こんにちは。 アレグラ、小青竜湯とも、基本的にどの薬とも併用可能です。 ..
エフェドリン類を含む処方薬の例としては、フェキソフェナジン(アレグラ®の成分)とプソイドエフェドリンの配合剤(主な商品名:)があります。先ほど、小青竜湯とアレグラ®などの抗ヒスタミン薬を併用するケースがあることを紹介しましたが、小青竜湯とディレグラ®配合錠を併用した際には、エフェドリンの作用が過度に増強されることが考えられます。もちろん、処方薬に関しては、仮に成分が重複していたとしてもあえて併用するケースがありますが、交感神経の興奮に伴う諸症状に対しては当然注意が必要です。また、市販の薬(総合感冒薬)や鼻炎用薬には、エフェドリン類が含まれていることが比較的多く、仮にこれらの薬と麻黄を含む漢方薬(麻黄剤)を知らず知らずのうちに併用した場合、先ほど同様、交感神経の過度な興奮による諸症状が引き起こされる可能性が高くなるため、注意が必要です。
清肺湯と小青竜湯とアレグラの同時併用について。2020/03/07
[1]一般社団法人 日本内分泌学会 原発性アルドステロン症
[2]一般社団法人 日本神経学会 ミオパチー
[3]鼻アレルギー診療ガイドラインー通年性鼻炎と花粉症-2023年度版(改定第10版)
[4]渡辺賢治著 マトリックスでわかる!漢方薬使い分けの極意
[5]通年性鼻過敏症に対する小青竜湯の臨床効果 荻野敏他(1991),耳展34:補:1〜7
[6]日本東洋医学会EBM委員会エビデンスレポートタスクフォース 呼吸器系の疾患
[7]江頭洋佑他(1995)気管支喘息に対する小青竜湯の臨床効果,日本東洋医学会雑誌 第45巻 第4号 859-876,
[8]馬場駿吉ら(1995) 小青竜湯の通年性鼻アレルギーに対する効果 二重盲検比較試験. 耳鼻咽喉科臨床 88(3): 389-405
このうち、一番使いやすいのは「小青竜湯」です。「透明な鼻水がダラダラでてくる」という症状に有効な薬で、まさに花粉症の症状にピッタリですよね。麻黄のエフェドリン、芍薬のペオニフロリン、肝臓のグリチルリチンにより炎症を抑えつつ、スギ花粉で誘発されるケミカルメディエーターを抑える作用があります。
咳が続いているのですが、市販薬の小青竜湯と清肺湯を併用しても大丈夫でしょうか。 他にアレルギーで皮…
なお、麻黄は小青竜湯だけでなく、後で登場する葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)などの構成生薬にもなっているため、自身の持病が注意すべき病態に当てはまる場合には、事前に医師や薬剤師などに相談しておくことが、より安全かつ有効的に漢方薬を活用するポイントの一つと言えます。
実際、小青竜湯をスギ花粉症の鼻炎症状がある15名に投与したところ、
鼻水サラサラの場合は,小青竜湯と言う漢方薬が効果的。 なるほど
小青竜湯には麻黄(マオウ)という生薬が含まれていて、この生薬には主にエフェドリン類(エフェドリン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリンなど)いう成分が含まれます。エフェドリンは交感神経を興奮させることで、血管収縮作用や拡張作用などをあらわすため、のに対しては、鼻粘膜の血管を収縮させることで鼻づまり(鼻閉)を改善する効果や、気管支を拡張させることで咳などの呼吸器症状を緩和する効果などが期待できます。ただし、その一方で、交感神経の興奮による心悸亢進、血圧上昇、排尿困難などの症状が引き起こされる可能性もあります。そのため、心臓病、、関連疾患(など)、などの持病がある場合には、これらの病態に影響を与える可能性もゼロでなく、注意が必要となります。また、麻黄は食欲不振などの胃腸障害(消化器症状)を引き起こす可能性があるため、胃腸虚弱の体質がある場合にも注意が必要です。
などのの治療薬としてはがよく使われていますが、この薬は少なからず眠気や口渇などの副作用が懸念されます。小青竜湯は、これら副作用に対しての懸念がかなり少ないこともあり、抗ヒスタミン薬と併用したり、抗ヒスタミン薬の代替薬として使われることもしばしばです。
小青竜湯 | くすき内科クリニック|糖尿病・甲状腺・生活習慣病
葛根湯は主に体力が比較的あり(実証寄り)、頭痛などを伴うの引き始め(急性期)に使われますが、鼻やなどの改善も期待できる漢方薬です。この葛根湯を元に、川芎と辛夷を加えた本剤は、からだが冷えやすく(寒証)、鼻づまり(鼻閉)が強いなどのな症状に対して適するとされています。構成生薬のうち、麻黄(マオウ)は先ほどの小青竜湯にも含まれている成分で、血管収縮作用などによる鼻炎症状の改善が期待できます。また、辛夷には抗アレルギー作用や抗炎症作用などが期待でき、特に鼻づまりの症状改善に適する生薬成分です。
この記事では、花粉症の市販薬タウロミンと漢方の葛根湯や小青竜湯やアレグラとの飲み合わせについて、漢方専門の現役薬剤師の私がお話します。
さらに鼻づまりに効く抗PAF作用(他のH1 blockerにはない作用)も合わせ ..
回答5:虎龍湯は強力な麻黄剤であり、残念ながらお勧めすることはできません。麻黄剤は胃腸の弱い方や狭心症などの心疾患を有する方と尿閉が起こりやすい方には不向きなのです。胃もたれタイプの方でしたら、六君子湯合麻黄附子細辛湯や苓甘姜味辛夏仁湯がお勧めです。これに眠気の心配の少ないタリオンやアレグラといった第2世代の抗ヒスタミン薬を支障(口渇など)のない限り併用して頂いています。よく口内炎ができるタイプの方は清熱作用のある黄芩・黄連が配合され鼻閉にも効果のある半夏瀉心湯がお勧めです。
当院では、比較的眠気の少ない第2世代の抗ヒスタミン薬(アレグラや ..
回答4:小青竜湯はもともと「うすい鼻水が出るタイプの感冒(かぜ)」に有用で、ダニやハウスダストに対する通年性アレルギー性鼻炎の臨床治験においても優れた成績を示したお薬です。しかし、私が2007年にスギ花粉症に対する小青竜湯の治療成績を検討したところ、その有効率は45%でした。これは花粉症が風邪(ふうじゃ)と熱邪の両面の性質を持つからです。炎症を生じて、発赤した鼻粘膜や眼球結膜を清熱する方剤が必要となります。麻黄と石膏が配合された五虎湯を併用することで治療成績は有効率87%と飛躍的に向上しました。
五虎湯と小青竜湯の同時併用、これが私の命名した「虎龍湯」の正体です。錠剤での服用も可能です。咳が出るような激しい花粉症状にも対応出来ます。他には越婢加朮湯、五虎湯合川芎茶調散など清熱に配慮した方剤を勧めています。
一方、元来冷え症で、麻黄附子細辛湯など体を温める性質のお薬がよく効く方もいらっしゃいます。
[PDF] 症状:①くしゃみ ②鼻水 ③鼻づまり ④目のかゆみ
この記事では、漢方薬の小青竜湯とアレグラ(フェキソフェナジン)といった抗アレルギー薬の飲み合わせについて、現役薬剤師が解説します。
(19)小青竜湯+(127)麻黄附子細辛湯 (19)小青竜湯+(95)五虎湯
小青竜湯を服用する際に、効果を最大限に引き出し、症状を改善するために役立つ生活上のアドバイスを紹介します。
[PDF] 特別対談: アレルギー性鼻炎、とくに 花粉症の漢方併用療法について
花粉症の漢方薬と言えば、小青竜湯が有名です。
レクサプロ、ソラナックスとの兼ね合いで少し出やすくなることもあります。
小青竜湯は体質によっても効果の出方が異なります。胃腸が弱い方には別の漢方薬をご提案する場合がございます。ぜひ一度体質チェックをお試しください。
フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラR️)に飲み合わせの悪いものはありますか?」に関する現役医師の回答がご覧になれます。
花粉症がひどいから、小青竜湯とアレグラと一緒に飲みたい!
2種類以上の薬を飲む時に不安なのが、薬の飲み合わせです。
体力や冷えの有無で適する薬は違ってくる? アレグラ®などとの飲み合わせは? 51 Share
咳、水のような鼻水や痰、くしゃみが続く風邪の初期症状に対して、小青竜湯は効果的です。この漢方薬には麻黄が含まれており、麻黄剤に分類されるため、身体の発熱を助け発汗を促進する作用があり、ウイルスの不活化に役立ちます。
西洋薬ではアレグラや数年前に出たビラノアなど、眠気の少ない抗 ..
というわけで、漢方薬の小青竜湯と抗アレルギー薬の飲み合わせについて、詳しくお話していきますね。
旅行や買い物等、出掛けると食欲がなくなり 食べられなくなります。 旅行
小青竜湯は、どちらかというと水のような鼻汁が出る方が主な対象になります。鼻が詰まっていたり、熱のこもったような感じがある方にはあまり小青竜湯は効きません。むしろ清熱剤という、熱を冷ます働きのある漢方薬が用いられます。
花粉症の鼻水に効果的な小青竜湯も飲んでみようと思いました。
本剤は、やなどに使われることも多く、鼻づまりが特にひどく乾燥感があるような症状の改善に適するとされています。また、先の2方剤(小青竜湯及び葛根湯加川芎辛夷)のように生薬の麻黄(マオウ)を含んでおらず、交感神経の興奮による諸症状に対して不適となるような体質・持病(心臓病、など)がある場合の選択肢としても有用です。
小青竜湯の飲み合わせ、禁忌があるかどうか知りたい
アレルギー性結膜炎は主に目のかゆみが特徴で、充血、涙目、目やになどの症状が現れます。小青竜湯には抗アレルギー・抗炎症の効果があるため、点眼薬と併用することで、角膜と結膜の症状を改善するのに役立ちます。
抗ヒスタミン薬に小青竜湯、葛根湯加川 辛夷、麻
ツムラの小青竜湯には、甘草が3g含まれていますが、
タウロミンに含まれる量はごくわずかです。
小青竜湯の飲み合わせ、禁忌があるかどうか知りたい
鼻アレルギー診療ガイドラインによれば、 とされ、Bランクの推奨度が与えられています。 そのため、花粉症の鼻炎症状にも使用されています。小青竜湯だけで治療を行うこともできますが、この漢方薬には麻黄(まおう)という成分が含まれており、通常は長期間にわたって使用するべきではないため、鼻噴霧用のステロイド剤などと併用して治療するのが一般的です。また、抗アレルギー薬と異なり眠気の副作用がないのも特徴です。
「葛根湯」と「小青竜湯」は、併用してもいいですか
気管支炎は、ウイルスや細菌による気管支の感染に起因する疾患で、通常風邪の症状の後に現れ、熱や痰を伴う強い咳が特徴です。一方、気管支喘息は、気道の持続的な炎症により、刺激に対して敏感な気道が狭くなり、発作的な呼吸困難を引き起こす疾患です。発作には咳や痰、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)が伴います。
軽度の気管支炎に対しては、小青竜湯が有効であるという報告があり、また気管支喘息に対しても、小青竜湯を気管支拡張剤と併用することで、痰の量、切れ、日常生活の点数、夜間睡眠の点数、くしゃみ、鼻水などの症状が改善することが報告されています。