イソトレチノイン診療を受ける場合に、薬代以外の費用はかかりますか?
イソトレチノインの効果を実感するタイミングは人それぞれで異なります。
早い人だと1か月、遅い人でも4か月ほど服用を継続すると、効果を実感しやすくなります。
ただし治療を終了するタイミングには個人差があります。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
脱毛、Vビーム、シミ取りなど各種レーザー、IPL光治療、ポテンツァ、ダーマペン、ピーリング、ほくろ除去などの小手術はいずれもイソトレチノイン内服中でも施術可能です。
しかしながら、イソトレチノイン内服中は皮脂の分泌が抑制され、皮膚は敏感な状態にあるため合併症のリスクが高まる可能性がありますので、施術をご希望の場合はご了承ください。
お肌が敏感になりやすいですので、スキンケアを十分に行う必要があります。
イソトレチノイン内服中に開腹手術や美容外科での大きな手術は避けてください。
あらゆる治療法に抵抗するニキビや、凹凸の激しいニキビ(特に皮下でシコリ状のもの)が多いタイプに対して、イソトレチノインというお薬を内服して治療します。
イソトレチノインは重篤な副作用を伴うことがあるため、リスクを理解され、医師の説明どおりに服用や受診してくださる方にのみ処方いたします。
開始前に血液検査が必要なので、初診日にいきなり処方することはありません。
原則、20歳以上の方のみへの処方ですが、身長の伸びが止まった15歳以上19歳以下の方には保護者の方も一緒にご納得されたら処方が可能になる場合があります。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
頭痛の副作用が出やすくなるためビブラマイシン、ミノマイシンといったテトラサイクリン系の抗生剤とは同時に内服できません。
そのほかの抗菌薬、鎮痛薬、アレルギー薬、経口避妊薬(ピル)との併用は問題ありません。
以下で、美肌治療に用いられる治療とイソトレチノインとの組み合わせについて見ていきましょう。
そんなイソトレチノインの効果に関する悩みを当記事では解決します。
体質や持病によっては、イソトレチノインの処方に注意が必要な方がいます。以下に当てはまるような方は必ず医師に相談してください。
A.効果を実感するタイミングは、元々の肌の状態によっても異なりますが、1カ月~3カ月ほどで効果を実感できます。効果が出たからといって服用をすぐに辞めてしまうと再発のリスクが高くなるため、以下の量を飲むと再発リスクが低くなるとされています。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
イソトレチノインと飲み合わせの悪い薬は、 ビブラマイシン、ミノマイシンといったテトラサイクリン系の抗生剤と同時に飲まないようにしましょう。 頭蓋内圧亢進による頭痛の副作用が出やすくなるためです。
・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。
イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。
イソトレチノイン内服治療後は長期的にニキビが落ち着くことが多いですが、再発することもあります。
再発の際も症状は軽度なことが多いですので、その際はニキビの塗り薬で対応します。
それでもニキビが悪化する場合には、2回目のイソトレチノイン内服を行うことがあります。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
基本的に問題なく、服用し続けることでしみ予防や美白効果も期待できます。
イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。
ビブラマイシンは皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
ミノマイシンは炎症を伴うニキビの治療にも使われますが、イソトレチノインとの併用はよくありません。
イソトレチノインを内服する際に他の薬を飲む場合は、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノインは皮脂分泌を抑えてくれるので、毛穴自体の治療にも有効的で、毛穴が目立ちにくくなります。
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
イソトレチノインは、アクネ菌に対する細胞の免疫応答を正常化する「免疫調整作用」を有することが報告されています。
イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
脱毛レーザーについてはイソトレチノイン内服中には行わないクリニックも多いですが、肌の極端な乾燥症状が出ていない方に対しては、当院では治療を行っています。
イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。
定期的な診察と血液検査が必要となります。イソトレチノインは、肝機能障害などの重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、定期的な診察と血液検査が必要です。(しっかり定期的な診察を行うことで重篤な問題はございません)
イソトレチノインの服用のタイミングや服用量の目安について解説します。
※イソトレチノインの副作用の注意点
イソトレチノインの重大な副作用として、流産や胎児奇形があります。
そのため、イソトレチノインの服用中、および服用終了後は必ず避妊してください。女性は6ヵ月間、男性は2ヵ月間、避妊が必要となります。
また他の主な副作用には、発疹、皮膚の乾燥、頭痛、視覚障害、筋肉や関節の圧痛、悪心、嘔吐、鼻出血、うつ病、自殺企図などがあります。
またイソトレチノインの効果や経過には個人差があります。
イソトレチノイン服用の際は、次の点に注意してください。
・妊娠中、および妊娠の可能性がある方の内服はできません。心配な方は月経が始まった後、2~3日経過してから服用してください。
・イソトレチノインの服用期間中、最後に服用してから6ヵ月間は献血を避けてください。
・飲み忘れてしまった場合でも、1回の内服量を守りましょう。
・他の美容施術をする場合は、必ず医師へ相談しましょう。
・服用期間中は紫外線の影響を受けやすくなります。紫外線対策を十分に行ってください。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できません。
・15歳未満の女性、18歳未満の男性
・妊娠の可能性がある方、妊娠中や授乳中の方
・成長期で身長が伸びている方
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
・テトラサイクリン系の薬剤を内服している方
・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤でアレルギーの既往歴がある方
・肝機能障害のある方
・うつ病などの精神疾患を抱えている方
・ビタミンA過剰症の方
・ステロイド薬を内服している方
イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。
トラネキサム酸は、止血剤として使用されてきましたが、最近では美白効果や、肝斑の黒ずみ・しみ改善効果があると厚労省から認められ、しみ治療にも使用されるようになりました。
しみは大量に作られたメラニンが蓄積されて肌表面に出てきてしまったものですが、トラネキサム酸はメラニン生成を促すプロスミンの働きを阻害することで、しみ予防の効果を期待できます。
従来のレーザーやビタミンCでは肝斑などのしみは治療できなかったのですが、トラネキサム酸はこのようなしみにも改善効果が期待できます。
イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。
・HP上の “イソトレチノイン治療予約 ” からご予約ください。
・問診への記入をお願い致します。
イソトレチノインの購入を薬局ではなくとして以下4点があげられます。
また、イソトレチノインは、紫外線に敏感になるため、日焼け止めを使用するなど、紫外線対策をすることが重要です。
イソトレチノインを効果的に使用するためのポイントを以下にまとめます。
イソトレチノインは抗炎症作用があり、します。イソトレチノインは、ニキビの原因となる炎症を抑制する効果があります。これにより、ニキビの赤みや腫れを軽減し、ニキビの症状を改善します。また、イソトレチノインは、ニキビによる痛みを軽減する効果も期待できます。
イソトレチノインは国内では承認されておらず、市販もされていません。
ハイドロキノンとトレチノインを併用すると、トレチノインのターンオーバー促進作用によるできてしまった肌内部のシミを排出する効果と、ハイドロキノンの還元作用による今あるシミを改善する効果とメラニン産生抑制作用によるこれからできるシミを予防する効果で、より効果的にシミを改善することができます。
イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。
まれにニキビが再度悪化し、数ヶ月追加でイソトレチノインを飲まれる患者さんもいます。
イソトレチノイン10mg:1錠 330円(税込み)、 28日分 9,240円(税込み)
基本的にシナールは他のお薬と併用して服用して頂いても特に副作用などの心配はありません。心配な方は医師にご相談ください。一方、トラネキサム酸は止血成分が配合されているので、血液凝固作用のあるお薬を服用されている方はお控えください。