特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。


ニキビ跡に悩んでおり、イソトレチノインでの治療が可能かどうか知りたい人もいるのではないでしょうか。また、ニキビ跡とともにニキビを改善したい人もいますよね。


イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?

イソトレチノインは10mg~50mgと、1日量をかなり調整できる薬です。1日量が多ければそれだけ服用期間は短縮させられますが、副作用もその分起こりやすくなります。

イソトレチノンはビタミンA誘導体の内服薬です。細胞に働きかけて皮膚のターンオーバーを整え、重症の炎症性ニキビに対して、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用があります。治療終了後も皮脂腺が正常化している割合が多いことも報告されています。日本ではまだ厚生労働省の認可がおりてないため保険適応ではありませんが、欧米では重症のニキビに対する第一選択薬として広く用いられています。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

中等度のニキビ患者に対して約6ヶ月に渡って20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、98.99%の患者が改善し、その中で劇的に改善した患者が98.3%と非常に高い有効率が報告されています 3

イソトレチノインでしっかりニキビ治療しながら、ニキビ跡治療を平行することも可能ですのでお気軽にご相談ください。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

・中等症から重症ニキビがある
・ニキビ治療を2ヶ月以上行っているがどんどん悪化している
・ニキビ痕を残さないよう早めに治療したい
・思春期からくり返し症状が続いている
・フェイスライン、あごの大人ニキビが治らない
・保険治療のお薬にアレルギーがあり使えない
・硬いしこりのあるニキビができやすい
・酒さ(赤ら顔)がある
・毛穴づまりや皮脂によるざらつきを治療したい
・痛みのある施術が苦手

あわせて近年では
比較的低容量のイソトレチノイン(0.3~0.5mg/kg/day)
でも効果が期待できるとされており、
日本人においては欧米人と比較すると
重症の方が少ない、副作用を軽減する、
他のニキビ治療約と異なり保険適応と
ならないことなどの事情もあり、
この低容量で開始することが多いようです。

イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。

アクトリー勝どきウェルネスメディカルクリニックの内服薬でニキビの出来にくい肌を目指す「イソトロイン(イソトレチノイン内服)」(自由診療)をご紹介。施術の詳細や流れ、料金等をご確認ください。

重度のニキビ患者に対して約5ヶ月に渡って1mg/kg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、90%の患者で炎症性ニキビの95%以上の減少が認められました。また、用量依存的に有効率が上昇(つまり、用量が多ければ多いほど有効率が上昇)したことも報告されています 4


イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。

イソトレチノインはニキビ治療の切り札とも言える薬で、欧米では35年ほど前から用いられている内服薬です。アメリカでは1982年に承認されています。イソトレチノインは皮脂腺の分泌を抑制し、さらに皮脂腺そのものを小さくさせる効果があります。

イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。

当記事では、イソトレチノインの効果に関して解説します。イソトレチノインの副作用についても言及するので、ぜひ参考にしてください。

※個人差はありますが効果はすぐに現れず少しずつニキビが減少していきます

1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。

イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。

毛穴のつまりをとるピーリング効果があり、白にきびに効果があります。

当院で治療を受けたほとんどの患者が、以前に抗生剤や塗り薬などの皮膚科治療をすでに受けており、改善が認められなかったことを考えると、イソトレチノインの効果は非常に高く、再発率が低い治療と言えます。

日本国内のクリニックで処方されているイソトレチノインの費用相場は、

1個できるだけでもその日の気分を下げてしまうニキビ。早い方だと小学2年生くらいから出始め、ホルモンバランスの乱れやストレスなどでニキビが悪化し、痕として残ってしまいますので早めの治療が大切です。重症化したにきびは残念ながら保険診療のみで改善することは困難です。当院では一般皮膚科・美容皮膚科どちらもある特性上、他院の治療で改善しなかったにきびで来院する方がかなり多いです。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

軽症のニキビに対しても、他の治療が無効であり再発を繰り返す患者さんへ処方しています。中等症以下のニキビに対しては、0.5mg/kg/日か、それ以下のイソトレチノインの低用量療法で効果が出る場合も多くあります 5, 6

ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。

当院の患者に対するイソトレチノイン治療の成績は、改善率は98%以上、再発率*は30%以下です。

イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。

後述しますが、副作用のためやや慎重に使用しなければいけない薬剤ですが、高い治療効果が見込まれます。 保険治療で改善しない方は試してみてもいいでしょう。 イソトレチノインはニキビ治療薬の中では唯一
・長期寛解が期待できる(ニキビを繰り返さなくて済む)
・重症炎症性ニキビにも効果が期待できる
という特徴があります。
通常のニキビ治療では、せっかくニキビが治ったのにまた再発してしまう、ということが多かったと思います。 元々は重症のニキビに対して使われることが多かったのですが、近年では中等度の何度も繰り返すニキビ、それ以外の治療で効果のないニキビ、すぐにニキビ跡ができてしまう方にも使われることが多くなりました。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、海外では重症のニキビの患者様によく使われるお薬になります。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

進行段階や状態によって治療方法が異なり、大まかに下の表のような治療となります。特にイソトレチノイン(アクネトレント)を求めて遠方から来院する方が多くいらっしゃいます。腫れて痛みのあるにきびには当院では圧出やにきび注射(一部保険適応)を積極的に行います。高画質の拡大スコープで患者さんと一緒に肌の状態を確認し、にきびの状態、ベースの肌質、過去の治療歴、ご予算、治療目標にあわせてオーダーメイドのにきび治療を行っています。

期待した効果を実感したため、途中でイソトレチノインを辞めてもいいですか?

イソトレチノインはニキビ跡の治療には効果が期待できません。イソトレチノインは、ニキビや酒さ(赤ら顔)を改善する治療薬だからです。そのため、ニキビがニキビ跡にならないためにイソトレチノインで治療するのは有用です。

イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。

イソトレチノインは4-5ヶ月程度の治療が基本です。治療後、60%の患者様では再発は見られませんでした。言い方を変えるとイソトレチノインによる治療後は60%の方は完治すると言っていいでしょう(近年では70−80%完治との報告が多い)。
さらに近年では、低用量のイソトレチノイン(0.3-0.5mg/kg)でも効果が期待できるようになってきました。 ニキビに対しては、低容量でも十分効果が見られると思います。ただし通常量を飲んだ場合の方が再発は少なくなるとの報告もあります。
累計内服量が120-150mg /kg内服を行えば再発が少なくなるとの報告もあります。

イソトレチノインは、以下3つの働きからニキビに効果があるとされています。

イソトレチノインには流産や胎児の奇形を引き起こすという重大な副作用があるため、内服期間および内服前後は避妊を行う必要があります。そのほか、以下のような副作用が報告されています。

ニキビ治療・ニキビ跡治療(自費)イソトレチノイン(イソトロイン、20mg/日)

イソトレチノインは、ビタミンAの誘導体であるレチノイドの一種で、主に重症の尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられる内服薬です。
皮膚の皮脂分泌を抑え、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑制する効果があります。
今回はそんな「イソトレチノイン」がいつから効果が出るのか、また注意点など詳しく解説します。

イソトレチノインに加えることにより、効果や持続をさらに高めることができます。

イソトレチノインは、内服の積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。