過去に新型コロナワクチン(mRNA ワクチン)に対してアナフィラキシーなど重いアレルギー反 ..


日本医科大学大学院 医学研究科 頭頸部感覚器科学分野 教授、日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科 部長、日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会理事、奥田記念花粉症学等学術顕彰財団理事長、日本アレルギー協会理事、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会代議員。1984年日本医科大学卒業。同大学院修了後、アメリカ国立衛生研究所(NIH)に留学。日本医科大学耳鼻咽喉科准教授を経て、2010年より現職。医学博士。花粉症治療の第一人者として知られ、『ササッとわかる最新「花粉症」治療法』(講談社)、『花粉症は治せる! 舌下免疫療法がわかる本』(日本経済新聞出版社)、『クスリいらずで鼻はスカッとよくなる!』(扶桑社)など著書多数。


鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です。 ..

小児科では
小児科一般の病気を中心に診療します。
夜尿症、低血圧症、慢性頭痛(偏頭痛)肥満で診察希望の場合は当院で検査を実施します。低身長や気になる心の問題(発達障害)等で検査希望の場合は医療連携病院(順天堂大学や、東部療育医療センター)にて行います。

アレルギー科では
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹等のアレルギー性疾患の診療は随時行います。
血液検査は午前中または、月、木、金の午後に行い、事前の予約が可能です。
乳幼児健診は感染防止のため予約制で火曜日または木曜日の14:00より育児相談と栄養士による栄養相談を行います。
予防接種(Hib、肺炎球菌、ロタワクチン、4種混合ワクチン、麻疹・風疹混合ワクチン、おたふく、水痘、B型肝炎、日本脳炎など)は予約制で、14:30より行います。

全国各地で新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種が本格的に始まり、「アナフィラキシー」という言葉が以前よりもさらに注目されるようになりました。

実際に、「アナフィラキシーになったらどうすればいいの?」とご心配な方も多くいらっしゃいます。

そこで、今回はアナフィラキシーとはいったいどういったものなのか…改めて、詳しく解説していきたいと思います。



アナフィラキシー(英語:Anaphylaxis)とは、「」のことをいいます。複数臓器とは、消化器・循環器・呼吸器・神経・皮膚などを指します。

「フィラキシー(phylaxis)」は防御反応を意味する言葉です。これに、否定の意味の「アナ(ana)」が加わり、有害な防御反応を意味する言葉になりました。

そして、よく耳にする「アナフィラキシーショック」は、アナフィラキシーにより、急激な血圧の低下、呼吸困難、意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることを指します。 アナフィラキシーは、食べ物だけでなく、注射や接触、運動、精神的ストレスにより起こることもあります。

アナフィラキシーの主な原因は、となっています。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

アナフィラキシーを引き起こすリスクが高い食品として、卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツ、えび、かにの7品目は食品衛生法においてづけられています。特に、卵のアレルギーが最も多く、アナフィラキシーを引き起こす代表的な食べ物は以下の通りです。




食べ物によるアナフィラキシーは自宅で最も起こりやすいとされており、自宅でいつ起きてもいいような対策が大事ですね。一般に食べ物アレルギーは乳幼児で発症することが多く、年を取るにつれて減少していきます。稀に、原因となる食べ物を食べた後の数時間以内に運動をすると、アナフィラキシー症状を引き起こすことがあります。これをといいます。主に、小麦が原因となる場合が多く、運動により多量の抗原が吸収されるためとされています。至急、救急車を呼んで病院へ搬送するなど迅速な対応が必要です。

アナフィラキシーを引き起こしやすい薬剤は、以下の通りです。薬のアレルギーがある場合は、医療機関に受診する際に予め伝えるようにしましょう。

βラクタム系抗菌薬(ペニシリン系・セフェム系など)が最も多く報告されています。 アスピリンなどのNSAIDs(イブ®やロキソニン®など)のうち、1剤に反応を示したり、複数剤反応する方もいます。 自覚症状を訴える患者様が多いですが、麻酔薬自体のアレルギー反応は稀で、心理的要因や局所麻酔薬に添加されている保存料や血管収縮薬が原因であることが多いです。

白金製剤やタキサン系などの抗がん剤を原因とするアナフィラキシーは比較的多いです。 全身麻酔中に発症したアナフィラキシーで最も多いです。(50~70%) 造影が必要なCT検査の時に使用しますが、数千件に1件の確率です。近年用いられている非イオン性、低浸透圧造影剤の重症の副作用の割合は0.04%とされています。

X線造影剤やMRI造影剤でもアナフィラキシー重症化因子として気管支喘息が挙げられており、慎重に投与することが原則となっています。 アナフィラキシーショックは血小板製剤8,500例に1例と比較的多く報告されています。 皮下注射法の場合は、特に増量過程でアナフィラキシーが生じる可能性があり、100万回中1回重篤な全身反応が生じ、2,300万回中1回の頻度で死亡例があります。 アナフィラキシーを引き起こす可能性のある虫の毒としては蜂毒が最も代表的で、中でもミツバチ、スズメバチ、アシナガバチには要注意です。

ハチの被害は夏から秋にかけて多く、8月がピークとなります。初めての場合は、症状は数日で改善します。しかしながら、蜂に一度刺されて蜂毒に対する抗体ができている場合は、再度ハチに刺された後、5~10分以内にアナフィラキシーを起こすことがあります。また、蜂毒の成分は種類によって異なりますが、スズメバチとアシナガバチの毒成分は類似しており、も否めません。

天然ゴムの原材料に含むラテックスというたんぱく質がアナフィラキシーの原因となります。ゴム手袋や風船、避妊具、ゴム靴などの日用品の他、医療用手袋やカテーテルなどに使用されています。 稀なケースですが、クラゲなどの海洋生物に刺されたり、ハムスターやヘビ、ダニ、アリなどに噛まれたり、物理的な刺激が原因となるアナフィラキシーの報告もあります。
精神的ストレス、月経、アルコールの摂取、鎮痛剤の服用などがアナフィラキシー反応を増悪させる可能性もあります。


新型コロナワクチン接種後には、実際にアナフィラキシーが疑われる副反応の報告もございます。中には、「薬でアナフィラキシーを起こしたことがあるので、ワクチンが怖い…」なんて方もいるのではないでしょうか。

では、ファイザー製が100万回に4.7回、モデルナ社製は100万回に2.5回、アナフィラキシーが起きたと報告されています。がありました。女性に多いのは、女性ホルモンの変動が一部関与しているのではないかと言われています。また、76%は接種後15分以内、89%は30分以内に発症しています。そして、全例とも適切な治療により症状は軽快・回復していることが報告されています。

新型コロナワクチンによるアナフィラキシーのリスクは、新型コロナの感染率や死亡率と比較しても、とても小さいものとなっています。新型コロナワクチンは、この点からも安全性の高いワクチンであると評価されています。ゆえに、一概に食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎や花粉症、じんま疹、アレルギー体質などがあるといった理由だけで、接種を受けられないわけではありません。

一般的に、ワクチンを接種することができない方は以下の通りです。ご自身が当てはまるかご心配な方は一度かりつけ医にご相談ください。

アナフィラキシーの症状はさまざまです。通常、症状は、皮膚、粘膜、上気道、下気道、消化器、心血管系、中枢神経系の中の2つ以上の器官系に生じます。もっとも多いのは、蕁麻疹、赤み、かゆみなどの「皮膚症状」です。次に多いのが、くしゃみ、せき、ぜーぜー、呼吸困難、息苦しさなどの「呼吸器症状」と、目のかゆみやむくみ、唇の腫れなどの「粘膜症状」となっています。そして腹痛や嘔吐などの「消化器症状」、さらには、血圧低下など「循環器症状」が起きることもあります。 次の3つの項目の中で、いずれかに当てはまる場合は、アナフィラキシーの可能性が高いとされます。 ①数分~数時間で皮膚や粘膜の症状が現れた、かつ、呼吸器系の症状または血圧の低下などのうち少なくとも1つの症状がある場合


②アレルゲンと疑われるものに触れる、または食べたり飲んだりした数分~数時間後、次の症状のうち2つ以上が突然あらわれた場合

③すでにアレルゲンとわかっているものに触れる、あるいは食べたり飲んだりした数分~数時間後、血圧の低下がみられた場合


アナフィラキシーの特徴のひとつは、です。症状が出るまでの時間は、アレルゲンや体質により異なります。 蜂の毒や薬は直接体内に入るため、早く症状が出る傾向があります。ほとんどが5~10分以内です。 食べ物は胃や腸で消化され吸収されるまでに時間がかかるため、症状が出るまで蜂の毒や薬よりも時間がかかることが多いです。遅くとも、30分~2時間以内には大体出現します ほぼ全例で3時間以内に出現。ピークは30分以内または30分~60分です。 また、二相性反応といい、一度治まったにもかかわらず、アナフィラキシーの症状が再び現れることもあります。約1~20%の頻度で出現し、多くは8時間以内に発症しますが、中には72時間後に発症したという報告もあります。ですから、「症状が改善したので大丈夫!」と安易に考えず、すぐ医療機関に相談することが重要です。 アナフィラキシーを起こしやすいのは食物アレルギーで、多くは小児ですがすべての年齢で認められます。件数自体は多くないものの蜂毒と薬物は重症化しやすいのが特徴です。

厚生労働省の統計によると、毎年50~70人の死亡例が報告されています。

アナフィラキシーの治療法は、以下通りです。 アナフィラキシーの第1選択薬となる治療が「アドレナリン」です。

アドレナリンは、人間の副腎で生成されるホルモンです。心臓の働きを強め、末梢の血管を収縮させることで血圧を上昇させます。また、気管支を拡張したり、粘膜の浮腫を改善したりする作用もあります。アナフィラキシーの症状を抑える効果がでるまでの時間は5分以内なので即効性があり、早急にすべき対処法といえます。

ぐったりしている、意識障害、失禁など「ショック症状」、のどが締め付けられる感じ、声がれ、声が出ないなど「のどの強い症状」、呼吸困難など「呼吸器系の強い症状」が現れた場合には、速やかにエピペン®と呼ばれるアドレナリン自己注射薬(アナフィラキシー補助治療剤)を用います。

アドレナリンの自己注射薬は、アナフィラキシーが現れた時自分(もしくは介護者)で使用することで、ことができます。あくまでも補助治療剤であり、アナフィラキシーを根本的に治療するものではありません。エピペン注射後は直ちに医師の診察が必要です。

また、過去にアナフィラキシーショックを起こしたことがある方は、緊急時に備えてアドレナリン自己注射薬を常に携帯しておくとよいでしょう。処方には医師の診断が必要ですが、2011年以降は健康保険適用となり、患者様の負担も少なくなりました

エピペンの使い方は以下をご参考下さい。★

抗ヒスタミン薬は、皮膚のかゆみや粘膜の症状、鼻や眼などの症状を緩和します。しかし、呼吸器症状は緩和しないため、アドレナリン注射がもっとも優先的に行われます。効果までの時間も30分~3時間かかります。 気管支を拡張して症状を抑える「気管支拡張薬」を吸入することがあります。15分以内に息切れ、呼吸困難を改善しますが、上気道閉塞や血圧低下を防ぐわけではないので、第一優先ではありません。症状が重くなってくると経口副腎皮質ステロイド薬などの内服薬が用いられることもあります。 アナフィラキシーになったら、原因の除去以外にも、必要であれば、酸素療法が行われることがあります。します。 経口免疫療法とは、経口負荷試験で調査したアレルギー症状があらわれる量を基準にし、医師の管理下で徐々に食べる量を増やしながら、最終的に耐性を獲得させることをめざす治療法のことをいいます。 アナフィラキシーの予防には、自分が何のアレルギーがあるかを事前に知っておくことが最も需要です。

アナフィラキシーの原因となるアレルゲンが入った食べ物の摂取を避けることが重要となります。そのためには、血液検査(特異的IgE抗体、好塩基球ヒスタミン遊離試験)や皮膚テスト(プパッチテスト、リックテスト、スクラッチテストなど)でご自身がアナフィラキシーを起こす可能性があると推定される食べ物を調査するのが良いでしょう。その上で、食べ物を購入する際は、アレルギー物質の食品表示を確認するように心がけましょう。また、しましょう。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーの対策としては、調べたアナフィラキシーの原因となる食べ物を避けることに加え、食後3時間以内の運動を制限することがあげられます。 蜂毒によるアナフィラキシ―の対策としては、当たり前ですが、蜂にされないように蜂の巣や蜂に近づかない、蜂の習性を知ることです。毒針を持つ蜂でも、こちらから刺激しなければ、刺しにくるこは滅多にありません。蜂が相手を襲うのは、巣が攻撃されて危険を感じたときです。蜂に刺されないためには、「蜂に近づかない」、「巣に近づかない」、「蜂や巣に触れない」を守りましょう。

蜂に対するアレルギーの検査としては、血液検査や蜂毒を用いた皮膚テスト(プリックテストなど)があります。林業関係者や山など蜂がいそうな場所に行く予定の方は一度調べてみるのも良いかもしれませんね。また、蜂は、黒色に対して攻撃したり、甘い匂いに誘われたりする習性があります。蜂のいそうな場所に行く際は、なるべく肌を覆う白っぽい服装をし、ヘアスプレーや香水などの化粧品はつけないように心がけましょう。 薬物に対するアナフィラキシーの対策は、原因となる薬物を避け、交叉反応のない薬を代わりに使用する必要があります。薬物により皮疹などの異常がみられた場合には薬物アレルギーを疑い、すぐに医師や薬剤師に相談してください。また、薬物アレルギーがある場合には、医療機関を受診する際や薬局で市販薬を購入する際に、アレルギーの内容を確実に伝える必要があるため、その薬の名前を「お薬手帳」に記録しておきましょう。

アナフィラキシーの経過は非常に早いため、。まずは119番に電話をして、救急車を呼びましょう。

待っている間は、まっすぐに寝かせましょう。嘔吐したり、意識がもうろうとしている場合は、気道が塞がり窒息するのを防ぐために横向きに寝かせましょう。また、アナフィラキシーの原因物質が身体にまだ付着している場合は、水などでなるべく早く除去するようにしましょう。 西春内科在宅クリニックでは、ご自身が何のアレルギーがあるか調べる血液検査が可能です。ただし、取り扱っているアレルギー検査が異なっていることもあるので「特にこのアレルギーがあるのか知りたい」などという場合は、事前のお問い合わせをお願いします。

当院は、「家来るドクター」と協力して、夜間休日も対応可能な医療相談と救急往診をおこなっております。

夜など病院がやっていないお時間に、蕁麻疹や呼吸困難などアナフィラキシーを疑う症状があらわれましたら、まずはお気軽にお電話ください。現役の医師が適切な対処法をご案内いたします。

往診対応が可能な場合は、ご自宅までお伺いして処方薬をお渡しいたします。



詳しくは">

令和4年3月現在、。

当院で注射や点滴をされた際、息苦しさ、ふらつきなどのアナフィラキシーの症状が見られ場合は、速やかに看護師や事務員にお知らせください

当院では、万が一、患者様がアナフィラキシーを起こした場合に備えて、酸素ボンベなど万全の体制を整えております。

詳しくは


いかがでしたか。今回はアナフィラキシーについて詳しく解説いたしました。

アナフィラキシーは、一刻を争う命に係わる病気です。まずは、ご自身が何のアレルギーがあるのかを調べて予防するのが一番ですが、アナフィラキシーに遭遇した場合は、。

ですので、もしご自身やご家族でアナフィラキシーを疑う症状が出た時も慌てないために、こちらの記事をよく読みましょう。

参考文献

[PDF] 新型コロナワクチンに係る医薬品、医療機器等の品質

アナフィラキシーは、アレルゲン(アレルギーの原因物質)となるたんぱく質が、体の中に侵入したことによって、複数の臓器で全身性のアレルギー症状が急激に引き起こされ、命にかかわることもある過敏反応です。皮膚やのどなどのかゆみ、赤い腫れ、じんましん、動悸、息苦しさ、腹痛、嘔吐、頭痛、めまいなど、全身に症状が出現します。血圧低下や、呼びかけに反応しないなどの意識障害を伴う場合には、「アナフィラキシー・ショック」と呼び、対応が遅れると命が脅かされることがあります。
アナフィラキシーは、花粉症、喘息、アレルギー性鼻炎などと同じアレルギー反応の一種で、本来は体を守るはずの免疫機構の誤作動から起こります。私たちの体には、ウイルスや細菌などが侵入してきたときに「抗体」をつくる免疫機構が備わっています。抗体がつくられると、次に同じ病原体が入ってきたときに免疫細胞が攻撃を開始し、体の外へ排除します。
ところが、免疫機構の誤作動が起こると、食べ物や花粉など、体に害を与えない物質にも過剰に反応して、アレルギー症状を引き起こします。アレルギーのある患者さんの体の中では、アレルゲンとなる物質が体の中に入ると、それを攻撃するために「Ig E(アイジーイー)抗体」と呼ばれるたんぱく質がつくられます。
Ig E抗体は、皮膚や粘膜に多く存在するマスト細胞(肥満細胞)に張り巡らされています。そして、再びアレルゲンに触れたりアレルゲンが体内に入ったりしたときに、Ig E抗体がアレルゲンに結合すると、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンなどの化学伝達物質がマスト細胞から放出され、アレルギー症状を引き起こします(下図)。このうち、全身の症状が急激に引き起こされる重篤なアレルギー反応がアナフィラキシーです。
じんましんや咳などが出るのは、血管や体内の水分を一気に放出して異物を体外に出そうとするためで、ヒスタミンなどの働きによるものです。
腹痛、下痢、嘔吐などの消化器症状は消化管がむくむことで、のどがぜーぜー鳴る喘鳴や呼吸困難は気管がむくむことで起こります。
ショック状態になるのは、血管の中の水分を一気に血管の外へ放出しようとして脱水症状になり、血圧が急激に低下するからです。

日本医科大学大学院 医学研究科 頭頸部感覚器科学分野 教授、日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科 部長、日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会理事、奥田記念花粉症学等学術顕彰財団理事長、日本アレルギー協会理事、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会代議員。1984年日本医科大学卒業。同大学院修了後、アメリカ国立衛生研究所(NIH)に留学。日本医科大学耳鼻咽喉科准教授を経て、2010年より現職。医学博士。花粉症治療の第一人者として知られ、『ササッとわかる最新「花粉症」治療法』(講談社)、『花粉症は治せる! 舌下免疫療法がわかる本』(日本経済新聞出版社)、『クスリいらずで鼻はスカッとよくなる!』(扶桑社)など著書多数。

アナフィラキシーは、花粉症、喘息、アレルギー性鼻炎などと同じアレルギー ..

あゆみクリニックでは第3波流行に伴い発熱外来を時間を分けずに実施しています。糖尿病や高血圧、アレルギーなどの一般外来と風症状の患者さんと新型コロナ疑いの風症状の方とは、受付・診察・検査・待合室などの動線を分け、消毒や換気を徹底し、院内感染予防に努めておりますのでご安心ください。発熱(37.5度以上)、咳、痰、咽頭痛(のどの痛み)などの風邪症状や倦怠感、味覚障害などの症状の方は、ご不便をお掛けしますが、受診の際は、受付は当院裏口にて行っていただくなどご留意頂きますようお願いいたします。なお、発熱外来については予約なしでも検査や診察・処置をしますが患者さんが集中し重ならないよう予約をお願いしております。事前に予約システムをご利用の上、予約必要事項を記載してご予約いただければ幸いです。診療体制継続のためご協力をお願いいたします。診察の待ち時間について思わぬお時間をいただく場合がございます。お時間にゆとりを持って受診いただきますようお願いいたします。

ですので金属アレルギーがあろうが、花粉症があろうが、あなたが100%大丈夫という保証はありませんが他の方とリスクは同じです。

飲み忘れた場合は、気がついた時、出来るだけ早く1回分を飲んでください。 ..

アドレナリンは、人間の副腎で生成されるホルモンです。心臓の働きを強め、末梢の血管を収縮させることで血圧を上昇させます。また、気管支を拡張したり、粘膜の浮腫を改善したりする作用もあります。アナフィラキシーの症状を抑える効果がでるまでの時間は5分以内なので即効性があり、早急にすべき対処法といえます。

気管支を拡張して症状を抑える「気管支拡張薬」を吸入することがあります。15分以内に息切れ、呼吸困難を改善しますが、上気道閉塞や血圧低下を防ぐわけではないので、第一優先ではありません。症状が重くなってくると経口副腎皮質ステロイド薬などの内服薬が用いられることもあります。