患者さんの状況など考慮し、レクサプロとトリンテリックスを使い分けます。


ご回答ありがとうございます(涙)言われた通り飲まずに長引くと『いつまでも付き合ってられないよ』と医師に言われ、カウンセリングも不要、薬と休養で治す!!と言われたものの、3ヶ月経過。安定を超えて、セロトニン過剰かな?と思うようになっていました。昨夜は、珍しく飲む前に寝てしまい、朝を迎えたのですが、いつもよりスッキリ眠れたようでした。いきなりの断薬はしませんが、レクサプロ10mgだけにして、他院を探そうと思います。


トリンテリックスは、どのようにして効果が認められるのでしょうか。

セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI):セロトニンという神経伝達物質の再取り込みを阻害することで、神経細胞間のシグナル伝達を改善し、うつ病症状を軽減する効果があります。代表的なものに、セルトラリン(ジェイゾロフト)、パロキセチン(パキシル)、フルボキサミン、レクサプロ、トリンテリックスなどがあります。各薬剤ごとに異なりますが、うつ病・抑うつ状態の他、強迫性障害やパニック障害、社交不安障害などに適応が通っていたりしますので、合併症状の有無など個別性の違いによって処方の使いわけをしたりします。

トリンテリックスの効果が乏しくてレクサプロに変更し、抗うつ効果が得られるケースは少なからずある。

トリンテリックスは副作用がすくなく、また認知機能改善効果が報告されています。 個人的にはレクサプロと同レベルか、ややマイルドな印象です。

抗うつ薬の効果としてこれまでレクサプロにて割と満足していたため、今後トリンテリックスを抗うつ薬のトップバッターとするならば、

レクサプロ/セルトラリン/パロキセチン/フルボキサミン/トリンテリックス
※トリンテリックスは2019年に発売された最新のSSRIで、セロトニンの他にドーパミン・アセチルコリン・ノルアドレナリンも増やす作用があります。

次回はトリンテリックスとレクサプロの話です。 名駅さこうメンタルクリニック

レクサプロとトリンテリックスの、共通点、異なる点の比較についてはブログ後半に記載したので参照ください。

抗うつ薬の効果としてこれまでレクサプロにて割と満足していたため、今後トリンテリックスを抗うつ薬のトップバッターとするならば、

レクサプロとトリンテリックスの、共通点、異なる点の比較についてはブログ後半に記載したので参照ください。 さて、臨床的な感想ですが、

中学1年の息子がウツ診断で不登校中です。トリンテリックス0.5mgから始めて20mgまで増え、レクサプロ追加で徐々に増やし20mgまで併用で増えました。レクサプロ増やしてから身体が重い、眠いと言っていますが、ADHDとも言われて、本日インチュニブ1mg追加になりました。処方は以下3種類です。トリンテリックス20mgレクサプロ20mgインチュニブ1mgインチュニブ追加するなら、抗うつ薬を減薬したいのに『もっと良くなる』と言って減らしてくれませんでした。レクサプロは5mgの時点で明らかに良くなったので減薬して、そして、必要ならインチュニブを追加したいと思っています。仕事で特支に関わっており、息子より何倍も大変な子どもを見ていますが、誰も服薬していません。服薬により本人が楽になる可能性は理解できますが、抗うつ薬減薬できないのは疑問です。色々質問したら、『(言われた通り飲んで早く治さないと)いつまでも付き合ってられないよ』と主治医。セカンドオピニオンを探すにも、息子の気持ち、予約の空き状況の兼ね合いで簡単ではありません。レクサプロを半分に減らして様子を見て、1週間くらい経ってからインチュニブ併用を考えていますが、全部飲ませるべきなのでしょうか。

レクサプロとトリンテリックスの、共通点、異なる点の比較は以下に記載しています。


反面、効果も穏やかという特徴もあります。副作用は嘔吐や下痢などの胃腸障害が目立ちます。 トリンテリックス錠10mg(くすりのしおり)

抗うつ薬 セルトラリン、フルボキサミンをあえて使うとき

前回ブログに続きます。

『抗うつ薬 トリンテリックスとレクサプロの比較』


レクサプロにしても、トリンテリックスにしても、特に最近発売される抗うつ薬は性能がよいなぁと感心させられています。



・内服回数1日1回

・初期量から効果が望める。(何週間もかけて増量する必要がない)

・抗うつ効果がしっかりあるが、副作用が比較的起きにくい。



このスペックが今後の抗うつ薬の基本になるのかもしれないと思うと、すごい技術革新だと思います。



しかし、そうすると以前からあったSSRIはどのような際に使うのでしょうか。


セルトラリン(ジェイゾロフト)・フルボキサミン(ルボッックス、デプロメール)は段階的に増量しないといけない抗うつ薬です。

セルトラリンは25mgスタート ⇨ 最大100mg

フルボキサミンは成人では50mgスタート ⇨ 最大150mg


個人的には、副作用のリスクを下げる必要のあるとき(小児患者さん、副作用の出やすい方など)には、

最小容量の1/4〜1/2からスタートしています。

規定されている増量ペースよりも量を刻み、ゆっくりと副作用のリスクを下げて増量できることが非常に重宝しています。

(ルボックスは小児の強迫性障害にも有効とデータがあります。)



名駅さこうメンタルクリニック
院長
丹羽亮平

臨床情報 「抗うつ薬 トリンテリックスとレクサプロの比較」 ..

●三環系
アナフラニール/ノリトレン/トリプタノール/アモキサン/トフラニール/スルモンチール/アンプリット/プロチアデン
●四環系
テトラミド/ルジオミール/テシプール
●その他
レスリン/スルピリド

※服用においては、大前提として新規抗うつ薬より副作用が多い事は理解しておくこと。
※薬理作用は三環系抗うつ剤はSNRIと同様の作用であり、四環系抗うつ剤テトラミドはα2受容体遮断作用はNaSSA(ミルタザピン)と同じである。つまり薬理作用においては、新規抗うつ剤とかわらないと考えてもいいのかのもしれません。
※新規抗うつ剤で症状が改善しない場合は、三環系抗うつ剤が効果がある場合がある。
筆者はアナフラニールを使用するが、循環器系消化器系の副作用に注意する。便秘症状に対しては、服用早期に下剤の投与が必要な場合のあります。
テトラミドとレスリンは睡眠効果があり、不眠を伴ううつ病に使用される。スルピリドは、消化潰瘍剤として内科領域で使用されており、食欲低下を伴ううつ症状に有効な事もある。

「休養」だけで治りそうにない方、うつ症状が中程度以上ある方には、薬物療法を併用いたします。 ..

一般的にレクサプロからトリンテリックスに変更したい場合、どのようなマニュアルで切り替えを行うのでしょうか?

トリンテリックスは、セロトニンを中心とした様々な受容体を調節し、複合 ..

抗うつ剤の副作用が過敏に生じてしまう方には、トリンテリックスは非常に良い選択肢になりますが、その唯一の吐き気を軽減するために、抗精神病薬のを少量併用すると、スムーズにお薬に慣れていくことができます。

セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)によるパニック障害の治療

この場合、今からでもトリンテリックスを中止してレクサプロに戻すべきか、このまま離脱症状を我慢してトリンテリックスに移行すべきか、それともどっちも一旦やめて徐々にトリンテリックスを少量で増やして行くべきか悩んでおります。

新しく発売されたトリンテリックスは少ないといわれていますが、抗うつ剤では完全 ..

トリンテリックスの副作用で最も多いのは、胃腸症状になります。承認時の臨床試験では、

[PDF] トリンテリックスの費用対効果評価結果に基づく価格調整について

10日前からレクサプロを5mg トリンテリックスを5mgと、レクサプロを減薬してトリンテリックスに切り替えてい来ましたが…今週が休みだったので…休みのうちに副作用乗り越えようと欲張りをしてしまって先週水曜日から完全にレクサプロを断薬し、トリンテリックス10mgに切り替えてしまいました… でもそれ以降だんだん急激に脱力感、倦怠感、吐き気などが急性胃腸炎の時みたいに酷い状況です

[PDF] トリンテリックス錠10mg トリンテリックス錠20mg

この原因は、トリンテリックスによるセロトニン刺激作用になります。セロトニンは脳だけでなく、胃腸にも作用してしまいます。

○この薬には併用してはいけない薬[モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレ

3ヶ月半前からレクサプロ10mgを飲み始めていたのですが、効き目は有りますが、トリンテリックスの方が副作用が少ないと聞き、長期間服用を考えて居たので、早いうちに切り替えをしようと思い、切り替えをしました。

ギリン塩酸塩(エフピー)、ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)およびサフィナ

このためトリンテリックスで胃腸症状が認められた場合の対処法としては、

(商品名:レクサプロ)とは エスシタロプラムはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)に分類される抗うつ薬で「レクサプロ ..

ミルタザピンははSSRIやSNRIでみられる嘔気や下痢などといった副作用は起きにくいです。全般的に副作用は少ない薬剤ですが、他の抗うつ薬と比較すると眠気、食欲増加や倦怠感といった抗ヒスタミン作用による副作用が出現しやすいです。そのため、うつ病・うつ状態の方で、不眠や食欲低下の目立つ方にその改善も図る目的で使用することがあります。