甲状腺の病気がある場合、マンジャロの使用に注意が必要です。


【肥満外来】リベルサス錠とマンジャロ皮下注の料金改訂のお知らせ

マンジャロはもともと2型糖尿病治療薬として開発されたもので、血糖値のコントロールや体重減少の効果がありますが、薬の作用や副作用を考慮すると、専門医師の適切な指導が必要です。以下に、その理由を詳しく記載いたします。

当院ではリベルサス、マンジャロを取り扱っています。 リベルサスとは

1日1回の飲み薬で、オゼンピックと同じ成分の薬です。
症状に合わせて3mg~14mgを服用します。
GLP-1薬の中で現在唯一の飲み薬です。
注射薬の痛みが苦手な方など自己注射に抵抗がある方でも続けやすい薬です。

マンジャロ>ウゴービ=オゼンピック>リベルサスの順で強い減量効果が期待できます。 ウゴービの保険適応条件

これまで最も減量効果を認めたのが、オゼンピックの最大容量である1.0mgですが、このオゼンピックとマンジャロを直接比較した試験が、SURPASS-2試験です。マンジャロは標準容量の5mgでオゼンピック最大容量の1mgよりも体重減少効果が高く、-7.6kgの減量を認めました。15mgについては-11.2kgの減量効果を認めています。

マンジャロ オゼンピック リベルサス; ルセフィ; メトホルミン

ウゴービとオゼンピックの体重減少率に関する海外の報告では、以下のようにウゴービの方が高い数値が出ていますが、オゼンピック1.0mgとウゴービ2.4mgでそれぞれの投与量が違うため当然の結果と言えます。

GLP-1受容体作動薬の効果を超えるマンジャロという薬剤について

マンジャロを利用すると体重減少につながる!という結論はその通りなのですが、実はいくつかの効果(作用機序)が複合的に重なり合い体重減少につながります。

ダイエット外来(GLP-1 ダイエット)リベルサス・マンジャロ

ウゴ―ピとマンジャロ(チルゼパチド)の直接比較したデータはありませんが、ウゴービと同成分のオゼンピックとマンジャロの比較試験が欧米で1879人の糖尿病患者を対象に実施されており(SURPASS-2試験)、それぞれの最大容量であるオゼンピック1mgとマンジャロ15mgでは減量効果に約2倍の差があり、マンジャロの方が有意に強いことが分かりました。マンジャロは、持続型GIP/GLP-1受容体作動薬として2023年4月18日から使用可能となった薬剤ですが、GLP-1に加えて、GIPも同時に刺激するため、さらに強力な血糖降下作用および体重減少効果が得られるわけです。

話題のGLP1ダイエット(オゼンピック、リベルサス、ビクトーザ、マンジャロなど)について医師の伊勢呂の実体験を伴って解説した動画です。

一般的には、リベルサス3mg(開始量)で開始していただき、1ヶ月後より7mgに増量していただきます。
(3mgで効果が得られている場合は、無理に増量する必要はありません。)
副作用等で増量が難しい場合は、増量の代わりにスーグラ50mgを併用することも可能です。

マーチクリニックでは医療ダイエットにて新しい糖尿病治療薬「マンジャロ」をはじめ、リベルサスやルセフィのお取り扱いを開始しました。

先に述べた通り、アメリカでは糖尿病のない肥満患者さんにも、マンジャロと同じ成分のゼップバウンドが使用されるようになりました。日本でも糖尿病治療薬であるオゼンピックと同じ成分のウゴービが、2024年2月22日に肥満症治療薬として発売されます。したがって、今後は日本でもマンジャロが糖尿病のない肥満患者さんにも使用可能になると考えられます。

マンジャロ(GIP/GLP-1 受容体作動薬)のダイエット効果について

このため、体重減少効果が強いとされるGLP-1受容体作動薬であるオゼンピック皮下注射(セマグルチド)を上回る効果が臨床試験で確認されております。

リベルサスから注射タイプのオゼンピックやマンジャロに切り替える場合、リベルサスを服用後24時間以上経過後であれば使用可能です。

現在、世界的な需要の高まりにより、マンジャロの供給量はいまだに不十分であり、すべての薬局に在庫している状況ではありません。そのため当院では当面の間、マンジャロは院内にて必要量を在庫し、院内処方の形式にて処方することとします。院内処方と院外処方を同日に行うことが、現行の規則上できませんので、患者様には月に2回のご来院をお願いしております。毎月定期的にHbA1Cを含む血液検査を行い、その結果に応じてマンジャロの投与量を調整することで、より正確で効果的な治療を心がけております。

今までは毎日注射するビクトーザや週に1回注射するオゼンピックが中心でしたが、より体重減少効果の高いマンジャロが発売されました。 ..

このため、体重減少効果が強いとされるGLP-1受容体作動薬であるオゼンピック皮下注射(セマグルチド)を上回る効果が臨床試験で確認されております。

※2型糖尿病薬を肥満治療に使用することは適応外使用です。 ※当院では飲み薬の「リベルサス」のみ取り扱っています。 <注射薬>

インクレチンは食後の満腹感を感じさせるホルモンとも呼ばれ、もともとは胃や十二指腸を食べ物が通過した際に分泌されるホルモンです。マンジャロはGIP/GLP-1の2種類のインクレチンに作用することにより従来よりも食欲を抑える効果が強力になりました。

マンジャロ(高い減量効果をもつ糖尿病治療薬)が2023年4月に発売!

これまで最も減量効果を認めたのが、オゼンピックの最大容量である1.0mgですが、このオゼンピックとマンジャロを直接比較した試験が、SURPASS-2試験です。マンジャロは標準容量の5mgでオゼンピック最大容量の1mgよりも体重減少効果が高く、-7.6kgの減量を認めました。15mgについては-11.2kgの減量効果を認めています。

マンジャロ®︎では10〜11kgの体重減少効果があります。個人差がありますが、マンジャロ ..

マンジャロ(有効成分:チルゼパチド)はオゼンピックと同様に週に一度皮下注射を行い、一週間満腹感が続き摂取カロリーの抑制が期待できる薬剤です。オゼンピックがGLP−1受容体にのみに作用するのに対し、マンジャロはGLP−1受容体に加えてGLP受容体にも作用し、体重減少効果もオゼンピックより優れていたという報告が散見されます(平均値の比較ではマンジャロ5mgでオゼンピック1mgよりも大きな体重減少効果があるとされます)。副作用においても、オゼンピックと統計的には変わらないという位置付けであり、最も効果的なメディカルダイエットとしての位置付けを確立しつつあります。

オゼンピック(セマグルチド)とマンジャロ(チルゼパチド)の比較

日本では22年9月に承認を取得し、通常なら同年11月の薬価収載となるはずでしたが、リリーは収載希望申請を行いませんでした。その理由は、米国で先行発売したマンジャロを含むGLP-1製剤全体の需要が世界的に高まったためです。オゼンピックが出荷停止となるなど供給不安も発生し、リリーが需要に応えられる十分な供給量を確保できないおそれが強まりました。