⇨ リベルサスは胃で吸収されるため、有効性が弱まる可能性がある


リベルサスを飲むことで食欲が抑えられ、ダイエットの効果が期待できます。


リベルサスをダイエット目的で服用する場合は保険適用になりません。

今回は、リベルサスで期待できるダイエット効果や薬の飲み方、副作用について解説します。リベルサスでやせるメカニズムやきちんとした利用方法が分かるので、ぜひご一読ください。

使い始めに「吐気」「下痢」「便秘」など胃腸の症状が出ることがあります。継続して症状は治まることが殆どです。症状が酷ければ主治医に相談してください。他の血糖降下剤と併用すると低血糖が起きやすいです。膵臓に作用して血糖を下げる薬、SU剤、グリニド薬などは注意が必要です。出来る限り副作用を抑えるために使う量を少量から徐々に増やしていきます。

リベルサスの効果や副作用については、下記ページもご参照ください。

リベルサスは国内では主に2型糖尿病の治療薬として承認されていますが、アメリカのFDAや欧州連合加盟28か国、韓国などでは肥満症治療適応としても承認されています。
ただし、当院で使用するリベルサスは、肥満症治療やダイエットが目的で使用するため、国内での承認が下りていません。そのため、GLP-1ダイエットは自費診療となります。

今までのGLP-1受容体作動薬は、当院でも取り扱っているサクセンダをはじめとして皮下注射によって体内に取り込む形が主流でした。GLP-1は直接経口摂取の形で体内に取り込むことは困難であるとされてきたのですが、2021年に満を持して登場したのが飲むタイプ(内服薬)のGLP-1受容体作動薬「リベルサス」です。効果面は皮下注射によるGLP-1受容体作動薬と同等で、体重減少、エネルギー代謝アップ、脂肪分解などの効果が期待できます。

リベルサスによる体重減少作用には以下の機序があると考えられています。

A. リベルサスは1日1錠を厳守してください。
リベルサスがもっている本来の効果を発揮できない可能性があります。

※リベルサスの服用は効果や副作用の出現も考慮し、最初の1ヶ月は3mgを継続し、必要に応じ医師の診断の下7mgへの増量を検討していきます。

GLP-1の内服薬リベルサスは健康的に無理なく痩せることが期待できます。

GLP-1受容体作動薬は他の糖尿病薬やダイエット薬に比べて副作用は少ないとされています。

GLP-1(ジーエルピーワン)は元々人間の体内にあるホルモンで、インスリン分泌を促進して食後の血糖の上昇を抑える働きの他、食欲抑制、基礎代謝アップ、脂肪分解といった働きを持っています。リベルサスは、GLP-1を経口摂取によって体内に取り込むことで、体重減少や脂肪分解などのダイエット効果が期待できるお薬です。


なお、リベルサスの効果について、詳しくはこちらでご紹介しています。

主な副作用は治療初期の消化器症状です。
GLP-1開始初期は、吐き気やむかつきなどを感じることがあります。(約30%)この症状は、胃での消化を緩やかにするという薬の作用の一つで、投与をしばらく継続すると治まってきます。
その他、注射部位の内出血やかゆみ、下痢、便秘、頭痛などは比較的多い副作用です。
注射の成分によるアレルギー反応が起こった場合は、GLP-1受容体作動薬の使用を中止する必要があります。
重大な副作用として、糖尿病患者に投与した場合、低血糖、膵炎、腸閉塞が報告されています。
GLP-1は単独で低血糖を起こすことは稀ですが、インスリンや経口血糖降下薬との併用により、重症低血糖が起きることが報告されています。

リベルサスは、服用をやめるとそれまで得られていた効果が徐々に薄れていきます。

服用後は、飲み物を飲んだり、食事をしたり、他のお薬を服用したりする場合は、少なくとも服用後30分程度あける必要があるため、注意が必要です(上述の通り、食事や服用する際の飲水によって、リベルサスの吸収に影響が出てしまうため)。

リベルサスを服用できるかどうか気になる場合は、医師にご相談ください。

GLP-1ダイエットは、GLP-1受容体作動薬を内服することで、厳しい食事制限や過度の運動を行わずに体重を減らすことができる、新しいダイエット方法の選択肢です。最近では、「メディカルダイエット」とも呼ばれています。
GLP-1受容体作動薬は、体内に存在するホルモンであり、血糖値が上昇した際にインスリン分泌を促し、血糖値を調整する作用や、食欲を抑制する働きがあります。そのため、GLP-1の分泌量が多い人は体重増加しにくく、分泌量が少ない人は肥満になりやすいと考えられています。GLP-1受容体作動薬を服用することで、食欲を抑制し摂取カロリーを減らし、結果的に皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も減少させる効果があります。

リベルサス錠14mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

SGLT2阻害薬(当院ではカナグルを採用)は、血液中の糖質を尿中に多量に排出させ、血糖値を下げることでダイエットが期待できる薬です。つまり、糖質をよく摂る人で、血液検査で高血糖が疑われる人に対して非常に有効なダイエット補助薬と言えます。おおよその目安として、カナグル1錠服用することによってご飯一杯分の糖質の摂取を無かったことにすることができます(高血糖が著明でない方では効果が十分に発揮されない可能性があります)。
また、ゆっくりと体重減少効果を発現するため、数か月間、持続治療することが必要です。どうしても糖質摂取量を減らすことが難しい方は、SGLT2阻害剤を利用(併用)するのもご検討ください。

経口投与できるリベルサス錠は、日本を含む先進諸国で認められています。 国内外 ..

GLP-1ホルモンと一緒にSGLT2阻害薬を内服することで、よりダイエット効果を高めることが期待できます。本来人間の体は、腎臓で血液から尿をつくる際に糖が尿に混ざってしまいます。しかし、腎臓で尿から糖を回収し、尿には糖が含まれない仕組みになっております。そこで、SGLT2阻害薬を内服することで、腎臓で尿から糖を回収する働きを阻害することで、糖が尿から排出されるようになります。

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬 リベルサス錠について

あくまでリベルサスは糖尿病に対して承認を得た薬剤であるため、糖尿病がない方に使用するのは危険?という考えがあります。もちろん医薬品ですので作用・副作用があるので乱用や不適切な使用いけません。しかしGLP-1アナログは海外では肥満症の適応が通っている薬剤で、体重減少作用も立証されています。糖尿病の治療(血糖を下げる効果)だけでなく、腎保護や心血管リスクを減らす効果も立証され幅広く使われ始めています。繰り返しにはなりますが、作用機序からも健康な成人に対しても比較的安全に使用できる薬剤と考えています。嬉しいニュースをお伝えします。「ウゴービ皮下注」です。残念ながら2023年4月現在は、いつから流通するのかなどは不明ですが、近い将来肥満症の有力な治療薬として君臨することでしょう。

リベルサスはGLP-1の経口薬|期待できるダイエット効果や飲み方

リベルサスによる最も一般的な副作用は、胃腸障害です。

とくに近年では「リベルサス錠」というGLP-1受容体作動薬の飲み薬が販売 ..

また、「日本人の2型糖尿病患者を対象としたGLP-1製剤の治療成績」に関する臨床試験の結果によると、有意差はなかったものの同じ成分であるオゼンピック(注射薬)とリベルサス(経口薬)の治療効果の比較において、オゼンピックの方でより強い減量効果が認められる傾向が見られました。
ですので、既にリベルサスで治療中の方で、あまり減量効果が得られなかったり、徐々に治療効果が減ってきているといった場合には、オゼンピックへの切り替えを検討されてもいいと思います。

リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説

手軽にダイエットができるとして、現在大変注目を浴びているGLP-1内服薬のリベルサスですが、服用後に胸やけ・悪心(気持ち悪さ)が比較的生じやすい他、低血糖になることも稀にあります。またI型糖尿病やがん、甲状腺疾患などがある方や膵臓、肝機能に異常がある場合なども服用ができないといった制限もあります。副作用や留意点などを事前にご理解いただいた上で服用するようお願いいたします。

【リベルサス錠】糖尿病薬を薬剤師が解説!GLP-1受容体 ..

日本では糖尿病の治療として認められている薬です。
GLP-1ダイエットはアメリカのFDA(食品医薬品局)で安全性が保証され、さらには韓国の食品医薬品安全所で許可、欧州連合(EU)加盟28か国で承認されている肥満治療法です。
インスリンが多く出る事で低血糖になってしまうのではないかとご心配されるかもしれませんが、このGLP-1受容体動作薬の良い所は、食事をして血糖値が上がらなければ作動しない事です。つまりインスリンを過剰に分泌させて低血糖になるというリスクもありません。
他のダイエットとは違う、新しいアプローチのGLP-1ダイエットは、今後メディカルダイエットの治療薬としてスタンダードとなっていくと予想されています。
ただし、日本では肥満治療薬としての承認がまだ認められていないため、自由診療となります。

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ダイエットを目的としたリベルサス内服薬の使用は、保険適用外使用のため公的医療保険が適用されない自費診療です。

【専門医解説】リベルサス 内服GLP1受容体作動薬についてわかりやすく説明します!

血糖が高い時のみ血糖降下作用を発揮します。血糖が下がってくると効果が弱くなります。GLP-1受容体作動薬のみ内服している場合は低血糖が起こりにくい。食べ物を胃から排出するのを遅延させ、食欲を抑え、体重の減少も起こります。

当院のGLP-1内服の特長 · 「2型糖尿病治療薬」の承認薬品 · 服用方法 · ①ご予約 · ②診察 · ③内服薬の受け取り.

体格やGLP-1に対する感受性は人によって異なるため調整が難しい場合もあります。内臓脂肪が少ない人はリベルサスの3mgでもしっかりと効いてくれますが、体格が大きい人は7mgでも食欲抑制が乏しいこともあります。その調整がウデの見せどころです!