ACコブラのベース車であるACエースは、1953年に発売されたブリストル カーズ製の直列6気筒エンジンを搭載したスポーツカーでした。


独特の曲線美を持つデザイン、サイドマフラーから放たれる官能的なエキゾーストノート、そして飛ぶように大地を蹴って加速する圧倒的パワー。ひとたび街を走れば、車に興味がない人でも思わず見とれてしまう、コブラにはそんな魅力があります。


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そこで本連載では、「いまコレに乗りたい!」と思うような四輪自動車について、新旧を問わず紹介していきます。ミドル世代だけでなく、若い読者もぜひ注目を! 記念すべき第1回は、魅惑の暴れ馬「AC・コブラ(シェルビー・コブラ)」です。

オリジナルコブラの生産台数は全モデルを合わせても1000台に満たないが、生産終了後も人気は衰えず、構造がシンプルなこともあって多くのレプリカが作られている。またキャロル・シェルビー自身が1980年代後半に開始した、残っていたオリジナルパーツと新規製作パーツを組み合わせたコブラ427の継続生産モデルも存在する

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ACカーズは3月2日、新型オープン2シータースポーツカー『コブラGTロードスター』(AC Cobra GT roadster)の写真を公開した。実車は4月、英国ロンドンでワールドプレミアされる予定だ。

シェルビー・アメリカンではハードトップを装着するなどの対応を採ってはいたが充分ではなく、スポーツカー世界選手権への参戦を前提として、1964年に同社はピート・ブロックがデザインを手掛けたコブラのクーペバージョンを開発する。シェルビー・デイトナ ・クーペの誕生であった。

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アメ車やモンスタースポーツカーの歴史に興味がある人なら、コブラは別格の存在だろう。ロングノーズの2シーターボディに、アメ車らしく大排気量のV型8気筒エンジンを搭載したマシンで、1トンほどのボディに4.7リッターや7リッターのエンジンを搭載。1960年代ですでに400馬力オーバーを発揮していたのは驚くべきことで、あまりに太いトルクゆえ、荒い操作をするとドライブシャフトがねじ切れたりするほどだ。

と、聞くと典型的なアメ車のように思えるが、じつはベースとなったのはイギリス車だ。コブラは正式にはACコブラと言い、ACとはACカーズというイギリスのメーカーで、ACエースというモデルを作っていた。これ自体は設計が古かったうえ、搭載するエンジンが決まらずに会社自体が経営難に陥っていたが、そこにアメリカ人のレーシングドライバー、キャロル・シェルビーが4.2リッターのフォード製V型8気筒エンジンを搭載することを提案。つまり、イギリスとアメリカの合作的なクルマがACコブラなのだ。

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軽量・コンパクトなボディにパワフルなV8エンジンの組み合わせによるパフォーマンスは圧倒的で、シェルビー・コブラはアメリカ国内で活躍した。だが、ヨーロッパでのレースに参戦するにあたり、パフォーマンス的にはライバルのフェラーリやアストン・マーティンに勝るとも劣らないものの、オープンボディのため空力では大きなハンデを抱えていた。とくにル・マン24時間レースでは全長6km (当時)にも及ぶミュルサンヌ・ストレートでライバルとの差が開いた。

ACカーズは1901年、英国に設立された老舗スポーツカーメーカーだ。数々のライトウェイトスポーツカーを世に送り出してきた。ACの名前を広めたのが、1960年代に一世を風靡した『シェルビーACコブラ』だ。レーシングチーム、シェルビーアメリカン代表のキャロル・シェルビー氏が、ACカーズの高い技術力に着目。さらにフォードモーターがACカーズに、フォード『マスタング』用のV8エンジンを供給する話がまとまり、マッスルスポーツカーのACコブラが誕生した。


Go to channel · 【アメ車】コブラはワンオフマフラーで絶好調!

コブラは1961年、英ACカーズのロードスター「エース」をベースとして開発が行われました。これまで供給を受けていた英ブリストル・カーズのエンジン生産中止に伴い、米国人レーサーのキャロル・シェルビー氏が米フォード製V8エンジンの搭載を提案。こうして、英国の優美なボディーデザインと米国の強烈なエンジンパワーを融合した「AC・コブラ」が誕生したのです。

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続いて「マークII」そして65年には「427」とも呼ばれる「マークIII」が発売された。427キュービックインチすなわち7リッターのフォード製V8エンジン搭載車だ。ACコブラというとたいていのひとが思い浮かべるのが、この迫力あるモデルである。

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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

「シェルビー コブラ」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】

いままでAT仕様の「コブラ・レプリカ」は何台も見たけど、
どれもこれも雰囲気が全く違うシフトレバーや、内装に
ゲンナリしていたから、これは嬉しい驚き!

マニュアル(MT)車・コブラの中古車一覧(1~30件)【グーネット】







でもコブラは、ハンドルとクラッチが半端なく相当に重い・・・
だから新車のような車だが、それ以上は気持ちが入らない・・・

シェルビー コブラ 427 (Shelby COBRA 427)

だが、今回アメフェスに展示された車両はいずれのシャシー番号でもない。展示車両の細部をよく検分すると、後年スーパーパフォーマンス社が製造したレプリカではないようだが、1960年代にレースで活躍した車両とは細部の意匠が異なる。WWRJのスタッフに尋ねると「本物」との答えが返ってきた。これは一体どう言うことだろうか?

【世界の名車】1960年代に400馬力オーバーの怪物「ACコブラ」

ACカーズの最新作となるのが、コブラGTロードスターだ。軽量設計のアルミ製スペースフレームシャシーには、フォードモーター製の5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジン「コヨーテ」を搭載。スーパーチャージャーで過給され、最大出力663ps、最大トルク79.5kgmを発生する。トランスミッションは、6速MTまたは10速AT。車両重量は1400kgに抑えられ、0~100km/h加速3.4秒、最高速278km/hの性能を可能にしている。

車、通称「コンティニューション・コブラ」と呼ばれるものもあります。 ..

と、ボディサイズは比較的小柄なんです。つまり、小さめのボディに強烈な大パワーエンジンを積んだ、まるでマイク・タイソンみたいなクルマってことです(タイソンは190cmクラスが多いヘビー級で、180cmもない小さなカラダで、大男たちをバッタバッタと倒しましたね)。

ACカーズとキャロル・シェルビーのコンビは1960年代後半には解消され、コブラはフォード車ベースのチューンドカーで知られるシェルビー・アメリカン社によって、”復刻版シェルビー・コブラ”として製造されているので、新車で同じような感じのクルマを手に入れることはできます。ざっくり2000万円くらいでしょうか。


また、最近シェルビー・アメリカン社はACコブラの中でももっとも人気が高かった427というモデルの復刻特別限定バージョン「50th アニバーサリー・シェルビー・コブラ 427S/C」を発売しています。

驚愕の燃費リッター2キロ…27歳OLが10年間節約を続け ..

後日、資料を漁ったことで謎は解けた。この車両のシャシー番号はおそらくはCSX2469だろう。その出自は1990年代前半にオリジナルのコブラ・ロードスターをベースにシェルビー・デイトナ・クーペへと改造された車両のようだ。ただし、製造はキャロル・シェルビーの監修の元、彼のパートナーであり、コブラの専門家でもあるマイク・マクラスキーが手掛けている。どうやらシェルビーが自分用に作ったマシンらしい。

コブラ”ことシェルビー・デイトナ・クーペと、デ・トマソ・パンテーラGr ..

次期型である「MarkII」でのレース経験を経て、同年に新型デザインと7リッターエンジン採用の「MarkIII(通称:コブラ427)」が、1965年にはその強烈なエンジンパワーを受け止められるよう、シャーシや足回りなどを大幅に近代化したモデルが生産されました。

【SHELBY AC COBRA】 シェルビー・AC・コブラ ..

実用性は皆無。しかも火傷するリスクもあるクルマにもかかわらず、なぜこれほどACコブラは人を惹きつけ、今なおレプリカが製造されるのでしょうか。

1960年代に300km/hオーバーを達成した「シェルビーACコブラ」とは何ものか? (2/2ページ)

※2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

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厳密に言えば「本物」とは言えないが、製作者や誕生の経緯から考えて「レプリカ」とバッサリ切り捨てることも些か気が引ける。強いて言えば「復刻車」というのが妥当な評価になるかもしれないが、いずれにしても6台のオリジナルを基準にするなら「枠外」の車両となる。

50th Anniversary 427 S/C Shelby Cobra | マッドネスモーターズ

ラダーフレームにオープン2座ボディーを載せたACエースのエンジンを、英国フォードの2.6リッター直6から米国フォードの4.2リッターV8エンジンに換装したコブラ260(Mk1)が1962年にデビュー。4.7リッターを積んだコブラ289(Mk2)を経て、1965年にはシャシーを改良し、拡幅されたグラマラスなボディーに最高出力425hpを発生する7リッターV8を積んだコブラ427が登場。1t少々の軽量な車体と相まって、最高速度280km/h以上、0-400m加速12.2秒という、まさに敵なしの圧倒的な性能を誇った。

50th Anniversary 427 S/C Shelby Cobra

レースでの参戦となると一番有名なのはシェルビーデイトナで、コブラのクーペ版となるマシンである。ル・マン参戦、そして打倒フェラーリを目標として誕生したマシン。性能も上々だったがエンジンなどの供給元であるフォードとの関係で、デイトナ24時間での活躍に止まってしまったのは残念なところ。