このページでは、コロナ治療薬として承認されたデキサメタゾンを紹介しています。


2019年末から、世界中に感染が拡大した新型コロナウイルス。未知のウイルスによる感染症ということもあり、当初は有効性が確かめられた治療薬がありませんでした。


[PDF] デキサメタゾン COVID-19 小児患者に対する治療薬としての位置付け


・COVID-19は全身性の炎症反応から,広範な肺障害や多臓器不全を起こすことがあり,抗炎症薬としてステロイドが使用される。

・デキサメタゾンが標準治療に比べ死亡率を減少させたことから,酸素投与が必要な「中等症Ⅱ」以上のCOVID-19症例に対する標準治療となっている。

・デキサメタゾン以外にも,メチルプレドニゾロンや,強力なステロイド治療としてステロイドパルス療法でCOVID-19症例に対する効果を検討した報告がある。

・シクレソニドやブデソニドなどの吸入ステロイドによるCOVID-19症例に対する効果を検討した報告があり,シクレソニドは肺炎増悪率が高かったと結論づけられたが,ブデソニドは症状回復までの時間を短縮させた。

世界各国の製薬会社は、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬やワクチンの開発を急ピッチで進めています。ほかの感染症に用いられてきた治療薬に関して、新型コロナウイルスにも効果が期待できるのかを検証したほか、いくつかの点滴薬が開発されます。

コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは? | ぽちたま薬局スタッフブログ

承認された主な要因として上げられるのは、英国の臨床試験で行われた試験においてデキサメタゾンを用いた治療で患者の死亡率を低下させる効果があったことや、新型コロナウイルス感染症による肺炎などの炎症にも効果があると認められたことからです。

アレルギー、関節リウマチ、喘息などに使用される場合と、新型コロナ治療薬として使用される場合では、用法や用量が異なるため注意が必要です。

薬であるデキサメタゾンが新型コロナウイルス感染症(COVID-19) ..

新型コロナウイルスの治療薬として承認されたものは、2020年5月に承認されたレムデシビルに続いて2番目となります。

デキサメタゾンは、2020年7月17日に国内で新型コロナウイルス治療薬として承認を受けました。

デキサメタゾンはすでに抗炎症剤として、ぜんそくや皮膚炎など様々な症状の治療に使われている。 初めて致死率を下げる薬

これらの治療薬には炎症を抑える働きがあり、新型コロナウイルス感染症の発症から7日前後で見られる過剰な炎症反応の抑制に効果的です。

新型コロナウイルス治療薬として承認されて以降、医療機関ではデキサメタゾンを使用した治療が積極的に行われています。


コロナ治療薬である以下が対象となります。 (2023年8月21日現在)

この記事では、デキサメタゾンの効果や副作用、薬価などについて解説していきました。現在では、2020年5月にレムデシビル(商品名:ベクルリー®点滴静注液)が特例承認され、ファビピラビル(商品名:アビガン®錠)などの適応外使用も認められるなど、新型コロナウイルス感染症に対して用いることのできる薬剤の選択肢は増えつつあります。

厚労省、新型コロナ治療薬として抗炎症薬「デキサメタゾン」を承認

薬物療法を検討するに際しては、本稿で紹介した「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」だけでなく、日本感染症学会が取りまとめる等も参考にしながら、慎重に進めるようにしましょう。

[PDF] COVID-19治療薬デキサメタゾンの類縁物質分析

中和抗体薬は、新型コロナウイルスに感染した患者から得られた抗体を基に製造された治療薬です。
厚生労働省の承認を受けた中和抗体薬には、現在は点滴薬や注射薬が登場しています。

タゾン」が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬 ..

国内では2番目に新型コロナウイルス治療薬として正式に承認されたデキサメタゾン。

薬「デキサメタゾン」が投与された。 医師団の治療により体調を回復させ ..

厚労省は、抗炎症薬「デキサメタゾン」を新型コロナウイルスの治療薬として認定した。
デキサメタゾンは、17日付で厚労省が出している医療関係者向けの治療の手引きに掲載されている。新型コロナ治療薬の承認例は、5月に特例承認された「レムデシビル」に続き、2例目となる。

デキサメタゾン内服薬の供給不足で合同声明 ステロイド薬は「中等症Ⅱ以上」 | 日本癌治療 ..


・2020年1月に新型コロナウイルスが日本に上陸した。
・当初は敵の正体も不明,エビデンスのある薬もない状況だった。
・この2年間で世界中から多くのエビデンスが集まり,医療者サイドも効果の高いワクチンを接種して対応しているという現状である。
・もちろん今後も,「デルタ株」「オミクロン株」のように,変異を繰り返す強敵に対して油断はできない。
・COVID-19治療薬のひとつであるステロイドについて,エビデンスと実臨床の経験をふまえて解説する。

がん薬物療法時の制吐目的のデキサメタゾン使用に関する合同声明/日本癌治療学会・日本臨床腫瘍学会 ..

ここではワクチンを含めた新型コロナウイルス感染症の治療薬ついてご紹介し、新しく開発された経口薬の状況やその効果についてまとめていきます。

「古くて新しい治療薬」の可能性【医師の解説】#コロナとどう暮らす


・2020年1月に新型コロナウイルスが日本に上陸した。
・当初は敵の正体も不明,エビデンスのある薬もない状況だった。
・この2年間で世界中から多くのエビデンスが集まり,医療者サイドも効果の高いワクチンを接種して対応しているという現状である。
・もちろん今後も,「デルタ株」「オミクロン株」のように,変異を繰り返す強敵に対して油断はできない。
・COVID-19治療薬のひとつであるステロイドについて,エビデンスと実臨床の経験をふまえて解説する。

新型コロナウイルス感染症の治療薬として、ステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」が厚生労働省の診療の手引きに追加掲載され…

2019年末に中国で確認後、急速に全世界に拡散した新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2:SARS-CoV-2)は、今日に到るまで1億7000万人が感染し350万人が死に到る歴史に残るパンデミックとなっている。このSARS-CoV-2による新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の治療法開発には多くの研究者と企業が総力をあげてこの一年取り組んできた。抗ウイルス活性が示唆される既存薬のrepositioningの試行に加え、重症例での病態への関与が示唆される過剰免疫の抑制についても各種抗炎症薬の効果を検証する臨床試験が実施されている。しかし、2021年4月時点、本邦でCOVID-19治療薬として承認されているものは、抗ウイルス薬のレムデシビルと、抗炎症薬であるデキサメタゾン、バリシチニブの3剤のみである。

新型コロナ、重傷者の治療薬として話題の「デキサメタゾン」とは?

新型コロナウイルス感染症の治療薬は、大きく分けて3つの種類があります。1つはウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ薬、あと2つはウイルスの増殖や過剰な免疫反応を抑える薬です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ステロイド系抗炎症薬のデキサメタゾンが新型コロナウイルス感染症患者の死亡率を減少させるというニュースが世界中を飛び交っている。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬エンシトレルビル フマル酸の国内第3相臨床試験開始について ‐ 6歳以上12歳未満の小児を対象とした臨床試験を開始 ‐

2) 今回のRECOVERY研究では新型コロナで入院した2,104名がデキサメタゾンの治療を受け、 ..

11. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬エンシトレルビル フマル酸のグローバル第3相臨床試験開始について ‐ COVID-19の発症抑制効果の検証を目的とした発症予防試験を開始 ‐

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬「ゾコーバR錠125mg」の日本における通常承認の取得について

強力なステロイド薬です。服用することで炎症やアレルギーを抑えることができます。2020年7月、有効成分デキサメタゾンが厚労省により新型コロナウイルスの治療薬に承認されたため、注目を集めています。

有効成分であるデキサメタゾンは国内で新型コロナ治療薬として承認されています。

10. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬 エンシトレルビル フマル酸のグローバル第3相臨床試験(STRIVE)開始について

[PDF] COVID-19 の薬物治療ガイドライン version 4 1

日本で承認されているコロナ治療薬は、安全性と有効性が認められています。