猫風邪の予防を優先するなら、以下いずれかの接種が考えられます。
対策はひとつです。まず、そのような行為は諦めて賢くなり、壁や柱を防御したり、排尿しそうな生地の布団、クッション、ソファ、衣服にプラスチックを被せたりします。
ちなみに、布団などについた尿の臭いは熱湯または次亜塩素酸をかけると消えますが、次亜塩素酸はガスに発がん性があります。十分に注意して熱湯をかけて脱臭される方が良いと思います。
きちんと予防策を取って、猫風邪にかからないように工夫しましょう。
また、子猫時代に猫風邪をこじらせたネコちゃんは喘息になりやすいため、肺がしぼまない肺気腫(吸った空気を出せなくなる呼気性呼吸困難)にならないよう、定期的に気管支拡張剤、ステロイド剤、抗生剤で治療しましょう。
しかし、猫風邪の原因のひとつであるヘルペスウイルスは、感染猫の8割で一生身体から出て行かず、ワクチンを投与していても常に目や鼻の症状(目やに、結・角膜炎、鼻水、くしゃみ、鼻詰まりなど)がみられます。
鼻詰まりで嗅覚が使えず、ごはんを食べなくなる場合は衰弱死しますので、動物病院で鼻の洗浄と薬液投与をやってもらいましょう。
投与) ・アジスロマイシン:(ジスロマック- 10mg/kg、1日1回、経口投与)
成猫は、エイズ・白血病罹患猫を除いて、猫風邪で亡くなることは滅多にありません。
猫風邪は、主にヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジア、細菌が原因で発症します。子猫は肺炎になり亡くなりますので迷わず動物病院へお越しください。
治療として、駆虫薬を投与しますが、カエルやヘビを食べれば再感染しますので、そのような癖のある犬猫では定期的な駆虫が必要です。 猫条虫症
ネコちゃんのアワ吹きとは、専門的に言えば流涎(りゅうぜん)です。
多くは食欲不振・廃絶をともない、胃腸疾患、脂肪肝、てんかんなどの病気の場合にみられますが、ネコちゃんの性格によっては極度のストレスがかかった場合にもみられます。
例えば、お家でのワクチン接種後などです。この場合、緊急性はありませんのでご安心ください。あまり構わず、自由に安静にさせてください。
ですから、初乳の摂取量が少ないと、ワンちゃんやネコちゃんは、下痢になりがち、風邪を引きがちになり、最悪、突然死します。この突然死は、子猫ちゃんではよく観られ、元気で食欲もあり、下痢もなく、風邪も引いてなかったのに、次の日亡くなる場合があります。
歯周病・口内炎の猫の抗生剤は 私はジスロマック か アジスロマイシンを併用してます ..
ただ、このAIMは、猫の場合、血液中でIgMというタンパク質とかなり強く結合していて、尿にでないので、猫では慢性腎不全が多いと言われています。
重篤な慢性腎不全の猫ちゃんに、マウスのAIMを投与したところ、8日ほどで、食欲、元気が回復したようです。ただ、投与されたマウスAIMは、尿のつまりをなくして腎機能を回復させたのではなく、血液中の尿毒素を除去した(透析と同じ働き)ため症状が改善したと考察されています。腎臓機能が回復したわけではないので、マウスAIM投与を中断したら亡くなったそうです。
今、ベンチャー企業、(株)レミアが、来年の販売へ向けて準備をしているようです。ただ、製剤AIMに抗体ができて、効かなくなるとも懸念されています。
グルタチオンは、猫の血液中にある、AIMをIgMから切り離し活性化する働きがあり、グルタチオンの前駆体であるγグルタミルシスチンをドリアンから抽出してフードに入れる計画があるようです。
弊クリニックでは、AIMが販売前ですので、まず、AIMからIgMを切り離し活性化するグルタチオンを用いて治療しています。ただし、重篤な慢性腎不全の猫ちゃんでは、IgMと結合したAIMがあるうちは、劇的に回復しますが、そのAIMが枯渇しますと亡くなります(症例コーナーをご参照ください)。つまり、グルタチオンを用いた治療は、慢性腎不全の予防と慢性腎不全の悪化の抑制に限ります。
猫に多い慢性腎不全。その原因は尿の通り道のつまり。
そのつまりの予防と除去で、慢性腎不全を予防でき、かつ、慢性腎不全の悪化を抑えられます。また、透析のように、血液中尿毒素を除去すると重篤な慢性腎不全猫ちゃんを救命できます。結果、寿命が延びるというわけです。取り除くマクロファージにつまりの場所を知らせ、かつ、マクロファージが早死にしないように働くのがAIMで、血液中尿毒素を除去する働きもあります。
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末期の慢性腎臓病猫ちゃんも救命できるAIM。
残念ながらAIM30というフードやチュールにはAIMは含まれていません。まぎらわしい表示ですよね。
AIMは、来年か再来年に製品化される静脈注射用のお薬で、慢性腎臓病治癒の足がかりになる、腎臓内の尿細管の詰まりを除去しますし、末期の慢性腎臓病猫ちゃんでも、血液中尿毒素を除去する、透析効果で救命できます。
末期の慢性腎臓病猫ちゃんは、AIMの透析効果で救命できますが、腎臓内の尿細管の詰まりを除去して腎臓を再生することは難しいかもしれません。
しかし、
PUPPY CAT CLINICでは、猫ちゃん自身のAIMをグルタチオンで活性化させ、かつ、AIM製剤を静脈注射することで、腎臓内の尿細管の詰まりを除去し、アスタキサンチン、βNMN及びラプロスで慢性炎症を抑え、幹細胞培養上清液で壊死線維化した患部の線維を溶解し、最後に、βNMN、アスタキサンチン及び幹細胞培養上清液で腎臓の血管や細胞を再生させることをチャレンジしています。
AIM30というフードやチュールには、AIMが含まれているのではなく、γグルタミルシステインが含まれています。
猫ちゃんにも生来、AIMがあるのですが、血液中でIgMというタンパク質と強く結合しているため、生涯、尿中に出て働くことはありません。そのため猫ちゃんには慢性腎臓病が多いと推察されています。
γグルタミルシステインは、猫ちゃん本来のAIMをIgMから切り離し、AIMを尿中に出し、結果、慢性腎臓病の病態である腎臓内の尿細管の詰まりがとれ、再生の足がかりが整います。
γグルタミルシステインはグルタチオンの前駆体で、グルタチオンも同じく、猫本来のAIMをIgMから切り離しますので、PUPPY CAT CLINICでは、グルタチオンを用いています。
尚、グルタチオンは、国内では薬剤ですが、アメリカでは、サプリとして販売されています。ただ、サプリは添加物が含まれていますので注意が必要です。例えば、αリポ酸は猫ちゃんには有毒ですから、αリポ酸入りのグルタチオンサプリは危険です。
腎不全ステージ4の猫、口内炎がひどく、病院でアジスロマイシン(ジスロマック のジェネリック)の飲み薬を処方されました。
人のCOVID19の治療では、重症患者には、レムデシビル(GS5734で、体内でGS441524に代謝され活性を示します)を投与し、軽症、中等度の患者には、重症化しないようにモルヌピラビルを投与します。
FIP猫の治療薬を販売している会社は、FIPのタイプやステージを示していますが、臨床では、血液検査や超音波検査だけではFIPのタイプやステージを決めることができない場合が多く、ほとんどが、重症患猫です。よって、モルヌピラビルを治療開始から投与しても、ほとんど救命できず、はじめの34日間はGS441524で軽症化してから、モルヌピラビルを50日間投与しますと、寛解できます。
ただ、モルヌピラビルは、副作用が、比較的早期に強くでるため、厳密な投薬量の設定が重要になります。ちなみに、FIPの世界的権威である、Dr Pedersenが自身のホームページで言及するモルヌピラビルの投与量ではみんな亡くなりましたので、弊クリニックでは、効果的、かつ、副作用を最小限に抑える、独自の投与量を決め、みんな生存して元気です。
GS441524 21日間投与➡モルヌピラビル50日間投与。このプログラムは、弊クリニックオリジナルの治療法で、回復、寛解して、今のところ、再発や重篤な副作用は観られません。
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老化を遅らせることはできます。それは、長寿タンパク質であるサーチュインを働かせることです。
また、老化や、多くの病気の原因である活性酸素から生体膜、ミトコンドリア、遺伝子を護ることも肝要です。
大型犬でしたら、天然NMN200mgとアスタキサンチン9mgを投与します。
この他、肉食動物であるワンちゃんは、本来、植物性タンパク質ではなく、お肉由来のタンパク質を摂取すべきです。
お肉はまだ明らかになっていない力があります。
天然NMN200mg、アスタキサンチン9mg、そして、赤肉をあげますと、若返り、癌などの病気も予防できますし、明らかに、元気がでて、筋肉がつき、足腰がしかっりしてきます。毛艶、表情等もよくなります。
経口投与が苦手な子におすすめのスポットオンタイプです。 種類:子犬用、超小型犬用、小型犬用、中型犬用、大型犬用、超大型犬用、子猫用、猫用
慢性腎臓病では、尿として体外へでる水分は、摂取する水分よりはるかに多く、体内の水分バランスは常にマイナスで、結果、腎臓組織は壊死線維化し、慢性腎臓病は悪化します。
慢性腎臓病の病態である、尿細管の詰まり➡慢性炎症➡壊死線維化➡ネフロン減少で腎機能低下。この病態は、グルタチオン、AIM、幹細胞培養上清液、βNMN、アスタキサンチン及びラプロスで改善されますが、まずはじめに、更なる慢性腎臓病の悪化の原因である体内水分不足を、皮下補液等で是正する必要があります。これは、病態の改善、引いては、再生のスイッチであり、このスイッチがONにならないと、症状や腎機能は回復しません。
重篤なうっ血性心不全や、慢性腎臓病終末期で、尿産生の極端な減少または停止の場合は、皮下補液等は慎重投与、または禁忌になりますが、そうでなければ、3~4kgぐらいでも、毎日300~500mlの皮下補液を実施した方が症状や腎機能は回復します。
多くの獣医が懸念する、高血圧による失明、肺水腫または貧血進行による低酸素症などの副作用は、弊クリニックでは経験はありません。
処方食は、腎臓への負担を軽くする栄養成分になっていますが、旨みが少なく、食べてくれない猫ちゃんがいます。そうしますと、まず、自身の脂肪を、次に筋肉を分解しますので、高タンパク質のごはんを摂取していることと同じになります。
十分な皮下補液で体内水分不足を是正し、グルタチオン、AIMとあわせて尿細管の詰まりを除去し、ラプロス、NMN、アスタキサンチンで慢性炎症を抑え、壊死線維化した線維部分を幹細胞培養上清液で溶解し、NMN、アスタキサンチン、及び幹細胞培養上清液で再生させる、積極的な治療を行えば、猫ちゃん本来のごはんであるお肉をあげるほうが、よく食べてくれますし、生活の質は維持されます。
お肉のリン含量が気になる方は、イパキチン、キドキュアまたは炭酸ランタンを投与すれば解決です。
。
犬・猫体重1kgあたりアジスロマイシンとして5~10mgを1日1回、3~7日間、経口投与する。
整腸剤、抗生剤、生菌剤または腸蠕動抑制剤等でおさまる下痢であれば、ストレス性の大腸炎(時には血便を伴います)がよく観られます。もともと腸が弱くてすぐに下痢するワンちゃん、猫ちゃんの多くは、腸内細菌叢が乱れていいて、悪玉菌が増えていますので、アンモニアや尿毒素等が多く産生され、腸粘膜のバリアも崩れ、pHも上がり、腸粘膜細胞の栄養素である酪酸などの短鎖脂肪酸の産生量も減っています。
そこで、
①善玉菌である、乳酸菌、ビフィズス菌及び酪酸菌
②善玉菌産生物
③オリゴ糖、オオバコ、アラビアガム、乳酸
などを投与して、悪玉菌を減らします。
療養食でおすすめは、ヒルズのバイオームです。
サプリでは、キューテックなどがあります。
腎臓に負荷を与える尿素や、腎臓病を悪化させるインドキシル硫酸、p-クレシル硫酸及びトリメチルアミン-N-オキシドなどの尿毒素が腸内細菌叢の乱れから増加することから、慢性腎臓病では、腸内環境を整えることは極めて重要です。
FIPは、免疫異常により発症しますので、腸内環境を整え、免疫を強化することは、FIP及びFIP再発予防につながります。
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尿毒素は腎臓やその他の臓器、細胞を傷つけます。その尿毒素を濃縮する力が猫ちゃんは長けていて、それがあだとなり腎臓病になります。
つまり、
①尿毒素体外排出量=尿毒素の濃縮率(腎臓の仕事量)×血液腎臓循環量ですから、水の飲む量(血液腎臓循環量)が少ないと、腎臓を酷使して尿毒素をかなり濃縮させなければなりません。
②慢性腎臓病の病態は、
尿細管の詰まり➡慢性炎症➡壊死➡線維化➡ネフロン減少➡尿毒素の濃縮率低下➡血中尿毒素上昇➡慢性腎臓病悪化、腸内環境悪化による尿毒素産生増加➡慢性腎臓病悪化
と悪循環に陥ります。
濃縮された原尿はかなりの量の尿毒素を含み、尿細管の詰まりの原因になりますし、詰まりの原因除去に重要な役割をはたすAIMが、猫ちゃんでは全く働いていませんので、詰まりの原因が取り除かれないまま、病態が進みます。
原因から予防法は
①とにかく水分を体内にいれます。猫ちゃんにまかせてはいけません。新鮮な肉の茹で汁をさましてあげたり、その茹で汁をゼラチンと混ぜて与えたり、ウエットフード主体の食べものをあげたり、水を凍らせたペットボトルを放置したり、寒い季節は温湯をあげたりしてありとあらゆる工夫をします。強制経口給水は、猫ちゃんもご家族も極度のストレスになりますので現実的ではありません。
②猫ちゃん本来のAIMを活性化するグルタチオン(maomao)やシステイン(AIM30)を恒常的に投与する。
③腸内で悪玉菌により産生される尿毒素の量を減らす。
方法として、乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌などの善玉菌やその産生物、オリゴ糖、アラビノガラクタン、オオバコの投与があります。
来年、宮崎博士のAIMが実用化されますが、末期の猫ちゃんは、透析効果で救命できます。そのため、生涯、定期的にAIMを静脈注射する必要があります。
できれば、十分な水分摂取で、尿細管の詰まりを最小限にとどめ、かつ、猫ちゃん自身のAIMを活性化させて、慢性腎臓病または慢性腎臓病悪化を予防したいものです。
生じるなど)については、治療の選択肢の一つとして積極的に考慮すべきである。また、
ダメではないですが、
FIP猫ちゃんのほとんどが重症です。そのため、治療はじめからモルヌピラビルを投与してもみんな亡くなりますが、FIP重症猫ちゃんにも効く、GS441524を34日間投与して、軽症化すれば、モルヌピラビル投与でも寛解できます。
ただ、1~2才を過ぎると、GS441524からモルヌピラビルへの移行が難しく、モルヌピラビルが使えない場合が多いです。
あと、モルヌピラビルは、GS441524と比較して、深刻な副作用があり、投薬量を誤ると、食欲、元気がなくなり、結果、体重も減ります。肝臓だけでなく、腎臓や膵臓も障害を受け、腎臓病や糖尿病になります。腎臓病では、連日の点滴または皮下補液で、糖尿病は長期的なインスリン投与で回復します。
モルヌピラビルは、さらに、深刻な副作用を引き起こす投与量が、有効量とかなり近く、かなりの熟練を要しますますので、GS441524治療による寛解経験の少ない獣医師は、モルヌピラビル治療はやるべきではないです。
①GS441524の84日間投与
②GS441524の34日間投与➡モルヌピラビル50日間投与
いずれの治療法でも、同時に盤石な免疫を作らないと再発します。
盤石な免疫を作るには、以下の方法があります。
①新鮮なお肉由来のタンパク質
②免疫スパン
③βNMN100mg
④アスタキサンチン9mg
⑤酵母
⑥乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌などの善玉菌やその産生物
⑦オリゴ糖、アラビノガラクタン、オオバコ
⑧幹細胞培養上清液
*maomaoには、上記のうちβNMN、アスタキサンチン、酵母、幹細胞培養上清液が含まれています。
私ならこう使う 1.知らないと困る,抗菌薬の種類,適応,副作用
無配慮でセンセーショナルな事例報告で、皆さん、パニックにならいでください。狂犬病ウイルスなら、哺乳類間でうつり、致死的な結果を招きますが、基本、コロナウイルスは種(人、猫等)を選びますし、人の新型コロナウイルスが、猫にうつって猫がFIPを発症することも、猫のコロナウイルスが人にうつって人が重症化することもありません。正直、コロナウイルスは、人でも猫でも、既に蔓延しています。また、人の新型コロナウイルスの重症化や、猫のFIPの原因は、コロナウイルス側ではなく、宿主(人や猫等)側の免疫異常ですから、人も猫も、うつることを心配するより、免疫を強化することが賢明であり実効的です。