コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の7番
コブラのアイアンは、初の3Dプリント技術によるパーツをヘッドに採用し、最適重心設計を追求した「KING ラッドスピード」と、クラシックな外観に中空構造を採用した中上級者向けアイアン「KING フォージドテック」があり、それらにそれぞれアイアンセット内の長さが全て同じ『ワンレングス』モデルがラインナップされています。
『ワンレングス』アイアンは、他のメーカーにはほとんどラインナップされていないので、『ワンレングス』が使いたいということであれば、コブラのアイアンを選ぶことになるでしょう。
コブラでは初心者でも使いやすい、ワンレングスアイアンが発売されています。
マッスルバックを思わせる外観でありながら、中空構造を採用した「KING フォージドテック」は、7番アイアンのロフト角が29.5度と、中上級者向けアイアンとしてはかなりロフト角が立っており、飛距離性能が高いモデルです。
しかし、新たに発売された「KING ラッドスピード」アイアンは、7番アイアンのロフト角が27.5度と、さらにストロングロフトになっています。
さらに「PWRSHELLテクノロジー」と呼ばれるコブラ独自の設計により、スイートエリアの拡大と優れた初速性能を備えています。コブラのアイアンの中から飛距離性能重視のアイアンを選ぶなら「KING ラッドスピード」が良いでしょう。
ワンレングスアイアンといえば、イーデルゴルフやコブラの印象が強いが、国産鍛造アイアンの老舗にもその選択肢が!
コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の9番
創業62年の鍛造アイアンの老舗、東邦ゴルフから新商品発売の連絡が届いた。
「一般のゴルファーの悩みを解消する画期的なアイアンワンレングスアイアンを開発し、販売開始いたしました。この新製品は、全ての番手のシャフトの長さが同じで、それによりスタンス幅やボール位置の調整が不要に。これにより、初心者でも簡単に飛距離の打ち分けが可能になります。一般的に扱いやすいとされる8番アイアンを基準に、シャフトの長さを統一し、重さも均一に設計しました。これにより、番手を変えても同じアドレス、同じスイングで全てのアイアンを打つことができます。
結果として、一般的に打ちにくいとされる5Iや6Iもやさしいアイアンに進化しました。また、番手ごとにヘッドの内部構造を変化させ、ロフト角・ライ角を工夫して設計しました。これにより、スタンス幅やボール位置を番手ごとに変えずに同じスイングで最適な重心位置をとらえ、期待通りのスピン性能を発揮してゴルファーはより一貫したパフォーマンスを実現できます」(同社)
ただ気になるのは、そのバックフェースロゴだ。長さ=Lengthの綴りがRengthになっているが、これについて同社は「独自性を表現した」とする。
「“One Rength Forged”というロゴは、単に長さが同一であるというだけの“one length”とは異なる意味を持ちます。LengthのLをRに置き換えることで、独自性を表現しました。その独自性とは、シャフトの長さを統一し、さらに重量も均等に設計するだけでなく、特別な工夫を行っています。それぞれのクラブのヘッド内部構造を変えることで、ロフト角度やライ角度を調整し、最適化しています。この結果、それぞれのクラブでスタンス幅やボールの位置を変えることなく、同一のスイングで最適な重心位置を捉え、予想通りのスピン性能を発揮することが可能となります」(同)
7Iロフトは32°で、PWロフトは44°で、5番~PWまでの6本が税込11万円。また、スペックは同じだが、ビス付きのモデルも用意され、こちらは132,000円となる。「4箇所に設置されたビスを外したり、他の素材に変更することで、ヘッドの重量を自在に調整することが可能です。中上級者の方々に向けた、こだわりの一品となっております」とのこと。購入は下記のWEBサイトから。
✦ワンレングス軟鉄鍛造アイアン
✦ワンレングス 軟鉄鍛造アイアン【ネジ式】
コブラ「キングユーティリティワンレングスアイアン」(写真は5番)
「ワンレングス」の場合、各番手のパーツ重量、ヘッドの重心距離、ヘッドMOI(慣性モーメント)、重心アングルを揃えたら「振り心地」はほぼ同じになる。これらのスペックを揃えること自体難しいが、実現できたとしても「飛距離の階段」は何段作れるだろうか。
というのも、レングスと重量が同一なら、フルショットのヘッドスピードが変わらない。つまり、飛距離差はロフト角にしか頼れなくなるわけだ。ヘッドスピードが同じなら10~15ヤード刻みで打ち分けるのに、番手ごとのロフト角の差は3~5度では足りない。6~8度は必要になるはずだ。
さらに「ワンレングス」は打ちやすさを考えて37~38インチ(6、7番アイアンの長さ)に設定されやすいが、そうなると一般的にヘッドスピードは35~39m/sぐらい。ロフト角は26度以上ないと、弾道が低くなりすぎてキャリーが伸びなくなる。となると、「飛距離の階段」はせいぜい4~5段ぐらいしか作れないだろう。
実は、飛距離の打ち分けに最も必要なのは「ヘッドスピードの変化」だ。「振り心地が揃う」というのは、あくまで同一のリズムとテンポで振れること。同じ「振り心地」でヘッドスピードを変化させるには、クラブレングスを変えるほうが絶対に合理的と言える。
さらに言えば、レングスが変わるとアドレスの姿勢やサイズ感が変わり、振り幅も変わる。番手ごとに半インチ以上の差異が生じて、十分なヘッドスピードの違いが保たれるのだ。
とはいえ「ワンレングス」の発想はダメ、というわけではない。レングスを全番手で細かくフローさせるのではなく、2~3本ずつ同一レングスにして、その中でロフト角の差で飛距離差を作る、という考え方はアリだ。すでにプロギアの『05アイアン』などがそういったコンセプトで作られている。「へッドスピードの変化」と「ロフト角の違い」の組み合わせを現行のクラブセットよりシンプルするのは、非常に理にかなっていると思う。
コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の5番
コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。それは売れるからだ。
2016.3記載 2017.4.3かなり修正
ブライソン・デシャンボーの「長さを揃えた」「超アップライトな」「極太グリップの」アイアンが去年一時的に注目されました。超アップライトと極太グリップも有望なのですが、ここでは長さが同じアイアンにスポットを当ててみます。日本ではワンレングスアイアン、アメリカではsingle length ironsと言われています。
デシャンボーさんは6番アイアンが得意だったようで、その37.5インチに他のクラブを合わせました。彼の活躍の要素はこのクラブだけではないとは思いますが、実はこのやり方、私のような100を切りたいゴルファーには参考にすべきエッセンスが詰まっています。もっというとワンレングスアイアンを一度経験して、成功してから次のステップに進むのがいいんじゃないかと思います。
全ての番手の長さが同じということは、全部のクラブに同じシャフトを入れて、同じ重量、同じライ角、同じバランス、同じMOIということになります。おおまかな特徴としては、
(1)全番手同じ長さなので、構えは全部同じでよい。ボール位置も同じ。
(2)全番手同じスペックなので振り心地は全部同じ。スイングは一つでよい。
(3)同じ位置でボールに当たるのでミスの傾向も同じ。短いのは引っ掛けやトップ、長いのはスライスなんて起こらない。
(4)ショートアイアンやウエッジは長くなるのでヘッドスピードが出てボールが高く止まりやすくなる。
(5)ロングアイアンは短くなるのでミート率が上がってミスが少なくなる。
(6)ロフト23度くらいが限界で、それよりロフトを立てるとハードヒッター以外は飛距離が出にくくなる。
最近は日本でも販売されるようになってきたようですし、デシャンボーさんの契約先であるコブラからも出ています。特にウエッジは慣れるまで違和感がありますが、慣れたらOKです。
特にゴルフを始める方にはワンレングスが超おすすめです。普通のアイアンはクラブに合わせてスイングを調整しないといけないので(だから苦手クラブというものが出てくる)、ワンレングスならひとつのスイングで対応できます。あとはドライバーだけ追加したらゴルフになります。下手にウッドとかユーティリティとか最初から入れてしまうとものすごく複雑になって悩みますのでビギナーの方にはお勧めしません。
そしてゴルフに悩んだ人も一度ワンレングスを試すと今までの常識が覆されるかもしれません。今までのクラブで結果が出なかったのはこういうことか、と気づければ最高です。
ワンレングスアイアンというのは実はセッティングの基本です。ロフト角だけ変えて飛距離を調整するわけですからこれ以上シンプルな方法は存在しません。そうすると番手ごとに長さを変えるのは(つまり市販アイアンは)応用編です。応用編をしてデメリットはないでしょうか。8番アイアンほどはうまく打てないという番手は、その変化のしかたが間違っている可能性が高く、もっと重く(軽く)したらうまく打てるということです。そのことに気づけたら今後うまくいくでしょう。
私は2016年の半分くらいをTom Wishon Sterlingというワンレングスアイアンでプレイしました。シャフトはダイヤモンドライフルというかなり特殊なものを入れてしまったのですが、今後普通のアイアンで困ったらこいつにダイナミックゴールドを入れます。ウエッジは短くてもいいかもと思いますが、ワンレングスで何ら過不足ありません。ヘッドが軽いSWでバンカーショットしてもうまくいきましたし。
コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。
コブラのアイアンは現在、「KING フォージドテック」「KING フォージドテック ワンレングス」の2機種、「KING ラッドスピード」「KING ラッドスピード ワンレングス」の2機種、そして「KING ツアー MIM」の1機種、合計5機種がラインナップされています。
特徴的なのは「ワンレングス」といって、シャフトの長さが同じアイアンセットがあることです。これは契約プロであるブライソン・デシャンボーが愛用するワンレングスアイアンのアイディアを採用したものです。
コブラのアイアンは、テクノロジーを駆使した複合構造に特徴があります。斬新なアイディアで機能性を高め、また「アーコスキャディ」という、自分のラウンドデータを集積し、AIでアドバイスを貰う事ができるデバイスも装備されています。
【関連】
新しいコブラ「LTDx」アイアンは、通常シャフトとワンレングスともにラインナップしている。
『ワンレングス』アイアンが、コブラのアイアンの大きな特徴のひとつです。『ワンレングス』とはアイアンの各番手の長さが全て同じであることで、ブライソン・デシャンボーはすべての番手を6番アイアンにそろえているといいますが、市販されているコブラの『ワンレングス』アイアンは、7番アイアンの長さに全て揃えられています。
アイアンの長さを同じにすると、どの番手も同じような感覚で打つことが出来るので、番手を変えても同じスイングで打てるのが最大のメリットです。コブラには「ラッドスピード ワンレングス」と「KING フォージドテック ワンレングス」がラインナップされているので、この2機種から飛距離や形状の好みで選ぶといいでしょう。
LTDxワンレングスアイアンは、全て7番アイアンの長さで設計されています。 アイアンのクラブ間におけるスイングの一貫性と正確性を高めます。
2022年春時点で販売されているコブラのおすすめアイアンを紹介します。アイアンは現行モデルで4機種あります(※女性用モデル除く)。アベレージゴルファー向けの「KING ラッドスピード」とそのワンレングス仕様。アスリート向けの「KING フォージドテック」とそのワンレングス仕様、そして「KING ツアー MIM」の計5機種です。どれもが高機能で、クラブの性能で恩恵を受けたいゴルファーに向いています。
初・中級者向けにとって究極の理想 ~コブラ「LTDx」アイアン~
かように、現在のゴルフクラブの常識を覆すクラブとして注目を浴びているのが、このワンレングスアイアンなのですが、その最新モデルが今回お借りしたコブラ「KING RADSPEED ワンレングスアイアン」。ワンレングスアイアンの使い心地はもちろん、一般的なモデルとの相違点など細かくレポートしたいと思います!
コブラ(Cobra)LTDxワンレングスアイアン(SW、ロフト54度)N.S
コブラゴルフと言えば、PGAツアーで活躍するトッププロ、ブライソン・デシャンボーが契約を結ぶクラブメーカー。“ゴルフの科学者”の異名を持つデシャンボーは道具選びにも独特のこだわりを見せているが、なかでも特徴的なのが、アイアン全番手のクラブ長を7番の長さにそろえたワンレングスアイアンを使用している点だ。
コブラ 【メンズ】 フォージドTECワンレングス アイアン(GW
契約選手の特色もあってか、コブラゴルフのアイアンにはクラブ長の階段が作られた通常モデルとは別にワンレングスモデルもラインナップされていて、それは最新モデルである「キング ラッドスピード」にも当てはまる。
コブラゴルフ/KING/KING F9 ワンレングス アイアンのクチコミ評価
コブラゴルフのワンレングスモデル「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の5、7、9番をプロが試打!
コブラ DARKSPEED ワンレングス アイアン 5本セット ..
コブラ「KING ラッドスピード ワンレングス」アイアンは、「KING ラッドスピード」の『ワンレングス=均一なクラブ長さ』バージョンです。すべての番手がカーボンシャフトでは37.5インチ、スチールシャフトでは37.25インチというふうに、一般的な7番アイアンの長さに統一されています。番手ラインナップは4番アイアン(19.5度)から9番アイアン(37度)、PW、GW、SWがありますが、ウエッジ3本も同様に7番アイアンの長さです。
ヘッドの特徴は「KING ラッドスピード」と同様に優れた飛距離性能と寛容性を備えています。4番〜6番の長めの番手は、ヘッドの入り方が甘くなってもボールにヒットしやすくなるよう、他の番手よりもソール幅が厚くなっています。
COBRA コブラ KING キング F7 ONE LENGTHワンレングスアイアン
そこで登場したのが、コブラの新しい初・中級者向け(スコア改善型モデル)アイアンの「LTDx」。生涯忘れられないショットが打ちたい?コブラがそれを叶えてくれる。
【ギア情報・評価】KING F9 ワンレングス アイアン(コブラゴルフ)
ゴルフの慣習からすると異端だが、「なるほど」と頷ける。もしかしてこれが〝ニュー・ノーマル〞になるのでは? と思い、自称"理論派"の私は最新モデルのコブラ『キング スピードゾーンワンレングス アイアン』を購入。
コブラLTDxワンレングスユーティリティSpeeder NX for Cobra
新しいコブラ「LTDx」アイアンには、お伝えしたいテクノロジーがたくさんあり、そのうちのいくつかは非常にイケてるし、とっても革新的だ。しかし、その前に伝えておきたいことが一つある。
コブラゴルフ/KING/KING F9 ワンレングス ハイブリッド ユーティリティのクチコミ評価 ; スペック
いっぽうワンレングスアイアンは、長さを変えずに距離を打ち分けできるように設計されたアイアンで、すべての番手が7番相当の長さになっています。ロフト角やライ角を普通のアイアン以上に工夫することで、同じ長さでも距離が打ち分けられるようになっているというわけです。