4 QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsade de pointesを含む)


パロノセトロン(palonosetron)は、5-HT3受容体拮抗薬の一つで、癌化学療法による急性または遅発性の悪心・嘔吐()の予防・治療に用いられる。商品名アロキシ。第III相臨床試験により、遅発性悪心嘔吐の抑制効果については、グラニセトロンよりも優れているとの結果が出た。 化学療法剤投与の30分前に静注または点滴静注する。 米国ではカプセル剤も存在し、化学療法剤投与の1時間前に服用するよう推奨されている Freely available with registration.。経口投与剤が米国で承認されたのは2008年8月であり、大規模臨床試験で遅延性の悪心・嘔吐に効果が見られなかったことから、用途は急性期の悪心・嘔吐に限定されている。


4 QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsade de pointesを含む)(頻度不明)

ブスピロン(Buspirone)は、ブスパール(Buspar)のなどの商品名で販売されている、主に不安障害、特に全般性不安障害の治療に用いられる医薬品である。短期間の使用については効果的であるとされる。精神病の治療に効果的であるかは確立されていない。投与法は経口であり、効果が得られるまでに4週間ほどかかる場合がある。 ブスピロンの一般的な副作用には、吐き気、頭痛、めまい、集中力の低下、などがあげられる。重度の副作用には、幻覚、セロトニン症候群、発作、などがあげられる。妊娠中の人への投与は安全とされているが十分な研究はされておらず、授乳中の人への投与は推奨されていない。ブスピロンはセロトニン5-HT1A受容体アゴニストである。

ブプレノルフィン (Buprenorphine) とは、オピオイド受容体に対するオピオイド部分作動薬であり、鎮痛や、オピオイド依存症の治療に用いられる化合物。鎮痛剤として1980年代に Reckitt & Colman 社(現Reckitt Benckiser)により初めて上市され、アメリカでは2001年後期にオピオイド依存症の治療薬として高用量の錠剤がアメリカ食品医薬品局 (FDA) の認可を受け、現在はその用途が主となっている。2018年より、アメリカでSublocadeの名で同依存症治療のための月1回の投与で済む除放注射剤が発売される。 日本では鎮痛剤の商品名レペタンとして、大塚製薬より注射液、坐剤が、ノルスパンテープが久光製薬より貼付剤として市販されている。

QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsades de pointesを含む)(頻度不明)

トラスツズマブ エムタンシン(Trastuzumab emtansine、米国ではAdo-trastuzumab emtansine)は、抗体薬物複合体の一つであり、HER2陽性の進行・再発乳癌の治療に用いられる。モノクローナル抗体であるトラスツズマブと細胞毒性物質エムタンシン(DM1)が結合している。トラスツズマブは癌細胞のHER2/neu受容体に結合して成長を停止させ、エムタンシンが細胞内に入りチューブリンに結合し重合を阻害する事で細胞毒性を発揮する。モノクローナル抗体が癌細胞に過剰に発現しているHER2をターゲットとするため、エムタンシンは腫瘍細胞に選択的に送達される。商品名カドサイラ、開発コードT-DM1、PRO132365。

ボノプラザン(Vonoprazan)は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)のひとつであり、武田薬品工業が開発したカリウムイオン競合型アシッドブロッカー()である。胃酸抑制剤のため、胃・十二指腸潰瘍の治療や予防、逆流性食道炎の治療、ヘリコバクター・ピロリ除菌時の胃内pH調整に用いられる。 ほかのPPIで必要である胃酸による活性化が不要で、有効濃度への到達が速やかで、服用から作用発現までが早い。商品名タケキャブで後発医薬品は無い。酸に対して安定しているので、作用部位(胃腺の分泌細管)に長く留まることができる。

[PDF] 『レクサプロ錠10mg』 使用上の注意改訂 PDFファイル

ロピナビル・リトナビル(Lopinavir/ritonavir、LPV/r)は、HIV/AIDSの治療および予防を目的とした固定用量配合の抗レトロウイルス薬である。ロピナビルと低用量のリトナビルが配合されている。一般的に、他の抗レトロウイルス薬との併用が推奨される。本剤は、針刺し事故やその他の曝露の可能性がある場合の予防に使用されることがある。本剤は、錠剤、カプセル、または溶液として経口投与される。日本では錠剤および内用液剤が承認されている。 一般的な副作用には、下痢、嘔吐、疲労感、頭痛、筋肉痛等がある。重篤な副作用としては、膵炎、肝障害、高血糖等が挙げられる。妊婦にもよく使われており、安全性は高いと思われる。どちらの薬もHIVプロテアーゼ阻害剤であるが、リトナビルは主にロピナビルの分解を遅らせる役割を担っている。

クラリチン 10mg錠 ロラタジン(Loratadine)は、持続性選択ヒスタミンH1受容体拮抗薬で、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹・皮膚湿疹に用いられる。商品名はクラリチン。成分特許が切れており、後発医薬品も存在する。また日本で2017年より一般用医薬品も発売。肝臓のCYP3A4、2D6によって代謝され活性成分となるが、このデスロラタジン(デザレックス)には代謝の競合はなく、続いて医薬品として承認された。 ロラタジンは第二世代抗ヒスタミン薬であり第一世代のものと比較して、鎮静の副作用は改善されている。特に添付文書に眠気に関する使用上の注意がない。このうちフェキソフェナジンのみ1日2回服用であり、他は1回である。

通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する

ルラシドン(Lurasidone)は、大日本住友製薬が開発した非定型抗精神病薬である。商品名はラツーダ (Latuda)。 ルラシドンはドパミンD2受容体、セロトニン5-HT2A受容体、セロトニン5-HT7受容体を遮断し、セロトニン5-HT1A受容体には部分作動性を持つ。ヒスタミン受容体とムスカリン受容体に対しては作用しない。従来の非定型抗精神病薬よりも錐体外路症状を引き起こさないとされる。 一般的な副作用には、アカシジア、静坐不能、ジスキネジア、疼痛、脱力、痒み、血管浮腫、顔面腫脹などがある。重篤な副作用には遅発性ジスキネジー、ならびに神経弛緩薬性悪性症候群、自殺リスクの増加、遅発性ジスキネジア 、 口周部不随意運動、不随意運動、血管浮腫、および高血糖などが含まれる可能性がある。

リスペリドン(Risperidone)は、非定型抗精神病薬のひとつである。主に統合失調症の治療に用いられる。商品名リスパダール (Risperdal) ほか、後発医薬品が販売される。ベルギーの製薬会社ヤンセンファーマが開発した。時にセロトニン・ドーパミン拮抗薬 (SDA) に分類される。 高齢者では必要最小限の使用が推奨される。副作用に糖尿病のリスクがある。小児の自閉スペクトラム症では漫然と長期投与しない。


うつ病・うつ状態 通常、成人には1日1回夕食後、パロキセチンとして 20~40 mgを経口投与する。

メチルエルゴメトリン (Methylergometrine)、またはメチルエルゴノビン(methylergonovine)は、エルゴリンやリゼルグ酸アミド類に属す物質である。エルゴノビン(エルゴメトリン)の合成された類縁体である。子宮収縮作用から産婦人科領域で産後の出血を防ぐ目的で用いられている。メチルエルゴメトリン・マレイン酸の医薬品の製品名はメテルギン (Methergine)である(ノバルティス製造販売)。「パルタンM」(持田製薬製造販売)。 2mgの摂取で幻覚剤のLSDにやや似た作用があるが、LSDとは異なり不快な身体作用も起こすため完全な代替物ではない。子宮収縮作用を期待した場合のメチルエルゴメトリンの用量は200 µgで、幻覚剤として作用する量の10分の1である。

(6) 重大な副作用として、痙攣、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、セロトニン症候群、QT 延長、

ポナチニブ(Ponatinib、開発コード:AP24534)は、慢性期慢性骨髄性白血病 (CML)およびフィラデルフィア染色体陽性(Ph+)急性リンパ性白血病(ALL)治療のための経口薬で、多標的のチロシンキナーゼ阻害剤である。CMLの中にはT315I変異を有するものがあり、イマチニブなどの治療に抵抗性を示すが、ポナチニブはこのようなタイプの腫瘍に効果を示すよう設計されている。 米国食品医薬品局は2012年12月に本剤を承認候補薬として認定したが、「生命を脅かす血栓や重度の血管狭窄のリスクがある」として2013年10月31日に販売を一時停止させた。その後、添付文書に新たな「黒枠警告」が設置され、本剤を使用することによるリスクとベネフィットをより適切に評価するための「リスク評価および軽減戦略」が策定され、2013年12月20日に停止が一部解除された。

心室頻拍(torsades de pointes を含む)が報告されている。 3

リナグリプチン(Linagliptin)は、ジペプチジルペプチダーゼ阻害薬に分類される経口血糖降下薬である。ジペプチジルペプチダーゼはインクレチンの分解などに関係する酵素であり、これを阻害することにより血中のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)の濃度を高め、血清インスリン濃度の上昇 および 血糖値の低下をもたらすと考えられている。日本では商品名トラゼンタで、日本イーライリリーおよび日本ベーリンガーインゲルハイムから販売されている。 GLP-1アナログ製剤と同じくインクレチン関連薬に分類される。SU剤に代表される経口血糖降下薬に比べて、低血糖のリスクが少ないと言われている。副作用としては、腹部膨満・便秘・浮腫などが報告されている。ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)によって分解されるGLP-1以外のペプチド基質については、DPP-4の項を参照。

Q波が出始めてからT波の終わりまでをQT時間といい、これが通常よりも延長した状態をQT延長といいます。 ..

18.5.1 ラットsocial interaction試験において反復投与によりsocial interaction時間の増加作用を示した。

2.4 QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)[心室頻拍(torsade de pointesを ..

ラットにおいてパロキセチン塩酸塩はmCPP誘発自発運動活性減少に対して単回投与では作用を示さなかったが、反復投与で拮抗作用を示したことから、反復投与により5‐HT2C受容体のdown‐regulationを誘発することが示された。

[PDF] ESCITALOPRAM OD TABLETS TOWA

パロキセチン塩酸塩は選択的なセロトニン(5‐HT)取り込み阻害作用を示し、神経間隙内の5‐HT濃度を上昇させ、反復経口投与によって5‐HT2C受容体のdown‐regulationを誘発することにより、抗うつ作用及び抗不安作用を示すと考えられる。

[2.3、2.4、7.2、8.7、9.1.1、10.1、10.2参照]

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ本剤の投与を開始すること。また、本剤投与中に妊娠が判明した場合には、投与継続が治療上妥当と判断される場合以外は、投与を中止するか、代替治療を実施すること。

について,改訂内容,主な該当販売名等をお知らせいたします。 1

あまり抗うつ効果は強はありません。副作用としては、眠気や頭痛、めまいが出現することがあります。そのため、不眠のある方に対して、睡眠薬的な役割を期待して使用されることがあります。しかし、眠気や頭痛、めまいなどが強い場合は、減量や中止を行います。

4 QT 延長(頻度不明)、心室頻拍(torsade de pointes を含む)(頻度 ..

ですがレクサプロには、眠気やふらつきなどの副作用が生じる可能性はあります。ですからレクサプロでは、

丸レッド レクサプロの方が不整脈(QT延長)に関する注意が必要

妊娠末期に本剤あるいは他のSSRI、SNRIを投与された妊婦から出生した新生児において、入院期間の延長、呼吸補助、経管栄養を必要とする、離脱症状と同様の症状が出産直後にあらわれたとの報告がある。臨床所見としては、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、易刺激性、持続性の泣きが報告されている。

うつ病患者を対象とした国内臨床試験時おける副作用発現頻度は550例中409例(74.4%)でした。 ..

レクサプロの副作用で最も多いのは、胃腸症状になります。承認時の臨床試験では、

異常が認められた場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。 4

レクサプロ服用始めてから、体重増加が凄い…3kg増加ですが、食欲も止まりません。
でも最近食べる量減らしたが、体重が上がってくばかり。これって副作用なんでしょうか…