患者様のお肌の状態に合わせて、ハイドロキノン・トレチノインを処方します。


トレチノインは皮膚の古い角質を剥がし肌のターンオーバーを促すことで、シミ・そばかす・肝斑・ニキビ跡を改善する治療です。また、同時にコラーゲン生成も促進されるので肌にハリをもたらし、小じわの改善やアンチエイジングにも効果的です。


※池袋皮膚科のハイドロキノンは4%〜10%と高濃度で効果が期待できます。

今回は、トレチノインとハイドロキノンの効果や副作用、併用することによるメリット、使用方法などについてわかりやすく説明します。

約2ヶ月の治療で、このようにキレイになりました。まだ、薄くは残っていますが、何年も悩み続けていたシミが、第一段階で、これだけ薄くなりました。
肝斑(かんぱん)と呼ばれるシミは、
(1)トレチノイン治療(ビタミンC、トレチノイン+ハイドロキノン)
(2)レーザートーニング
(3)内服治療(トラネキサム酸・シナール・ユベラ)
(4)トラネキサム酸&ビタミンC誘導体のイオン導入
などの組み合わせで、約2ヶ月くらいで、これくらいキレイになります。
トレチノイン治療は、御自宅で、自分で塗る治療になります。2週間ごとの検診で、お肌の状態はチェックさせていただきますが、とても人気の治療です。ご希望の方は、お問い合わせくださいませ。

トレチノインやハイドロキノンは、シミの治療薬として代表的な外用薬です。

上田皮ふ科で処方するトレチノインは、院内で作成することで生成したての新鮮なトレチノインのみを販売しています。より効果的なトレチノインの作用をご実感ください。

大阪大学美容医療学寄附講座と薬品会社との共同研究から開発されたトレチノインで、シクロデキストリン(環状オリゴ糖のこと。シクロデキストリンは、様々な物質と複合体を形成し、物質の安定性や溶解性の向上および徐放効果(長期間薬剤の効果を発揮させる働き)を高めたりする性質があり、食品や化学品などにも幅広く応用されている)で包接(ほうせつ)(性質の異なる2つの物質の複合体を作る働きのこと)したトレチノインのことを指します。この「シクロデキストリン包接トレチノイン」=略してCDトレチノインは、従来のトレチノインよりも低刺激で、副作用の軽減が図れることがから効率的に持続的にトレチノイン治療が可能であると考えられます。

実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。

現役美容皮膚科医Dr.高須英津子が、皮膚科学をもとに研究、開発した、タカスホワイトパウダーは新型ビタミンC誘導体APPS*1とビタミンE誘導体TPNa*2を配合したパウダー状美容液です。
ビタミンC誘導体は出来てしまったメラニンを薄くする作用があります。酸化しやすいため、フレッシュな状態でお肌に届けるため敢えて粉末にしています。
セルコンディショニングローションは出来るだけ刺激をおさえてありますのでトレチノイン治療の間も安心して使用していただけます。古くなった角質を分解し柔肌へと導き、お肌の水分の蒸発も防ぎます。

こちらの方は、トレチノイン&ハイドロキノン外用のみで治療した方です。
だいたい3ヶ月ぐらいを目安に治療していきます。
治療中は、ほんのり赤ら顔になって、カサカサ皮がむけて乾燥します。
その間は、メイクのノリも悪くなりテンションが少し下がりますが、それを乗り越えると、シミなどが薄くなって、さらに肌がツヤツヤになり、毛穴も閉じていきます。また、小ジワがうすくなることもあります。
月1回フォトフェイシャルM22、トリニティプラスを照射しつつ(外用内服とは皮膚への作用がちがうので)、ご自宅でのケアとして塗り薬や飲み薬をすると、より早くより細部まで美肌になれるので、お肌の状態によっては、クリニックでのお手入れも併せて行っていくと良いです。

トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)

少し待ち、トレチノインが充分に乾いてから、ハイドロキノンを患部より広めに塗ります。

30代の女性です。
治療前は、両頬に薄いシミが散在していました。
今回は、ピコレーザーで両頬当て放題10万円で治療後、お肌全体のくすみを取るために、ピコレーザー1ヶ月後から、トレチノイン治療を併用しました。
(皆さまに、ピコレーザーとトレチノイン治療のセットをオススメしています。)
ピコレーザー1回照射して、その後トレチノインを1ヶ月塗りました。
今までなかなか難しかった、「薄いシミ」がキレイになりました。
マスク期間に、大人気の治療です。


トレチノイン・ハイドロキノン療法は、漂白期と治癒期に分かれます。

当院では、シミに対して有効な外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)と、内服薬(トランサミン・シナール・ハイチオール・ユベラ)を処方いたします。
外用薬は朝晩のお手入れに加えるだけでよく、治療中でもお化粧は可能です。内服薬は1日3回飲み続けることで徐々に効果が表れてきます。
※治療は保険適用外の自由診療となりますので、初診料3,300円(税込)を頂戴します。

ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果の高い物質です。

ハイドロキノンは、1940年台から米国で美白剤として使われはじめ、現在では世界中で使われている歴史の長い安全性が確立された美白剤です。ハイドロキノンの美白効果は非常に高く、リン酸化ビタミンCや化粧品に含まれるアルブチンの約100倍の効果があるといわれています。現在までさまざまな化粧品会社が美白剤をつくってきましたが、ハイドロキノンより効果があり安全な美白剤はいまだ開発されていません

③トレチノイン塗布20分経過した後にハイドロキノンを塗ります。

①漂白期:治療開始2~6週目ではトレチノインおよびハイドロキノンを併用し、表皮メラニンの排出を促します。多くの場合は治療開始後3~4日のうちに皮膚が紅くなる皮膚炎症状と、ターンオーバーの亢進により落屑(皮膚の皮がうすく剥ける状態)、乾燥がみられます。

しかし、ハイドロキノン単独による治療では、効果を得るのに時間がかかります。

ハイドロキノンは強い成分なので、誤った方法で使用すると、赤みや白斑など皮膚の症状が起こることがあります。そのため医師に処方された濃度の薬剤を決められた期間だけ使用することが大切です。

トレチノインとハイドロキノンを使用する前に注意すべきポイントは以下のようなものです。

この記事では、ハイドロキノンとトレチノンの効果や副作用・使い方について詳しく解説しています。ハイドロキノンとトレチノインをケアに取り入れたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

トレチノインやハイドロキノンは、市販薬を入手することも可能です。

②治癒期:シミが消失あるいは軽減した段階で治癒段階に移行させます。トレチノインを中止しハイドロキノンのみを広範囲に外用します。

ハイドロキノンを重ね塗りしたり、漫然と使用することは避けた方がよいです。

トレチノインはターンオーバーを促し、皮膚の深い部分にある茶色いシミを押し出す作用があります。その部分にハイドロキノンを塗ることで、よりシミを薄くすることが期待できます。

トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。

年ほど前、私は、私の師匠の人である当時皮膚科の大御所であった戸田医師にトレチノインとハイドロキノンによるシミ治療法を伝授してもらいました。この治療法は当時としても決して新しい治療法ではなく、年代に東京大学で行われていたレシピによるものでした。

トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。

ですから、このクリームは強力な美白剤となります。市販の美白製品では、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスなどを配合した化粧品や医薬部外品が多数ありますが、成分の作用がハイドロキノンに比べて非常に弱い(100分の1程度)ため、市販されている濃度では実際の効果は全く期待できません。強い薬はいいことばかりではありません。特にトレチノイン治療のように角質を取る治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリすることがあります。刺激が強い場合は、このハイドロキノンを一時中止するのではなく、トレチノインの方を一時お休みしますが、必ず医師の指導をお守り下さい。

シミ、しわ、ニキビ痕に高い効果の塗り薬です。 トレチノイン・ハイドロキノン療法はシミをとる方法のひとつで、美白効果もあります。

ビタミンAが肌の若返りにとって非常に重要であることはエイジングケアの常識ですが。このビタミンAの誘導体であるトレチノインは生理活性がビタミンAの約100~300倍と言われています。トレチノインは米国では、シワ・ニキビの治療薬としてFDAに認可されて多くの患者さんに愛用されています。

トレチノイン・ハイドロキノン | 肌のクリニック 高円寺 麹町

トレチノインはハイドロキノンと併用することで、さらに高い効果と期待できます。なぜなら、だからです。

色素沈着を改善! トレチノイン軟膏とハイドロキノン軟膏を混ぜて皮膚に塗布することにより、ニキビやシミを改善。

トレチノインクリームですでに作られているメラニンの排出を促進し、ハイドロキノンで新たなメラニンの産生を抑制することが治療の柱となります。。

ハイドロキノン・トレチノイン使用中は日焼けに注意し紫外線対策をしましょう ..

ハイドロキノンはシミや肝斑の原因であるメラニン色素の生成を抑制し、メラニン色素の原因であるメラノサイトの数そのものを減少させることで、シミ・そばかす・ニキビ跡(色素沈着)を改善すると共に美白効果が期待できます。

・トレチノインは表皮メラニンの排出を早め、ハイドロキノンはメラニンの生

トレチノインクリームと併用していただくとより効果的です。ただし、このときにはレーザー治療は併用できません。

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ハイドロキノンは空気酸化や光分解しやすい特徴があります。薬剤の変性を防ぐために、使用していないときは冷蔵庫で保管することが大切です。明らかに変色している場合は、使用を避けましょう。