スピロノラクトンの使用をやめると悪化した、というパターンのご相談もあります。


つまり男性ホルモンの作用を抑えるとニキビは良くなるのです。
男性ホルモンが作用するためにはテストステロンやDHTの男性ホルモンがレセプターと結合することによって起こります。(カギとカギ穴の関係です)スピロノラクトンはテストステロンやDHTとレセプターの結合を阻害することにより重症ニキビを治療します。


スピロノラクトンに限らずニキビ治療薬全般に言えることですが、です。

ニキビの中でも、膿腫(のうしゅ)を伴う頬や顎のニキビは難治性と言われています。保険診療の範囲での抗生剤の内服や塗り薬で多くのニキビには改善がみられますが、年単位で保険診療を行っても治らないタイプがあり、膿腫を伴うニキビはその1つとされています。当院では通常の保険診療のニキビ治療で効果不十分な患者様の次の治療手段として本治療のご提案をしております。

女性ホルモンであるエストロゲンは肌のキメを細かくし、毛穴を小さくし、肌の水分量を上げるなどの作用を持ちますが、一方で、急激に分泌量が上昇したり、感受性が高い場合には、皮脂の分泌を促して、にきびの原因となることがあります。

また、女性でも体内で男性ホルモンが作られています。男性ホルモンは皮脂腺を大きくしてニキビを悪化させてしまう作用があります。男性ホルモンの分泌力が強かったり、感受性が高い女性の場合は、にきびができやすくなってしまう可能性があります。

下記のような方は、スピロノラクトンを服用することが出来ません。

一時ほどではありませんが、スピロノラクトンでもニキビが治らないというご相談が、最近また増えてきています。

(当院ではマーベロン28を服用できない方へのスピロノラクトンの処方を行っておりません)

赤ニキビからさらに悪化してほど溜まってしまっている状態です。

また、は、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、マスクや化粧品の刺激など、様々な事柄が挙げられますが、根本的には〝体質により、皮脂の分泌が多かったり、ニキビ菌が繁殖しやすかったり、過剰に炎症を来したりと、色々な状況が複合してニキビに繋がっていきます。

重症のにきび(強いしこりや陥凹性瘢痕が多発、抗生物質が無効)や、次から次へとにきびが発生し、他の治療ではコントロールが非常に困難な方を主な対象にした治療法です(ご本人の希望で、中等度のにきびを早期に沈静化させたい方にも一定の適応がありますが、こちらに関しては、院長と相談しながら治療の是非を判断致します)。

イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。

こうした性ホルモンの活性をコントロールしてにきびの改善を進めていくのが、ホルモン療法です。当院では、原則的に、中等症以上のにきびがある40歳未満の女性の方が対象となります。

ホルモン療法は、イソトレチノイン内服に比べると副作用が著明に軽いことも大きなメリットとなります。また、ピルは、生理不順 月経困難症 多嚢胞性卵巣症候群 子宮内膜症 生理痛の改善にも効果を発揮します。

当院では色素沈着や長引く赤み、そしてクレーターなどのニキビ痕を残さないために、あらゆる手段を講じていきます。近年では保険診療で処方可能なニキビ治療薬のラインナップも充実してきましたので、適切に肌に合う物を上手に取り入れることでうまくコントロール出来る人も以前よりかなり多くなりました。肌の症状を見ながら、現状での適切な薬剤を一緒に見つけていきます。
また、あらゆる処方薬を用いてもなかなか改善しない重度のニキビの方に関しては、適切な自費診療を症状にあわせて加えることで症状の改善を狙っていきます。


③ ベピオとの併用でスピロノラクトンは少量内服でも優れた効果を発揮する

低容量ピルには幾つかの種類がありますが、当院はにきび治療に適している成分が配合されている1相性ピルを採用しています。治療プログラムに関しては一定の評価期間や方法がありますので、診察時にお話しします(なお、生理[月経]周期が確立されていれば中学生や高校生でも治療は可能です)。

まれにスピロノラクトンによって、深刻な副作用を引き起こす可能性があります。

スピロノラクトンアルドステロン受容体拮抗薬で、もともと利尿薬として使用される薬ですが、抗アンドロゲン作用があり、男性ホルモンを抑えることで皮脂の過剰な分泌を抑えます。

従来の保険治療で改善の難しい女性の大人ニキビや薄毛(FPHL・FAGA)などの改善効果があります。

まず、スピロノラクトンはニキビ治療の主役ではなく、あくまでが推奨されます。

スピロノラクトンはもともと利尿剤や心不全の治療薬として古くから使われてきたお薬です。男性ホルモンを抑制する抗アンドロゲン作用があるため、その働きを利用してニキビの治療に応用されています。

血圧の薬であるスピロノラクトンを飲んで、血圧が変化することはありますか?

ニキビとは、正式には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれます。ニキビができるには、
1.皮脂分泌の増加
2.毛穴の詰まり
3.アクネ菌の増殖
の3つが関係しているといわれています。

特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

イソトレチノインは炎症をともなう重症ニキビ(難治性ニキビ)に対して非常に高い効果があります。スイスの製薬会社ロシュが開発したもので、海外では古くから重症ニキビ治療薬の第一選択として使われています。イソトレチノインの商品名としてアキュテイン、ロアキュタン、ロアキュテイン、アクネトレントなど複数あります。
皮脂腺の分泌を抑制し、皮脂腺そのものを小さくさせる効果があります。治療効果の高さだけでなく、再発しにくく長期寛解が期待できるという特徴も兼ね備えています。顔面のみならず、背中や胸のニキビに対しても優れた効果を発揮します。医療に絶対などということはありませんが、難治性の重症ニキビに対してほぼ確実に効果があると言われています。しかし、日本では保険適応がないため自由診療になります。費用はかかりますが、それだけの価値は十分にあります。
重症ニキビが長引くとニキビ瘢痕が形成されることがあり、かつニキビ瘢痕の治療は非常に難しいことが知られています。ニキビ瘢痕の治療は近年、自由診療のフラクショナルレーザーという分野で急激に進歩しているようですが、費用も時間もかかります。予防に勝る治療法はありません。

にきび​徹底ケア · ​お肌の状態に応じて · イソトレチノイン内服 · スピロノラクトン内服 · ​ピル内服.

イソトレチノイン内服療法は、海外で長期に亘る治療実績があり、現在でも隣国の韓国をはじめ、世界各国で使用されています。残念ながら日本では低容量ピルと並び、にきび治療として厚生労働省に認可されておりません(先進国では日本だけです)。

詳しくは【イソトレチノイン治療】をご覧ください。 スピロノラクトン

あらゆる治療法に抵抗するニキビや、凹凸の激しいニキビ(特に皮下でシコリ状のもの)が多いタイプに対して、イソトレチノインというお薬を内服して治療します。
イソトレチノインは重篤な副作用を伴うことがあるため、リスクを理解され、医師の説明どおりに服用や受診してくださる方にのみ処方いたします。
開始前に血液検査が必要なので、初診日にいきなり処方することはありません。
原則、20歳以上の方のみへの処方ですが、身長の伸びが止まった15歳以上19歳以下の方には保護者の方も一緒にご納得されたら処方が可能になる場合があります。

ニキビ治療薬として、男性ホルモンを抑えるスピロノラクトンや、難治性ニキビへのイソトレチノインなど、自費での内服薬を処方しています。

さまざまな要因が複雑に重なって発症する大人ニキビは、治りにくく、重症化するケースも少なくありません。症状の改善には、食事や睡眠など、基本的なライフスタイルの見直しを行うとともに、大人ニキビの発症に関係の深い「ホルモン」に着目した治療で、ニキビの原因を根本から絶つことが有効です。

イソトレチノイン vs スピロノラクトン: ニキビにはどちらが効く?

適切に減量していけば、再発率は非常に低く、また外用治療と併用したり、ゼオスキンのレチノールとの併用もしくは移行していくことにより、ニキビのないきれいな状態を維持できます。
突然プッツリと治療をやめてしまうと再発してしまう可能性がありますので「絶対に治すんだ!」という気合のもと飲み始めてくださいね。

イソトレチノインとスピロノラクトン:ニキビ治療にはどちらが効果的ですか

□ 成人女性
□ 他のニキビ治療で効果がなかった
□ ニキビが成人してから始まった、悪化した
□ 顔面の皮脂分泌が多い
□ アゴから首にかけて炎症性のニキビがある
□ 背中、胸などに広範囲に炎症性のニキビがある
□ 中程度の多毛を伴う
□ 月経不順がある

ニキビは、世界中で何百万人もの人が悩まされている一般的な皮膚疾患です。

ニキビは医学用語で尋常性ざ瘡(英語名はacne)、またはざ瘡とよばれます。

ホルモン治療薬(スピロノラクトン) | 錦糸町皮膚科内科クリニック

・皮脂を作る皮脂腺を縮小させ、皮脂の分泌を抑えます。
・アクネ菌に対する殺菌作用、抗炎症作用に優れています。
・角化を抑制することにより、ニキビを劇的に改善します。

⑥ スピロノラクトンについて; ⑦ 以下の方はホルモン療法を受けられない ..

当院のニキビ治療は主に、保険治療などでは治すことのできない中等症以上のニキビに対し、イソトレチノイン治療ホルモン治療を行っています。これらは米皮膚科学会のガイドラインに沿った医学的エビデンスに基づく保険適応外の治療方法です。

スピロノラクトンは、元々高血圧の薬ですが、上図のように、テストステロン ..

まず、ニキビは複数の要因が毛穴で重なった結果です。
ざっくりとですが、肌表面の角質層が毛穴をふさぎ→皮脂が出れず→毛穴がニキビ状態。そしてニキビ菌で炎症する、といった「要因が重なった結果」とお考え下さい。

人によっては「生理前にニキビが増えやすい」ということもありますが、皮脂量が増えるタイミングになるので、上記の要因が重なりやすくなります。