臨床成績 疾患領域別評価 | ラスビック錠 | 製品・患者指導情報


ラスビック®錠75mg群又はレボフロキサシン500mg群に無作為に割付け、1日1回7日間経口投与した。
各群の患者背景を可能な限り均一とするため、自覚症状・他覚所見スコア及び体重を調整因子とする動的割付けを行った。


クラリスロマイシンはクラリスの成分名(一般名)です。 エリスロマイシンと同じマクロライド系の抗生物質です。

16歳以上80歳未満の日本人副鼻腔炎患者279例(ラスビック®錠75mg群:140例、レボフロキサシン500mg群:139例)

[主要評価項目]
非劣性マージンを10%と設定し、有効率の群間差の95%信頼区間の下限が-10%を下回らない場合、ラスビック®錠75mg群の非劣性が検証されたと判定した。
[副次評価項目]
再燃率、菌消失率を算出し、その両側95%信頼区間を算出した。
解析対象は、PPS(治験実施計画書に適合した集団:Per Protocol Set)及びFAS(最大の解析対象集団:Full Analysis Set)とし、有効性の主たる解析対象集団はPPSとした。

マクロライド系抗菌薬(クラリスロマイシン、アジスロマイシン)の耐性化率も約 8 割

市中肺炎患者に対する投与終了7日後の微生物学的効果(菌消失率)は、ラスビック®錠75mg群で96.3%、レボフロキサシン500mg群で100.0%であった。

[主要評価項目]
非劣性マージンを10%と設定し、治癒率の群間差の95%信頼区間の下限が-10%を下回らない場合、ラスビック®錠75mg群の非劣性が検証されたと判定した。
[副次評価項目]
有効率、菌消失率を算出し、その両側95%信頼区間を算出した。
解析対象は、PPS(治験実施計画書に適合した集団:Per Protocol Set)及びFAS(最大の解析対象集団:Full Analysis Set)とし、有効性の主たる解析対象集団はPPSとした。

ラスビック錠75mg; ラスクフロキサシン塩酸塩; 75mg1錠

ラスビック®錠75mg群又はレボフロキサシン500mg群に無作為に割付け、1日1回7日間経口投与した。
各群の患者背景を可能な限り均一とするため、年齢及び体重を調整因子とする動的割付けを行った。

16歳以上80歳未満で日本人市中肺炎患者277例(ラスビック®錠75mg群:140例、レボフロキサシン500mg群:137例)

クラリスロマイシン錠50mg小児用「CEO」; クラリスロマイシン; 50mg1錠

同じ成分の薬です。どちらも先発品です。製造会社が異なりますがどちらもクラリスロマイシンであることには変わりありません。薬価には多少の違いがありますが、先発品とジェネリック薬ほどの大きな差はありません。

副鼻腔炎患者に対する投与終了時の微生物学的効果(菌消失率)は、ラスビック®錠75mg群で92.3%、レボフロキサシン500mg群で95.5%であった。


[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ

一般的な感染症に対してはクラリスロマイシン1日400mg、非結核性抗酸菌症には1日800mg、どちらも2回に分けて経口で投与します。投与量は年齢、症状にあわせて増減します。またピロリ菌の除菌に用いる場合は他の抗生物質や胃薬と併用して処方されます。

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブ

クラリスに最も特徴的なのは、一般的な抗生物質が効かないマイコプラズマやクラミジア、マイコバクテリウムなどの非定型細菌にも有効であることです。マイコプラズマは肺炎を引き起こすことで有名ですが、皮膚に感染して皮膚に治りにくい傷を作る原因になることもあります。またクラミジアは性感染症の原因となり、外陰部に痛みや痒みを引き起こします。マイコバクテリウムは皮膚の下で膿を作り、ジクジクとした傷を引き起こす原因菌です。これらはどれも稀な病気で抗生物質が効きにくいのが特徴ですが、クラリスは比較的よく効きます。またクラリスが改良される前の薬であるエリスロマイシンには胃酸によって効力が落ちるという弱点がありましたが、クラリスは胃酸の影響をほとんど受けません。体内にしっかりと吸収されるため、1日2回の服用で十分な治療効果が得られます。その他の特徴として、クラリスはアレルギーを起こしにくいとされています。βラクタム系の抗生物質に対してアレルギーがある人でも使用可能です。ただし他の薬と相互作用を起こしやすいので、飲み合わせには注意が必要です。

[PDF] マクロライド系抗生物質製剤 日本薬局方 クラリスロマイシン錠

クラリス(一般名:クラリスロマイシン)とはマクロライド系の抗生物質です。従来のマクロライド系抗生物質であるエリスロマイシンを改良してできたものであり、ニューマクロライドともいわれています。抗生物質の代表といえるのはβラクタム薬(ペニシリン系、セフェム系等)ですが、マクロライド系も肺炎球菌をはじめとするグラム陽性菌、インフルエンザ菌や百日咳菌など一部のグラム陰性菌、嫌気性菌、非定型菌のマイコプラズマやクラミジア、マイコバクテリウムなど多くの細菌に対して効力を発揮します。いろいろな細菌に有効なので、呼吸器系の領域を中心に多くの診療科で処方されています。多くは咽頭炎・肺炎・中耳炎などに対する処方です。消化器領域ではピロリ菌の除菌薬としても数多く処方されています。皮膚科領域においては、感染を伴う、表在性/深在性皮膚感染症、リンパ管/節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍などの疾患に対して選択されることがあります。

歯科ではクラリスロマイシン(商品名:クラリス他)アジスロマイシン(商品名:ジスロマック他)が処方されることが多いです。 マクロライド系は、安全性は高いですが、クラリスロマイシンは肝臓のチトクロームで代謝されるため、同じ部位で代謝される薬剤は併用注意となるために、併用注意薬があります。

市中肺炎患者に対する投与終了7日後の微生物学的効果(菌消失率)は、ラスビック®錠75mg群で96.0%、ラスビック®錠150mg群で100.0%であった。

ラスビック錠75mgとの飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止 ..

クラリスロマイシンはクラリスの成分名(一般名)です。エリスロマイシンと同じマクロライド系の抗生物質です。経口投与しても胃酸の影響をほとんど受けず、体内によく吸収されるため、血中濃度より高い濃度で体液や組織内に移行します。
クラリスロマイシンには、本来の抗菌作用とは異なる作用(炎症にかかわるT細胞や好中球の働きを抑えて組織の障害を防ぐ作用、過剰な粘液分泌を抑制する作用など)があることも知られています。そのため、びまん性汎細気管支炎や慢性副鼻腔炎、滲出性中耳炎などの慢性炎症性疾患に対して、比較的少量を長期間投与することもあります。
また、緑膿菌などが作る「バイオフィルム(細菌を守る防御膜のようなもの)」を破壊する作用もあります。クラリスロマイシン自体は緑膿菌に効果がありませんが、ほかの抗菌薬と併用することで抗菌作用の増強が期待できます。
なお、クラリスロマイシンには強い苦みがあります。ドライシロップには苦みをやわらげるための製剤設計が施されていますが、酸味のあるもの(オレンジジュースやゼリーなど)で服用すると苦みが出やすいため注意が必要です。お子さまが飲むのを嫌がる場合は、バニラ味やチョコレート味のアイスクリーム、プリン、コンデンスミルク、ココアパウダー、砂糖などと混ぜると飲ませやすくなります。

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ステップB:
ラスビック®錠75mg群又は150mg群に無作為に割付け、1日1回7日間経口投与した。
各群の患者背景を可能な限り均一とするため、年齢及び肺炎の重症度を割付け因子とする動的割付けを行った。

高田製薬

ステップA:
ラスビック®錠75mgを1日1回7日間経口投与したときの安全性及び有効性を検討し、次の試験に移行しても問題ないと判断した場合はステップBに進んだ。

クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」

20歳以上75歳未満で軽症から中等症の日本人市中肺炎患者
ステップA:20例、ステップB:109例(ラスビック®錠75mg群:54例、ラスビック®錠150mg群:55例)

ラスビック錠 ; Q · 何のお薬?処方目的は? ; A

市中肺炎患者に対するラスビック®錠75mg及び150mgの有効性及び安全性を評価し、至適用量を検討する。

クラリスロマイシン錠 200mg「サワイ」の基本情報

ラスビック®錠75mgを1日1回7日間経口投与した。ただし、7日間投与により改善傾向がみられ、有効に作用しつつあり、継続投与すべきと判断された場合には、最長7日間(全体の投与期間として最長14日間)まで延長を可能とした。

ファルマスタッフ

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

ラスビック錠

マクロライドアレルギーの患者さん
クラリスロマイシンの併用禁忌:自閉症などに用いられるピモジド(商品名:オーラップ)、片頭痛薬のエルゴタミン製剤(商品名:クリアミン、ジヒデルゴット)及び肺動脈性高血圧薬のタダラフィル(商品名:アドシルカ)に対してはピモジド、エルゴタミン製剤及びタダラフィルの血中濃度を上げるために禁忌です。肝臓、腎臓に障害があり、痛風及びベーチエット薬のコルヒチン服薬中の患者さんでは、コルヒチンの毒性増強のため併用禁忌です。