東京浅草で手作業を中心に靴修理を営んでいる工房です。ハンドソーンシューズをメインに靴の販売も行っています。


引越しにかまけて靴のメンテナンスをずっと怠っていましたが、もう夏も終わり、酷使した靴ももはや満身創痍の状態。リペア待ちの靴が列を成し、全部修理に出すと金銭的にも結構な額になると思われ、いよいよ「不味いな」と真剣に考えるようになりました。


はじめまして、靴修理工房のThe Asakusa Cobblerです。

ハーフラバーソール装着準備中。 — 石郷岡 博(ジ 浅草コブラー) (@CobblerAsakusa)

ハーフラバーソール装着準備中。 — 石郷岡 博(ジ 浅草コブラー) (@CobblerAsakusa)

ジ浅草コブラーオリジナルシューズ ハンドソーンシューズ メンズ

デコルテは1983年に創業した、東京・浅草のシューメーカーです。
当初よりアパレルブランドやセレクトショップ、百貨店などとのOEM事業を展開。
変わることなくメイド・イン・ジャパンの靴を作りつづけてきました。
わたしたちの強みは、四半世紀を経てより明確です。

浅草と言えば、昔から革問屋が多く、その影響で製靴店や修理工房も数多くあり、靴好きとしてはワクワクする場所。この機会に浅草を遊び場にしたいな、なんて思いも持ちながら南千住駅に降り立ちました。

The Asakusa Cobbler(浅草コブラー), Taito

目的地は革靴好きの中で大変評判の高い The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)さん。から紹介を受けて、上司には紹介したものの自分が訪問するのは今回が初めて。

そこで今回の『凄腕リペアショップ』シリーズでは、リペア技術はもちろん、ビスポークシューズ製作も行っている靴修理店をご紹介します。

The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)(台東区橋場) | エキテン

店長の石郷岡さんは無類の靴好きで、大手靴販売店に就職した後に英国の靴専門店へ転職、そこで『靴は修理して履くもの』という文化に触れ、靴修理を志すことにされたそうです。

東京・浅草が東洋一の靴作りの街と謳われたのはかつてのこと。現在では往時の隆盛を偲ぶことすら難しくなりました。だからこそわたしたちは、浅草で作りつづけます。その伝統、その職人、その矜持をただ守るのではなく、受け継ぎ、変化を恐れず、新しい時代のシューメイキングを切り拓く。靴作りの情熱と気概。古風ではあるけれど、デコルテは大切にしています。


革靴をめぐる冒険~いざ浅草編【前編】The Asakusa Cobblerでリペア

伝統的な手縫いはミシンと比べて当然時間はかかるでしょうが、元の穴を拾って縫い合わせられることで穴同士の連結による破れのリスクが抑えられたり、万一糸が切れてもほつれにくかったり、一針一針しっかり締め付けながら縫うことで耐久性が良かったりと、リペアの面で多くのメリットがあります。(もちろん修理箇所によってはミシンが優れる場合もあるので使い分けが大切です)

匠の技が息づく浅草職人探訪【前編】NO.1~NO.4|ISETAN靴博2022

リペアのメニューはレザーラバーのオールソールやトップリフト、シューストレッチなど様々ですが、基本は工房で対面して靴の状態を見ながら最適な修理方法を提案して頂けます。

The Asakusa Cobbler (@the_asakusa_cobbler)

すっかりと冬の寒さが感じられるようになった今日この頃。ですが、伊勢丹新宿店メンズ館ではまもなくスタートする春夏シーズンに向けて、展開の準備が整いつつあります。そんな新商品の情報をひと足先にお届けすべく、先日開催された2025年春夏のプレス展示会場へ潜入しレポート! ドレスクロージングからは、バイヤー和泉と稲葉に、紳士靴バイヤーの鏡へ取材し、春夏シーズンのTOPICを聞きました。 伊勢丹新宿店 メンズ館5階 メンズテーラードクロージング1 バイヤー 和泉 圭 ■小売と生産が融合した“欲しい!

The Asakusa Cobbler (@the_asakusa_cobbler)

は革靴のメッカ、東京都台東区の東浅草エリアにお店を構えています。先にご紹介した『ブルーブロンズ』や『』『かみとり』などとは~圏内の距離です。

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南千住駅や浅草駅が最寄りとなりますがいずれも徒歩分ほどの距離となるので、お時間に余裕を持って伺うか、バスを利用するのもおすすめですよ。

The Asakusa Cobblerでリペアした古参の2足

バスの場合は『東浅草』のバス停で降りて、隅田川方面へ今吉柳通りをまっすぐ東進、突き当たりの浅草病院の向かい辺りがお店となります。

The Asakusa Cobbler オリジナルシューズ サイズ確認靴

お店の営業は時から時まで、火曜日が工房の定休日となっていますが、修理やオーダーをお願いする際には前日までに公式の予約フォームから予約をしてください。日曜日以外は予約枠が午後のみで、水曜日は受付がないので注意してくださいね。

履き下ろし The Asakusa Cobbler Original Shoes

に訪れた後は南下して『台東区立隅田公園』からスカイツリーを眺めて浅草駅から帰宅しても良いですし、逆に川を北上すると『白鬚橋』までは徒歩分ほどの距離です。

レザークラフトフェニックスさんはおすすめのレザークラフトショップですよ! ..

名刺いれver2完成。
したけど、すぐに型紙修正してver3に取りかろう
その前にもうちど紙で試作するかなぁ
試しに糸を
さんで買った六花のターコイズ色にしてみたけど黒と緑ありかも?
クロノスカラーだしあうっちゃあうか😄 — べる (@bel729)

The Asakusa Cobbler オリジナルシューズ サイズ確認靴 靴

名刺いれver2完成。
したけど、すぐに型紙修正してver3に取りかろう
その前にもうちど紙で試作するかなぁ
試しに糸を
さんで買った六花のターコイズ色にしてみたけど黒と緑ありかも?
クロノスカラーだしあうっちゃあうか😄

靴作りの聖地である「浅草」と、

(まるすけさんたちとのブロガーズ埼玉会もコロナの影響でずっと延期のままですが、石郷岡さんに浅草の良いお店を紹介してもらい、巡ってみるのも面白そうだなぁなんて思ったり。)

浅草コブラーさんに修理をお願いしていた靴が帰ってきました

昨年11月中頃に靴を発送し、約2ヶ月半で戻ってきた422。時間がかかっていますがそれもそのはず、今回の修理内容は、

浅草コブラーで初のオーダー靴を注文!

A shine and geekのインスタグラム @newyorkandtokyo ではオールデンの写真を多数アップしてます。 オールデンの靴を修理する方法は? こんにちは。オールデンの ...

The Asakusa Cobbler(浅草コブラー)

左から Ducal(デュカル)、Bruno Magli()、A.P.C.(アー・ペー・セー)、The Asakusa Cobbler(浅草コブラー)。ブルーノマリのスリッポンは、美しいフォルムと黒スエードに惚れ込んで購入した1足。当たり前ですが、アメリカンローファーとは品がまったく違いますね(笑)。浅草コブラーのオリジナルは、以前オーナーの石郷岡 博さんに無理をいって、英国ブランド、旧チャーチのに似せて作ってもらいました(笑)。アッパーがブラウンカラーなので秋冬にも活躍しています。(全て倉野さんの私物)

浅草コブラー 2足目のプレミアムオーダーシューズ完成

まるすけさんと石郷岡さんがいなかったら、思い出のたくさん詰まった大切な422を処分してしまうところでした。お二人にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。もし難しい靴の修理をご検討されている読者様がいたら、諦めずにまずはさんに相談されてみてはいかがでしょうか。きっと大切なあなたの靴を、ぶっ生き返してくれるはずです。

Luigi (浅草コブラー)

革靴特集でも監修を担当した、服飾ジャーナリスト・飯野高広氏の著書。足や靴の構造、靴の形、サイズや購入のポイント、トラブル時のケアなどなど、革靴を嗜むために必要な項目を広範囲にカバー。初心者はこの書籍で革靴の基礎を知り、上級者はより永く愛用するための心得を知ることができる。飯野氏自身の靴研究の成果と革靴愛が凝縮された一冊。