で、元々は異なる目的の薬の副作用として発見された経緯があります。
ザガーロの添付文書によりますと、【第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験において、ザガーロが投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、95例(17.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全24例(4.3%)、リビドー減退22例(3.9%)、精液量減少7例(1.3%)であった。日本人120例中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7%)であった。その主なものは、リビドー減退7例(5.8%)、勃起不全6例(5.0%)、射精障害2例(1.7%)であった。(承認時)国内長期投与試験において、ザガーロが投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)であった(承認時)。】と、なっておりザガーロはプロペシアと同じような症状の副作用があることがわかります。プロペシアは承認時の国内臨床試験においての副作用、総症例276例中12例(4.3%)となっています。
AGA治療といえば経口薬や外用薬(塗り薬)の印象が強いですよね。
ミノキシジルの内服薬「ミノタブ(ミノキシジルタブレット)」は、外用薬よりも高い効果が期待できます。
AGA治療、プロペシア、ザガーロの使いわけ、フォリックスは併用した方がいいか?大阪の美容皮膚科医が解説
そこで今日は、AGA治療薬と一緒に服用してはいけない薬についてお話します。
「ザガーロ」とは2015年9月28日に厚生労働省から承認されたAGA治療薬で、グラクソ・スミスクライン(GSK)社から2016年6月13日に発売されました。
「ザガーロカプセル0.1㎎」/「ザガーロカプセル0.5㎎」と2種類の製剤があり、主成分は「デュタステリド」で、MSD社のプロペシア(フィナステリド)と同じ「5α還元酵素阻害薬」に分類されます。
日本では、前立腺肥大症の治療薬「アボルブ」と同主成分で、前立腺肥大に適応がありますが、ザガーロは前立腺肥大症の治療薬としてではなく、AGA治療薬として取り扱われています。
薄毛が引き起こる原因として、ホルモンが大きく関係しています。
男性ホルモン「テストステロン」と還元酵素「5αリダクターゼ」が結びつくことで悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が増加し、AGAの症状が進行します。
「5αリダクターゼ」にはタイプⅠとタイプⅡが存在し、ザガーロはどちらのタイプも阻害する役割を果たす為、DHTを減少させ、薄毛を改善させます。
プロペシア(フィナステリド)はタイプⅡのみ阻害する為、生え際や前頭部、頭頂部における効果としては、ザガーロの方が高いという研究結果もあります。
プロペシア(フィナステリド)で効果が実感できていない方は、ザガーロへ切り替えてみてもいいかもしれません。
プロペシア(フィナステリド)とザガーロとの併用は一般的ではありませんので、プロペシア(フィナステリド)かザガーロのどちらか1種類と、発毛効果のあるミノキシジルを併用することで、より発毛効果を実感していただけます。
一方で、ザガーロとの相性が良く、併用が推奨される薬もあります。
今週はブログ更新がんばります。というのも昨日AGAの新薬ザガーロ/デュタステリドがようやく販売になったからです。
ザガーロは2015年に厚生労働省から認可が下りたAGAの新薬で、日本では2016年から販売されています。イギリスのグラクソ・スミスクライン社によって開発されました。発売からまだ日が浅いですが、AGA治療薬で最も使用されているプロペシアに代わるのではないかと期待されている新薬です。ザガーロはデュタステリドという有効成分を主成分とし、AGA治療薬として販売される以前は、アボルブカプセルという名前で前立腺肥大症治療薬としても医療現場で使用されてきました。現在でも100ヵ国以上で使用されており、医薬品の安全性において実績を積んでいます。アボルブカプセルは商品名と色が違うのみで、中身はザガーロと同じですので、ザガーロも新薬といえど、安全性において実績があると言うことができます。値段はプロペシアよりも少し高めですが、プロペシアにはない効果効能があり、プロペシアで改善が見られなかった人がザガーロに移行するという使われ方もされています。
ここではミノキシジルとプロペシアの併用禁忌・注意について説明致します。
今回は、AGA治療、プロペシア、ザガーロの使いわけ、フォリックスは併用した方がいいか?について解説します。
AGA(男性型脱毛症)治療には、主にプロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)が用いられています。これらはどちらもDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンの働きを抑制することで、抜け毛の進行を抑え、発毛を促進する効果が期待できますが、成分や作用が異なるため、症状や目的に応じて使い分けが必要です。また、外用薬のフォリックスを併用することで、発毛効果をさらに強化することができます。
そのため、フィナステリドと比べて強い効果に期待ができるという特徴があります。
ミノキシジルタブレットと一緒に使ってはいけない(併用禁忌)薬は以下のものです。
それでは、ザガーロとミノキシジルの効果をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
また、このときミノキシジル外用液と同様にAランクとなったのがフィナステリド(プロペシア)なのです。
フィナステリド(プロペシア)とミノキシジル外用液を併用することで、治療効果も高くなります。
5. プロペシア・ザガーロとフォリックスの併用の相乗効果と注意点
ミノキシジルは塗布タイプの脱毛治療薬のため、副作用の発現率は極めて低い薬です。
副作用としては主に塗布部位の痒み・かぶれ・湿疹があげられます。
多量のミノキシジルは低血圧の原因となる可能性があります。また、日焼けした頭皮に使用する使用する場合、ワセリンやトレチノインと併用すると薬剤の過剰な吸収が起こる可能性があると言われています。
気になる症状が出た際には必ずご相談ください。
ザガーロの併用注意薬としてあげられるのが、「CYP3A4阻害薬」です。
以下の条件の方は、ミノキシジルタブレットとの併用に問題がある薬を服用している可能性があります。
ミノキシジルの利用前に医師に相談し、問題がないか確認してください。
併用禁忌というのはどういう意味かというと、これはという意味となります。
女性・未成年は使用できません。妊産婦、授乳婦、小児には薬剤を触れさせないようにしてください。
血清前立腺特異抗原(PSA)に影響を与えますので、前立腺がんの検査に際しては本剤の内服について検査医師にお知らせください。
服用開始2か月頃までは初期脱毛が起こることがあります。
3か月の連日投与により効果が発現する場合もありますが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要です。服用中及び停止後1カ月(プロペシア)は献血を避けてください。
ミノタブは、市販の育毛剤と併用することで治療効果が高まります。
ザガーロはプロペシアと同じく、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える働きを持っています。DHTはテストステロンという男性ホルモンが変化して生まれます。その変化する際に作用するのが5α‑リダクターゼという還元酵素です。ザガーロは、5α‑リダクターゼがテストステロンをDHTへと変える作用を阻害し、DHTの生成を抑えます。AGAはDHTにより本来のヘアサイクルを乱され起こるので、ザガーロがその原因となるDHTを抑えることで、AGAの進行を遅らせることができます。
ミノキシジルは服用をはじめてから効果を実感するまでには時間がかかります。
AGA治療の費用や期間について医師がケース別に解説。AGA治療は長期戦となることが多いため、年間・全体の費用を見積もることが重要です。治療目的や薄毛の段階による費用の変動も考慮し、ご自身に近いケースを確認しましょう。
デュタステリドは副作用が少なく、AGAの改善に効果のある治療薬です。
ミノキシジル外用薬は細い「毛細血管」を拡張するのに対し、ミノタブは毛細血管よりも太い血管「細動脈」を広げます。ミノタブは外用薬と比べて血液が流れやすくなるため、発毛効果も実感しやすいと言えます。
フィナステリドの併用禁忌薬に、ザガーロがなっているということではありません。
AGA治療薬として有名なプロペシアも、ザガーロと同じくDHTの生成を抑える効果がありますが、ザガーロとプロペシアには効果に違いがあります。両者が働きを阻害する5α‑リダクターゼという還元酵素は、Ⅰ型とⅡ型の2つの種類があります。プロペシアはこの中のⅡ型のみに作用するのに対して、ザガーロはⅠ型とⅡ型のどちらにも作用します。ザガーロの方が作用する範囲が広く、これまでプロペシアでは改善が見られなかった方にも、改善の期待ができるのがザガーロの特徴です。また、ザガーロはAGA進行遅延だけではなく、発毛・増毛の効果もあると言われています。現状維持にとどまらず、より高い効果が期待できる治療薬なのです。
HARG療法と他の薄毛治療薬(プロペシア・ミノキシジル)との併用は?
デュタステリドは、代表的なAGA治療薬の一つです。デュタステリドの特徴や他のAGA治療薬との違い、注意すべき点、治療期間と費用などについて紹介します。
ミノキシジルで頭痛が起こる理由とは?併用できる薬についても解説
ミノキシジルを使用していて頭痛を感じたことはないでしょうか?
治療を開始して、薬を服用した途端に頭痛が起こると、不安になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、本記事では、ミノキシジルで頭痛が起こる理由を解説しつつ、後半はミノキシジルと他のAGA治療薬との併用ができるのかについてご説明します。
なお、そもそもミノキシジルがどんな薬なのかについては、に詳しく記載しているため、そちらもあわせてご覧ください。
ミノキシジル(外用薬)塗るタイプ, フィナステリド(プロペシア)、 ザガーロ(内服薬)飲むタイプ ..
本記事では一般的なAGA治療使用される代表的な薬剤3種類をご紹介し、それぞれの効果や副作用、効果が出るまでの期間などを解説します。
また最後にはAGA治療薬に関するよくある質問についても回答。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ザガーロカプセル(デュタステリド)とは? ~効果や副作用について
特に、妊娠中や授乳中の女性が服用すると、胎児や赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。服用だけでなく、カプセルが割れてしまい、カプセル内の薬剤が飛び散ることで経皮吸収してしまう可能性もありますので、取り扱いには注意しましょう。
フィナステリド(プロペシア)とミノキシジル外用液を併用することで、治療効果も高くなります。 ミノキシジル5%外用薬の副作用
プロペシアと同じく、ザガーロも長期的な服用によって効果が実感できる可能性が高まります。効果が出はじめる目安としては、6か月から1年と言われています。それよりも前に服用をやめてしまうと正しい効果が得られないままですので、長期的な視点で飲み続けるようにしましょう。髪は2年から6年に渡って成長します。乱れたヘアサイクルも戻るのにも相応の時間を要しますので、焦らずゆっくり経過を観察していくことが大切です。またザガーロは飲み始めから1か月ほどで抜け毛が多くなることがあります。これはヘアサイクルが通常に戻ろうとしているサインで、薬が効いている証拠ですので、この時点で服用をやめないようにしましょう。
ミノキシジルとの併用で、薄毛予防と発毛両方の効果をもたらします。 ②ザガーロ(デュタステリド)
ザガーロは、グラクソ・スミスクライン(イギリス)が開発した男性型脱毛症(AGA)に治療薬です。デュタステリドを有効成分としたザガーロは、プロペシアに次ぐAGA治療薬です。
「デュタステリド」はプロペシアの「フィナステリド」と同じく前立腺肥大の薬として開発されましたが、後に毛髪改善の効果が確認されました。
日本では、2016年6月13日から発売が開始されました。